Ｃｈａｐｔｅｒ：１１　【竜】

＜とざい とーざい

　　　　　　　　 　 !ヽ,　__ ,/{　　此処で会ったが七度目にござりんす
　　　　　　　　 　 !,ゞ´　　 ヾ　 囲んで挟んで追い落として 勝ちも勝ったりイタリアで
　　　　　　　　 　 ! !l iﾘﾉﾊﾘﾘ　 無敵の進撃阻むのは 老練手練の独裁官
　　　　　　　　 　ﾉ ﾘ |ﾟ ワﾟﾉ!|　 いかなる策を弄するか やる夫はいかに対するか～
　　　　　　 　 (´（ と「_l ｙ l_」つ＝　　　　 　 ＿＿
　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣＼　　　 ｜賢｜
　　　　　　／　　　　　　　　　　　旦　＼　 .｜狼｜
　　　　　│二二二二二二二二二二 │　.｜ホ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 .｜ロ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 　 ┬
　　　　　　======================　　　===

　　　　　　　　　　 -‐'´￣'´￣｀ ヽ､
　　　　　　　　　//, '///｀´| | | ヽ　､ヽ
　　　　　　　　〃 {_{ ﾚ|　　ﾚりりﾘ .ｌ彡|　
　　　　　　　　|!小 ｌ━　　　━ﾚ| ｌ │ |
　　　　 　　　 .ヽ| | 〓　　　 〓 |　| |、|
　　　　　　　　　| l⊃　､_,､_,, ⊂⊃ | |ﾉ.|
　　　　　/⌒ヽ__|ﾍ　　 ｀ー' 　　j. /⌒i !
　　　　　＼ /:::::|　l＞,､ __,　イァ/　 /｜
　　　　　　/:::::/|　|　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ |
　　　　　　｀ヽ< |　|　　ヾ∨:::/ヾ:::彡'　|



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：１０　【統べる者】

第3話「派兵要請」

';'.;'.';:,':;.ヽ..　 f;';:': ｒ';.';:;'.',';';､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,f;;ﾍ,
.';.,':';:.';',:;'j:;｀}.ゞ;':,ｆ.';:;';.:';',.;';;ﾒ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,k;i;ゞ;;t　.........:::::
':';.;';:;'.:,'.';:ﾞ､r';:`Y;':';.,';':';.;' ..;;`;　　　　　 　 l!　　　　　　.......... j;ゞ;;ﾍ;;ヾk :::::::: ,.,
;':';',:;';':. ;':'.;'､:';';ｆ;.;':,;';.;...:';:;'.:;;冫　　　　　　}{ ......:::::::::::.:.:.:.:. : ,i';f;ゞ;ﾍ;ゞ;ヾ :´::::::
;';':';. .';:;'.;'.';':'};; ゞ;.;':';'.';',;:'.':' .;′　 ........::::: {:} :.:.: : : : : :　 ,. ,t;'ゞｿ;y;ゞ;;ﾍ;ゞ :::::::
;':';'.';:,';.;';.:';;'f;､;.'､;:;',':';.,' ,.,:':';"..::::::::::.:.:.:. : {ﾆ} : : : :　.,..::´: 'K;ゞ;;ゞ;ｨ;;;Y;ゞ;{, ::.::.:
;';.;';':':.;';:;.;';i;';:;`i;.;ゞ:;:;';;.';:;';';″:.: : : : _.. ‐''￣ヽヽ､ ´::::::::::: `,;`ﾆ;ﾒ;;ゞ;;f;ゞ;;k :.::.:
;:;';:;';.;';.:';k';:;':';.;:i';!ﾞｉ:i`ｌ:l|"':: ,__..__-‐＿＿＿＿`_､,`__､__, 〃;;ヾ;;ゞ;;ヾ;;ｯ';ゞ;ﾒ, :.:
`:;';:l〃";';:;';:;';:ｿ' :.l!l､|:l|､、　￣｀.ヾ､=ヾ=ヾ= Ｙ=７'´￣.: ,ｿ;y;ゞ;_;;ﾒ;;~_;ゞ;;ゞ;y、
: :. 'ｌil't;､;:';';';ｲｌ:. :.´:.:.ｌl:|::.:.｀丶.´:::::: |冂l冂l冂|[[l| ::.::.::.:: ゞ;k';_;ｌｨ;'ﾆ';ﾊ;Y;;ゞ;"ｲ
:. :. lｉl:l.ｌ´l:i` ;l!l;.:.:. :.:.:|l:|:. :.ﾞ:.:.:..｀ ,[l盂盂盂盂l]莖l]､::.::.::.: ;t~;;ゞ;;y;.ヾi;,ヾ';iゞj'.
: :. :lｌl:'':.:,l:l;,:.:~ﾞ:.:. :. :.;ｌl:|:.　,_._-_'＿＿＿＿＿_ヽ､,.__`_､_, ﾒ;t;ゞ;_;tイ;~ゞt;;"Y :
:.ﾞ:.:.lｉl:.. :.~:.ﾞ:. :. :.ﾞ:. :..'^::. :.:. ￣｀ヾ､==ヾ==ヾ=Ｙ'=７'´￣: ,ゞ''ｯ~,;;t;ゞゞ;;ﾍ;i;k' :::
:. ﾞ:,jｌl､:. :. ﾞ :. . :.｀:. ゛:. :. :.ﾞ:. :. :. :.　|冂冂冂冂|［[l|｀`::.､ kY,;;ｿ;;yゞ;;ヾ;ゞ;;ゞﾞ.::.:
: :. ﾞ:~:. ﾞ:. :.｀: :. :.゛:. :.゛:. :.｀:. :.゛　,[｢盂盂盂盂l]莖l]､ ﾞ:.: ~ゞ;;ｿ;ィ;j;t;';ﾒ'　 ..::.::.:
,t'ゞk'tyﾒ,,ﾞ_　ﾞ:.゛:.ﾞ:.`:.ﾞ:.゛: ,_._-_'＿＿＿＿＿__ヽ､,__`_､__, :..`~'ｉ':ｉl`i′｀｀`'':;..,
YゞKゞﾒヾ`ゞ､,,､ ゛: ﾞ:｀:.ﾞ:.　￣｀ヾ==ヾ===ヾ=Y '=７'´￣ .. ｀:.: |l:ｉi!;| ﾞ: ゛: ｀:.ﾞ:.:
kゞ,Yﾊ'ｿ;ヾﾍゞYｿYゞ､,, ﾞ:. 僉 :.　|ｌ冂｢丁 |冂ｌ|［[[l| :.ﾞ:.^:.｀:.`:.: |i:ｉl!;l;t,:y､,_ ﾞ:.ﾞ:
ゞt;ゞ〃ゞﾍY〆ゞﾍゞヾﾒt' 幵 }}王王l]⊥[l王王{{王{ ﾞ:.`:. ,rｿ';tゞ;ｯ';'ゞ;ヾゞ、:.
ヾゞtゞkゞゞ;l!_kﾒ'ﾇﾍゞ;k",_,l_|,__.|_l/i!7三7'￣,,l_冂,｢,.,, ,_ ,t'ｯ';;'ﾒ;y;ﾍゞ;;ヾ;ゞ; _,

366年、僧侶である楽ソンらにより、世界遺産である敦煌の「莫高窟」の造営が始まる。
最古の窟は5世紀前半のもので、それ以前のものは後世に新たに掘った際に潰している。

※現在の情勢
華北の西半分を領有している前秦（やる夫）、華北の東半分を領有している前燕、
華南、四川を領有している東晋の三国鼎立状態。

９月上旬
練習終了後

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　ほう……
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　これがうちの学校の駅伝のタスキですかお
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：９　【やさしい友だち】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 r　　　　　　　ィヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　　 　　| ヽ.　　　　 / / |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ j　　vl!,⌒ `'ﾉ､ノ
.　　　　　フーッ　フーッ！　 　　　　　　　　　　　 ｨ!::::|ゝ'　　＼ゞ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　' /| :::|ノ　　　　iゞ､.ヾ! ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　,／　/　|!__|　　　　　ゞ,..ﾉ`ヽ,ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　,. '　 '　　　|!　! ｲ!rz 　 　 　 　 ﾉ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ　　　　ﾉ' ″ ||　　　 ゝ　　　,　 !
　　　　　　　　　　　　　　　 　　／ 　 　 　 ﾚ'/　 |r=ォ 　 　 i　 　_j._ l!
　　　　　　　 　 　　　 　　 　／　　/!　l!ﾚ''"/　　ハメ＼　　　／,. --ヽ
　　　　　　 　　_＿＿＿ ,.／　イ　/ﾉ!L,ﾉ　/　　∧| ＼:::＼r/:::/ヽ. 　 !′
　　　 　 , 　"´　　　 　 　7／ノ／ 　 　 ／　　/ 　ゞ.._ ＼::rt::/　　ヽ　ﾞ ､
　　　／　　 　　 　　　/　　　　　　　 '　　　　 ' 　　　　`rーゞﾗ　rｬ　　　 i　　　　『よし！もう一息だ！』
　 ／　 ,／　　　　　　'　　　　　 ／　　　　　/　 　　　 /　　 ヽ..:.:ゞ!､,.._ ,.:j
./　　ﾚ　　　　　　　'　　　　　　　　 　 　　　,　　　　　/　　　 　ゝ':.´: : : ./ 　　　 「頑張れ、クサレガール！」
'　　 ' 　　　　　　 i　　　　　　　　ヽ　　 　 　 　 　　 /　　　　　　` ﾆﾆフ
　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　 l　　　　　　　:::l　　　　　 　　 　　 　　 　　 　　イ　l
　 l　　　　　　　:::|　　　　 　　 　,, 　 　　 　　 　/　 　|
　 l　　　　　　　:::|　　　　/　　　　ヽ　　　　　　 ' 　 　|
　 l!　　　　　　　::|　　　　　　　　　　ヽ　　　　/ 　 　,.′

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：８　【世界のかたち】

＜とざい とーざい
　　　　　　　　　　　　　　　　　高きアルプス踏み越えて 降り立つやる夫ハンニバル
　　　　　　　　 　 !ヽ,　__ ,/{　　その目に映る平原の 彼方に見ゆる軍団は
　　　　　　　　 　 !,ゞ´　　 ヾ　　世に名の響くローマ軍 剣先揃えて進み征く
　　　　　　　　 　 ! !l iﾘﾉﾊﾘﾘ　　 守るも攻めるも敵地とて いかなる術にて対するか
　　　　　　　　 　ﾉ ﾘ |ﾟ ワﾟﾉ!|　　　とくとお手並みご覧じろ～
　　　　　　 　 (´（ と「_l ｙ l_」つ＝　　　　 　 ＿＿
　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣＼　　　 ｜賢｜
　　　　　　／　　　　　　　　　　　旦　＼　 .｜狼｜
　　　　　│二二二二二二二二二二 │　.｜ホ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 .｜ロ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 　 ┬
　　　　　　======================　　　===

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　こんばんは、いつでもどこでも常識的に考える
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　やらない夫だろ。
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　 ＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　かがみのせいで
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　「恋多き男」や「手ぇ出し過ぎ」など
.　 |　　　　　　 　 }　　　　　　 不本意な評価を受けたが……
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　 ＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼

＜とざい とーざい

　　　　　　　　 　 !ヽ,　__ ,/{　　　　ふるさと離れ幾百里 エブロの流れを越え征きて
　　　　　　　　 　 !,ゞ´　　 ヾ　　　 目指すは遥か伊太利亜羅馬 行く手を遮る重装歩兵
　　　　　　　　 　 ! !l iﾘﾉﾊﾘﾘ　　　 草生す骸か勝者の玉座か やる夫の明日はいずこにありや～
　　　　　　　　 　ﾉ ﾘ |ﾟ ワﾟﾉ!|
　　　　　　 　 (´（ と「_l ｙ l_」つ＝　　　　 　 ＿＿
　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣＼　　　 ｜賢｜
　　　　　　／　　　　　　　　　　　旦　＼　 .｜狼｜
　　　　　│二二二二二二二二二二 │　.｜ホ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 .｜ロ｜
　　　　　 │■　■　■　■　■　■ │　 　 ┬
　　　　　　======================　　　===

…1582年2月、武田勝頼は親族衆でありながら離反した
木曾義昌に対して討伐の軍を起こした。
ﾟ　　　。　　　　　゜　　ﾟ　　　。　　　　　　　　゜　ﾟ　　　。　　　　　　　　゜
　　　　　　　　　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜　　　　゜　　　　　ﾟ　゜　　｡　　　。
　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜
ﾟ　　　。　　　　　゜　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜　　ﾟ　　　。　　　　　　　　゜　ﾟ　　　。
　　　　　　　　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜　　゜　　｡
　　。　　　　　　　゜　　　　゜　　　　　ﾟ　゜　　｡　　　。
　゜　　　｡　　　。　　　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜　　　　　゜
　　　　ﾍ　l ﾉ　r　　ゝＹイｿ。　　　　　　　゜　　ﾟ　　　。
　　 ゜　゜ヽＹソ　　　ヾｖﾉ／　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜
　　　　　　|i|　　　　　||i。　　　　　　　　　　　　　　　　　゜　　ﾟ　　　。
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''､.''"""'ﾞﾞ''''''''"""'､.""''"''''"""''"""'''''"""''""
..:.:.:.｡.. . ..　.:.o:.. . ..　. ..:.:. .ﾟ.Ｏ.:.:..｡..ﾞﾞﾞﾞ''''''''''‐-- ､,,,,,_　　.~ﾞ"'ｰ-. . ..:.:.:.｡.. ..:.:. .ﾟ.Ｏ.:.:..｡.. .. .
..:.:. .　｡　　　。　　　　　　　゜　　　　゜　　　　ﾟ　゜　　｡｀ﾞ''ｰ-、　　　。　`'‐.､,,
　゜　　｡　　　。　　　　゜　　゜　 ..: . ..　.:.o:.. . ..　. ..:.:. .　,,,,-‐'゛　　　　　.　,,''　゜　　ﾟ
　　:..｡.　. .. . :. 　.ﾟ.Ｏ　　　　　　　.:.:..｡.. .. ._,,.--ｰ''''''"ﾞﾞ　　　　　　　　　,,-‐'゛
。　　　　　　　゜　　｡　　　。　　　　　　　゜　　.　.:.o:.. . ..　. ..:.:. .　　゜　　　　　ﾟ　゜
武田信豊に率いられた武田軍は、雪の残る悪路に苦労した上、
2月17日、鳥居峠にて惨敗、求心力は急速に衰えていく。

～あらすじ～
　　　　 ＿
　　 .,'´r=＝ﾐ､　　　　やる夫はバブルが弾けて経営難に陥った工場の経営者。
　　 i 《ﾘﾉﾊ从)〉　　　資金繰りに困ってやらない夫の銀行にお金を借りに行ったわけど、当然拒否。
　　从(l|ﾟ ヮﾟﾉﾘ　　 　 やる夫は仕方なく、やらない夫の手を借りながら工場の再建に乗り出したの。
　 　 ⊂lｊ京iつ　　　　途中、ストライキを起こされたり、品質問題に直面したり、労基署に査察を受けたりしたけど、
　　 　 ぐ/_ｌ〉　　　　 なんとか、自分の信念に基く生産現場を作り上げたわ。そん中、やる夫は
　　　　 し'ﾉ　　　　　 やらない夫から営業を経験しろといわれて、紹介された会社に入り込んだのよ。

　　　　 ＿
　　 .,'´r=＝ﾐ､　　　　最初は自信満々だったやる夫は、その根拠無き自信を打ち砕かれたわ。
　　 i 《ﾘﾉﾊ从)〉　　　そんな中開かれた会社の歓迎会でやる夫は自分の招待を、自らばらしてしまったわ。
　　从(l|ﾟ ヮ＾ﾉﾘ　　　 黒井部長になんとか助けられて、ごまかしたつもりだったんだけど、
　 　 ⊂lｊ京iつ　　　　一次会終了直後に強制連行されてしまったわ。今回、やる夫は営業について悩むようね。
　　 　 ぐ/_ｌ〉
　　　　 し'ﾉ

※これまでの過去スレについては、「あんそく」様・「働くモノニュース」様に保存していただけていました。
　よろしければご覧になってください。

～バー『ギコ』・23:00～

／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|　 最近景気が悪くてさぁ・・・マスター
＼＿　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　｜ ／　　　　　　　　　　　　 ／ 俺に愚痴んじゃねー
日　 ∨　Ⅱ　Ａ　Ⅲ　　　　　　 |　 　ごるぁ！
≡≡≡≡≡≡≡≡　∧ ∧ ＜＿＿＿＿＿＿
　Ⅲ　∩　［］ Ｗ 目　(ﾟДﾟ,,)　　
＿_ ∧ ∧＿＿＿＿_ |つ∽
　　( 　 　 )日　　　　　￣￣￣￣
― /　　つ―――――――
～(＿__ﾉ 　
　━┳━ 　　━┳━
￣　┻　￣￣￣┻￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：７　【破界の王】

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：６　【そして、一つの決意】

《《《Ａｐａｒｔｍｅｎｔ　*　Ｓｌｕｍ　*　Ｊｕｒｉｓｄｉｃｔｉｏｎ：Ｆｌｏｏｒ》》》


≪数年前≫


　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　
　　　　／ 　　 （●） 　（●） ＼　　
　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　＼＿＿＿＿＿＿＿_／
　 　　 ＼　　 　　 ｀ ⌒´ 　 ,／　　| |　　　　　　　　　　|
　　　　ノ　　　　　　　　　　　＼　　.| |　　　　　　　　　　|
　 ／´ 　 　　　　　　　　　　　 　 　| |　　　　　　　　　　|
　|　　　　ｌ 　 　 　 　 　 　　　　　　| |　　　　　　　　　　|
　ヽ　　　 -一ー_~､⌒)^),-､　　　　| |_＿＿＿＿＿＿_|
　　ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニ-　　￣　　| |　　|

六話　【再会】
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : :　 : : : : 　: : : 　: : : : 　: : : : 　: : : 　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　: : : : 　: : 　: : : : : :　 :　　　　　　　　　　　　　　　: : : 　: : : :　 : 　: : :　 : 　: : : : :　 : : : : : : : : : : : : :

: 　: : 　: : : : : :　 : :　: : :　 :　 : : : 　　　　　　　　　　　　　　　: : : : 　: : 　: : : : : :　 : :　: : :　 :　 : : : 　: : :
: :　 　: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,∧ 　　　　　　　: : : : 　: : 　: : : : : :　 : :　: : :　 :　 : : : 　: : :　 　: :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,.／　::::＼
　　　　　　　　　　　　　　 ,/ヽ､.､／'″::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　.,/:::::::::::::::　　　　　　　:::::::＼
　　　　　　　　　　　　／　　　　 .､　::::::::ヽ　　　:::::::::::^''ﾞ＼
　　　　　　　　　　 _r'′　　　 ,,／　　:::::::::＼　　　　　::::::::::＼
　　　　　　　　 ._／　　　　　 .´　　　　　　 .ﾞ''-､　　　.‐､_::::::::::＼
　　　　　　　 .／　　　　　　　　　::::::::::::::::ヽ　　　　　　　:::::::::.'ｰ.ﾞ''＼
　　　　　 _,／′ :::::::::::::::: 　　　　　　　　　　　::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::
　 .,,,／ヽ　　　　　　,/'
　 ″　　　　　　　　 .,/::::::::::::::::　　　　′
　　　　　　　　　 .,,／

　　　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　:::::)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(|　:::,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|　::::|～
''"''''""""''"""'''''"""''""''''""'''''"''''""""'し`Ｊ''"''''""""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""'
'"´｀''"´"''""''''""''"''''"""''"""'''''"''"'''""'''::::::::''"""''""''''''''""''"''''"""''"""'''''"""'
''"''''""""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""'''''"""::::::::::'''''"""''""''''''''""''"''''"""''"""'''''"""'"''"""'''''"""''"
'"´｀''"´"''""''''""''"''''"""''"'''""'''''"''"""'''''":::::::::::::::"''""''''''''""''"''''"""''"""'''''"""'

　　　　　　　　　　　　　Ｃｈａｐｔｅｒ：４　【一つの覚醒】


《《《Ｌｉｆｔ　ｐｏｒｔ　*　Ｓｔａｔｉｏｎ　*　Ｊｕｒｉｓｄｉｃｔｉｏｎ：Ｆｌｏｏｒ》》》


　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／ ⌒　　⌒＼
　　　　　 ／　（⌒）　 （⌒） ＼
　　　　／ 　 ///（__人__）/// ＼
　　 　 |　　 u. 　 `Y⌒y'´　　　 |　やらない夫！　やったお、やっと合流できたお！
　 　 　 ＼ 　 　 　 ﾞー ′　　,／　やらない夫なら絶対無事だと思ってたお！
　　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　 　 / rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　|　ヽ〆　　　　　　　　|´　|

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／::::::::_ノ 三 ＼
　　　　　　　　　　|:::::::::: （ ■━■）
　　　　　　　　　　|　:::::::::::: （__人__）　…………
　 　 　 　 　　　　 |　　　::::::::｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　 　 　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 ヽ､.,＿＿ __ノ
　　　_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
　　/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_　l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_


　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　 ／（ ●）　（ ●）＼
　／　　⌒（__人__）⌒　＼　や、やらない夫？
　|　ｕ　　　　 ￣　　　　　 |　どうしたお、相棒の無事を素直に喜ぶお。
　＼ 　 　 　 　　 　　　 ／

　　　　　　　　　　　　　これは、小さな物語だ

３、初唐――漢詩の基本構造
　
　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.　　　　　　　　 ＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:,:.:.:　 ／　　　ヽ　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 /.:.l:.:.:/:/　　　:/ 　',　:l　　 ヾ`ｰ
　　　　　 　 　 　 　 　 /!:.:.|:.: l/　 〃 /　j　}　:|　 　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　/ｲ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ﾑ_/|　l 　ｌ }　 次は唐の時代
　　　　　　　　　　　　　N:.ﾊ:.:.:lｨfｱﾄ/　ﾚ　ｨ=ﾄ | /| ∧j　 唐の詩は大きく四つの時代に分けられる
　　　　　　　　　　　　　　ヽﾑ:.} c;_j　　　　c;ﾘ ﾙ iﾚヽ　　これは宋の時代の評論家が考えて、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ﾍ:ゝ　　　 .'　 　 小/　　　　明の時代に確立された時代区分
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ:{＞､ _　ｨ＜}/|/
　　　　　　　　　　　　　　 _, ｨr'´ヽ｛ __＿`}　ヽ､_
　
　　　 　　　　 |
　　　 　＼　　__　　／
　　　 　＿　（ｍ）　＿
　　　 　　　　|ミ|
　　　 　 ／ 　｀´　 ＼
　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　これは知ってるお！
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|　　初唐、盛唐、中唐、晩唐の四つだお！
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 M　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 M　　／@@＼
　　　　　　　　　　　　　@＠　　　　　／＠＼/＠@*@ M　　　
　_,,..i'"':,　　　　　　　@＠@＠　　 　/＠a@＠ヽ@@／＠＼　　
|＼`､:　i'､　　　　　＠＠@a＠*@ 　|@*＠@＠|@ /＠a@＠ヽ
.＼＼`_',..-i　　　　|＼＠＠＠／|　 ＼＠@@ノ ￣|@*＠@＠a|
　 .＼|_,..-┘　　　 |　　￣￣　　|　　　 ￣￣ 　　 .ヽ＠@@@.ノ
＿＿＿＿＿＿　　.|　ゴミ箱 　| @　　　　　　　　　 ￣￣￣
　小五　　　　 ||　　|　..　 　　　|　　@
　　 ロリの書. ||　　＼＿＿／ ＠







　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　…………ふぅ…………
　 ／ 　 （●） 　（●） 　 ＼　 　　
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|　　
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／ 　　　



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　賢者の賢者モード……
　 ／ 　 （●） 　（●） 　 ＼　 　　
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|　　
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／ 　　　

　　　 　　　　　　　　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　　　　//, '/　　　　　ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　　　 〃 {_{　_ノ '　ヽ_ ﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚｌ小oﾟ⌒　　⌒ﾟo从　|、i|
　　　　　　　 　 ﾚ⊂⊃ ､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ
　 　 　 　 　　　　 ヽ、　 ⌒´　 　j /　　　　やる実はもっと激しい人生を送りたいんだお。
　　　　　　　　　　　　ヘ,､ __,　イ

　　　　　　　　　　　　　-‐ '´￣￣｀ヽ､
　 　 　 　 　 　　　 ／　　／" ｀ヽ ヽ　 ＼
　　　　　　　　　 //, ' /乂　　　　　ヽﾊ ､ ヽ
　　　　　　　　 /〃从{_{　＼　　 ／,ﾘ| ｌ │i|
　 　 　 　 　　　ﾚ!小l,r‐､（●）　（●）从| 、i|
　　　　　　　　　Wri,ｿ　 .}⊃､_,､_,　⊂⊃/从i 　パソコンでゲーム作って
　　 　 　 　 　 __,r／ 　 ﾑ　 ゝ._）　　/ノ ﾘ人　　有名人になってみるお！
　　　　　 _／´　´ 　 ,.ｲ::::｀､.,､ __, イriWりﾉ
　　　,r‐/　 l　　 |　ｲ:| ﾍ:::::::ヽｰ |　ﾘiソ
　　　!　 ､　 '.　　|　 !:|　!ﾍ::::::::∨!＼_´
　　　ヽ　 ヽ._,ゝ-'　 ｀ヽ.|:.:.＼::::「|::::::::｀!
　　　く::`ト-'､二ﾆ=- ､__）:.:.:.:.ヽ:!|::::::::∧

　　 　　　　　　　　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼ 　　　そして
　　　　　　　　　//, '/　　　　　ヽﾊ 　､　ヽ 　　おとこにょこに囲まれる日々が
　　　　　　　　 〃 {_{　_ノ '　 ヽ_ﾘ| ｌ │ i| 　　始まるお・・・・・うへへへ
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ（ ≡）　（≡）从　|、i|
　　　　　　　 　 ﾚ⊂⊃ ､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ
　 　 　 　 　　　　 ヽ、　 ゝ._）　 　j /
　　　　　　　　　　　　ヘ,､ __lj,　イ

そして翌月、10月。

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）　　　　さて、そろそろ来年のダービーに向けて、
.　|　　　　 （__人__）　
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　 続々と２歳馬がデビューする時期か。
.　 |　　　　　　 　 }　
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼
　　　/　　　 く　　＼　　　 　 　 　 ＼
　　　|　　　　 ＼.　　＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒) ､　　 　 　 　 　 ＼

【五話　戴冠】

　　　＿＿
　　　|　　 ＼:　　　゜　.　． 　.　　・ 　　 。　. : 　。　: 　゜　* ／￣￣｜
　　　| 　　 　＼　:.　　　　: .　　　:　　:　.　　゜　*. 　　 . 　／　　　　　|
　　　＼ 　 　　 |　　　.　 .　 　　　.　。　゜　.　* : 　　　／　　　　　 ／
　　　　 ＼＿＿|　ﾟ　　*　　　　　　　　　*　.　　　　＿|　　 　　 ／ 　ﾟ
　ﾟ　　　 　,　 .　|￣＼,　 　　.　 .　 　　　.　。　　／　｜＿＿／。　: : +
　　　　　　......:::::＼＿|＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　|＿／　:::::::::::.........
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|＿|::::::::　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　 ＼　　　　　　　　　／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　＼ 　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::　　　　 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.￣｀／＼´￣.::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...........::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　＿
;,,, - '''' ''':‐-,, ,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,, - ''""""
　　　.........:::::::::::.." ''''‐- ,..,,,...　　__,, -‐- ,...　.-‐‐''''"　　....:::::::
　　.::::::::::::::::::::::::::::::_,, - ''" ""'''"" `'' -,..　　　　＼　　:::::::::::::::::
....:::::::::::::::::::::::::::-‐"　　　　　　....:::::::::::::::::..."''　-‐‐＼-,..,,.
　　　　　　　 ／　　　　....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　／／　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　.. :: :::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...:::: :: : : : :: ::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,.. _.::: . .. .... ::::::::::::::::::::::::
　　,　'　　゛゛゛゛゛"""　゛""゛"゛゛　　　""＿　ﾞ 　 ＿""　""ﾞヾ

～前回までのあらすじ～

　　　　 ＿
　　 .,'´r=＝ﾐ､　　　やる夫は工場の経営者。バブルが弾けて経営難になったわ。
　　 i 《ﾘﾉﾊ从)〉　　そこでやらない夫銀行にお金を借りに行ったけど、当然拒否。
　　从(l|ﾟ ヮﾟﾉﾘ　　 やる夫は仕方なく、やらない夫の助けを受けつつも工場の再建に乗り出したの。
　 　 ⊂lｊ京iつ　　 途中、色々なことがあったけど、なんとか生産現場を立て直すことに成功したわ。
　　 　 ぐ/_ｌ〉　　　 そんなある日、やる夫はやらない夫から「営業を経験しろ」って言われたわ。
　　　　 し'ﾉ　　　　紹介された会社で、やる夫は自信を打ち砕かれながら営業に挑戦し始めたの！

　　　　 ＿
　　 .,'´r=＝ﾐ､　　 そんな中、なんとか電話アポイントが取れたTNG興業に勇んで向かったんだけど・・・
　　 i 《ﾘﾉﾊ从)〉 　出てきた人が怖そうなおじさん！そして、商談で来たはずなのに何故か
　　从(l|ﾟ ヮ＾ﾉﾘ　　空調の調子を見る羽目に・・・。今回のやる夫は、営業について色々覚えていくようね。
　 　 ⊂lｊ京iつ
　　 　 ぐ/_ｌ〉　　　過去スレについては、「あんそく」様・「働くモノニュース」様に保存していただけていたわ。
　　　　 し'ﾉ　　　　よろしければお読みになってくださいね。
※前シリーズ「やる夫が工場を立て直したいようです」も、上と同様に「あんそく」様・「働くモノニュース」様に
　保存していただけています。こちらは営業の話ではなく、生産現場のお話になっております。
　一応、話の繋がりはありますので、よろしければご覧になってくださいませ～！

～TNG興業・応接室から移動中～

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　・・・・・
　　　／　─　 　 ─　＼
　 ／ 　 （○） 　（○） 　 ＼　（商品知識は覚えているとは言え、正直現物見ても直せるとは思えないお・・・）
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／　 （でも、ここで「実は機械はちょっとわからないんですお」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんて言ったらどうなるかわからないお）
　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒三 ⌒＼
　　　／（ ○）三（○）＼　　　　（ここはもう、覚悟と度胸を決めて、
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　| 　 切り抜けるしかないんだお！みんなを安心させるやる夫スマイルで頑張るお！）
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼ 　　　　やらない夫！
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ 　　やる夫は歴史を勉強したんだお！
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　| 　　漢詩についてはもう博士といっていいお！
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／
　
　
　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　Ｕ　 （__人__）　　漢詩……？　ほ、ほう……そうか
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　/　　　 く
　　　|　　　　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　((　(ヽ三/)　　　　　　　　(ヽ三/)　））
　　.　 (((i )　　　＿＿＿　　　( i)))
　　／ ／　　／_ノ 　 ヽ_＼　　 ヽ ＼
　 ( 　く　　／（ ●） 　（●）＼　　 >　）　　おんやぁ～？
　　＼　｀／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼'　／ 　　いつもやる夫をバカにするやらない夫さん
　　　 ヽ|　　　　　　 ￣　 　　　　|/ 　　　　ひょっとして漢詩は苦手かお？
　　　 　 ＼ 　　 　 　　　 　 　 ／
　
　
　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／ _ノ　　 ヽ_＼
　　　　|　 （●）（●）　|　　　うう……それは……
　　　.　|.　 （__人__）u　|
　　　　 |　　｀ ⌒´ 　　ﾉ
　　　.　 |.　　　　　　　 }
　　　.　 ヽ　　　　　 　}
　　　　　 ヽ　 　　　ノ

【今までのあらすじ】

やらない夫の助言で、プロの騎手になったやる夫。
騎手として日本ダービーを制するという目標を胸に、着実に成長を続けていた。
そしてデビューから６年目、皐月賞を勝ったやる夫は、遂にＧⅠジョッキーの仲間入りを果たす。

皐月賞を制したジップデークレとやる夫は、一ヶ月後のダービーに向けて、順調に過ごすのであった…。

（※予定より早い再開ですいません）

　　脳 ..３ ..栄　 /　　 ,､ｒ'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,､　 　　,r';;r"　　　　　　　　　　 _ﾉ
　　汁 .歳 .光　 L_ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　,';;/　　　　　　　　　　　　 ） 　 　　東
　　が .最 .の　　//;;／´　　　　　　　　　`' ､;;;;;;;;,,l;;'　　　　　　　　　　　　／ヽ　.と 京
　　止 .強. 　　 /.,';/　　　　　　　　　　　　　 ヽ;;;;,l;L_　　　　　 .,,､,--ｭ、　';;;;;;;;;i　な .優
　　ま .馬　　　l　|;|┌--‐フ　　┌----､､　　 |;ヾｒ''‐ヽ,　　,､ｨ'ｒ-‐''''''‐ヽ　';;;;;;く　!!　.駿
　　り ..決　　　i　 |l　~~__´ ､　　　｀`'__''''┘　　|;;;;;l rＯ:､;　 ´　ｨ○ヽ　　　　'i;;;;;厶,
　　ま .定　　　l　_|.　<,,O,> 〉　　 <,,O,,>　　　 |;;;;;| `'''"/　　　｀'''''"´　　　　 !;;;;;;;;ヽ
　　せ 戦　　 ._ゝ'|.　　　　/　　 、　　　　　　　|; ,'　　/　　　、　　　　　　　 |;;;;;;;;;;;;;ﾚ､⌒Y⌒ヽ
　　ん　　　　「 |　|　　　 （　　　 ）　　　　　　 .ｿ l　 ,:' 　　_　ヽ　　　　　　　.|;;;;;;;//-'ノ
　　　　　　　 ヽヽ |　　 　_,ﾆ　ﾆ,,,,,_　　　　　　　 ',　ゞ,'　'"'` '"　　　　　　　i;;;;;i, `' /
⌒ﾚ'⌒ヽ厂￣　 `|　,､ィ-‐''＿_'''‐-`,､　　　　 ''　 ',　i､-----.､　　　　　　　`''"i`'''l
人_,､ノL_,iノ!　　　',　　　:iﾞ''''''''''｀l'　　`　_人__人ﾉ_ヽ ヾﾞﾞﾞﾞニﾆ'＼　　　　　　　 ,'　 ﾄ､,
　　　　　　/　　　 ヽ.　　 L＿＿」　　　「　今 発　Ｌ_　ヽ〈　　　 i|　　　　　　　　　 Viﾞ､
ハ　ガ　　{.　　　　 ヽ.　　-､､､､　'　　ﾉ　 .週 走　 了ﾞ, ,ヽ===-'ﾞ ,'　　　　 ,　　　／/　ヽ
ハ　ハ　　 ヽ.　　　　 ハ　　　　　　　）　　の は　 |　　',.' , ￣　, '　　　 ノ　　／.／　 　 ヽ,
ハ　ハ　　　 ＞　　/|ヽヽ､＿＿_,,,,､ 'く　　日　　　 ＞　ヽ. ￣´　　　／　,､ ' ／　　　　 ／ ＼
ハ　ハ　　　/　　ノ. |　ヽ　　　　　　　フ　 曜　　　　/　　ノ:lゝt-,-‐''"　／ ,.ィﾞ　　　　 ／

今週末は競馬の祭典・日本ダービー。競馬ファンのテンションは月曜日からアゲ♂アゲ♂になる。
（日本ダービーは俗称で、正式には東京優駿と言う）

合宿が終わって数日後
喫茶「ＲＡＴＳ」
　　　| l
　　　| |　 /　　　　　ヾソ　　 ヾソ　　　ヾソ
　　　| |. //　　　　 ミ爻彡ｗミ爻彡ｗミ爻彡ｗ 、、
　　　| |//　　　 　 r─────────、 /| |　　　　　　　　　r─────────
　　　| |/　　 　.／|￣￣￣￣￣￣￣￣￣.ﾞ| |　| ./.　　　 　 　 　 |　|￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　| |　　　／／|　　　　　　 　 　 　 　 　 | |　|/　　　　 　 　 　 |　|＿＿ ＿＿＿＿＿＿
　　　| |　 ／／￣ 日 ￣￣￣￣￣￣/|￣/.ﾞ|/　 　 　 　 　 　 　 |　＼___,||＼
　　　| |／／　　　　　　　　　　　　　 /;;;||''''|　/　　　　　　　　　 　＼..　|　||__,;;＼
　　 ／／　　　　　　　　　　　　　　 /;;;;;;||__|,/　　　　　　　　　 　　 　＼|__||＿,,,;;;;＼
　／／||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||￣￣

第27話「江戸幕府」

この物語は、東照大権現、徳川家康が天下を取るまでの、
苦難の物語である。

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼ （ ;;;;(
　 ／　　＿ノ　 ヽ__＼) ;;;;）
／ 　　 （─） 　（─ /;;／ 　 内政と外交、同時に進行させるのはきついお。
|　 　　 　 （__人__） l;;,´|　　　内においては豊臣を抑えつつ、
/　　　 　 ∩ ノ)━・'／ 　　 徳川の政権を樹立し、確固たるものにしていくこと……
(　 ＼　／ ＿ノ´.|　 |　　　　外においては明と朝鮮との友好回復、
.＼　 " 　／＿＿|　 |　　　　そしてスペインやイギリスとの外交……
　　＼ ／＿＿＿ ／

やる夫は考えていた。
徳川政権の樹立には、何をおいても力が必要である。
そして、その力をつけるには、富を集めなければならない。