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怖い話書いてけ
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怖い話のコピペ集のような感じになっております。(実話もあるかもしれませんが)
読んだら呪われる等の自己責任系のものは一応除くようにしていますが、二つほど面白いと思ったものがあったので残してあります。赤字にしてありますのでその部分は自己責任でお読み下さい。

関連記事  不思議なコピペ集めようぜ!
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/06(日) 17:41:28.81 ID:NR6SLH9l0
何でも良い。
都市伝説でも自分の話でもコピペでも





6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 17:56:10.69 ID:Vq3z2+bY0
そんなに怖くないのですがきいてください
私がまだ4~5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。
まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
或る日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、湯船の
中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、湯船の横から階段状になりドア
が付いているんですね(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行った。
ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。
ワクワクして覗きました。・・・・・向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、ツマらない。いったん顔をあげました。
何を思ったかもう一度鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました
おわースゴい。夢中になって覗いていました。
ドアの向こうの気配、それとも何かが知らせてくれたのか
突然、私は目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように
乱舞していました。・・・・・・
私は息を呑みそこを離れ、コワくて母親にさえ話すことが出来ませんでした。



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:04:41.84 ID:Vq3z2+bY0
>>6の後日談です
子供の私は、あの出来事も速攻で忘れて日々を過ごしていました。
間もなく我が家は引っ越すことになり、家の大掃除した後、あの銭湯に行きました。
私は大掃除で見つけた色々なガラクタを後生大事に持っていったのです。
私は例によって風呂の中で遊んでいるうち、あのドアの鍵穴のことを思い出しました。
しかしあの恐怖を忘れていた私は、ガラクタを入れた洗面器を抱えて鍵穴を覗きに行
ったのでした。また向こう側は何かに覆われて何も見えない。
私はガラクタの中にあった箸を取り出し、おもむろに鍵穴に突っ込んだのでした。
瞬間、ドアの向こうでのドタバタする気配にたじろいだ私は、箸から手を離しました。
箸はブルブル震えながらそのままでしたが、やがてこちら側に落ちてきました。
先から数センチが折れていました。私はまた母親に何も言いませんでした。
その日を最後に、我が家は隣の市へ引っ越して行ったのでした。
数年後、小学生の私は、かつて住んでいたあの町に遊びに行きました。
真っ先に子供の社交場でもあった神社の境内に赴きました。
そこに行けば昔の友人達に会えると思ったのです。しかし予想に反し誰も居なかった。
いや、境内の裏の大木の前で、一心不乱に何かをやっている大きな男が居ました。
瞬間、かつての記憶が蘇りました。彼は我々から‘ミッキー’と呼ばれ怖れられていた
青年でした。透明に近いシルバーの髪、兎の様な赤い目、今考えるとアルビノであった
のかも知れません。そして彼は病的に粗暴で、メンコやベーゴマに興じる我々の中に
乱入しては、物を取り上げたり殴りつけたりを繰り返す素性が不明の人物でした。
その彼が目の前に居る。私は金縛りに会ったようになり、話し掛けることも逃げること
も出来なかった。彼は動作を止めると、ゆっくりとこちらを向いた。
彼の片方の目は潰れていました。



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 18:45:10.88 ID:Vq3z2+bY0
ある日、畳を入換えに着た職人さんが縁側でお茶を飲みながら言った。
「お宅様は非常に良い気が巡っていてよろしいですな。」と。
何のことか良くわからないが悪い気もしないので礼だけ述べた。
そのとき作業中の庭師が口を挟んだ。
「あんた分かってて言ってるんだろ?ホントは正反対だって。」
私と畳屋はギョッとした。 畳屋は苦笑いを残しそそくさと帰ってしまった。
庭師はそれから何も言わずただ黙々と仕事をするだけだった。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 18:48:19.38 ID:Vq3z2+bY0
G県H市のある村に、ある家族が住んでいた。
寝たきりで99歳にもなる祖父、その孫で5歳のA、そしてその両親。
昼間、両親は働きに出ている。
Aはとても好奇心旺盛で家の中を遊びまわっていた。
ある日、Aが何気なくふすまを開けると天井裏に通じる板が外れていた。
家の中にも飽きてきたAはしまってある布団をよじのぼり、そこに入った。
周りは想像以上に暗く、恐怖心が湧き上がった。
しかし、好奇心が勝り更に進んでいった。
しばらく歩き回っていると足元に箱があることに気がついた。
「こんなところにあるくらいだから、きっとすごいものに違いない」とAは考え、入り口のほうに運ぼうとした。
しかし以上に重い。子供の頭ほどなのに10キロはありそうだ。
仕方なく引きずっていくことにした。
だんだん入り口に近づくにつれ、箱の側面が見えてきた。
真っ黒で、ところどころ白い。ふたは黒い紙で固定してあった。
さらに近づく。さらに明るくなってくる。
真っ黒だと思っていた側面は、白い箱に黒い文字がびっしりと
書かれているようだ。ふたの紙も同様。白い紙に文字がびっしり書いてあった。
振り向いて入り口の位置を確認する。あと1m位だ。もう一度箱を見た。
そこで、あることに気がついた。
箱の側面にびっしりと書いてある文字。
それはお経だった。
蓋についている紙はお札だった



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 18:49:21.26 ID:Vq3z2+bY0
そのとたん、Aの体に恐怖が電気のように走った。
そのとき、前方の暗闇から「ペタ・・ペタ・・」という足音がしてきた。
Aはとっさに「それ」を絶対に見てはいけないと思った。
振り向いて逃げようとしたが、恐怖で足が動かない。
どんどんこっちに近づいてくる。あと少しで「それ」に入り口の光が当たる。
そうしたら見えてしまう。あと少し・・・・・もうだめだ。
と思った瞬間、Aの体は入り口の穴に落ちていき、布団の上に落ちた。
Aが顔をあげると、そこには寝たきりのはずの祖父がいた。
わけもわからず唖然としていると、祖父はいきなり「去れ!!」と叫んだ。
Aは混乱してきた。祖父は再び「もう十分であろう!!」と叫んだ。
祖父の顔を見上げる。しかし祖父はAをみていない。
入り口を凝視している。正確には、入り口にいる「それ」を。
しばらくその状態が続いた。とても長い時間に思えた。
五分ほどして、祖父はAにゆっくり
「後ろを決して振り向かずに、わしの部屋へ行け。いいな。絶対に振り向くな」
といった。
Aはわけもわからずままさっとふすまから飛び降り、隣の部屋を目指した。
そこで呆然と立ち尽くした。
さらに五分後、祖父がよろよろと部屋に戻ってきた。
今にも倒れそうだ。Aは祖父を支え、布団に連れて行った。
祖父は横になると、ため息をつきゆっくりと話し出した。
「A、今のはな・・・わしの・・・」
とまで言ったとき、向こうの部屋でふすまが開く音がした。
そしてまた「ぺタ・・ぺタ・・」という足音が聞こえてきた。




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 18:49:51.39 ID:Vq3z2+bY0
祖父はいきなりAの手をつかみ、布団の中に引きずり込んだ。
99歳とは思えないほどの力だった。
今度は祖父の部屋の扉が開いた。祖父の体はガタガタと震えていた。
そして何かつぶやいていた。よく聞こえなかったが、
「すまない」「許してくれ」「この子だけはやめろ」
と言う風にきこえた。Aはそのうち気が遠のいて目の前がゆれてきた。
そのとき布団の隙間から「それ」の足がみえた。
腐っているかのような紫色でところどころ皮膚がずり落ちていた。
そのままAは気絶してしまった。
気がついたとき、Aは祖父の布団に一人で寝ていた。
時間はあのときから五時間も過ぎている。
祖父は・・・? Aが家中を探してもどこにもいない。
両親が帰ってきて、警察がでてきても見つからなかった。
一週間後どうしても気になり、Aが恐る恐るふすまを開けると、
以前あった入り口は完全にふさがっていた。
Aは安心してふすまを閉めようとした。
そのとき、Aは見てしまった。
厳重にしめられた入り口の戸に挟まっている、祖父がしていたお守りを



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 18:55:02.22 ID:Vq3z2+bY0
俺が小学生の頃の話。
ある日、仲のよかったAが松葉杖をついて登校してきた。
怪我の理由を聞いても、何も教えてくれない。
Aは交通事故で父親を亡くしたばかりだったので、俺はとても心配した。
いくら聞いてもAは何も教えてくれないので、その日の前日にAと遊んでいたBとCにAの怪我の理由を聞いてみた。
BとCは少し困った顔をしたが、俺がAの親友だということで特別に教えてくれた。
B「昨日、Aのマンションの中庭で、三人でキャッチボールしてたんだよ。
そしたらCが暴投してさ。飛んでったボールを追おうとしてAが転んだんだよね。
それでAの足にさぁ・・・・。」
俺「足に?」
C「落ちてきた・・・。」
俺「何が?」
B「Aの母親・・・。」
俺「・・・・?!」
C「自殺だってさ。まだ生きてるみたいだけど、相当ヤバイ状態らしい。」

その日Aは早退し、次の日に担任からAの母親が亡くなったという話があった。
両親をなくしたAは、父親の実家に引き取られた。



26 名前:祖母の祈り[]:2008/07/06(日) 18:57:09.58 ID:+1xfzVSb0
私は大変なおばあちゃんっ子で、
中学になってもよく祖母の家に遊びに行っていました。
父方の祖母なのですが、父親は私が幼いころに
不慮の事故で死去していました。
祖父を早くに亡くした祖母は、唯一の血縁者だと言って
私をとても可愛がってくれました。
しかし母親はあまり祖母と仲が良くなかったのか、
一度も一緒に祖母の家に入ることはありませんでした。

私は毎週日曜日の午前中に、祖母と神社にお参りに行くのを
日課としていました。
大変信心深い人だったので、雨の日でも必ず行き、
父が他界して間もないころから欠かすことはありませんでした。
祖母とつないだ手はとても温かく、
私はお参りが大好きでした。



28 名前:祖母の祈り[]:2008/07/06(日) 18:58:25.08 ID:+1xfzVSb0
祖母はいつも手を合わして、深々と礼をし、
ずいぶん長い間目を閉じてお祈りをしていました。
私はいつも単純なお祈りだけをし、
祖母の真剣な横顔を眺めていました。
終わってからいつも「何をお祈りしてたの?」
と聞くのですが、祖母はニッコリ笑うだけで
一度も答えてくれませんでした。
私は気にすることなく、毎回帰りに買ってもらう
アイスを楽しみにして、祖母とおしゃべりをしながら帰りました。

話は急に変わってしまうのですが、
私は幼いころから霊能力が強く、いつも霊障に
悩まされていました。
金縛りは毎日で眠れない日々が続き、不眠症でした。
寝ていても足を触られたり、お腹を針のようなもので
刺されたりと、年々エスカレートしていきました。
母と霊能力者のところにも何度か訪れたのですが、
高いお金を請求され、しかも何をやっても効かないので
もう私もあきらめていました。



30 名前:祖母の祈り[]:2008/07/06(日) 19:00:41.11 ID:+1xfzVSb0
中学3年になるころには、さらに霊障はひどくなり、
交通事故も何度も経験し、
毎晩繰り返される金縛りや霊によってみせられる
幻のようなもの(ご飯の上に髪の毛や虫がのっていたり)
で、精神を病み、不登校になりました。
祖母は母が仕事に出ている時間、うちに来てくれて
いつも手を握っていてくれました。
祖母といる時間が私にとって唯一安らげる時間でした。
母親は仕事で帰りが遅く、あまり口をきく時間がありませんでした。
毎日の嘔吐、拒食症になったと思ったら過食症になり、
常に体調も精神も不安定で、自殺未遂も何度か起こしました。
その度に失敗し、生きるのも辛い、しかし死ねないという
最悪の状態が続きました。
祖母とのお参りにも行けなくなりました。

中学を卒業してすぐのころ、
唯一の支えだった祖母が他界しました。
私は大泣きしました。
しばらく祖母の使っていた部屋に引きこもり、
祖母が使っていた洋服などを抱きしめながら
泣く日々が続きました。
そんな時でも母親は平然とした顔で仕事に行っていて、
それで食べさせてもらってはいるものの、
少し母に対して怒りも芽生えました。



32 名前:祖母の祈り[]:2008/07/06(日) 19:02:25.33 ID:+1xfzVSb0
祖母が他界してから2週間ほどたったころ、
だんだん私の周りで霊障が起こらなくなってきたことに
気が付きました。
私の4人だけいた友だちの一人が、
「○○(私の名前)の痛みをおばあちゃんが全部
 天国へ持って行ってくれたんだよ」
と、電話で言ってくれました。
そのときも私は、電話口で大泣きしました。

一年後には霊障が全く無くなり、精神も体調も
回復した私は、通信制の高校にも行けるようになり、
バイト仲間たちに支えられて楽しい日々を送っていました。
祖母の家が引き払われることになったので、
私は荷物の整理に行きました。
もう気持ちも落ち着いていて、毎日墓参りに行っていました。

押し入れの中を整理していると、祖母の古い日記が
何冊か風呂敷にくるまれて出てきました。




33 名前:祖母の祈り 最終[]:2008/07/06(日) 19:03:22.70 ID:+1xfzVSb0
その日記は毎週日曜日に付けられていました。
私は日記を読んで唖然としました。

まず初めのページは父が死んだ日でした。
不慮の事故と聞かされていましたが、実は自殺だったと
いうことが書かれていました。
原因は母の浮気だったそうです。
ショックでした。涙が出ました。
しかし次のページを捲った時に、
一瞬で全身が冷たくなりました。

そこには祖母の私に対する怒りが書かれてありました。
端から端までギッシリと。
私が浮気相手との間にできた子だという文章から
始まり、殺してやりたい、しねばいいなどという
今までの祖母とまったく違う顔がそこにはありました。

私が苦しみながら死ぬように、神社で祈っていたのです。
あんなに長い間、毎週毎週、長い時間。
隣にいる幼い私を呪い殺すことだけひたすら
願い続けていたのです。
祖母の熱心な祈りが通じたのか、私は大変苦しみました。
そして祖母も苦しみながら死んでいきました。

日記は燃やしました。
長い年月がたった今でも忘れられない出来事です。
誰にも言ったことはありません。



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:33:27.81 ID:1Twhh39l0
ある雨が降っていた日のことなんだけどな
その日は家族で出かけていて部活があった俺は一人留守番をすることとなった
PC依存症の俺はいつものようにPCをいじってネットサーフィン。
2chなんかを閲覧していた。
俺が再び時間を見た頃には夜10時になっていた



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:35:52.63 ID:1Twhh39l0
家族はまだ帰宅していない・・・
「いつもなら遅くても6時には帰ってくる
帰宅が遅くなるとしても必ず電話してくる
なのになんで今日は遅いのに電話がかかってこないんだ」

こんなことを思いながら引き続き2chを見ていた



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:41:40.73 ID:1Twhh39l0
それから30分後ぐらいに風呂に入り
勉強をしようとしていた時にはもう11時を回っていた

あと少しで12時になるぞ・・・

勉強を続ける
そして12時を告げる ゴーン ゴーン という音がなった時
リリリリリリリリリリ と電話が鳴った。

主人公「はいもしもし」
?「Aさんのお宅ですか?こちら○○警察の○○ですが・・・」
主人公「警察署の方が何の用でしょうか?」
警察「落ち着いて聞いてください・・・ 
    夜22時頃に○○さん一家と思われる死体が発見されました」
主人公「・・・え?」

耳を疑った
当然のことだろう。



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:46:14.58 ID:1Twhh39l0
警察「死因は・・・事故死だそうです。
    急カーブを曲がることができず
    崖から車体ごと落ちたそうです
    全員即死だそうです・・・」


俺は口をポカーンとあけて呆然としていた

雨が降り出す。まさにドラマのようだ
ガラガラガラーンと雷も鳴っている



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:48:29.83 ID:1Twhh39l0
とにかく落ち着こう・・・
そんなことを思いながら二階にいき洗面所で顔を洗ってみたりするが
心臓の鼓動は通常の速さに戻ることはない


鏡から門のほうを除いていると車のようなものがあった



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:50:46.75 ID:1Twhh39l0
俺「・・・?・・・」

なんだろう。数人の人達が俺の方を見ている。
暗くて顔は確認できない

どうしても気になった俺は玄関までいき玄関を開けてみる
ガラガラガラ


俺「・・・え?・・・」

車がない・・・。
不思議に思いながらも二階に戻る



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:52:38.55 ID:1Twhh39l0
そして先ほどと同様に窓から下を除く

・・・・・・・・・・・・・・!?!?!?!?!?
さきほどの車がある
おかしい・・・これはおかしい

また一階までいき玄関を開ける


・・・!? ない。なんでないんだ




51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:54:52.36 ID:1Twhh39l0
二階に戻り覗くとやはりあの車がある

そしてまだこちらを見ている・・・

どうしても顔が気になった俺は双眼鏡で見てみた

あれは・・・


!!!!!!

家族だ。俺の家族だ。
さっき警察が死んだと・・・
??? どういうことだ・・・



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:58:38.17 ID:1Twhh39l0
俺は混乱していた。
が、直ぐに状況を理解することができた

あれは幽霊だ。死んだ家族の幽霊なんだ。
そして最後のお別れにきたようだ。と


俺がその幽霊の正体がわかり微笑んだ時
その幽霊は安心したかのように薄くなり、やがて消えていった・・・・



っていう夢を見たんだよ
そうこれは今思いついた嘘話だ



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:53:46.58 ID:Vq3z2+bY0
友人に山岳部のやつがいるのだが、そいつが何処だか忘れたが結構有名な日本の山に部員とのぼった時
ちょうど山の中腹ぐらいで濃霧が立ち込めてきて他のメンバーとバラバラになったとかで
とりあえず目標の山小屋まで行こうとおもい登っていったらしい。
しかし、友人は何度もその山を登った事があるのに、完全に迷ってしまったとか、
そうこうしていると濃霧の向うから人影が2つ見えてきて、他の部員かと期待が高まったのだが、
全然関係ない一般客(伯母さん2人)で、どう見ても本格的な感じがしない伯母さん2人に尋ねるのもしゃくだと考えた友人は
その伯母さん2人の脇を素通りしようとしたらしい。
その時、伯母さん2人が友人に
「この先は危ないから行っちゃダメだよ」っとだけ言って、また濃霧に消えていったそうです。
確かに濃霧で視界が悪いから闇雲に移動するのはよそうと考えた友人は
そこでしばらく岩に腰をかけて休んでいました。
すると濃霧の向うから友人を呼ぶ部員達の声がして、やっと一安心したわけです。
それからなんとか山小屋にもつけて疲労困憊の友人はぐっすり眠ったらしい。
だがその晩ひどい雷雨がおとずれ深夜に友人は目がさめ、もう一度眠りにつこうと
したとき、誰かが枕もとに立っているような気がして一度閉じかけた目をもう一度開いた
そこには暗闇が広がり何も見えない。
っとここで雷がひかり暗闇から出てきたのは今日友人に警告したあの伯母さん2人
一瞬だがはっきりと友人には伯母さん2人の顔やからだがぼろぼろだということや
手が不自然な方向に曲がっているということがわかったという。
それを見てから次の日の朝他の部員におこされるまで友人は意識がとび
下山後、俺にこの話を打ち明けてくれた。
俺に打ち明け終わり、友人が一言。
「よく考えれば、”この先行っちゃダメだよ”っていわれたけど、伯母さん2人とも
 ”この先”から来たし、警告してから消えていった方向も同じだった。」と



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 19:58:46.28 ID:LyIzPGzv0
ある超能力者が居た。
彼は自分の能力に絶対の自信を持っていて、
「今から700光年離れたあの星を爆発させる」と民衆の前で宣言した。
彼が星に向けて念を集中した数秒後、驚くべきことに星は点滅して見えなくなったのだ。
「やったぞ!念力の真空中における伝達速度は光をはるかに超える!!」
万雷の拍手が轟いたが、彼はふと気付いた。

700光年離れた星・・・念を送ってから数秒後に・・・



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:02:38.54 ID:WNOzaOiIO
男は幽霊が出るという有名なトンネルに向かっていた。肝試し、というよりは『トンネルの中を写真に収める』という罰ゲームで。

なんでも、車でそのトンネルを抜けた際、気付けば女の幽霊が後部座席にいるというのだ。


男「ここか・・・こんな気味の悪いとこいられるかよ・・・さっさと写真とってかえろ・・・」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:04:52.90 ID:WNOzaOiIO

いかにも『出そう』なそこは、水がしたたり、カビが目立つ空間だった。

男『ここらへんでいいか・・・』

男は車の中でシャッターを切った。



ドサァッ!!!!


男「う、うわぁあぁああ!!!」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:07:44.23 ID:WNOzaOiIO

車の上に何かが落ちてきた感覚に男は驚き、一目散に車を発進させその場から離れた。



???『ふぇぇ!!と、とめてくださぁぃ!!』

男「!!?」

男が恐る恐る車から降りると、車の上には両手で必死にしがみついて震える、白いワンピースを着た女の子がいたのだった。



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:09:16.97 ID:WNOzaOiIO
幽霊女「せっかく脅かそうと思ったのに・・・ひっぐ・・・ぴかッて脅かすんだもん・・・車に入るの失敗したじゃないのよぉ・・・」

男「ご、ごめん・・・」

幽霊女「ほらぁ・・・怪我しちゃったじゃない・・・ひっぐ・・・アンタの事呪ってやるんだから・・・ッ痛!!」

男「っ!!ごめん!!怪我大丈夫か!?足が・・・立てるか??ほら、」

幽霊女「け、怪我なんて大丈夫よ!!で、でもこんなに汚れちゃったんだからお風呂に入らせてもらうからね!!?」

男「えっ!?家にくんの!!?」
まったく、なんだか面倒な事になりそうだわ・・・

fin



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:05:14.79 ID:Vq3z2+bY0
ある晴れた休日に彼女とドライブがてら、ちょっとした登山と
いうか、高原にハイキングにいきました。僕らは、だいぶ都心の
ほうに住んでるもので、青々とした木々や、よく澄んだ青い空がと
ても気に入り楽しい時間を過ごすことができました。
彼女の作ってきたお弁当を食べた後、やはり若さのせいか、なんと
なく飽きてきてしまって、近くの林の中を探検しながらぶらぶら、
することになりました。いろんな話しをしながら歩いていると、木
と木の間に赤いテープがはってあって、けもの道のような狭い道に
つながっているのでした。彼女は好奇心が強い人で、そのテープを
たどってみようと言い出しました。少し考えた後、そろそろ終わり
にしようと思っていたし、もうすぐ日も暮れそうだったので、「もう
ちょっとだけだよ」と言って彼女の後をついていきました。

赤いテープは途中途切れ途切れになっている個所もありましたが、
その分、赤いテープで作った矢印がポツリポツリとあって、スムーズ
に最終地点まで行くことができました。そこに着くまで、このテープ
はいったいなんだろう?子供のイタズラだろうか?と考えていたので
すが、その場所に着いた時すべてがわかりました。テープの最後は、
崖に続いていました。このテープは飛び降り自殺の現場に続いていたのです。
そして、あのテープは警察の鑑識が作ったもの残りだったのです。飛び降りた
と思われる箇所には赤いテープで二つのまるが描かれていました。崖は30m位
の高さがあり、ゴツゴツした岩場になってます。恐怖を感じましたが、好奇心に負けて、ひょいと
崖から下を見下ろしました。それは、彼女も同じようでした。しかし
、彼女が丁度真下を見下ろした時、



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:05:36.03 ID:Vq3z2+bY0
「 ドン 」という音があたりに響き。彼女は悲鳴をあげることもなく
人形のように落ちて死んでしまったのです。

友人は、そこまで話た後、彼の話を聞いていた壁に、こう付け足しました。

「**********,************************************。**********、
********!!!」

それから最後に一言。
「まぁ、俺が突き落としたんだけどな。」

******の部分は、この話の本当の意味を完璧に
理解したときはじめてわかります。ただし、背景の事件が
わからなければ、答えを得るのは困難でしょう。
また、答えが他の人と違くなる事がありますが、
それが本当の答えならば、必ず納得できるはずです。
ただし、答えを知った後のあなたの安全は保障できません。



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:06:40.54 ID:R72JF3VXO
ある日、俺が交差点で信号待ちをしているときに向こう側の人込みの中に明らかに足の無いやつがいた。
やばいと思った俺は出来るだけ目を合わせないようにして、気付いてないふりをした。
信号が青に変わり交差点の真ん中でそいつとすれ違った。
そのときそいつが「おまえ、みえてるだろ」と、言ってきた。

T「ああ、見えてるぜ」

隣を歩いていた先輩で寺生まれのTさんがそう言い返した。
Tさんは周りの目を気にせずにそいつを抱きしめて言った。

T「寂しかったんだよな、誰にも気付かれないことが、大丈夫だ、俺にはちゃんと見えてるぜ。」

Tさんがそう言うと、そいつは涙を流し空気に溶けるように消えていった。
T「霊もまた、被害者……か……」

そう呟き、Tさんは歩きだした。
正直この人になら抱かれてもいいと思った。



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:06:52.03 ID:Vq3z2+bY0
付き合って2ヶ月の彼女に「今日親いないから」って家に呼ばれた。
まだ交わりをかわしてなかった俺は今日がその日だと思った。
彼女の家のあるマンションに着いて、大事なものを用意していないのに気付いた。
運よくマンションの一階に薬局が入ってた。
店主がおっさんだったので気楽にゴムを買えた。
レジでそのおっさんがニヤニヤしながら「兄ちゃん、いまからか?」と聞いてきた。
俺もにやつきながら「今日初H」と答えた。
おっさんは「がんばれよ」とか言って送り出してくれた。
彼女の家に着くなり「ごめんもうすぐ親が帰ってくる」と言われた。
今日はダメか・・と思ったが「とりあえず挨拶だけしていって」ということだったので彼女の親の帰宅を待った。
5分ほどで彼女の父親が帰ってきた。
下の薬局のおやじだった。



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:08:27.78 ID:Vq3z2+bY0
専門学校生だった時に友人から聞いた話です

良くある話ですが
そのマンションの1室は、人が居着かない場所でした。
入居しても一週間以内に出ていってしまうのです。
その部屋は丁度2階の端っこ
7段ある階段を上ったすぐのところにありました。
大家さんは嫌な感じがして、気になっていたのですが
ある日ついに、一週間以上経っても出ていかない人が
現れたのです。
大家さんは安心しながらも、気になって
訪ねていきました。
住人は出てきませんでした。
様子おかしいので、大家さんは警察を呼び
一緒に中に踏み込み、住人が変死しているのを発見しました。
死亡原因がはっきりしないと言うことで
警察は原因を突き止めるために調べるため。
今までそこに入居したことのある人達を訪ねたそうです。
ところが一様に、話したがらない
どうにか「刑事さんがそこまで言うなら・・」
と聞けた話は・・・



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:08:58.23 ID:Vq3z2+bY0
夜になると、子供の声がするそうです
初日は「かいだんひーとつのーぼった」
なんだ?と思い起きてみるが、それ以上何事もなく
気のせいだと思ってやり過ごす。
が、次の日
「かいだんふーたつのーぼった」
3日目
「かいだんみーっつのーぼった」
4日目・・5日目・・・6日目
徐々に近くなってくる声
階段は7段しかありません。
それに恐れた住人は皆逃げ出していたのです。
結局、7日目に何が起こるのか
それを知っているのは死んだ彼だけなのです。

・・・という話を一人暮らしの時に聞きました。
当時は怖くて仕方なかった。
怖くなったらすみません。



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:10:38.36 ID:Vq3z2+bY0
高校時代の話
私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えない質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま高校へ行き、こっそり中身を確認した。
すると確に海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし
彩りも悪いし、とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので
「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。
母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった。
それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。
中を見ると弁当のことばかり書いていた。
「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」 日記はあの日で終わっていた。



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:12:33.76 ID:Vq3z2+bY0
まだ俺が研修医だった頃の話・・・

ある1人の父親が入院していた、末期の癌だった。
家族(奥さんと小学生の息子)は毎日見舞いに来ていた。
その父親も自分が癌であることは知っていたが、家族の前では
気丈に、なるべく明るく振舞っていた。
しかし家族が帰った後、「先生、俺は本当は怖いよ・・死にたくないよ・・」
と弱音を吐いていた。
俺は末期の患者は初めてだったので、なんて言って
いいか分からなくて言葉が出なかった・・

全身状態が悪化し、いよいよという時、家族が呼ばれた。
彼は泣きじゃくる息子の頭をなでで
「男の子はめったな事で泣いちゃあだめだぞ、そんなことじゃ
 ママを守れないぞ・・いいか、これからはお前がパパの代わり
 にママを守るんだ・・約束できるか?」と言った
息子は言葉にならない声で「う・・ん・約・・する」
と、頷いていた。
3人はずっと手を握り合っていた・・
父親はその晩亡くなった。
最後まで彼は家族の前では「父親」として「男」として頑張った。

俺もあんなかっこいい男になりたいと思った。



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:14:09.91 ID:Vq3z2+bY0
あれは暑い夏の日だった。

オレが小さいころだったかな。
公園で遊んできてもうあたりがだんだん暗くなってきた。
かあさんに怒られると思って家に帰ったんだ。「ただいま」と。
薄暗い家に叫んだ。二階から「おかえりなさい」と声が聞こえた。
えらく甲高い声。かあさん晩飯まだ?っと二階にいるかあさんに言った。
すると二階からは「おかえりなさい 早く開けて」と声がしてきた。
理解できぬまま二階へ向かったんだ。かあさん?どこ?と聞くと
「おかえりなさいこっちこっち 開けて早く開けて」と声が聞こえた。
なにしてるんだろう?かあさんの声はこのクローゼットの中から確かに聞こえる。
かあさん?オレはそのクローゼットを開けようとした。
サイアクだ・・・。その時気づいてしまったクローゼットから黒い髪がはみ出ている。
かあさんの髪は短い・・・・。
異常だとすぐに分かった。でも開けたくて開けたくてたまらなかった。 
誘惑に耐えられずにオレは開けてしまった。
 
あの時あけてなければ

「 お か え り な さ い 」   
あれは暑い夏の日だった



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:17:25.40 ID:Vq3z2+bY0
夏休み。友人のAは、町内の子供会の役員をやっていた。
夏のイベントは、海水浴+バーベキュー。小2の長男を連れて参加した。
彼はバーベキュー係。楽しい昼飯も無事に終わり、彼の役目も終了。ビールを片手に寝転がっていた。
横では、丁度スイカ割が始まって、自分の子供もそれに参加している所。
ウトウトしていた彼の耳に、子供の声援が聞こえてくる。「もっと右!」「違う違う!」
大半の子供が失敗する中、最初の子供が成功した。「やった!」「ギャー!」
目をつぶっている彼の耳に、にぎやかな声。しばらくすると、二個目。「いいぞ!」「ギャー!」
元気である。そして三個目。「そこだ!」「ギャー!」・・・・え、ギャー?
・・・それは声援というより、女性の悲鳴に近い声。それも子供の声には思えない。
彼は気になって目を開けた。そこには楽しそうにしている子供がいるだけ。悲鳴を上げそうな女性の姿は見えない。
不審に思っている所に、最後の四個目のスイカに目がいった。丁度狙いを定めた子供が割る所。
地面に置かれているスイカ。・・・・いや、スイカじゃない!少なくとも彼には、女性の生首に見えた。
子供の棒が振り下ろされる。それは確実に生首にヒットした。・・ぐしゃ!・・「ギャー!」
スイカが、いや首が、顔を歪ませ、悲鳴を発した。つぶれ、二つに割れ、中から赤い液体がほとばしる。
彼は立ち上がり子供達の方へ。『なんて事をするんだ!』そう叫ぼうと、もう一度スイカを見ると、
それはどこも不審な所のない、ただのスイカになっていた。
彼は疲れているのだと、自分に納得させて、ふたたび横になった。そして、子供会も無事に終わった。
そして、それから数日が過ぎた。彼は、あの日の事が気になって、ちょっと調べてみた。
すると、数年前、その海岸で女性が撲殺されていた事がわかった。
致命傷は、頭蓋骨陥没だったらしい。



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:23:19.05 ID:Vq3z2+bY0
大学生の頃、友人3人(A,B,C)とCの家の近くにある有名な心霊スポットに胆試しに行くことになった。
その心霊スポットとはある画家の廃墟になったアトリエでした。なんでも、うまく絵がかけなくて、
気が来るって自殺したそうです。午後8時に現地(廃墟の隣にある駐車場)集合することになり、僕はAとBと一緒に僕の車で現地に向かい、Cだけは 近いということで自転車で向かうことになりました。僕たち3人は現地に午後7時半に着きました。そしたら、
いたずら好きのBがニヤリと笑って「Cを脅かしてやろうぜ!」といい、僕とAはそれに賛同しました。
Aが「でも、どうやって脅かす?」って言ったらBが「いい考えがある!ちょっと廃墟のアトリエで準備してくる」
と言ったので、僕が「でも大丈夫か?廃墟はやめたほうがいいよ」といいましたが、Bが「お前は怖がりだなぁ」
って馬鹿にしたのでそれ以上は止めませんでした。Aが「7時50分までは戻ってこいよ。Cが来てしまうから」
というとBは「わかってる、わかってる」といって廃墟の中に入って行きました。とりあえず、Aと僕は近くの物陰
に隠れて待つことにしました。何分たったでしょうか、僕は異変に気づき始めました。背筋のあたりが急に寒くなって
きたのです。なぜだか分かりませんが足が震え始めました。Aに「いやな予感がする」といったら、
Aも「お前もか・・・」と青白い顔をしてこちらを見ました。僕は「やばいぜ、Bが戻ってきたらCを待って一旦引き上げよう」
といいました。7時50分になりました。Bは戻ってきません。と同時にCがやって来ました。事情を全部Cに
話しました。そしたらCは「どうして一人で行かせたんだよ!」とカンカンに怒っています。とりあえず、
3人で8時まで待つことにしました。さっきよりさらに背筋にゾワゾワするものを感じてきました。
いつの間にか8時20分になってました。Cが「もう限界だ、中に入ろう!」といいました。
3人で廃墟のアトリエに入ることし決めたそのとき、廃墟のドアがゆっくり開きました。Bか?
と思いましたが、そこに立っていたのは白装束で髪が長く、血だらけの顔で右手には包丁、そして
左手にはよく見えないがおそらくはBの生首!!を持っている人が立っていました。僕たち3人は
悲鳴を上げ全力で駐車場のほうへ走りました。後ろを振り返ると首は落としたのか、包丁だけもった
人が追いかけてきます。なんとか僕たち3人は車に逃げ込み、エンジンをかけて車を発射させました。
しかし、その血だらけ男はその瞬間に追いつき、車にしがみついてきました。怖くなって、
スピードを上げ、左右にハンドルを切ったら、その男は振り落とされ、どうやら岩で頭をぶつけたようで、
それ以上は追ってきませんでした。とにかく逃げ切った僕たち3人はそのまま警察に行き、
Bが殺されたことを警察に伝えました。
次の日、Bの遺体が見つかったそうです。しかし、なぜか首はついてました。
そして、なぜか、顔には赤い絵の具が塗ってあり白いシーツを身にまとっていた
そうです。近くにBの似顔絵が落ちてありました。そして、硬いものに頭を
ぶつけたのが死因だそうです。



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 20:31:48.07 ID:Vq3z2+bY0

俺が実際に目撃した事件。
3年くらい前の夏。俺は仕事が早めに終わったから
早く家に帰ろうとしていた。(当時、新婚)
時刻は午後6時くらいかな。田舎なのでギリギリ帰宅ラッシュの前。
で、しばらく待ってると俺が乗る電車が入ってきた。
俺は何気なく電車を見ていたら、いきなりおっさんが電車に飛び込んだ。
ホームの端でまだスピードがあったから見事に轢断されたんだと思う。
ホームの上にも車輪で巻き上げられたのか、血や肉片が少し散った。

で、本当に怖かったのはその後。飛んできたちょっと大き目の肉片が
待っていた女性客の足にべっとりついたんだよ。
女性はしばらく硬直してたけど、だんだん顔が変わってく。
驚愕から一気に冷めた感じで、冷静な表情になったかと思うといきなり
その肉片をガンガン踏みつけだしたんだよ。もう平べったくなってべちょべちょ・・・
女性の顔は冷静なまま・・・靴の裏の黄色っぽい脂肪らしきものが少し糸引いてたように思う。

本当に人間が切れる瞬間をはじめて見た体験でした。



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/06(日) 21:01:26.01 ID:dfMGCoMo0
1782年4月。イギリスのドルリー・レーンという劇場にオペラを見にきていたフィッツァー・パート夫人。
芝居の最中とても面白い場面があり、観客は大爆笑の渦。フィッツァー・パート夫人も同じく大笑いをしていた。

だが、第一幕が終わり、第ニ幕が始まってもフィッツァー夫人一人だけ笑いが止まらない。あれから笑いっぱなしなのだ。
このままでは他の観客に迷惑がかかるということで、劇場を退出。


この芝居を見たのが水曜日。それから家に帰ったが、金曜日まで笑いが止まらず笑いっぱなしであった。
そしてとうとうそのまま死亡。
その死に顔には笑いが張り付いていた。
イギリスの雑誌にも紹介された、小さな事件である。



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:12:03.90 ID:Vq3z2+bY0
俺が10歳位の時の話。

両親が共働きで、いつも帰ってくるのは
夜遅くだった。
んで、ある日たまたま両方とも急に夜勤が入っちゃって、
家には俺一人。夜11時半頃になって、
そろそろ寝るか~と思い玄関に鍵をかけた。
鍵をかけてから小便をしていると、「かちゃかちゃ」
とドアを開けようとしている音がしてんのに気付いたのね。
「あ、どっちか帰ってきたんだ!」
って思って速攻で小便終わらせて鍵開けようとした瞬間、

「がちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃ」

って物凄い勢いで誰かがドアを開けようとしてた。
考えてみたら、両親とも鍵は持ってるはずだし、
持ってなくてもチャイムくらい押すはず。
5秒くらいしてから何事も無かったかのように
静かになったんだけど、その夜は怖くて眠れなくって
ずーっとスーパーマリオアイランドやってたわ…



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/06(日) 21:33:50.10 ID:nIvQ/CX80
ある主婦が、自分の子供とその同級生数人を連れ、ドライブに出かけた。
車はワンボックスカー。
子供たちはまとめて後部席に乗せ、騒ぐにまかせる。
どうせ静かにしろと言って聞くはずもない。
ワンボックスカーには、サンルーフが付いている。
子供たちは車の中で立ち上がり、交代でサンルーフから顔を出して景色を眺めていた。

車が、とある立体交差に近づいた。
今、主婦の車が走っている方は、トンネル状になっている。
地形の関係で、車の車高制限があり、トラックなどは通過できない。
主婦にとっては、いつも通っている慣れた道であった。
このワンボックスカーは、ぎりぎりで通過できるのがわかっている。
立体交差を通過してしばらくしてから、主婦は子供たちがやけに騒いでいるのに気づいた。
それが、尋常の騒ぎ方ではない。
主婦は路肩に車を停め、後部席を振り返った。

子供の一人が、血まみれになって倒れていた。
主婦はすぐに病院に連れて行ったが、子供はすでに死亡していた。
その子供は、車が立体交差を通過するとき、サンルーフから顔を出していた子供だった。
後ろの風景を見ていたため、立体交差に気づかなかったのだ。
立体交差の天井と車の屋根との距離は十数センチしかなかった。
子供の後頭部は、立体交差の天井のコンクリートに削り取られ、ほとんど残っていなかったらしい。



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:36:13.54 ID:Vq3z2+bY0
「牛の首」という恐ろしい怪談がある。
この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。
とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけで、話の内容は「今日、牛の首という怪談を聞いたが、あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない」として語られてはいないのだが。
このように文献にはっきりとした形で残ることはなかった「牛の首」だが、その物語は口授で今日まで語り継がれている。
だが、私はその話をここに記すつもりはない。
あまりに恐ろしい話なので、思い出したくないのだ。
その代わりに「牛の首」を知っている数少ない人物の一人の身に起きたエピソードを語ってみようと思う。
その人物は小学校の教師である。
彼は学校の遠足の時に、バスの中で怪談を子供たちに語り聞かせていた。
普段は騒々しい子供たちも今日は真剣に彼の話に耳をそばだて、本気で怖がっている。
これに気をよくした彼は、最後にとっておきの怪談である「牛の首」を披露することにした。
彼は声を潜めると子供たちにこう言った。
「これから話すのは『牛の首』という怪談だ。牛の首とは・・・」
ところが、彼が話を始めた途端にバスの中に異変が起きる。
子供たちが物語のあまりの恐ろしさに怯え、口々に「先生、もうその話しはやめて!」と訴えだしたのだ。
ある子供は真っ青になりながら耳を塞ぎ、別の子供は大声を上げて泣き叫ぶ。
ところが、それでも彼は話をやめようとしない。
彼の目は虚ろで、まるで何かに取り付かれたかのようであった・・・

しばらくするとバスが急に停止した。
異変を感じて正気に戻った彼が運転席を見ると、バスの運転手が脂汗を流しながらぶるぶると震えている。
おそらくこれ以上は運転を続けられないと思い車を止めたのであろう。
さらに辺りを見まわすと、生徒たちは皆口から泡を吹いて失神していた。
それ以来、彼が「牛の首」について何かを話す事はなかったという。



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:51:59.02 ID:Vq3z2+bY0
うろ覚えだけど、樹海スレにあった話の内容は、

男女10人で、樹海にハイキングしに行った。
縦一列で、ちゃんとハイキング用の道?を歩いて、
先頭の奴は時々後ろを振り向いて、10人全員がいるかどうか確認していた。
ある時振り向いて数えてみると、1人(先頭)、2人、……10、11、12人いる…え??? 

2 人 も 多 い じ ゃ な い か ?!!!

よれよれなサラリーマン風な男とカジュアルな服装の青年が、
いつのまにか列の後ろに、ふらふらヨロヨロしながらついて来ているではないか…!
ハイキング仲間は、大声を上げて一斉に走り出し、ついてくる奴を振り切った。

って感じの話。ホントの話かどうかわからないし、そいつらが生きてる人間だったのかわからんけど、
樹海で死んだ霊に会うよりも、自殺しかけた人間に出会う方がビビると思ったんだよ。
また、そんな人間に出会った人も、もし逃げなかったら、命を救えたかも知れないのにと思ったんだ。
同時に、自分もそんなのに出会ったら、おそろしくなって逃げてしまうだろうと思ったわけよ…
洒落にならんわな。



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:53:12.90 ID:Vq3z2+bY0
嫁と二人で飲みに行ったときの帰り

遅くなって電車も無かったんで
タクシーで帰った
そんで、家の前に着いて
さぁ金払って出ようってときに

嫁がいきなり
「あっ、私この場面夢で見た!」
とか言い出した

そんで、次に言った言葉
「私たちが降りた後、
次に乗ってくるお客さんに運転手さんが殺されるの
運転手さん、気をつけてね」


運転手さんは怖かっただろーと思います



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:53:59.75 ID:Vq3z2+bY0
交通警備のバイトしてたんだよね
学生のころ

ある日、いつもと同じようにバイトに行った
その日の現場は二人で交通整理
立つ所は決まっていて
どちらに立つかは、もう一人のやつが決めた

警備を始めてしばらくして、
そいつの立ってる場所に車が突っ込んだ
病院まで持たず死亡

2分の1の確立で死ぬトコだった

でも、ほんとに怖かった(ってかいやだった)のは
死んだ同僚の親に会ったときだった
まっ、続きを書かなくても想像できるとは思うんだが

最初にその親御さんと話したときはよかったんだが
その親御さんが、
事故の真相(2分の1の確立で、彼か俺が死んだ)を聞いた後に
俺のことを見る眼つきは忘れられないよ

明らかに
「お前が死ねばよかったのに」
って目だった

結局、彼の葬式にも行かず、バイトも辞めたよ



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 21:58:46.93 ID:Vq3z2+bY0
知り合いが列車に飛び込み自殺した
遺体は何ヶ所かで引き千切れて、その破片は
70メートルに渡って線路上に点々としていたそうだ
2日後、友達と現場に線香あげに行ったら
遺体の胴体部分があった線路上に、大量のカタツムリが発生していて
マクラ木なんかに付着している、血痕や体液跡を舐めていた
「カタツムリって雑食なんだな」って仲間と話をしたのを憶えてる



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 22:00:23.90 ID:Vq3z2+bY0
あまり、怖くないかもしれないけど、書いてみます。私が一時期、彼と同棲
してたアパートの事です。そこの部屋は、ちょっと暗い感じで、あまり気に入
ってはいなかったんですけど、家賃が安かったんです。(横浜市内の2DK+ロフト
付きで¥32000)私も彼もゼンゼン霊感とかないので、ごくごくフツーに暮らし
てたんですが、ちょっと変な事があったんです。居間の壁にかけておいた時計
が、逆にまわるんです。壊れちゃったみたいだねって言って、新しい時計を
買ってきたんですけど、3日くらいでそれも逆回りしちゃって。計4個買った
んですけど、全部ダメ。おまけに、止まる時間は全部2:20・・・何か見たとか
音を聞いたとかは、全く無いんだけど気味悪かったです。



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 22:01:18.63 ID:Vq3z2+bY0
東京都大田区であった本当の話。
小学校高学年だった俺は、休み時間にワイワイやってたんだ。
すると、同級生Aが同級生Bに対して、手を振り払う素振りをした。
途端、同級生Bの手首から鮮血が!
同級生Aの手元に目をやると鋭いナイフが光っていた。
すぐさま病院に運ばれ、同級生Bは何とか一命を取り留めた。

事件後すぐ同級生Aはナイフをどこかに捨てるか、隠すかしたんだろう。
当然教師は同級生Aを問い詰めたが、彼はナイフではなく、
定規で振り払ったら手首が切れた、と証言した。
傷口があまりにも綺麗だったため当然教師も疑ったが、
それ以上追求できず、結局凶器は定規ということで落ち着いた。
何より驚いたのは、クラスのみんなが定規だったと言い出したこと。
証言がいかにあてにならないかということを思い知った1日だった。



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 22:08:36.17 ID:Vq3z2+bY0
A,B,Cは仲の良い中学生だった。中学を卒業した3人はそれぞれ別の道に進んだ。
最初は連絡を取り合って遊んだりもしていたが、それぞれ新しい生活が忙しくなり少しずつ疎遠になり始めた。
連絡をとらなくなり約一年が過ぎた。ある日の事。
両親が旅行に行くということでAは一人留守番をしていた。
その時、不意に来客があった。
表にでてみると、そこには懐かしい姿があった。
Bだった。「よう!元気かね?」もともと陽気だったBは
一年前と全く変わっていなかった。「どうした?急に来るなんて」
「お前!久しぶりに親友が会いに来たってのにその言い方はなかろうよ」
「すまん、すまん。つい意外な来客だったから」
親友とは不思議なもんで、どれだけ長い間会っていなくても会うとすぐにその時間を取り戻せる。
AとBはすぐに以前のような親友に戻っていた。
「お前いいところに来たな!丁度親が旅行中で今一人なんだ。久しぶりに上がって行けよ」
「お言葉に甘えるとするか」そしてAとBは昔話に夢中になった。あっという間に2時間は経過していただろうか?
プルルルルル・・・ プルルルル・・・
不意に電話が鳴った。親かな?そう思ってAは玄関へ電話を取りに行った。



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 22:09:05.59 ID:Vq3z2+bY0
「もしもし」「あ、Aか?俺だ。Cだ!」懐かしい声だった。
「おいおい、不思議な事もあるもんだな!今丁度Bが来てて、お前の話もしてたところだよ」
「・・・?今なんて言った?」
「だからぁ。Bが来てて・・・」
「今、いるのか?Bは?」
「あぁ、いるよ。相変わらずだよBは!最後に俺らが会った時にさぁ・・・」
その言葉を遮るようにCは話はじめた。
「なぁ、A。そんなはずは無いんだ。良く聞いてくれ。俺が電話したのはな」
嫌な沈黙の後、Cはゆっくりと言葉を続ける。
「いいか!Bの家がな。火事になったんだよ・・・。それで・・・。」その言葉を聞き終わる前にAはそのまま受話器を離した。
Bに伝えなきゃ。家が火事だって。
ぶら下がった受話器からCの声がかすかに聞こえていた。
「それで、Bもその火事で・・・。」
部屋にもどろうと思い、振り返った時そこには

全身焼け爛れたBが立っていた。



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 22:47:22.01 ID:yFxxBr0Y0
「足を出して」の話見つけてきた。正直怖い

※この話を読んだことであなたの身に何が起きても私には責任が取れません。
自己責任でお読みください。


これは私の母の友人に起こった本当の話です。「今日で最後か。それにしてもなんでこんな暑いのに、布団に包まって寝なきゃいけないんだ」
こんなことを言いながら寝ているこの人物を吉岡(仮名)としておきましょう。なぜ彼がこんなことをしなければいけないのか。それにはこんな理由があったからなのです。1週間前のことです。川原(仮名)と、佐々木(仮名)という2人の友達が彼のマンションに遊びにやって来ました。学校の話しなどでもりあがった頃、川原が突然「怖い話を教えてやるよ」と言ったのでした。ちょうど夏の盛りだったので「涼しくなるしいいね」などと言いながら、川原の話しが始まったのでした。「あるところに老夫婦が住んでいた。その老夫婦のお婆さんのほうは、足が悪くほとんど寝たきりの状態だったんだが、夫がほとんど身の回りの世話をしていた。そんなある日、夫が用があるといって外出した。ところが、夫はいつまでたっても帰ってこない。まちわびた妻は、思い切って夫の外出先に電話をすることにした。それが間違いの元となった。足が悪かったせいもあって、妻は手すりにつかまりながら階段を下りて、下に置いてある電話へと向かおうとしたのだが、階段から足を踏み外して転げ落ちてしまった。仕事をすませた夫が帰ってくると、そこには、見るも無残な妻の姿があった。夫は急いで救急車を呼んだのだが、足の病気に何時間も放置されていたということも重なって妻は死んでしまった。」「俺の話しは、とりあえずこれで終わりだ」「それで、その後夫はどうなったんだ?」と佐々木が聞くのだが、川原は「さぁね。俺には分からない」と言うばかり。僕も「どうしてだよ。ぜんぜん怖くないぞ、しかもとりあえずってどういう意味だよ」と聞くと、「いいか、この話しを聞いたら、少なくとも一週間は布団から足を出して寝てはいけないんだ、もしも破ったらとんでもない災難が降りかかるからな」しかし、どうしても信じられない僕は、1週間後にこの近くの喫茶店で合うことにしようということになった。そんなわけで今に至ったわけなのである。そして1週間たった朝、僕は自分の部屋のドアを叩く音で目が覚めた。そこにいたのが、川原だった。「どうしたんだ」と聞くと、川原は「佐々木が死んだんだ」と言い出した。「まさか」「そのまさかだよ」話を聞くと佐々木は、1週間布団から足を出して寝ていたそだ。さらに僕らを驚かせたのは、1週間前に学校の校舎をバックにとった写真だった。そう、佐々木の後ろには、見ず知らずの老婆が、こっちを見てあざ笑っていたのだ……。みなさんもこの話しを聞いたらご用心したほうがよろしですよ。現に私も足に怪我を負ったのですから…。



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []:2008/07/06(日) 22:56:58.85 ID:88nhoA3sO
数年前の夏、俺は厨二病真っ盛りで
「夜中に一人で歩く俺かっこいいwwww」
とか思って深夜の田舎道を闊歩していた。
蛙と虫の鳴き声を聞きながら完全に自分の世界に入っていると、遠くの方から車が一台やって来て、俺の前で止まった。
そして
「ねぇねぇ、この辺にさ〇〇トンネルっていう場所知らない?」
若い兄ちゃんだった。〇〇トンネルというのは地元で有名な心霊スポットだった。
場所は知っていたので兄ちゃんに教えてやると、ありがとうと言って過ぎ去って行った。
その車には運転手のほかに何人か乗っていたので、肝試しか何かかなと思い怖くなってすぐに家に帰った。



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []:2008/07/06(日) 22:57:24.76 ID:88nhoA3sO
数日後、例のトンネルのところで事故があったというニュースを耳にした。
あのときの車だ。
俺が道を教えてしまったせいだと考えると、とても怖くなり飯ものどを通らなかった。
しかし、それ以上に気になることがあった。
俺がその車の兄ちゃんに道を教えたとき車には運転手の兄ちゃんを含め、前に二人、後ろに三人いたのだ。
だが、ニュースで報道された内容は、
「〇〇トンネル横の崖下に乗用車が転落。車は大破。運転手の〇〇さんと助手席の〇〇さんは死亡。
二人は婚約してまだ日が浅く━━━━━」
俺が見たときには確かに五人いた。
婚約して日が浅いのならば、子供なんているわけがない。
いったいあの人たちはどこへいったのだろう?



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 23:32:51.49 ID:W2c/zyS90
ある所に息子夫婦と舅(しゅうと)が三人で住んでいた。
一年前に他界した姑女(しゅうとめ)は、とても温和で上品な人、嫁にも優しい人であった。
が、舅の方はそれと反対に、頑固で少々意地の悪いところがあった。
かいがいしく世話をする嫁の行動に、いちいち文句をつけるのだ。
中でも味噌汁については
舅:「婆さんとは全然味が違う、なっとらん!本当に覚えが悪い嫁だ!」
と毎日嫁を怒鳴りつける始末。
ある日、とうとう頭に来た嫁は舅に出す味噌汁の椀に、こっそりと殺虫剤を振りかけた。
その味噌汁を一口すすった舅が一言。
舅:「これじゃよ!この味じゃよ!!婆さんの味噌汁は!!」



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/06(日) 23:37:01.47 ID:W2c/zyS90
モントリオールの大きな屋敷で2人の子供の面倒を見るベビーシッターがいたんだ。
ベビーシッターが2階で子供を寝かしつけ下でTVを見ていると突然、電話が鳴った。
受話器をとると不気味な男の声がしたんだ。そして、「俺はルーシー・モノストーンだ」と言ったんだって。
ルーシー・モノストーンはその頃はもう、赤ん坊殺しの殺人鬼としてとても有名だった。
ベビーシッターはいたずらだと思って電話を切ると、またかかってきて同じことを言う。
ベビーシッターは腹を立てて、オペレーター(電話交換手)に電話をして事情を話した。
そして、次にかかってきたら電話の相手を逆探知するよう頼んだ。そして再び電話がかかってきた。
ベビーシッターはオペレーターに言われた通り、電話を長引かせてから切った。
男は「俺はルーシー・モノストーン、たった今どこかのガキを殺したところだ」と言った。
電話を切るとすぐにオペレーターから電話あって、慌てた声で「今すぐ家を出なさい」とオペレーターは言うんだ。
なんと電話はその家の2階からかかってきたって言うんだ。
ベビーシッターが電話を切ってふと降り返ると包丁を血でべっとりと染めた男が立っていた。
男は「俺はルーシー・モノストーンだ」と電話と同じ声で言った。けれどもベビーシッターはこう言ったんだ。

「いいえ、あんたは偽者よ、だってあたしがルーシー・モノストーンだもの」。

次の日、その家では2階で殺された2人の子供と見知らぬ男の死体が見つかりベビーシッターの姿はなかったって話だ。




179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/06(日) 23:43:44.17 ID:88nhoA3sO
学校帰り。夕暮れ。一人で通学路を歩いていると、防火水槽のマンホールの上で嬉しそうに飛び跳ねているおっさんがいた。
当時、マンホールの上で嬉しそうに飛び跳ねている中国人が、マンホールに人を落とすという都市伝説が流行っていたので、ちょっとイタイ人かなって思い近づいてみた。
都市伝説と同じく、おっさんは
「8・・・8・・・」
と数字を繰り返して言いながら飛び跳ねている。
見れば見るほど不気味だったので、おっさんの横を見て見ぬ振りをして通り過ぎた。
すると耳元で声が聞こえた。
「キミは落ちてくれないの?」
憎しみのこもった声だった。
いきなりのことで驚いて後ろを振り返ると、そこには誰もいなかった。
数ヶ月後、防火水槽から異臭がするということで警察が調べた。
そこには12人の腐乱死体が浮いていたそうな。



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 00:06:48.65 ID:uxilas4eO
じゃあ実話を
こないだ夕方ごろ家でだらだらしてたときなんだけどさ。
遠くの方から「こちらは、廃品回収車です。ご家庭でご不要になりました、テレビ、エアコン、バイク等
無料にて回収いたします。また、引越等もお気軽にご相談くださいませ」
って聞こえてきたんだよ。まあ珍しくもないし気にしてなかったんだけど、その声がどんどん近づいてきてさ。
あれ?ちょっと近くね?って思ってるうちに玄関の前くらいまで来たんだよ。で、そこで停止した
俺の部屋はアパートの一回の通りに面してない方の角部屋でさ。
玄関の前に車がくるなんて有り得ないんだ。
ぞっとしながらドアの覗き穴から外みたら、心臓がキューっとなった。
知らないがりがりで歯抜けでギョロ目の女がでっかい声で
「こちらは!廃品回収車です!!!ご家庭で!!ご不要になりました!テレビ!エアコン!!バイク等!
無料にて回収いたします!また、引越等もお気軽にご相談くださいませ!!」
って叫んでんの。
覗き穴ごしに目が合っててすげえ怖かった。向こうからは見えてないって自分に言い聞かせてたんだけど一歩もそこから動けなかった
5分位でどっか行ってくれたんだけど、
不自然に痩せた体、でかい頭、そしてギョロギョロでかくて、光のないペンギンみたいな書いたような目。多分あれは人間ではないと思う。



213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:11:29.60 ID:cNXcIvDRO
昨日の怖い話スレに殺人犯がいた事



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:13:33.04 ID:bxQWhkXF0
>>213
kwsk



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:23:25.85 ID:cNXcIvDRO
>>214肝試し中に女友達が失踪したよくある怖い話

色々仮説が出る

つーか普通気づくだろ的な流れになる

気付かなかったと言い張る

まさかお前が・・・な流れになる

焦って犯人しか知らないような具体的な説が出てくる

ゾー



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:27:45.03 ID:bxQWhkXF0
>>216
ちょ・・・まじかよ
それは恐いわ



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:28:57.91 ID:uxilas4eO
>>216
見たかった



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:34:16.58 ID:cNXcIvDRO
たしかこんな感じ

そういえば今思い出したんだが俺が体験した話
友人たちと今ぐらいの時期に肝試しに行ったんだがみんなキャーキャーいっててぜんぜん怖くなかった
しかしいつの間にか友人の一人が行方不明になった
みんなで探し回ったが結局見つからなかった

・・・まだ見つかってないんだよね・・・

みたいな流れ
その後「拉致じゃないか?」とかの仮説が飛び交う中
一人の空気読まないやつが「犯人お前じゃね?」とか言い始めた



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:37:28.28 ID:vEYx8iW20
そうそう
北の奴に拉致されたんじゃないか?って言ってて
いや誰も気づかないのはおかしい って



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:40:59.42 ID:cNXcIvDRO
>>225空気読まないやつの発言で
ざわ・・・ざわ・・・となりはじめた中必死に否定する犯人

すると「女の子は薬をかがされたから抵抗できずに声も出せなかったんだ!」
とか言い出す

そ れ は 犯 人 し か 知 ら な い



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:45:34.23 ID:bxQWhkXF0
薬などで意識を奪ったから声が出せなかった、という仮説なら誰かが立てそうだ

けどそれを断定的に書いたのならちょっと怖いかも



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:45:44.74 ID:RHdCi5mi0
ほうほうそれでそれで?



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:47:02.98 ID:cNXcIvDRO
・・・まだ見つかってないんだよね・・・

実体験で友人が見つかっていないのに他人事のように話す



もしかして殺した死体が警察に「まだ見つかってないんだよね」じゃ・・・
きゃああああああ



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:48:18.77 ID:uxilas4eO
殺人犯と決めつける理由としては無理があるな



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:51:39.35 ID:cNXcIvDRO
ま、そんな感じ
確かに断定はできないけど友人が行方不明になってるのに不謹慎に薬だとかなんとか言い出して面白おかしく話すのは犯人じゃなくても怖かったな~
って話



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 02:31:08.29 ID:bxQWhkXF0
昭和30年代のこと。横断歩道の標識を新しく作ることになりそのデザインのもととなるものを、
政府が一般に公募したことがあったそうです。
横断歩道のイメージに合った写真やイラストの応募が、全国から集まりました。
その中から、九州に住むカメラマンAさんの写真が見事採用されました。
そしてその写真をもとにして作られたのが、親子が仲良く手をつないで歩く風景を表した標識。
今わたしたちが普段目にしている横断歩道の標識です。ところが、Aさんのカメラは仲のよい親子どころか、
とんでもないものを写 してしまっていたのでした。
標識の絵柄を募集していると聞いて、早速Aさんは愛用のカメラをもって町に出ました。
横断歩道にぴったりな被写体を探すうち、公園で父親に手をひかれて歩く女の子に目がとまりました。
「これだ!」Aさんは迷わずシャッターを切りました。仲のよい親子の自然な表情が撮れたことにとても満足していました。
写真を送付してから何日か後、テレビでは誘拐殺人のニュースを報道していて、幼女を誘拐した犯人の顔がアップで写し出されていました。
それを見ていてAさんは妙な感覚に襲われました。知らないはずの犯人の顔を知っている・・。どうしてだろう。どこかで見たんだ・・。
それもそのはずでした。Aさんはつい先日、その男をモデルに写真を撮っていたのですから。
Aさんが父親だと思ったのは誘拐犯、娘だと思ったのは彼に誘拐された少女だったのです。
可哀相なことに女の子はもう生きてはいませんでした。そして彼女が殺害されたのは、
皮肉にもAさんが彼女の写真を撮った次の日だったということです。
横断歩道の標識、いちどじっくり観察してみてください。手をひかれている女の子が、いやがっているようには見えませんか?



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 10:20:22.47 ID:JUUXyDSs0
ちょっと良い話系のスレで読んだ話を思い出した。
生まれたときからずっと猫を飼っていて、
その猫、もうお婆ちゃんといってもいい歳だった。
書き込みした本人はちっちゃい頃から喘息がひどくてよく入院をしていた。
小学生の頃、喘息の発作で入院し、病室で夢を見た。
夢の中でそのおばあちゃん猫が語りかけてきた。
「○○ちゃん、苦しいかい?  私はいまから遠くにいくから、
 ○○ちゃんの苦しみの元も持って言ってあげるね」
目が覚めて親に聞いたら、 そのおばあちゃん猫は昨夜、老衰で静かに死んだらしい。
それからは喘息は良くなって、発作がでることもなくなった。
猫が本当にもっていってくれたんだ…。
美談になってて、スレ住人も感激してたけど、
これ読んだときすぐに思ったよ。その喘息の原因ってその猫(ry



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 10:23:49.60 ID:BYba9kKtO
>>260
ん、どこに猫が原因て書いてあるの?
普通に不思議ないい話じゃね?



262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 10:27:13.70 ID:8O4oUMU50
猫の毛で喘息起こしてたんじゃないの?



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/07(月) 10:31:59.56 ID:k+ZcpES30
動物って喘息の原因になる

自分も猫を飼ってる家に遊びに行くだけで
涙と鼻水が止まらなくなる



301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 18:37:45.64 ID:dQzzUHV+0

私の一番古い記憶は三歳。木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。
手も足もかじかんで、とても冷たい。でも今帰れば母に叱られる。
祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだからきっとすぐわかるはず。
そのうち、風に揺られてるのかブランコに揺られてるのかわからなくなる。

私は母に虐待されて育った。
飲み物をこぼした、ちょっと足音をたてて歩いた、声を出して笑った。そんな理由ですぐ折檻された。
気が済むまで殴られる、安全ピンでお尻を刺される、冬に水風呂に入れられる。
煙草を吸わされ背中を灰皿にされる、食事を抜かれる、家に入れてもらえない。
私に向かって拳を振り上げる母は、喜んでいるように見えた。
父は見て見ぬ振りをした。
失敗して叱られ何度も蹴られる私の横で、テレビを見ながら食事をしてた。
終わると、
「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」
と言った。
助けてくれたのは祖母だけだった。折檻の傷の手当てをして、一緒の布団で眠ってくれた。
私をかばい、代わりに蹴られてしまったことすらある。それを見た時、恐ろしさに泣いてしまった。
お前のせいで痛い目にあったと叱られるんじゃないかと思った。
それ以上に、もう自分を嫌いになるんじゃないかと思って、恐怖で息が詰まりそうだった。
二人で部屋に戻ると泣きながら祖母の足に湿布を貼り、自分は殴られても大丈夫だから、いいからと必死に訴えた。何より祖母に嫌われるのが怖かった。
祖母は私を抱きしめて泣いた。そしてそのまま一緒の布団で眠った。



302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 18:38:25.89 ID:dQzzUHV+0
あれは多分五歳頃。ふと夜中に目を覚ますと、隣で眠ってるはずの祖母がいなかった。
きっとトイレに行ったんだろうと思い、そのまま目を瞑った。
でも、しばらく経っても戻ってこない。
もしや母に何かされたのかと思い、そうっと起き上がり、襖の外の様子を伺った。
何も聞こえない。音をたてないように襖を開け、祖母を探しに出た。
真っ暗な家の中、どこにもぶつからないようにと注意していた。気づかれればまた殴られる。
トイレにも台所にも、居間にもいなかった。
もしかして自分を置いて出て行ってしまったのだろうかと思い、居間を通って玄関に靴を見に行こうとした。
庭に面した窓のカーテンが、少し開いている。
外に人が立っているように見えたので、隙間から覗いてみた。

祖母がいた。こちらを向いて、無表情に突っ立っている。
良かった、私を置いて行ったんじゃなかった。安堵で胸が一杯になり、カーテンを開けようとした。
すぐに思い留まった。何かおかしい、いつもの祖母と何かが違う。あんな気味の悪い祖母は見たことない。
何がおかしいのかはすぐにわかった。
祖母は犬の首を持っていた。どこから捕まえてきたのだろう、薄い茶色で、舌がでろりとたれている。
大きさは多分中型くらい、それでも首を切るのは大変だっただろう。
犬の頭も、足元に転がった体も、祖母も、赤く染まっていた。
しばらく突っ立ったままだった祖母はやがてだるそうに犬の胴と頭を持ち、どこかに行ってしまった。
見てはいけないものを見たんだろう。私は震えながら布団に戻り、どうか祖母を元に戻して下さいと神様に祈った。



303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 18:38:54.14 ID:dQzzUHV+0
目が覚めると、祖母は隣で眠っていた。
元に戻っていなかったらどうしようと思い、起こさずにずっと見つめていたら、目を覚ましてくれた。
「おはよう、おなか空いたかい?」
そう言って笑ってくれた祖母は、いつもの祖母だった。
あぁ良かった。安心して、うん、おなかすいた。と返事をした。
祖母から漂う生臭い匂いは、気にしないことにした。

家の中を、狐や狸や犬のようなものがうろうろしているのが見えるようになった。
父も母も気づいていないようなので、自分にしか見えていないんだろうと思った。
ある日祖母にそのことを言うと、とても嬉しそうな顔をした。
それは何をしてるんだい?と聞かれたので、ありのままを答えた。
父と母にまとわりついていて、それがくっついてると二人ともとても気分が悪そうだと。

夜中に母が叫ぶことが多くなった。昼間も青い顔をしている。どうやらあまり眠れないらしい。
母の体調が悪くなってから折檻はだいぶ減ったが、いらいらしているのだろう。
体中ライターの炎であぶられ、手のひらに研いだ鉛筆の芯を何本も差されたりした。
その頃から祖母に、玄関から出入りしちゃいけないよと言われた。
理由は問わなかった、大好きな祖母の言いつけだ。
祖母と私は裏の勝手口に靴を置き、そこから家に出入りするようになった。



304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 18:39:15.36 ID:dQzzUHV+0
家の中が生臭くなってきた。特に父と母から強く臭うようだ。
二人とも奇麗好きだったのに、だんだん身なりに構わなくなってきた。
爪が伸びて、中に黒いものが詰まってる。服もなんとなく汚れてる。お箸を使わない。

父が独り言を言うようになった。
何を言ってるのか聞きたくて、後ろからそっと近づいてみたが、聞き取れない。
父はとても臭い。それは獣の匂いなのか、父の下着に溜まった排泄物の臭いなのかわからない。
母が金切り声をあげる。空中に向かって包丁を振り回す。
そういえば最近、折檻されていない。もう母には私が見えていないのだろう。

七歳の時、市役所や病院の人が来て、父と母を連れて行った。
祖母は宜しくお願いしますと頭を下げていたが、みんなが帰ると私を振り返ってにっこりした。
私もにっこりした。大好きな祖母と二人だ、これでもう何も怖くない。



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 18:40:53.49 ID:dQzzUHV+0
十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。
それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。

私はまだあの家を引っ越した。
しかし、私にはまだ見えるのだ。

獣達の姿と、獣のようになってしまった祖母の姿が。



310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:14:34.76 ID:7VE5tNs80
>>301-305
感動した
もっとプリーズ



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:43:43.89 ID:dQzzUHV+0
>>310
すまない、最後だけ実は違うんだ。

十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。
それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。

私はまだあの家に住んでいる。相変わらず勝手口から出入りしている。
獣達の姿も、獣のようになってしまった祖母の姿も見える。
祖母が何をしたのかは聞かなかったが、きっと私の為を思ってのことだろう。
どのような姿であれ、祖母が側にいてくれる。それだけで嬉しい。



319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:47:00.14 ID:dQzzUHV+0
山に入って一日目。
特に事故も無く、計画通り。みな景色を楽しみ、充実。
二日目。
すでに稜線上のルートを進んでいるが、昨晩の天気予報から今日の天候が思わしくないため、その日は停滞を決定。予報の通り雨風が次第に強くなり、テント内で食事を作って腹ごしらえをしつつ、トランプをしたり話をしたりと、楽しく時間をつぶす。
天気予報を聞いた後、明日は朝、小雨なら出発しようと決めた。
二日目は特に何事も無く終了。
三日目。
朝、一番早く起きたCが外の様子を確認にテントを出た。
帰ってきたCに様子を聞くと、
「少し霧が出てる。待ったほうがいいかも知れない」
テントの口から外に首を出すと、辺りは真っ白。出発を遅らせることにする。
朝食後、外に出るが霧が晴れる様子が無い。
メンバーは昨日停滞したこともあって出来るなら出発したい様子だが、事故があってからでは遅い。話し合って今日も停滞することにした。
昼、霧がさらに濃くなる。
雨こそ降っていないが、霧の中歩き回るのは危険で、テントを出るものは無い。
夜、ちょっとしたアクシデント。
Eが何の間違いか、鍋をテントの外に出し放置。
夜の動物が活動するこの時間、食べ物の臭いを外にじかに出すのは危険だ。
しばらくしてから、動物の軽い足音がテントの回りを探るように歩いている。キツネだ。
テントから出て追い払う。先ほどの鍋のせいだろうか。
この辺りはヒグマが出る。
昼なら会ったことはあるが夜は危険だ。
三日目はこれで終了。



320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:48:27.86 ID:dQzzUHV+0
四日目。
朝、外の様子を確認するが、2メートル先が見えず霧に包まれている。
本来の日程ではこの日になっても停滞するようなら計画を中止し、別ルートで山を降りることになっているが、霧が濃く、行動することは危うい。
話し合うまでも無く、また停滞。午後、少しでも晴れそうなら下山することを考えたが、霧はますます濃くなるばかりで、昼と言えど薄暗い。
トランプも飽きてきて、話題も尽きる。
夜、早めに明かりを落とし、就寝。
テントの内側が霧のためにしっとりと濡れ、テント内の強い湿気に不快感が激しい。

数時間後に、異変。
最初にBが気づき、隣に寝ていた私を起こした。
「足音がする、さっきから。キツネじゃなさそうだ」
眠ってはいなかったのか、全員が上半身を起こして耳を澄ます。
重くゆっくりとした足音。じゃり。じゃり。
時折混ざる湿気のこもった鼻息。みな息を潜め、連想しているようだ。
ヒグマ、か。





321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:49:01.24 ID:dQzzUHV+0
テントの周りをぐるぐると足音が回る。どうやら、一頭。
激しい獣臭が鼻を突く。誰からともなくみなテントの中央に集まって、身を固める。
そのうち、クマがテントの布に鼻を押し付けては激しく臭いを嗅ぐ、という行動を始める。
嗅いではテントの周りを巡り、また嗅ぐ。
みな、恐怖で声を殺し震えながら、身を寄せて動かない。
しばらくして、全員が身体を大きく振るわせた。
クマがどしん、どしんとテントに体当たりを始めたのだ。
テントの布が内側に大きくせり出して、クマの形を作る。
とにかくそれに触れないように身を縮める。
本気を出されでもしたらクマにとってはテントなど紙切れだ。
悲鳴を上げそうなのをこらえながら、テントの振動に耐える。
クマは五分ほど追突を繰り返した後、またしばらく円を描いて歩いた。
また、追突。歩く。
Eは泣いている。私も泣きそうだった。
明け方までそれが続いたあと、静かになった。
全員が少し眠る。



322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:49:52.34 ID:dQzzUHV+0
五日目。
鳥の声で目が覚めるが、霧は晴れていないのだろう、薄暗い。
ヒグマの臭いは途絶えていない。
どこかで、もしくはテントのすぐ側で様子を窺っているのか。
みな、黙りこくっている。
沈黙が数時間。昼頃、足音が復活。
しばらく歩き回った後、また消える。
夕方、Dが勇気を振り絞って、わずかにテントの口を開けて外の様子を窺う。
「霧が、少し晴れている」
わずかに太陽の光が届き、晴れる兆しが見えた。
すぐに降りるべきだ、と主張する側と、明日まで待つべきだという側に分かれた。
まだクマがすぐそこに居るかもしれないし、今から下山を開始すれば、夜を休憩も出来ないような登山道の途中で迎えることになるのは明白だった。
完璧に霧が晴れたわけでもない。悪天候でしかも夜に慌てて行動するのは事故の元だ。
リーダーとして、下山を許すことは出来なかった。
恐怖の中、冷静な判断だったかは分からない。ともかくも、その日はそれで日が暮れた。
誰も会話をしない。恐怖からだけでなく、パーティの考えが対立したことに大きな原因があった。
その晩もクマは周囲を巡り、時折追突をしてきた。
誰も眠らない。



323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:50:33.68 ID:dQzzUHV+0
六日目。
昨日の晴れる兆しが嘘のように、霧が濃い。
朝起きても、終始無言。クマを刺激しないよう、誰もものを食べない。
しかし今朝からは周囲は静か。臭いも薄らいだように思う。
数時間後、Cが、外に出る、と言い出す。
みな反対するが
「様子を見るだけ、クマも今なら近くには居ない」
と言って、Cは許可を求める。
すぐに帰ってくるのを条件に、私はそれを許した。
Cが霧の中へ入っていった後Bは私を非難したが、そのうちに黙る。
しばらくして足音。Cの帰りを期待した私達はテントを開けようとしたがすぐに手を止めた。
獣の臭いがする。Dがか細い声で
「Cは?」
と言った。
獣の鼻息が昨日に増して荒い。すぐに追突が始まる。
私達は声にならない悲鳴を上げて身を寄せる。
しばらく周囲を巡ったのちクマは腰を落ち着かせたか、足音は消えるも臭いは相変わらず強い。
その日一日、クマの臭いが途切れることは無く、私達は動かなかった。
Cは帰ってこない。襲われたんだろうか。


---ここから少しずつ、日記の筆跡に乱れが見え始める。
漢字も平易、ひらがなが増えていく。



324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:51:26.68 ID:dQzzUHV+0
七日目。
今日も、霧がこい。
はらごしらえか、クマの気配が消える。
しばらくの沈黙の後、Eが山をおりる、と言い出す。
寝不足から目が血走って、声はヒステリック。
説得をこころみるも、きかず、Eは
「おりたら助けを呼んでくる、待ってろ」
と荷物を持って霧の中に消えた。
5人いたパーティはA、B、Dの3人になった。
クマのいないあいだにカロリーメイトなど栄養食を食べる。
会話はなし。時間がすぎる。
昼頃、外を見るが、霧は晴れない。
日ぐれ頃、クマがやってくる。中央に固まって、クマのしょうとつに耐える。
湿気がはげしく汗がでるが、みな震えて、なんとか声は出さずにいる。
Eは下山できただろうか。

八日目。
霧ははれない。
朝になるとクマの気配は消えていた。
だれも「下山しよう」とはいいださない。
たまっていた日記を書いて気をまぎらわす。この日記を持ってぶじにかえりたい。
14時ごろ、Bが狂った。
はじめに笑い出して、かんだかく叫んだあと笑いながら何ももたずにテントをとびだしていった。
きりの中に彼を見送って、しばらく笑い声をきいていたが
それもそのうち小さくなった。Dがしずかにゆっくりとテントの口をしめ、
「いったな」
と、久しぶりにDの声をきいた。
そのよるもクマが来た。
私たちは二人だき合ってよるが明けるのをまった。



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:52:52.70 ID:dQzzUHV+0
九日目。
今日も、きりがこい。
クマはしばらく近くにいるようだったが、ひるごろどこかへいった。
中央でかたまったまま、すこし眠る。ひどくしずかだ。
夕方、クマのあしおとでおきる。
ついとつされると泣きさけびたくなるが、どうにかたえる。
かえりたい。
クマはなぜ、おそってこないのだろう。

十日目。
きょうもきりがこい
ごご、Dがたちあがってしずかにでていった
とめなかった
きりがはれない
クマはよるおそくにきた。きがくるいそうだ

十一日目。
きょうも きりが
 こい

 くまは いる

十二日目。
 今日も霧が濃い。



326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:53:34.10 ID:dQzzUHV+0
このパーティの登山届は、事前に警察に提出されていたため、異常事態は発覚していた。
しかしまれに見る悪天候に、ふもとの警察は捜索をしあぐねていた。
天候が復活し発見されたのは、無人のテントと荒らされた荷物。日記。
最初に出て行ったCはテントから50メートルほどのところで遺体で発見された。
喉の傷が致命傷となり即死。
次に出て行ったEは、登山道の途中、崖から滑落。遺体で発見。
Bは一キロほど離れた場所で無残に食い散らされていた。
Dはルート途中の崖下から遺体で発見。
Aは行方不明である。



327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:56:55.52 ID:ynvdhLEsO
どこ出典?



329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 19:58:31.64 ID:dQzzUHV+0
>>327
北海道らしい。



330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 20:01:18.03 ID:ItzQpBvOO
こいつらトイレしなかったのか?



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 20:01:31.68 ID:ynvdhLEsO
>>329
事実なのか・・・怖えええ



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 20:13:32.93 ID:LUVkDZovO
十二日目が怖いな



334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 20:16:28.67 ID:dQzzUHV+0
十二日目は完全にメンバーの誰とも筆跡が違ってたんだとか



358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 22:15:25.02 ID:arG80Zz10
お化けじゃないが、早朝に海の便所で泣いてる高校~大学生くらいの長髪の男に
携帯貸してタクシー呼ばせて帰らせてやったら数日後に家に突撃された事がある。
カーチャンが学校の友達だと思って部屋に入れたらしくて、帰ってきたら普通に俺の部屋にいて尋常じゃないくらいに驚いた。
暫く部屋に置いてたけど暗くなってきたんで帰ってもらおうとしたら、家の外出て「もう来ないでくれ」的な事を言った所で号泣された。
俺吃驚して取り合えず泣きやませて駅まで送ろうとしたんだけど、暫く歩いた所にある雑木林に差し掛かったら
いきなり鞄か何かでぶん殴られて倒れたところを馬乗りになられた。
そのまま動けないでいたら「俺の兄さんか友達になって下さい」とか言われてもうほんとどうしていいか分からなくて泣きそうになった。
そんで、俺はこのままじゃ殺されると思ったからどう考えても俺の方がぱっと見年下なのにどこをどう考えたら兄になるんだかさっぱりわからないし、
まず友達にはこんな事しないだろうとか言う事を乗られたまま必死で訴えたら意外とあっさり「ごめん」と言われて放してもらえた。
結局その後駅まで送った所で別れて、携帯も解約したんで以後接触はないけど家がばれてるんで今でもちょっと怖い。
あの人はきっとどこかおかしかったんだろうな。



368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 22:59:28.14 ID:/B2Ko8Qk0
鏡の中の話だ。
小さい頃、俺は何時も鏡に向かって話し掛けていたという。
もちろん、俺自身にはハッキリとした記憶は無いが、親戚が集まるような
場面になると決まって誰かがその話を始める。
近所には同じ年くらいの子供が居なかったので、寂しくて鏡の自分に
語りかけていた。そういう事になっている。
事実は違っているが親や親戚に話せるはずも無い。
だから、ここに書いてみようと思う。他の板なら頭がオカシイと思われる
だろう。でも、この板のこのスレッドなら平気だ。
俺はただ、誰かに話したかっただけで、相談に乗って欲しいわけじゃないし、
暇つぶしに読む人も居るかもしれない。どうせ誰にも解決できない。
小さい頃の記憶は曖昧なので書きようが無い。
はっきり鏡に人影らしきものが映るようになったのは、中学の頃だった。
昼も夜も無い。鏡を見ていると、俺の後ろに誰かが横切ったり、
誰かが覗き込んでいるような顔が映るようになった。
そうなると人の視線を感じたり、気配を感じるようになる。
落ち着けないし、深い眠りにつくことも出来なくなった。
気の所為かもしれないが、俺は自分の部屋から鏡を無くした。
それは一月程で消えた。すっかり見ることも無くなって忘れていた。
十年経って、俺は一人暮らしを始めた。
先週の事だ。夜中に車を運転していてルームミラーに目をやると、
そこに人の顔があった。急ブレーキで停車し、後部シートを振り返ったが
誰もいない。だが、ミラーの中の顔は消えずに俺を見ていた。
不思議なことに、前髪がミラーから生えてユラユラ揺れている。
やっと気がついた。
鏡に映っている訳じゃない。鏡の中から俺を見ていたんだと。
車をそこに置き、一時間かけて歩いて帰った。
今、テレビから這い出してくる貞子の映画を思い出している。
正直言って正気でいる自信が無い。



369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/07(月) 23:01:33.61 ID:/B2Ko8Qk0
19世紀末、どこの国かは知らない。
路上で客に依頼された絵を描く、絵描きとして生計を立てている一人の男が居たそう。
同じく絵描きとして生計を立てている女は、その道で大成し男よりもお金を持っていました。
その女に顧客を取られていってしまうので、男はついに彼女を恨み始めました。
その時のその国では、相手が死ぬ様子を絵にして描き、その絵を家に飾るとその相手に呪いがかかるという
何とも信じがたい呪いが流行っておりましたので、男は便乗してその呪いの儀式を行いました。
相手のお好みの死に方を選べてしまうそうです。但し、その絵は鮮明で綺麗な絵でなくてはいけないそうです。
絵描きとしての力量に自信があった男は、その女が国軍に強姦され焼き殺されるという何とも酷い絵を、
40ページにも及ぶスケッチブックに描いたそうです。
数日後、その女の元に国軍の兵隊がやって来て、自分の似顔絵を描くように依頼したそうです。
女が描き終えて兵隊に渡すと、兵隊は気に入らなかったのでしょうか。「似ていない!」と
紙を破り捨て、彼女は男が導いた通りの死に方をしたのです。
翌日男の元に、国の警察がやって来ます。「ちょっと本部まで来なさい」と言われるがままに
男は本部にやって来ました。そこで待っていたのは厳しい取調べと拷問。
男はまったくワケがわかりませんでしたが、聞いてみました。「私が何をしたというんですか?」
取調べを承っていた男はこう切り返してきました。衝撃的な言葉でした。
「あなたは絵描きさんの彼女(名、S)を強姦して焼き殺しただろう。
 何と酷い。お前はもう死刑が決まっているのだよ」
男は、自分ではないと必死に弁明しました。実際は国軍の兵士が手にかけたから、らしいです。
しかし、動機もハッキリしていたので、男は翌日、絞首刑に処せられました。
実はあの日、偶然にも絵描きの彼女が男の家に、ある用事があってやって来たのです。
その時、窓からたまたま彼の部屋の中を見てしまったのです。というか見えてしまったのです。
半狂乱になって笑い声をあげながら自分の死に行く姿を描いているあの男を見つけてしまったのですから。
翌日、彼女の家にやって来たのはあの男でした。
彼女も呪いの方法を知っていましたから。



400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 00:32:52.34 ID:1ewYJj7h0

「念じるだけで人が殺せる」

これが私の母方の祖母の口癖だった
老人会で自分の気に食わない人が数人いたらしく
「こいつはやく死ねばいいのに」と念じると
数年後にはその人達は亡くなっていくそうだ

幼い頃、祖母の家に行くと事あるごとに聞かされて
(ばーちゃんにはすごい力があるんだ!!)
と思い込んでいたが、自分が成長して思い返してみると
当時の老人会のメンバーの中で、祖母は若いほうだったので
必然的に祖母が嫌うお年寄りたちはかなりの高齢
数年後に亡くなっていくのは当然だったのだ



401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 00:33:54.01 ID:1ewYJj7h0
私が高校を卒業するころ両親が離婚した
修羅場の描写はgdgdになるので省くが
一方的に父が別れを切り出したらしい
愛人がいてその女との暮らしを優先にしたいとのことだった

時は経ち、数年ぶりに父から連絡があった
「誕生日プレゼントを買ってやる」

正直言って殺意が芽生えた
私のことはさておき
離婚当時、まだ義務教育だった妹の養育費も払わなかった人間が
よくもそんなこと言えたもんだと思ったが
母に代って少しでも搾りとってやろうと考え、会うことにした

そのころ祖母は軽度の腰痛で入院していたが
数週間後には退院していた



402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 00:34:31.12 ID:1ewYJj7h0
父に会う日がきた―――
久しぶりに会う父に昔の精悍な面影はなかった
女と別れて独りで暮らしているのかとも思ったが
明らかに何かが違った

私達家族を捨てた報い…そう言いたいのをこらえ
私「ちょっと痩せたね」
父「原因不明の体調不良…どの医者に行ってもそう言われる」
あとはテキトーに会話をし、誕生日プレゼントは後で換金できるよう
使いもしないブランド物の腕時計を買ってもらい帰路についた

帰ってから母に報告する
私「なんか尋常じゃないくらいゲッソリしてたよあいつwww
罰があたったんだよwww」

笑顔の私に母が沈んだ顔で答える
母「……もしかして……これのせいじゃない?
おばーちゃんがこの間入院したでしょ?
退院する時、身の回りの物片づけてたら…こんなのが出てきたの」




404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 00:40:22.13 ID:1ewYJj7h0
>>400-402続き

引き出しの中から母が取り出した写真
私が写真を手の平で受け取ると手の平に妙な違和感
写真に写っているのは若い頃の父だったが
父の顔と心臓の部分に細い針で何度も何度も刺した跡があった

手の平に感じた違和感は穴をあけた跡がザラザラした感触だった
体中 鳥肌が立ったのを今でも覚えている

選挙のポスターに子供が画鋲でいたずらしたような
間抜けな感じは一切なかった

このとき私は冒頭の幼い頃のことをはっきりと思い出した

後日 退院後に祖母が独りで暮らすのは無理だと判断した母が
祖母の住んでいた家を引き払うとき 文箱の中から
老人会の旅行で撮った写真にも針で刺した跡のあるものを見つけた

穴が開けられた被写体は
当時祖母が嫌っていた人たちのほかに
祖母のお茶飲み友達で 私のこともとてもかわいがってくれたおばあさんの写真にも開いていた



436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 05:06:19.76 ID:w7K5r/WzO
簡潔に書く

友人と廃屋に入ったら居間のちゃぶ台に日本人形があった

入った時は入口から右向いてたのに出る時見たら正面向いてた

友人も確認済み



439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 05:13:17.78 ID:DVOjU0WV0
>>436
そりゃいきなりお前らが入ってきたら人形も驚くよ



459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 09:14:15.91 ID:ILYCAV0BO
幽霊とかそういうんじゃないけど、小学2年生位の話。


いつも通り友達と近所の空き地に遊びに行ったら、珍しく車が停まってた。(軽トラより一回り大きい位のトラックだった気がする)

それでも気にせず遊んでたら、そのトラックから30代くらいのおっさんが出てきて、
「飴あげるからこっちにおいで」
って声かけてきた。
小さいなりに警戒心があったので拒否してたら、おっさんも必死になってきて、最終的に
「1万円あげるからおいで」
って言われた。
いよいよヤバいと思って、すぐに友達と家に逃げ帰った。

もしあの時おっさんの所に行ったらどうなってたんだろうと、今でも思う。


それだけ。



460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 09:17:25.79 ID:KDoaiwpzO
>>459
誘拐か本当に子供好きなおっちゃん



482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 13:28:16.60 ID:cV0d6Eyx0
437 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/06/07(土) 04:39:49 ID:I6Y88mrM0
ちょっと調べ物をしようとヤフー開いて単語入れようとしたんだ
するとオートコンプリートってあるじゃん?以前入れた言葉が出てくるって奴
あれが出てきたわけだがそのとき出てきた言葉が

お天気お姉さん
お天気お姉さん R
お天気お姉さん H
お天気お姉さん えつち
お天気お姉さん いやらしい

とか出てきて糞吹いた

まあきっと弟の仕業だろうと思って他にどんなのを調べたんだろうと見てたら

殺し屋 住所
殺害方法 ばれない
秘密 毒殺

とかあって笑いが止まらない

でも

兄弟 縁を切る
兄 殺人事件
○○ 殺し方

これ見て背筋凍った



492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 13:56:14.66 ID:FEDUXQYu0
最近近所で度々葬式をしているのを目撃する。死んだものは皆、二十台前半ほどの若者だそうだ。
死んだ者達の関係性は無く、死因もバラバラなのだが、ただ一つの共通点として死んだ者達の部屋からは必ず藁人形が発見されていると言う話だった。

その日俺はいつものように会社に行こうと思ったのだが、家を出たところでいつも見るはずのない物を見つけ、驚愕した。
紐で数箇所縛られ、人形(ひとがた)をしたそれは誰がどう見ても藁人形だ。
俺は近所で噂されている藁人形の話を思いだした。死んだ人間の部屋から発見される藁人形……。もしかしてそれはこのことじゃないだろうか。
不気味に思った俺は人形を持って神社へと足を運んだ。会社は、電話をして欠勤する事にする。

俺は神社の神主に事の次第を話した。神主はまだ若く、高校を出たばかりと言う感じだ。
果たしてこんな青年に任せていいものだろうかと迷っていたが、彼は俺の話を聴くと的確な指示を出してくれた。どうやらお払いをしてくれるらしい。
俺は神社の電話番号を聞いたあとで家に戻り、神主に指示された事をすることにした。

まずコップ一杯の水を用意し、部屋を暗くする。電気を消したところで、神社に電話をかける。
無機質な呼び出し音が二三度鳴った後、神主が電話にでた。俺は彼に準備が出来た事を話す。
「それでは今から供養を始めます」
彼はそう言うとしばらく沈黙し、なにやら呪文のような物を唱え始めた。
「昇抜天閲感如来雲明再憎 昇抜天閲感如来雲明再憎 昇抜天閲感如来雲明再憎」
俺の耳から神主の声が入ってくる。その声は先ほどの若々しいものではなく、年老いた老人の声に思えた。
彼が呪文を唱えるたびに机に置いたコップの水に波紋ができ、それは俺に何かが起こっている事を感じさせた。
その後五分ほど彼の呪文は続き、唱え終わると彼はこういった。
「それではコップに入った水を飲んで下さい」



493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 13:56:49.64 ID:FEDUXQYu0
その時俺はあることを考えていた。死んだ若者達の、死の原因である。
噂では死んだ彼らの部屋には何故か藁人形が置いてある、と言うことだった。
以前まで俺は、それが誰かの手によって置かれたものだと考えていたが、こうは考えられないだろうか。
誰かに部屋に入れておくよう指示された、と……。
そもそも藁人形なんて気持ち悪いもの、見つけた奴は必ず神社にでも持って行くだろう。
そして彼らは皆、あの神主に言われたのではないか。
「今から言う事を実行してください」と。
部屋を暗くする事に何の意味があるだろう。水を用意する事に何の意味があるだろう。
昔から水辺にはよく霊が集まるという。それなのにわざわざ部屋を暗くして霊が集まりやすくなどするべきだろうか。
もしかしてあの藁人形は単なる囮で、彼は先ほどの呪文で霊を集め、水ごと霊を体内に取り込ませようとしているんじゃないだろうか。
その結論に至った俺は、わざと水を飲まずに、様子を見る事にした。
神主に礼を言い、電話を切った後、コップの水を流しに流す。もしこの判断が間違いだったら、俺が死ぬだけだろう。

翌日、神社の神主が亡くなったと言う事を聞いた。
何かを凝視するように目を見開いていて、自分で自分の首を絞め、窒息死したらしい。
呪いは失敗すると返って来るという。
もしかしたら彼のしている事は、強力な呪いだったのだろうか。




566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:16:15.41 ID:g7R/Je/V0
怖い話というか、意味不明なんですが、自分にとっては洒落にならないことがありそうなので。

※この話を読んだことであなたの身に何が起きても私には責任が取れません。
自己責任でお読みください。

中学時代、怪談ゲームを通して怪談話が好きになり、よく自分に構ってくれる母方従兄弟に怪談をせびってました。
従兄弟は新しいもの好きで、ロンゲメッシュと当時では珍しい格好、友達も多く色々な話を聞かせてくれました。
そんな従兄弟も就職し、じいちゃんも祝いではしゃいでいました。じいちゃんは真っ白で背中の真中くらいまで伸ばした髪の毛を後ろで縛るという変わったファッション(?)をしていたのを良く覚えてします。
従兄弟が就職し、じいちゃんは釣り、ばあちゃんは畑仕事、伯母さんは仕事、従兄弟の姉は学校で、昼間誰もおらず遊びに行くことも減りました。
伯父はずっと前に火事で亡くなっていたそうです。
しばらくして、ポケベルを持つと従兄弟から連絡がありました。「お前怪談好きだっただろ?爺が釣り仲間に聞いた話があるから今度聞かせてやるぞ」
そんな内容だった気がします。
しかしそれからすぐにじいちゃんが亡くなり、聞く事をすっかり忘れてしまいました。
棺おけの中でじいちゃんは長かった髪の毛をすっかり無くし、坊主にしていました。




567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:16:36.37 ID:g7R/Je/V0
高校に入り、携帯電話を持つと従兄弟と電話する機会が増えました。某大手百貨店に就職した従兄弟の話は仕事の話が多く、面白かったです。
高校二年頃、学校から帰ると従兄弟が家に来てました。実際に会うのは葬儀以来ですっかり社会人らしく髪の毛を黒くし、短くなっていました。
丁度祖父の言っていたという怪談話を聞こうと思っていたので聞こうとしたのですが、母の制止に掛かり止められました。
その日の夜、今度ファミレスかどっかに行って話してくれるとメールが入り、楽しみにしてました。
が、数日後に従兄弟は心臓麻痺で亡くなりました。業務中にいきなりだったらしく大騒ぎだったらしいです、ストレスか何かでなったんではないかと言ってました。
葬儀には大手百貨店から大きな花が贈られており、大手会社から花を送られてくるほどの従兄弟を誇りに思ったのと同時に、その花が大好きな従兄弟の死を実感させてきて悲しくなりました。
母は実家で49日まで居るとのことでした。
従兄弟の仕事仲間とそこで知り合い、従兄弟の話を聞いてました。




568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:17:06.22 ID:g7R/Je/V0
「あいつ結構怪談とか好きでさ、こんな話をしてきたんだ」
「あいつの爺ちゃんが聞いた話らしいんだけど、戦時中の話だ」
「元華族、裕福な家で成績良く、運動も出来る、さぁこれから国のために戦うぞって時に、肺結核になって兵隊になれなかった男がおったらしい。」
「そいつは村に残った女子供に病気だと忌み嫌われ、果ては恋人や友人にまで見つかれば石を投げられる始末だった」
「怒ったそいつは村人を見返そうとするが、病気は一向に良くならず、体力がどんどん落ちていった」
「死期を知ったそいつは恋人だった女を山に誘って襲い、事が済むと女は逃げて、山に残されたそいつは体力衰弱とで降りることもままならなくなった。」
「翌日男がいない女は心配になり、襲われた現場に向かった。男は女を見ると追いかけた。なにやら恨み言を叫んびながらだったらしい」
「怖くなった女は再びそこから逃げようとするが、男に後ろ髪を掴まれ毟られたそうだ」
「それからその女は子供を産むが、狂い死にしたらしい。そしてこの話を聞いたヤツはそいつに呪われると」
「そこで終わりじゃない、呪いの内容はだ」
「夢の中で、真っ暗、多分部屋の中で朝を探すんだ。」
「待てば良いってもんじゃない、光を探してつかまなきゃいけない。」
「でもそれはあるモノから逃げながらやらないといけない。」
「逃げてると暗闇の中からグワっと音がして、頭を捕まれる。
みしっと音がして髪の毛を毟られる」
「だいたいいつもそこでぎりぎり、光を掴んで目が覚める」
「そこでみんな髪の毛を毟られずに襲われたらどうなるかと怖くなって、髪の毛を短くするんだ。」



569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:18:13.65 ID:g7R/Je/V0
そのときは話を聞いて戦時中て怖いなぁくらいにしか考えなかった。
が、しばらくして、お骨を墓に入れるとかなんとかで再び母の実家へ。母は髪を短くしていました。
わたしは夢を見てません。母も健在です。が、日に日に母の髪が白くなって行きます。
怖くなり従兄弟の仕事仲間に聞くと、「大丈夫だろ、なんかその話ちゃんと神社で呪を封じてるとか聞いたし、俺そんな夢見てないから」とのこと。
それでも気になったわたしはどこの神社か調べようとしました。ですが話の元となる祖父に話した釣り仲間が見つかりません。
この話を学校の友人に相談すると、「なんつー話を言ってくるんだよ、それ知ってる」とのこと。
もうすぐ来る夏休みを利用して神社を尋ねることにしました。
神社へは交通の便が悪く(というか免許なかったので電車+タクシー+徒歩)つく頃には夕方になりました。
神社に着き、そこに居た神社の人らしいおっさんを訪ねると凄まじい勢いで追い返されました。「どうせまた噂を聞いて来たんだろ、帰れ」と
結局話をすることも出来ず、わたしと友人は今でもその夢を見ていません。
が、わたしの知る限り今までずっと長いままだった母の髪はあれから3年経っているのにまだ短いままです。
母から話を聞くと母があぶないような気がしてきて、聞けません。
従兄弟の仕事仲間と連絡がつかなくなり、手掛かりがなくなりました。

いつか自分も夢をみて頭を毟られるのかと思うと・・



570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:19:58.97 ID:g7R/Je/V0
わたしの弟から聞いた本当の話です。
弟の友達のA君の実体験だそうです。
A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに
行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。
せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、
家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。
A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。




571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/08(火) 22:20:47.82 ID:g7R/Je/V0
真っ白な服を着た人、
(男なのか女なのか、その窓からの距離ではよく分からなかった
そうです)
が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、続けて見るとその
白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、その白い人は不自然な
方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」
すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、
分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、
答えてくれませんでした。
 あれは、一体なんだったのでしょうか?
今でも、A君は、分からないそうです。
 「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、
私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。
 「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」

「くねくね」



584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 22:59:06.83 ID:+LXvOyTe0
1400年代のスコットランドで実際に起きた、未だ歴史上類を見ないほど異常な事件

ソニー・ビーンはスコットランドの田舎で生まれた。もともと乱暴な性格で怠け者だったソニーは、働ける年頃になると退屈な仕事に就くのを嫌って、さっさと家を出てしまったという
しばらくしてソニーは自分と気性の良く似た彼女を見つけた。
そして彼女を生涯の伴侶と決め、一緒に暮らし始めた。しかし二人が新居に選んだのは普通の“家”ではなく、奥行きが1マイル(1.6km)以上もある巨大な洞窟だった。
その洞窟の入り口はギャロウェイ海岸に面しており、干潮時には細長い砂浜が現われて前庭になった。二日に一度の高潮の日には、洞窟入り口から数百ヤード(百ヤード=約91.44m)
に渡って水没するが、おかげで侵入者を防ぐこともできた。
あちこちに曲がりくねった暗い横道がある不気味に広い洞窟内は真っ暗で、空気はいつも湿っていたが、二人にとっては居心地の良いねぐらだった。
そうして所帯を持ったものの働く気などないソニーは、旅人を襲って強盗した金で生活しようと考えた。近くの村を繋ぐ人通りが少ない狭い道で旅人を待ち伏せして襲うのだ。
ひょっとすると、もうずっと以前からそのようにして生活していたのかもしれないソニーは、難なく旅人を襲い、足がつかないように必ず犠牲者を殺した。
旅人の所持品は全て洞窟に持ち帰ったが、ソニーが利用できると考えたのは現金だけだった。
宝石・時計・衣類などを売ればいい金になるのは分かっていたが、そこから足がつく危険を考えて手をつけなかったのだ。旅人たちの所持品は洞窟の奥にただただ積みあげられていった。
そのような金に換えられない在庫が増える一方、旅人から奪った現金だけでは満足な生活費は得られず、食糧を買う金にも事欠き、飢える日もあった。ソニーと妻の目下の悩みは、
この食糧問題だったが、ある日、ソニーが食糧問題を解決する良策を思いついた。
「なぜ殺した人間の身体を食べない?せっかくの肉を無駄にすることはないじゃないか」
ソニーと妻はそのアイデアをすぐ実行に移した。いつものように旅人を襲って殺し、自分たちの洞窟まで死体をひきずっていき、
犠牲者の内臓を取り去り、バラバラに切断した四肢を干して塩漬けにした。そして洞窟の壁に備え付けたフックにかけて保存し、
骨は洞窟の別の場所に積んでいった。彼らは以後、20年間にわたってこの方法を続けることになる。
連続して起こる誘拐とも失踪とも知れない事件を警戒した人々は、気味悪がって田舎道のひとり歩きを避けた。犠牲者と犯人の捜査もされたが、
ソニーたちの洞窟は誰にも発見されなかった。二日に一度は入り口が水没する洞窟で生活している夫婦がいて、人を殺して食べているなどと誰が想像出来ただろう?
ソニーたちの生活は順調で、妻は洞窟の中で次々に子供を産んだ。食糧問題が解決されたので、次は盗品をなんとか売りさばく方法を試してみた。買い物で町に行った時、
用心しながら売ったり交換したりしたが、それらはこれといって特別目立つことのない、ありふれた品物だったため、不信に思われたり疑われたりすることはなかったという。
ソニーの子供たちは、洞窟の生活に何一つ疑問を抱かず、元気にすくすくと育っていった。ビーン家では、強盗・殺人・食人は生活習慣であり、生きるために必要な仕事という認識だった。



585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 22:59:38.69 ID:+LXvOyTe0
ビーン一族は大所帯になっていたが、一族同士で共食いすることは決してなかった。
何ら教育を受けていなかったため、原始的な話し方しかできなかったというビーン一族の子供たちの知識といえば、殺人と食肉の解体、
それを保存する加工技術だけだった。また子供たちは家族以外の人間が食糧として殺されても疑問に思ったことはなかった。
大きくなった子供たちは誘拐と殺人の仕事を手伝うことになっており、代を重ねるごとにビーン一族の家業の規模は拡大していった。
殺人や誘拐の技術は長年の経験の中で洗練され、素早くスムーズに実行する術を次々に体得していった。
おかげで、40人もの食いぶちがいるにも関わらず、一族が飢えることはなかった。それどころか塩漬けにして保存した人肉が食べ切れ
ずに腐らせてしまうこともあったため、腐った部分を捨てることもあった。
これだけ多くの子供や若者が洞窟のまわりをウロついていたのに、誰もこの奇妙な一家を不審に思ったり、調べようとしなかったのかというと、
実際はそうでもないらしい。何人かは彼らの存在を不審に思う者もいたようだ。
しかし彼らは無防備に洞窟に近づいた結果、殺されて食べられた。塩漬けにされた人間の肉に、誰もが常識では計り知れない不吉なものを感じていた。
そんな中、犯人逮捕を焦る風潮もあったかもしれない。行方不明者の足取りを追うといった捜査方法は、最後に犠牲者たちに会っただけの無実の人々の
逮捕や死刑という別の悲劇を生む結果になった。
そのあいだビーン一家は誰にも疑われることなく、洞窟の中で安全に暮らしていた。何度も大掛かりな捜索が行われたものの、誰も洞窟を探索しようとは思わず、
ビーン一族の犯行は見過ごされ続けた。そして手がかりがないまま、
さらに数年が経過した。年を重ねた一族の犯行はさらに大胆さを増していた。時には6人以上の男女を、その倍以上の人数で待ち伏せして襲った。彼らに狙われた者は例外なく、あっという間に命を奪われた.
「しかし中には、彼らから逃げることに成功して助かった者もいるんじゃないか?」という疑問の声が上がるのも当然だが、答えは「ノー」である。
彼らの犯行の手口は通常の強盗とは程遠い、軍隊のような組織だったものだったのだ。
彼らはつねに道の両脇に獲物を包囲する部隊を置き、攻撃をしかける中心部隊が獲物に切りかかる。急襲に驚いて逃げようとしても逃げ道は固められており、袋のネズミ同然だった。
このように誰にも怪しまれることなく犯行を重ねてきたビーン一族だったが、たった一度の失敗が命取りになった。それは、タイミングの悪さと判断ミスによって引き起こされた失敗だが、
驚くべきは、それが今まで一度も起こらなかったということだ。
それは実に単純な失敗だった。ソニーと妻が洞窟で暮らし始めて25年目のある晩、ビーンらは、近隣の町フェアから馬で帰ろうとしていた夫婦を襲った。攻撃部隊が最初に女を捕らえ、次に男を馬から
引きずり下ろそうともみ合っている間に、別の部隊が先に捕らえた女を裸にし、その場で内臓を引きずり出し、洞窟へ持ち帰る準備を整えた。それらの残虐行為を目の当たりにした夫はパニックに襲われ、
半狂乱になって無我夢中で暴れた。火事場のなんとかというが、彼のすさまじい抵抗でビーンらの何人かは転倒した。ちょうどその時、同じフェアから帰る20人以上の集団が偶然に通りかかったのだ。



586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 23:00:02.26 ID:+LXvOyTe0
不意に大人数の集団に出会ったビーンらは、自分たちが不利なのを悟ると攻撃を中断し、切断した女の死体をその場に残したまま、慌てて洞窟に戻った。これがビーン一族にとって、最初で最後の、そして最大の失敗になった。
ビーン一族から逃れることに成功したのは、記録上、この男性ただ一人である。
彼はグラスゴーの最高行政官に連れて行かれ、自らが体験した事件について記述した。
その記述に長官は衝撃をおぼえた。自分たちが長年追っていた犯人は、おそらくギャロウェイ地区近辺
に集団で暮らしており、被害者の妻の内臓を抜いた後で持ち帰ろうとした事実は、犯人らが明らかに人食い集団
であることを示していた。きわめて異常な事態に、最高行政官はスコットランド王に直接報告した。報告を受けた
スコットランド王は事の重大さを認識し、400人の武装軍隊と多数の追跡犬を伴いギャロウェイへ向かった。そうしてスコットランド王、
将校、随行員一同と地域の民間人による歴史上類を見ないスケールの大捜索が開始された。
彼らは初め、ギャロウェイ地方や海岸全体を調査したが、なにも発見できずにいた。
しかし犬を連れて海岸を捜索していた男が入り口の浸水した洞窟近くを過ぎようとした時、犬が何かの匂いを嗅ぎつけ、うなり声をあげはじめた。
やがて犬は激しく吠えながら、浸水した暗い洞窟の中へ走っていった。犬の反応にただならぬものを感じとった男は「ここだ」と確信した。
犬を追って洞窟に入れば、たちまち犠牲者の仲間入りをすると察した男は、ただちに仲間を呼び集めた。
洞窟の前に集められた捜索隊は、トーチの灯りを頼りに洞窟の狭く曲がりくねった通路を用心深く進んだ。そして彼らはとうとう食人一族ビーンの
棲み家である洞窟の一番奥にたどり着いたのである。そこには想像を絶する恐ろしい光景が広がっていた。洞窟の壁には、切断された人間の手足や胴体、
男性や女性の肉片が、肉屋のように掛けられており、少し離れた別の場所には、時計や指輪、宝石などの貴金属と一緒に衣類などが無造作に積んであった。
そしてすぐ脇の穴の中には、25年にわたって溜め込まれた無数の人骨が散らばっていた。捜索隊が洞窟に乗り込んだ時、ビーン一族は誰一人欠けることなく、
全員洞窟内にいた。驚くべきことに、この25年間で一族の人数は50人にまで膨れ上がっていた!
はじめビーンらは逃げるスキを伺って抵抗し、戦う姿勢すら見せていたが、いかに彼らであっても400人の軍勢が相手では勝てるはずもなく、洞窟の入り口を武装した人々に
閉鎖されて逃げ道を失った彼らは一網打尽となった。
長年にわたる殺人と食人の証拠がうず高く積まれた洞窟に暮らしていたソニー・ビーン一族に対し、人々は憎悪に燃えて報復を叫んだ。
元々の親であるソニーと妻の二人をのぞく27人の男と21人の女は、すべて洞窟で生まれ育っており、生まれた時から人肉を食べ、また近親相姦を繰り返して子を産み、
強盗と殺人を生活習慣として育ってきたのだ。彼らは許しを乞うどころか、罪を認識している様子もなかった。
呪われた人食い一族に慈悲を唱える者は1人としてなく、ビーン一族の犯した罪は、法と証拠と司法によって排除されるべき不快極まりない悪魔の所業であり、よって裁判の
必要もなしとみなされた。独断的な判決により、ビーン一族は幼児であれ赤ん坊であれ、すべて根絶やしに
するべしとされ、全員に死刑が宣告された。翌日、全員の刑が執行された。彼らが犠牲者を切り刻んだように、男たちは生きたまま腕と足を切断され、切り刻まれた。
女たちは彼らが死んでいく姿を見せられた後、火あぶりの刑に処せられた。
しかし死の間際にあっても、ビーン一族は誰一人として罪を後悔する色を示さなかったという。



588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 23:14:23.81 ID:+LXvOyTe0
これは、実話です。数年前、私は、妹と二人で東京で二人暮らしをしていました。
元々は、二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると一軒家が借りられるという事に気付き、
都心から多少離れてはいるものの、広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。

ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。
風呂場から「ギャアアアアア」という物凄い悲鳴が聞こえました。
ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと濡らして裸のままで廊下に立っていました。

何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら
「どうしたの?」と聞くと青ざめた顔で
「・・・風呂場、見て来て、お願い」と言います。
言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。
脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子が伺えた以外は。

取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました

いつものように、お風呂に浸かっていると、「ヒュー・・ヒュー・・」という
誰かの呼吸する音を聞いたというのです。周りを見わたしたのですが、誰もいません。
風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。
湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって髪を洗います。
手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、髪を揉むようにして洗いました。そのとき、ある事に気付いたのです。

髪が、長い。

妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。
そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出してしまったそうです。

後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。
それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ずドアの外で私が待機するようになりました。
私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。



590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/08(火) 23:17:30.50 ID:+LXvOyTe0
自分が体験した唯一の心霊体験です。
今は違うのですが、最近まで東京都板橋区の自殺で有名なT団地にすんでました。
私が小学生の頃は本当にたくさんの人がその団地で自殺によって亡くなってました。
今は廊下に鉄格子みたいなものがはめ込まれ、自殺者はほとんどいなくなったみたいですが、
当時はタクシーに乗ってわざわざ飛び降りに来る人もいるくらいに有名なスポットでした。
自分が小学4年生の頃の話です。明日から夏休みで終業式が終わって友人と4人で帰宅途中にある団地のわきに通りかかった時に、
パイロンに囲まれて人型のチョークがかかれている場所を通りかかりました。
信じられないかも知れませんが、みんな口々に「またかよ~」「何で死ぬんだろね」というくらい当たり前の光景だったのです。
今思えばなんでそんな事したんだろう?と思うのですが私はパイロンを蹴飛ばして、人型のチョークに寝転がったりして遊び始めました。
さすがにまわりの友達はひいてましたが「なんだよおまえら、根性ねえな!」みたいな事を言ってごろごろチョークの上を転がっておりました。
その日の夜、妙な息苦しさで目がさめました。意識の中では目がさめてるのですが、体がさっぱり動きませんでした。
金縛りなんて経験した事ない私はものすごくパニックになっていましたが、声も出せずにただただじっとしてるしかありませんでした。
そのうちお腹の上になにかが乗っかっているような重みを感じ、それはどんどん重くなっていき、そのまま気を失ってしまいました。
朝目覚めて母親にその事を話したのですが
「疲れてるだけよ」とまったく取り合ってもらえずに、再び夜を迎えました。
なんか寝るのが怖くて、ガキにしては夜更かしをしていたんですがそのうち寝てしまいました。
すると再び夜中に目がさめてしまったのです。
しかし今回はまぶたすらあける事ができず、なにかが全身に覆い被さっているような感触と、男のひとの「ヒューヒュー」という息遣いが聞こえてきました。
怖くなった私は心の中でひたすら「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返してました。
すると突然体が軽くなり、心で叫んでいた「ごめんなさい」が本当に大声で口からでていました。
となりで寝ていた両親もその声で飛び起き、なにがあったのかを問いただしたので
私も泣きながらチョークの上に寝転がって遊んでいた事を話しました。
母は「明日一緒に謝りに行こうね」といい、次の日お線香と花を買ってそのチョークのところに行きました。
それからはうなされることもなく、家族旅行や友達との遊びの中でそんな事も忘れかけていたのですが、
夏休みも後半に入り一人自宅で宿題のドリルをしてると、突然電話がなりました。
「もしもし○○です」
「……」
「もしもし??」
「……」悪戯かなと思い受話器を置こうとしたときに、男の人の声で「二度とするなよ…」と。



643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 04:38:35.16 ID:m2yCWCmj0
二か月前まで働いていた病院での体験。

足を折った幼い女の子が入院してて、その子がある病室の前を通るとすごく怯えるんですね。早く行こうよ、って。
気になって聞いてみても何にも言わないし放っておいたんですけど、あるときその子が真夜中にナースコールを押して来て、

「さかさづりが来る!さかさづりが!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!さかさづりが!」

って意味不明なことを叫び出すんです。
こちらもびっくりしてその子の病室に走って行くと、その子がワンワン泣きながら

「さかさづりが!さかさづりが!」

って言って、歩けないのに這いつくばって逃げようとするんですよ。
頭おかしくなったのかと思って、三人掛かりでその子をベッドに寝かせたんですが
その子が一際大きな声で

「あああああああああああ!!!さかさづりいぃぃい″!!!!」

って叫んで、気絶したんですよ。脈は早いけど、特に異常もないんで、取りあえず意味わかんないね、って職員三人で病室を出ようとしたんですが、そのとき、
月明りに照らされた向いの病室に、プラプラ揺れる人間みたいな影があって。
まさに「さかさづり」みたいな。
でも窓の外は何もないし、何かが吊してあることももちろん無くて。自分たちも叫びながら病室を出ました。
元職場のその病院は、7階建でまわりに草木もないし、女の子の病室は最上階だったので、なにか外にあるものの影では絶対にないんですよね。
あれが何なのかはわかりませんが、すごく 怖かったです。


女の子おいて逃げるとか外道すぎるだろ…



644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 04:52:26.39 ID:2h/ZqFLA0
そこで俺が幼女のそばに付き添ってフラグが立つんですね、わかります。



702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 15:20:54.49 ID:GHbz/zjW0
ピザ屋でバイトしてた頃の話。
とあるマンション(新築、おそらくワンルーム)に配達に行った。新規の客だった。
オートロックだったので入り口で部屋番号を押すと、ほどなく「はい」と若い女性の声がした。
「お待たせしました、ピザ○○です」
「あの~すいません、今ね、ちょっと顔を殴られてケガしてて表に出れないんでね、
 ドアの前にお金置いとくんでそこにピザ置いといてくれませんか?」
少し変わった申し出だったので一瞬戸惑ったが
「あ、は…はい…わかりました」
と答えてマンション内へ。
見せられないぐらいひどいケガなんだろうか??
まぁ事情は知らんが殴られたことは別に言わなくても…
などと思いつつエレベーターで3階に上がる。
その部屋は廊下の突き当たりにあった。
ドアの前には剥き出しの2060円。
ゆっくりと金を拾ってからピザをそこに置き、廊下を戻る。でもやはり気になる。
エレベーターは3階のままだったが待ってるフリをしながら横目でその部屋を窺っていた。
顔を見てみたい。しかしきっとむこうも覗き窓からこっちを見てるはず。
なかなかドアは開かない。10メートルほどのあいだに漂う緊張感。
こっちが行くまで出て来ないつもりだな…。
諦めてエレベーターに乗り込もうとしたそのとき、音もなくドアが開いた。
わずかに開いたドアの隙間。
その下のほうから生白い手が一本にゅ~っと現れると
不器用にピザの箱を掴み、それを縦にしてドアの隙間に逃げるように消えた。
天才バカボンに、手だけしか見せない一家の話があったのを思い出した。



703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/09(水) 15:45:52.07 ID:au+E+9dU0
>>702
うわ知ってるそれ!

赤塚ってたぶん本人は最初から最後までギャクのつもりで
書いてるんだろうけど、時々ギョっとするような話し書く
んだよね。
だからこそ 天才 なんだろうけど・・・



704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 15:50:19.13 ID:QR6qw0JW0
バカボンのあの回は消防の頃マジでトラウマになった。



716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 17:29:16.73 ID:KhpHdK3p0
小さい頃、妹とよくお墓でいたずらして遊んだ。
そこである日妹が以前に遊んでいて落としたらしいネックレスを拾ってきた日の事なんだが
俺はその日はじめて幽霊ってものを見た。いや、正確には幽霊の手足。

墓から帰ってきて遊び疲れた俺と妹は、仏間の隣にある和室で扇風機を付けて寝こけていた。
そしたら突然、うとうととした寝入りばなにどたどたと言う激しい足音が聞こえてきた。
家には俺と妹、そしてこの時間帯には足の悪いばあちゃんしかいないはず。
ばあちゃんに何かあったのかと俺は驚いて飛び起き、廊下へと続く障子に手をかけた瞬間、
どたどたとした足音が目の前を通り過ぎた。障子の下の方にあるガラス戸ごしに、四つん這いで走り抜ける何かが見えた。
いつの間にか起きた妹が、俺の服の袖をつかんでいた。妹の制止がなければ俺は戸を開けていたかもしれなかった。
どたどたどた。とまた四つん這いの足が廊下を行ったり来たりする。背中に氷水を浴びせられたように全身に鳥肌が立った。
戸にかけた手をどうする事も出来ないまま、俺が振り向くと、妹は人差し指を唇に付けて「静かにしろ」と俺にジェスチャーで伝えてきた。
どたどたどた。どたどた。と廊下を行き来していた足音が、不意に障子戸の前で止まった。
薄汚れたはだしの足と、緑がかった腕が下から覗く。俺はいつの間にか泣いていた。
「だいたいこれはあたしんだ!お前のなわけなかろうが!死んだならおとなしく寝てろ!」
いきなり妹が大声で外に叫んだ。扉の前の手足ががりがりと戸をひっかいた。俺はもう怖くて気絶しそうだった。
「帰れ帰れ!未練がましいんじゃ!やらんもんはやらん!」妹が怒鳴るたびに、外の手足がどんどんと戸を叩いた。
「泥棒の分際で這い出てきやがって!また殺されたいのか!」
そう言って妹が傍らにあった蚊取り線香を戸に向かって投げると、ガラス戸の前の手足は
来たときとは比べ物にならないくらいゆっくりとした足取りで玄関方面に帰って行った。
文章にすると大した事ないけどあの時は小便ちびるくらいに怖かった。



718 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/09(水) 17:33:12.75 ID:ayh9cpTj0
>>716
妹TUEEEEEEEE



719 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/09(水) 17:34:19.09 ID:ilBKG4Tj0
>>716
妹めちゃめちゃカッコいいじゃん
惚れるわ



720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/09(水) 17:36:31.00 ID:SlaItopaO
>>716
・・・妹かわいい



737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/09(水) 17:41:24.59 ID:luA2eiHG0
>>716
「泥棒の分際で這い出てきやがって!また殺されたいのか!」

これって妹に何か憑依してたんじゃ・・・


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  1. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/11 22:15 名前: ID | №239 | [編集]

    カフェインより効くぜ




  2. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/11 22:38 名前: 安息の名無しさん | №240 | [編集]

    おそろしすぎる・・・
    1get



  3. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/11 22:59 名前: 安息の名無しさん | №241 | [編集]

    体がぞくぞくする




  4. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/11 23:14 名前: 安息の名無しさん | №242 | [編集]

    妹マジでTUEEEEEEEEEEEEEEEEE!!



  5. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 00:05 名前: 安息の名無しさん | №244 | [編集]

    赤文字のやつ怖くて読めなかった・・・
    716のは妹が殺したってことかな?



  6. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 00:09 名前: 安息の名無しさん | №245 | [編集]

    >>492-493、呪文に見覚えあると思ったらコレか。
    http://syarecowa.moo.jp/124/10-2.html



  7. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 00:23 名前: 安息の名無しさん | №246 | [編集]

    >>16がよくわからない、どういうこと?



  8. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 00:27 名前: 安息の名無しさん | №247 | [編集]

    ↑これリアルタイムで見てたわ……
     信じられないけど
     関わらなくて良かった。



  9. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 00:40 名前: 安息の名無しさん | №248 | [編集]

    >>16じゃなくて>>18だった



  10. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 01:18 名前: 安息の名無しさん | №249 | [編集]

    >>18は、元々この家は木の並びがデザイン的に良くなかったが、
    畳屋がお世辞で木の並びを褒めた。
    が、実際に木に触れる庭師は、畳屋のお世辞を聞き咎め
    「この家の木は良くない」と言った。
    それを18が「この家の気の流れは風水的に最悪、
    悪い霊もバンバン来るよー!」
    という具合な解釈をした。



  11. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 01:22 名前: 安息の名無しさん | №250 | [編集]

    ※249
    ありがとう、後でよく見てみるとその後と繋がってるんだな



  12. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 01:24 名前: 安息の名無しさん | №251 | [編集]

    途中まで怖がって読んでたけど最後ので吹っ飛んだな。
    この妹になら抱かれてもいい。



  13. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 01:43 名前: | №252 | [編集]

    オレも実家で霊体験したけど…これら読むとあんな体験屁みたいなもんだな



  14. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 03:38 名前: 安息の名無しさん | №253 | [編集]

    おれも1回子供の頃幽霊見たけど
    あれは夢か、びびった性で見た
    幻覚だったね、今思うと



  15. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 03:59 名前: 安息の名無しさん | №254 | [編集]

    こ、怖くて赤字がよめないっ!



  16. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 06:32 名前: 安息の名無しさん | №258 | [編集]

    さてと・・でろでろでも読んで幽霊しばくか。



  17. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 07:41 名前: 安息の名無しさん | №259 | [編集]

    米248
    良い気と良い木じゃね。



  18. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 07:56 名前: 安息の名無しさん | №260 | [編集]

    62,63 と73がさっぱりわからん。誰か理解している人は教えてくれ!



  19. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 07:59 名前: 安息の名無しさん | №261 | [編集]

    読むと呪われる系の怖い話ってよくあるけどネットに上げられてるってことは世界中で読めるんだよな
    幽霊ってのは分身かワープでもできるのか?
    と小学生みたいなことを言ってみる



  20. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 09:12 名前: 安息の名無しさん | №262 | [編集]

    米260
    理解できない恐怖を煽る系の話だと冷静に解説してみる



  21. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 13:32 名前: もぐりの名無しさん | №264 | [編集]

    庭のデザインってのはもともと流れるように配置するもんなんだ。
    外から見た眺めや縁側から見た眺めを考慮しながらね。
    その流れが悪いのに良いと褒めた畳屋を、実際に手を加える庭師が怒ったってとこだろ。



  22. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 14:45 名前: 安息の名無しさん | №265 | [編集]

    >>319の怖面白さは秀逸



  23. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 15:58 名前:     | №266 | [編集]

    何が怖いって、ソニー・ビーンの話が実話ってことだよな。



  24. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 17:44 名前: 安息の名無しさん | №268 | [編集]

    赤字がこわくてよめない・・・
    読んだ人どうでした?



  25. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 19:15 名前: 安息の名無しさん | №270 | [編集]

    >>65で吹いたw



  26. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 21:02 名前: nanashi | №273 | [編集]

    赤字、別に、どうってことないです。



  27. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/12 23:08 名前: あげは | №304 | [編集]

    足出して寝てたら、一晩で5ヵ所も虫に刺されたよ

    恐ろしい........



  28. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/13 01:54 名前: 安息の名無しさん | №329 | [編集]

    赤字はほんとたいしたことなかったです。



  29. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/29 00:13 名前: 安息の名無しさん | №1183 | [編集]

    赤字よんでも大丈夫だよ



  30. あんそくがお送りします 投稿日:2008/07/31 14:46 名前: 安息の名無しさん | №1261 | [編集]

    寺生まれのTさんで吹いたwwww



  31. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 15:39 名前: 名無しさん | №13667 | [編集]

    >>55と>>63が今の僕には理解できない



  32. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/26 13:43 名前: 安息の名無しさん | №16311 | [編集]

    >>71の話を見るたびに胸クソ悪くなる、見栄え如きで弁当捨てるとか何様だと
    そもそも怖い話じゃないだろコレ。



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