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やる夫は最悪の救難現場に向かうようです 【トラウマ編】
コメント[47] タグ: やる夫 学ぶ メディック マリンオーサカ号海難事故 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリをlivedoorクリップに登録 del.icio.usに登録する Yahoo!ブックマークに登録 PageTop
1[sage]:2009/01/21(水) 22:08:00.20 ID:izkTE1U30
自衛隊救難史上最悪と言われた石狩湾新港マリンオーサカ号事故。
航空自衛隊千歳救難隊隊員たちの決死の救助活動により九名の人命が助けられた。

しかしこの事故は救難隊隊員に大きな心の傷を負わせていた。

登場人物

スバル=岡田一等空曹

やる夫=久保木一等空曹(途中まで)





2[sage]:2009/01/21(水) 22:10:15.01 ID:
izkTE1U30
重油を飲んだ岡田は救急車に乗せられ千歳市民病院へと搬送された。
胃の洗浄などの応急手当を施された後に基地に帰った。
基地には重油まみれの身体を洗う同僚達がいたが会わせる顔がなかった。

             ,. -ュ,ニニ弌垳ト、
             /r'^ _rヘ-ヘ/^ヽr宀、
           /!7ト、7′ 〃    l ヽ ヽ
   、    / l//L」| ∧l | ! |l  | ! ヽ
    |:l    / 〃 ||丁l トH、lV| |l  /l  } l |
    ヾヽ  / 〃 |l | l抔卞`ヽ{ /-ト/ //リ
 \  ヽ:∨ |」 /l| lトヽ ̄   レ'戎シ' / ′
⌒ヽ!ヽ._j\\ / 八 |ヽ   __ ' ∠r1=彳      岡田・・・今日はもう帰りなさぁい。疲れたでしょう。
::..::..::..::..::..`::..::ヽ/ ハ ヽ‐ >、  ,. イ| }::..`ヽ、
::..::..::..::. /⌒ヽ、ヽjノヽ.∨r 芥、/:./ /::..::..::.、\
::..::..::.::./:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ⌒Tlヽ}l,ハ/-/ 〈::..::..::.`ヾ\ヽ
::..::../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨_ || ヽ:レ':.:ヽ::..::..::.くヽ.j
::.r'´.:.:.:..::.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨_ ||ーrヘ.:.:、:.:.\ヽヽ:〉
仆、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨_l〉 ri心:.:',:.:.:.:.:ヽ}
′ \_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨_ ゞ=仆ヽ.:.:_ノ




【関連記事】
やる夫は最悪の救難現場に向かうようです の続きです。




3[sage]:2009/01/21(水) 22:10:51.55 ID:
izkTE1U30

          ,ィ
        _ (.{ _,.  ----  、
     /-- ` `'    / \. \
     /  / `ー '     ヽ   ヽ
    /                ヽ ヽ ',
.   /  / /  /     l l   lヽ .ト、
   l ./ //  //∧ l    l ト、l l. ヽ l、 \
   l /! :l l   l┼ト、l ト.   _レl┼l l  l トゝ  〉
   レ l  l l  :flrイ為lヽ\ .lイ為トl.l: l.l.l /
     l l.l:.l ハ ' k::rj   V k::rj '小 l リ/
     ' l l∧.l ハ ` ´   ,   ` ´ハムレl∨
     V ∨.v l ト、    ー    /./  l l
        / / 人|.l:>.、   . ィ/レ'\ l l  ・・・ただいま
     /_/_∧ ` _>ミ.Τ.彡くl.  ∧l l
     /  / .〉l /:::::::::|.:.|:::::::::ハ j〈  l ̄ヽ
.    /  l_/ V.:.:.:.:.:.>t<.:.:.:.:.:.V \l   i
   ノ     レ rト、:.:.:.:.ト-イ.:.:.:.:.:.ヘ_ V    ト、
  /    /  ll.:.:.:\.:l: : l:.:/.:.:.:.ll=l    





4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/21(水) 22:12:18.38 ID:
R9Qp2zwm0
キタキタ





7[sage]:2009/01/21(水) 22:16:17.54 ID:
izkTE1U30
                     _    /:ヽ、_
               ,.lヽ^ヽ'´:`丶、:.:`ヽ.//´:.:.:l
           , 、 r..ァ:.:l:.:.:.\:ヽ:.:.:.:.:.\:.:.:.:ヽ、:._ :.:.l
          /`゙.y:.:.:.:.:.:.l:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:\:.:.:.:ト、\丶
          /:.:.:/:.:.:/:.:.:.:l:.:.l:.ヽ:.:丶:.ヽ\:ヽ:.l:.:.:.:l lヽ:ヽヽ
          /:.:./:.:.:.:l:.:.:./ハ:.:.:l:.:、:.:,.斗:サ:.ヽl:.:l:.:.:.:.l l::iヽ:ヽ:..、  お帰りなさい、ねぇ、今朝テレビのニュースで石狩湾で
        l:.:.,イ:.:l:.:.:l:.:.l:.l__ヽ:.ヽヽl ,.-- 、}ヽレ:r 、/ l::l l::::l ヽ:、
         /:./::l: :l:.:.:.{:.l:.l ,.- 、ヽト、l it-ク, l:lヽl │  l::l l:::::! l:.:i    貨物船が座礁して船員をヘリコプターで救助したって
         /:/l:::l.Ⅵ、:.:.l:ヽ〈l、._.i   ´ ̄   l l:.lノ/  l:::l l:::::l l:.l ┌,、────┐
      ,.l:/ l::::l  l:lヽ:N:ト、ゞ'′、       ,l l:}'   l:::l l:+:l l:l.  l_ヽ_ュ ,.-、   ゚l  言ってたけど、お父さん、この現場に行ってたの?
     /:/  l:::::l  l::l ヽl:.:.lヽ、   。    ,ィ =l:l= 、   l:::l ヽ/ ll ,.-_.彡:ミ} X ) ニニ !
    /:.:l  l:::::::l  l::l  l:.:.l _,.> 、 _, _'_ ll リ  l  L:l  〃/Y〈:r.、:::〉ー'′ .。l
   /l.イl  l::+:l  l::l.  l:.:l     l'i´ l: : :}l _,. -└ y-ァ、 / l:::l:'´:::/  ̄ ̄ ̄
.  /:.:l:l l:l   l:::::::l  l::l  ヽlヽ r ┴o- ' ´lヽ 、  /:/,へ)  l::::::::::<
 /,:.:.l:l ll    ヽ/   Ll  r/i´./: : :,O, : : : l  〉  l:l::l   ヽ.  〉'´::::::ヽ
 i:l:.:.:.ト l           /レレ/ : : / /: : : :/  /   l:l::l    ヽ l::::,. -┬〉
  {ヽ:.l  丶        i r'´ /: : : / / : : : /  /  ̄ l:l::l.ヘ   ヽ<.l   l

妻の問いかけに岡田は何の言葉も返せなかった。
救難隊員は自分達の携わったミッションを家族に伝えようとしない。
石狩湾ミッションのように一歩間違えれば命を落とすリスクがあるからである。
まして妻は結婚する前は航空自衛隊防府北基地で働く自衛隊員だった。
ミッションの内容を普通の人以上に理解している。もしミッションの内容を知れば眠れぬ夜を過ごすのを分かっていた。





9[sage]:2009/01/21(水) 22:20:50.58 ID:
izkTE1U30

   /:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::ヽ
  /:::::::/:::::::::/:::::::::::/::::|::::丶::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::\:::::::::::::::::::|
  /:::://:::::::::/::::/::::/:::::イ::::::`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::|
 |::::/ /:::::::::/::/:::::::/:::::/::::λ::::::::::::::::|:::::::|::::::::::\:::::::卜ゞ:::::::::::::|
 |::/  |::::::://:::::::::λ::::ハ:::::八::::::::::::::::λ:::::|::::|:::::::::人イ::::冫:::::::ゞ
 レ  |:::::::仆:::::::::/::::|::| |::|  i:::::ハ::::::| |::: |λ:::::::::|::::|::丶::::::ヘ/
   |:::::::ル:::::::|:::::/:::|  リ  i::λ:::::::| |:::| |::::|:::::::::::::|:::::ヘ::::::ゞ
   |::::/ |:::::|::::/:::::|      レヽ::::::|  リ  |::|::::|:::::::卞/:::丿
    丶::|  リ:::::::::::::::::| ===   \|====リ |::|):::::|♭:|
     リ   |:::::::::|ヽ:|     ,          リ |::::::|ノ::|
        ヽ::λ::| 〉     丶          厂""'|:|‐:ゞ_   う・・・今日は・・・休むよ・・・ティア・・・
         レ リ  |::::\   ‐-         / /~"゙リ"'-、'γ
         ,-'"| \::| 丶   ´     / / /      |   まぁ・・・明日・・・話すね
         |-'| ト-- |::|---|ヽ    イ  / /        |
         | | |   リ   从‐` ´‐―‐ / /        |
それだけでなく、海で重油を飲んで体調を崩し救うべき人を救えなかった負い目など話せなかった。
ここから岡田の地獄が始まった。

眠って目を瞑るたびに抱き上げたサバイバーの温もりが脳裏をよぎる。
布団に入っても眠れず、うなされる日々が続いた。心に負った傷はもちろん身体への影響も深刻だった。





11[sage]:2009/01/21(水) 22:23:41.86 ID:
izkTE1U30

      }′   /           \
      |    ./ /  ハ       、 ヽハ
      |   ,′  | / ヽ.  | |   l、 | |
        、   l   |-l|、 ハ ハ|斗 |‐.X| |
            | | | ,レ仏㍉ |/'ィ 沁ハ/ |∧
    i^ 、     |ハ {|Vzリ ,  Vzリ ノ | ',  これ、この肺についた影。これは重油です。
   ヽ \   |∨!ハ    , ‐、   ∧  ∨|
.    \ `く⌒ーvl_\ ゙、_ノ  イ} ∧  | |   身体から排出させないと肺水腫になるです。これが重油を身体から
     / ヽ  `ー‐'´ .ィ' |ヘ.><イ「|/ ̄l ハ.!
     ,{.| {_  ′/´| !:.', ∨::::V  |:.:.:.:.}/:./:.\  出す薬です。これを飲むです。
     |、ゝ-〈-‐ ' l l ノ:.:.ヽ V::V  」:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.〉、
      ``T´ヽ_ノ /イ^ー‐〉∨/>‐―rく:.:.:.:.:.:.:.:∧
      ∧__,/_/      \\/ iニニコト、`ヽ、:.:.:.:.:.>、
           航空自衛隊医療班


石狩湾ミッションの10日後に上級空曹課程受講のため千歳を離れ熊谷に一ヵ月半赴任する。
この間も治療薬は手放せず、一ヵ月半分の薬と一緒に熊谷へ出向いた。





14[sage]:2009/01/21(水) 22:26:42.94 ID:
izkTE1U30
            / : : : : : / : : /: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ'   / : \    _/
         /: /: : : : :./ : : : : : : : : : : |: :l: : : : : : : : : :ヽ : : : : :',: : : : : : : : : ∨ /: : : : : 二ニ=- {
.        /: / : : : : /: : : : :,' : : : : : : |: :| : : : : : : : : : │ : : : : | : : : : : : : : : ∨_: : :ヽ.: : ト、\ ノ
       /: /: : : : :./ : : l: : |: : : l : : : |: :|: : : : : : : : : : :| l: : : : :|: : : : : : : : : : : \゙ヽ: .\| ヽ∨
        ∨l: : : : :/ : : : |: : |: : : l : : : |: :ト、l.: : : : : : : : :| |: : l: : |: : | \ : : : : : lヽ:∨\: :|  /
         !: : : :/: :| : : |: : |: : : |! ヽ、|:_:|_ム: : : : : : : : :|_l: :∧-|: : |∠ム:.: : : : :lハ:∨: |V\/\
          |: : : :|: : | : : |: : |: : : |!: : : |∨\\: : : : : :l:| ∨ _j斗千下 入: : : : :|_ハ V| ̄ ̄`'<_
          |: : : :|: : | : : |: : |: : : |: : : :{ f代外、ヽ: :.:、_斗 孑圦 じc' |〃Vヽ: : : :|: :∧ |       `丶、
         l: : : :|: : | : : |l : l: : : | : : :ヘヾ ∨じ'トヘ:.: : :.レ'´ 弋..辷’人. |: :.l : : :|/ ;小
         ヽ: : :| {ハ:.:.八 : : : : , : : : :ハi /ー='彡ヘ : /ー=ミ` ̄ ゙̄ヽ ! |: :.|.: :.:.|: :// !
           \レ ハ: Vヘ: : : : ヽ. : :ハ.i     ∨        i i |: :ハ.: :.:|:// /
              ∧:ヽ \: : : :\: : :ヘ    、ノ            j レ|:/ハ: :.|'/ /|          l
             ,′'\{  \: :∨\: :|ゝ     t‐=  ⌒>   /=´|′ 〉│/ l            /|
              │        ヽ/│ハ:|   > .,_`ー 一'´ /     //V/   !            |
            /|       /\\ ',!  │ l  >ー=彳⌒ト、   │| ノ   /          |
              /│       /     \.   |  |     {{ |  | .}}   │|             │
重油を飲んだ日から岡田は激しい偏頭痛に見舞われた。
それだけでなく、激しい嘔吐と下痢を繰り返す毎日。何かを食べるたびに激しく嘔吐し、食べれない。
訓練中にも絶え間なく襲ってくる下痢で体力はみるみる衰え、訓練不足の日が続いた。

だが岡田は三ヶ月もの間、それを必死で耐えた。
亡くなった先輩と後輩に生かされた、との思いがあったから。
平成六年の千歳救難隊の悲劇、ユーラップ岳にUH-60J救難ヘリが墜落し乗員全員が殉職した事故。
あのヘリには岡田の先輩と後輩が乗っていた。

沖縄に配属されていた後輩と入れ替わりに先輩が転属になるはずだったところを
先輩の好意で沖縄に行きたがっていた岡田が転属を譲ってもらったのだった。
「もし、あそこで先輩と自分が入れ替わらなければ先輩は死ななかった・・・」
一年以上苦しみ抜いた。そして「亡くなった二人の分まで救難をしよう。一人でも多く助けよう」
との思いが胸に秘められていた。





16[sage]:2009/01/21(水) 22:28:19.79 ID:
izkTE1U30
          ,ィ
        _ (.{ _,.  ----  、
     /-- ` `'    / \. \
     /  / `ー '     ヽ   ヽ
    /                ヽ ヽ ',
.   /  / /  /     l l   lヽ .ト、
   l ./ //  //∧ l    l ト、l l. ヽ l、 \
   l /! :l l   l┼ト、l ト.   _レl┼l l  l トゝ  〉
   レ l  l l  :flrイ為lヽ\ .lイ為トl.l: l.l.l /   あの時、エリオを防波堤に降ろすべきじゃなかった・・・
     l l.l:.l ハ ' k::rj   V k::rj '小 l リ/
     ' l l∧.l ハ ` ´   ,   ` ´ハムレl∨    洋上進出は必ず二人でしなければいけないことを分かってたのに自分だけ降りてしまった・・・
     V ∨.v l ト、    ー    /./  l l
        / / 人|.l:>.、   . ィ/レ'\ l l     二人だとどんなに重油で滑ってもボイヤントにサバイバーをかけることは難しくなかったと思うと・・・
     /_/_∧ ` _>ミ.Τ.彡くl.  ∧l l
     /  / .〉l /:::::::::|.:.|:::::::::ハ j〈  l ̄ヽ    本当に情けないです・・・
.    /  l_/ V.:.:.:.:.:.>t<.:.:.:.:.:.V \l   i
   ノ     レ rト、:.:.:.:.ト-イ.:.:.:.:.:.ヘ_ V    ト、





18[sage]:2009/01/21(水) 22:31:04.30 ID:
izkTE1U30
               _,、
           r{}i〉―-_
             /(>=<フ ::::::...\  、
        /..:::::::::::::::::::::::::::::::::...\ \
       厶 -‐  ̄ ̄  、::::::::::::::::.ヽ ヽ
      /       ヽ  \:::::::::::::::.'.  ';
     /  l |           '.::::::::::::::|   '.
     .′  | |      |     |::::::r=x=、  、               /
      | |  | 八     ||  |l ト、||:::{}::||、  \         / /
      | | ヘ≧ミ\   斗キ三从 l| | |レ八ソ \   \     /. : / /
     lハ  lハハ ヽ /〃fで下jノ| | `r=x=、  \   \ / . : : : /  本当におばかさぁん・・・
      ヽ\〉 ゝ'    ゝ- ' / /|レ仆ソ   /l   / . : : : /
         | ∧ 、      ∠ イ  `jハ〉   / :|/ . : : : :∠ -― ¬  本当に本当におばかさぁん・・・
         レ ヘ  ー     / |   |__  // . : : : : : : : : : : : : :/
         /  丶_  <_/,  /..:::::.` く : : : : : : : : : : : : : : / \
           /   /    ヽィ{}ミ∨ l::::::::::::::::::...\ : : : : : : :ー―<    \
         '   /    /{{ノハ∨  ,|::::::::::::::::::::::::...\ : : : : : : : : : : : : >   \
        ′ ,′   |::::::∧::/  /:|:::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ : : : : : : : .<´      \

      / ̄ ̄ ̄\ 
    / ─    ─ \     千歳の人間で岡田を情けないなんて考える人間は岡田自身しかいないお。
   /  (●)  (●)  \.   
   |    (__人__)    |    まだ陽も上らず、光源も殆ど無いんだお。漆黒の闇の中だお。
   \    ` ⌒´    /
   /              \





21[sage]:2009/01/21(水) 22:34:23.31 ID:
izkTE1U30
     ____
   /      \   
  /  \   ,_\     それだけじゃないお。あの日、岡田が行ったときは風速20mの暴風雨の真っ只中だお。
/    (●)゛ (●) \
|  ∪   (__人__)    | おまけに波の高さは三メートルを超え、貨物船はゆりかごのように揺れてたお。  
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |     貨物船には鉄柱やヤグラが槍の様に立ってたお。そんな船に取り残された人を救うには     
.\ “  /__|  |   
  \ /___ /      岡田の方法以外にないんだお。


                  _ .. _-‐ _‐__、
               .,´r_'7-'`´::::::「Lヲrt、
             , ´rァ'::::::::::::::::::::::::ゞ__フ::\
            / _ィケ::::::::::: __r__t__ァ、_z-_、:::ヽ
              /  l/::::::__/ノ`´        ゞ.|
           /r=アr≦/ /    /     ヽ ヽヽ
            / |l_〆::|ヽヽ i:::   | |        |!  | !      それに高波にさらわれたサバイバーを救助するために
          .イ ..ゞイ :::|| // |::::  | |::|:::     ハ  l |     単身進出したけれどもあの判断、あれも適切だわぁ。
        / ,.::::::i:||  |ト∧ ∧:::l..| |::|::::.   /:::l:::/ /|   11月の北海道の海なんて体力の消耗する速度は想像以上。
         . ' :::::::/:;. ||lj:: ハリ廾丁ゞiハ;:: メ|:::/:/::/lリ     少しでも早く引き上げなければいけないものねぇ・・・
        / .::::::::::/::/ 从:::: ハゞ=l‐   l、/_/レ::/ノ
     / :::::::::::i::/  |iハ:: ∨        ´ フイ|ノ          それに、天気だけは我々メディックでもどうにもならないわぁ
    ,. ´.:::::::::::::: |:|::::  |ノ^ヽ.:| \ ヽ_ァ ′⌒ヽ|        気象条件を良くするなんてできないもの・・・
    / .::::::: ,..─|:|::::  |::::::丶`ヽr_ ーく //´リ :i|
  / .::::::::;;//:::::::Ⅳ:::: ヽri :::r、_:::ヾ \// |/ _j _ァ        あと単身進出を図った井上を制止したのもよかったわねぇ
 7 ::::::::::::::| i::::::::::::::ヽ::.:....| | ////ヽ //三  /===、
. ハ::::::::::::::| ::::::::::::_;:::::\::| `l l レ'ノイ  r -t   `ー-l l |





23[sage]:2009/01/21(水) 22:35:12.96 ID:
izkTE1U30


               /: :レ‐: '' :_ ∠ ___
          _{: :/: : : :´ : : : : : : <
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
         /: :/:. : :.| : : : : : : : : : :、 : : <⌒
     ∠: -ァ: : : : : :∧: : : : : : : : : : :\ : : \
       /: :/: : : :/: ∧:. : :.|: :l :、 : :.| : V :x- ゝ
        |: / : : : r≧<ヽ : |>≦V:.|_: :「 ̄      そうですよ!僕は岡田先輩に感謝してるんです。
        |∧: : :|: { Vzリ \{ Vzソ |: | }: |
          ヽ: :|:∧   ' _    |/イ: /        もし岡田先輩の忠告を無視して海に入ってたら・・・僕はこの世にいません。
          ∨ハ: > 、   _ .イ:/ V
            _ >‐{_` ´ ト、′            
         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄ ̄:.:.:.:ヽ、
       /:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
       ./:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.∧





24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/21(水) 22:35:16.66 ID:
R9Qp2zwm0
むう・・・





25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/21(水) 22:37:14.25 ID:
oqErNten0
こればっかりは自分でなんとかするしかないんだよなぁ





26[sage]:2009/01/21(水) 22:39:08.52 ID:
izkTE1U30
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:::::::::::::::|:::ヽ|、! ヾ!     ,. -――‐----ァ        /::} // l /::::/ /'   でも私は助けられなかった・・・
|:::;|::::,|::|!::::::!、ヽ!i   'くー---     '/         /:/l/'   //
'!/,!/ |:||ヾ;:::| \!    `ー-------┘     //::/'、   /'             それに私はパニックになっていたんじゃないかな・・・
ヽ::::`ヽ!、::ヽ:',、 ヽ、       ` ̄´     ,. ''´ /:/   \

あの事故の後、岡田は基地に出勤して同僚に会うのが辛かったという。
一人も助けられず、基地に逃げ帰ったと自分をひたすら責め続けた。
それに加えて重油に呑まれた自分は冷静に救助に対処できたのかという疑問もふつふつとわき始めた。





29[sage]:2009/01/21(水) 22:42:11.30 ID:
izkTE1U30
事故から一年後・・・

               ∧        _____   ___   _
 ,;' ,、  , --ー-、_ / ヽ     |  ___  |  |___|   | |
 ヽ_乂,;'       `'   ヽ     | |    | |   ___   .| |
    i         ,:'´⌒`ヽ___   | | ● | |  |_   _|  | |  ._   プロの仕事を取材に来ましたー
    i        i   ●  i |.  | |_____.| |  ._|_|..   | |_|_|
    ヽ、        ゝ、__ノ,.ノ   |_____|  |_|       |____|
     `'''''ー--‐'''"´
日本テレビ「笑ってコラえて」で千歳救難隊が取り上げられた。
そこで初めて岡田はキャビンの中で井上を必死に制止する自分の姿を見た。

       ___|: :ー/: : /:.:./.:.:.、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ__.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
     /: : : : |: ー{ ¨7 :::/::::::::::\/:::/:::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::\:::_::\
.   /: : : : : 〃二゙ヽ::l::::,'::::::/ 7:: \/::::/  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::\\|
 /: : : : : //ニ二ニ Y::::|::::/  /:::::/|:X`ー-/ :::::::: /|::::::::::/| :::::::::::::|:::::::::::: \
'´ : : : : / / /⌒ヽ |:::::|;イ孑左≠=ェz、.   /::::::::/ー| :: _/斗 ::::::::::::|::\:::::::::::ヽ
: : : : / _{ { /r,)} /|::::::::|{l {i::::::::::::: }ヾ'  /:: / `ー七 /\|:::::::::::::,'::::::::|\ ::::::|
/ ̄\_ノ  Vヘこノイ |::::::::| レう゚:::::::/   //   左≠V   |::::::::: / ::::::::|  ヽ ::|
     , -.、_廴::.::.::j、::ヽ :::l ゞ辷zン    ´     /::::::::: }㍉ イ|::::::::/::::∧:::|   ∨
_ /⌒/.::.::.::Yミ≡彳(レ小:|  xxx          /う゚::::::/〃/|:::: /::: / ∨
::`{.::.::{÷≒::ヽ=≡:j  | | lヽ          ヾ辷:ン  /:::::|/::/   重油が口に入ったくらいでこんなブザマな姿を晒すなんて・・・
÷!≒ヽ.::.::.::.::.}::-‐〈  | 〈〈 j\         xxx`  ,:′イ::/
::.::ヽ.::.::.\_/::.::.::.::}_r' ヾ∨\>  <!        イ::::/ ヾ     救難隊員はいつ何時でも冷静でいけなければならないのに・・・
::.::.::.\:/.::、::.::.::.:/0\//│\>`'≠≧==┬─ァ'´::::/|   \
`\ー'::.::./¨`<::.::.::.::.::\//⌒V  /=≠彳¨/:::::/ヽ |     │  後輩に示す姿じゃないじゃないか・・・なんてみっともない・・・

放送を見てから岡田は更に自分を責めた。「自分はメディックに向いていない」
同じミッションが再び来たとき、恐怖心が先に出てしまうのではないか・・・そんな不安が身を焦がした。





32[sage]:2009/01/21(水) 22:44:42.70 ID:
izkTE1U30
       /l
       l:l    __      __
         l:l l´: : : : : :`:`: .<: : : :  ̄: .─ . _
     __  ヽ ヽ: :  ̄: : ─ _: `: . . .、: : : : : : :`ヽ
  -=ニ -─-、rー`.ミ、: : : :- 、: : : : :ヽ、 : : : :ヽ : .、: : : ヽ_
        , -l: : : : : :l:l: \: :\.、: : : :\:\: :\ `_: .、ヽ ` 丶、
     / /: :/: : l: :l、l、: :\ 、:\ヽ、: : \:ヽ.、: ヽ: ヽ`ヽ   l
.   /. -//:/: :l : l: :l \\:\_.斗 _=ニヽ:ヽ ヽ: :\: ヽ    l
  ////: :/: : l: : :l、:l  _\'´ヽ /riー弌`i 、:l: :l-、l l\:l  /
    /: /: : l: l: :l : : :lヽl´ __ ヽ   t乞ク   l:ヽ l i): :l ヽ. _/
.   //:l : : l: :l : l : l: :l. /r。弌     ´ ̄   l: :l、l/ l、: l  >〉   不安や恐怖感ですか・・・もちろんありますよ
    /イ: :/:l: l|: : l: : l、l〈 iス.j:}          l: :レ'l : l:l\l  l
     l: /l/l l l : lヽ: l \ ゞ'゙ 〈        l: :l:l、 : :l l 、_ l   でも、行ける所ではないところまで行ける様になれば・・・
     l/ l |l l: :l l:ヽ:l: : l       r ¬    /l: l: :l:\:N\\
    l   l  lヽ:l l:l \: ヽ、       / l: l l、 l、: \ \\     自分の限界を超えたところで不安は払拭されると思うんです。
            V\ヽ/ l: :l|:/i`  、   /_  l: l r─-ヽl   \\
             l/l: l// l|、: :l/`´.r-. 、l: lー-.l:.:.r-、l     \\  今までやってきたことでそれができなかったんですから
              ヽl / l `</:l:.:l::::::::〃  ̄: l:.:.l  l     \ 
                / r── ヽ:::::l:.:l::: / :::::::::::: l:.:.l  l    今までを越えることをしなければ・・・
              //l   , -ニ-、.:ナ:::::::::: _ :::::: l:.:.l  l_
             //  l //´_ノ_;lヽ三ニ´::::::::::::: l:.:.l ' └-、
            //   __ 〉l {/:.:/´:ノ }-‐::::::::::::::::::::: >l
          //    /  ハヽ_:.l/ノ::::::::::::::::::::::::::::

今、岡田は普通の訓練に加えて自分流の訓練を加えている。
怖さを払拭するには自分の限界を超えなければいけないと考えているから。

ちなみに普通の訓練というのが普通じゃありません。
その「普通の」訓練を次回辺りに紹介しようかと思います。





33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/21(水) 22:46:18.10 ID:
R9Qp2zwm0
普通の訓練が普通じゃないとなwww





34[sage]:2009/01/21(水) 22:48:54.99 ID:
izkTE1U30


               ____, -‐─‐‐ァ
       , -‐一'7´: : : : : : : : <´
    /: : : : : : /: : : : : : : \:\: \
   ./: : :./: : : |: : : :.:.//\: :\:\: }
  /: : :.:.|: .:人: |: :.:|: :.| |__ノ\.:|: :.:|ノ
  |: : : : |.:(  )|: :.:|: :.| | ィ气 {人: :|
  |: : : : |: :|`´: |: : |: :.|ノ.{l  ヽ、V
  |: : : : |: :|.:|: :.|: : |: :.| r-、   /
.  \:__ノ_人|: :.|: : |: :.| |  `7/
    ̄\: : : : : :.\|: :.|. \ノ/    いやー今日も疲れた疲れたー!
      } l: :|: /´ .\|r─一'
     _ノノレレ'‐ ─-、|          今日の晩御飯は何かなー?
      ̄ } ̄ ̄`ヽ、/\
        / ̄ ̄\  \ ヽ.
     /::.::.::.::.::.::. \  \.∧
      l::./ ̄ ̄\::.::.\. \}
      |/::.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.:`ー‐\
      |::.::.::.::.::.::.::.::.∧/ ̄ ̄ ̄|





37[sage]:2009/01/21(水) 22:51:31.17 ID:
izkTE1U30

   /:.:.:.:./:.:.:l;;;;;;;;;;;l:.:.:/:.:.:.:.l     l l` 、_, 'l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:l
.  /:.:.:/:.:.:.l;;;;;;;;;;;l:.:.:.:/:.:.:.:.:l     l l   ll l:.:.:.:.:.:.:.:.:.- 、:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
 /:.:.:/:.:.:.:.l;;;;;;;;;;;l:.:.:/l:.:.:.:.:l     l l   ll l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.イ 、:.:./:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.l
./:./:.:.:.:.l;;;;;;;;;;;l:./  l:.:.:.l     l l   ll l:.:.:.:.:.:.:_,. - '´ /:.:/ヽ//:.:.:./:.:.:.:.:.:.l
/:.:.:.:.:.l;;;;;;;;;;;l:.:/    l:.:l     l l   ll l ‐:T     l`ヽ、 、/ /:./:.:.:.:.l:.:.:.:.:l
:.:.:.:./:.:l;;;;;;;;;;;l:./     ゙l     l l  r ┴'゙ l l:.:l         /::ヽ_,X-/:.:.:.:.:.:/l:.:.:.l:.l
:.:.:/.:.l;;;;;;;;;;;l:./        l     l l  l     l :l:.:l        ヽ迄゚  /:.:.:.:.:.://:.:./:/
.:.:l.:.:l;;;;;;;;;;;l:/ __  /l     し'  l  ,. -、 :l:.:l         `/:.:.:/:/ /:.:/ノ
:.:l. l;;;;;;;;;;;l / `丶、./:::l    l   l   l::::::::l l:.:l       ∠ -/:./   //
/ l;;;;;;;;;;;;l. /     ,rl    l   l   l:::::::::l l l l         //l    〃
. l;;;;;;;;;;;;l 〈 、    lニ., '_´ ̄` ヽ、l._  l:::::::::l :l  l         __ l  /
.l;;;;;;;;;;;;l   ヽヽ.  /イ  l  ̄>、ヽ:〉.l:::::::::l-- 、     `ヽ、__/
;;;;;;;;;;;;;l   /`ー`/l l、  `´  _l   !.l:::::::::l ̄l゙/     , -‐ '´   お父さん・・・ムリしてるんじゃない?
;;;;;;;;;;;;l /    〈._l/   、´ }  l.l:::::::::l ̄.:l` ー- '     
`ヽ、;l/       / ヽ ,.-.、 \ノ /::::::::::l__, - '"ヽ
  /  _ -─ 、>、` -ニヽ/_ /:::::::::::::::::::::::- ┴ 、 /ヽ
./,. ‐'':´::_,. -‐::::/::/、ヽ   l ::::/:::/` 、::::::::::::::::::::::::レ'::::::::::}
::::::::, '´::::::::::::::::/::/::::ヽヽ   l:/:::/ o   ヽ::::::::::::/::::::::::::/





40[sage]:2009/01/21(水) 22:54:02.16 ID:
izkTE1U30

               ____, -‐─‐‐ァ
       , -‐一'7´: : : : : : : : <´
    /: : : : : : /: : : : : : : \:\: \
   ./: : :./: : : |: : : :.:.//\: :\:\: }
  /: : :.:.|: .:人: |: :.:|: :.| |__ノ\.:|: :.:|ノ
  |: : : : |.:(  )|: :.:|: :.| | ィ气 {人: :|
  |: : : : |: :|`´: |: : |: :.|ノ.{l  ヽ、V
  |: : : : |: :|.:|: :.|: : |: :.| r-、   /
.  \:__ノ_人|: :.|: : |: :.| |  `7/
    ̄\: : : : : :.\|: :.|. \ノ/    え?あ・・・あはははは!何言ってるの、ティア!
      } l: :|: /´ .\|r─一'
     _ノノレレ'‐ ─-、|          ぜーんぜんムリなんかしてないよ!
      ̄ } ̄ ̄`ヽ、/\
        / ̄ ̄\  \ ヽ.
     /::.::.::.::.::.::. \  \.∧
      l::./ ̄ ̄\::.::.\. \}
      |/::.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.:`ー‐\
      |::.::.::.::.::.::.::.::.∧/ ̄ ̄ ̄|





41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/21(水) 22:55:24.95 ID:
R9Qp2zwm0
父ちゃん…





42[sage]:2009/01/21(水) 22:56:25.07 ID:
izkTE1U30
           /ヽ     __       __
.         /:.: ,>...'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.`丶、 /:.:.:\
         _rヘ/、-、-..へ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ
     /:.:l:.:.:.:.:.:.\\:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ
      /:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l,,、:.:.:.:.:.:ヽ
.    /:.:.:.:.:.:.l:.:.:.l:.:ヽ、:l:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l;;;ヽ:.:.:.:.:.ヽ
   //l:.:.:.:.:l:.:l:.:.:l:.、:.lヽlヽ:.:.:.:l:.:.:l:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.ll;;;;ヽ:.:.:.:.:.:l
    l:l l:.:.:.:.:.l:.:l_ヽ:ト.lヽ:l 'リヽ:.:.}ヽ:.l:.:.:i、:l:.:.:.:.:.:l l;;;;;;;l:.:.:.:.:.:.l
    !l l:.{:.:.:.:.:N __ヽ:l`   'f。示弌l:l:.:.:l:.i、} i:.:.:l. l;;;;;;;l:.:.:.:.:.:.:l
    |l l:.l、:.:.:l:i〈 f伶     V戊。i/l|:.:.l:.:l_ヽ}:/ l;;;;;;;;l:.:.:.:.:.:.:.l
   l  !lヽ:.:.N、.近      ゞ- '′lVl:.:l/:./  l;;;;;;;;;l:.:.:.:l.:.:.:.l
     l iヽl:.:.:l  〈           l:.l,:.:.:./  l;;;;;;r l:.:.:.:|:l:.:.:.l
         l:.:.:.::.ヽ、 ー一      l:.l ゙iV   l;;;;lニ l:.:.:/:l|:.:.:ll   (ここで何か聞いてもお父さんを苦しめるだけだもんね・・・)
       l:.l:.:.:.:.i、:ヽ、       /l:l  i7、 \;;}//:/ }:.:.i|
         l:.l:.:.:.:|l ヽl >-┐'   リr.、'゙  l   ヽ/ /:.:/ l      大丈夫?
.        l:.l:.:.:.l:l;; /   ├--‐'´ i }:}   l       //  l
           l:lヽ:.lヽ;l l    l::l l:::::::/ l:l   _l    /
         ヽ ヽl l l  /://:::::/ l:l   //
             \l l /::: O ::::/   l:l__//
              //l/:::::l l:::::/   ヽ /





45[sage]:2009/01/21(水) 22:59:16.90 ID:
izkTE1U30
       /l
       l:l    __      __
         l:l l´: : : : : :`:`: .<: : : :  ̄: .─ . _
     __  ヽ ヽ: :  ̄: : ─ _: `: . . .、: : : : : : :`ヽ
  -=ニ -─-、rー`.ミ、: : : :- 、: : : : :ヽ、 : : : :ヽ : .、: : : ヽ_
        , -l: : : : : :l:l: \: :\.、: : : :\:\: :\ `_: .、ヽ ` 丶、
     / /: :/: : l: :l、l、: :\ 、:\ヽ、: : \:ヽ.、: ヽ: ヽ`ヽ   l
.   /. -//:/: :l : l: :l \\:\_.斗 _=ニヽ:ヽ ヽ: :\: ヽ    l
  ////: :/: : l: : :l、:l  _\'´ヽ /riー弌`i 、:l: :l-、l l\:l  /
    /: /: : l: l: :l : : :lヽl´ __ ヽ   t乞ク   l:ヽ l i): :l ヽ. _/   ・・・ありがとう。
.   //:l : : l: :l : l : l: :l. /r。弌     ´ ̄   l: :l、l/ l、: l  >〉
    /イ: :/:l: l|: : l: : l、l〈 iス.j:}          l: :レ'l : l:l\l  l
     l: /l/l l l : lヽ: l \ ゞ'゙ 〈        l: :l:l、 : :l l 、_ l   次は・・・次は失敗しないよ。必ず。
     l/ l |l l: :l l:ヽ:l: : l       r ¬    /l: l: :l:\:N\\
    l   l  lヽ:l l:l \: ヽ、       / l: l l、 l、: \ \\     絶対に。
            V\ヽ/ l: :l|:/i`  、   /_  l: l r─-ヽl   \\
             l/l: l// l|、: :l/`´.r-. 、l: lー-.l:.:.r-、l     \\
              ヽl / l `</:l:.:l::::::::〃  ̄: l:.:.l  l     \
                / r── ヽ:::::l:.:l::: / :::::::::::: l:.:.l  l
              //l   , -ニ-、.:ナ:::::::::: _ :::::: l:.:.l  l_
             //  l //´_ノ_;lヽ三ニ´::::::::::::: l:.:.l ' └-、
            //   __ 〉l {/:.:/´:ノ }-‐::::::::::::::::::::: >l
          //    /  ハヽ_:.l/ノ::::::::::::::::::::::::::::

折れそうになった岡田の心を支えてくれたのは何も言わずに見守ってくれた妻と、子供達だった。
「子供達のために」この思いを胸に岡田一曹は日々猛訓練に挑んでいる。





47[sage]:2009/01/21(水) 23:02:46.32 ID:
izkTE1U30
そしてこの救難で心に傷を負ったのは岡田だけではない。
目の前でサバイバーが流された久保木一曹もまた、心に傷を負っていた。

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     落ちたサバイバーは明らかに意識がなくなっていくのが分かったお。
  / o゚((●)) ((●))゚o \
  |     (__人__)    |  あの人を救うボイヤントは空しく回っているだけだったお・・・
  \     ` ⌒´     /


       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    それもこれもやる夫がボイヤントを早く降ろさなかったのがいけないんだお・・・
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒´     /





49[sage]:2009/01/21(水) 23:05:59.64 ID:
izkTE1U30


         / ̄ ̄ ̄ \       
      /   :::::\:::/\  
     /    。<一>:::::<ー>。    あのボイヤントを掴めていたらサバイバーは助かったに違いないんだお・・・
     |    .:::。゚~(__人__)~゚j  
     \、   ゜ ` ⌒´,;/゜   
    /  ⌒ヽ゚  '"'"´(;゚ 。    
   / ,_ \ \/\ \      
    と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;.

事故から5年経った今も久保木はあの事故を思い返すたびに顔が歪み、涙が出てくるという。
自分の真下で動かぬサバイバーの姿は今も目に焼きついて離れない。

       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \  そういえばよく聞かれるのがなんで単身で船に降下したのかということだお
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /





52[sage]:2009/01/21(水) 23:09:52.55 ID:
izkTE1U30

      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \
   /  (●)  (●)  \.   まぁ・・・普通は後輩が降下して、ヘリで先輩が後輩のサポートをするものだお
   |    (__人__)    |
   \    ` ⌒´    /
   /              \


          ____
        /      \
       / ─    ─ \
     /  (●)  (●)  \  やる夫がイメージした姿を後輩がやってくれるなら後輩に任せるし
     |    (__人__)     | 自分のイメージを確実に伝えることができなら任せたお
      \    ` ⌒´    /ヽ
      (ヽ、      / ̄)  | でも伝えられなかったら・・・サバイバーは死ぬお
       | ``ー――‐''|  ヽ、.|
       ゝ ノ      ヽ  ノ | そんなことになるくらいならやる夫が降下しようと考えたんだお。

      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \
   /  (●)  (●)  \.   もし、もしあの時やる夫が違う判断をしていたらと何度自分を問い詰めたか忘れたお
   |    (__人__)    |
   \    ` ⌒´    /    でも・・・あれ以外の方法は無かったんだお。
   /              \





56[sage]:2009/01/21(水) 23:13:34.65 ID:
izkTE1U30
         ____
      / ―  ―\          
     / (●)  (●)\     あの時の判断は間違ってなかった。そう納得するしかないんだお。
   /     (__人__)  \   自分で割り切るしかないんだお。
   |       ` ⌒´    |  
   \            /   ・・・でも・・・だからこそ・・・だからこそあの30秒が悔しいんだお。
   /               \


      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \     そうすればあのサバイバーは救えたんだお。
   /  (●)  (●)  \.  どこかに30秒を詰められるところがあったはずなんだお。
   |    (__人__)    | 
   \    ` ⌒´    /   あの30秒を詰めるためには訓練しかないお。
   /              \   もう二度とあんな思いはしないし、後輩にさせないお。

久保木一曹もこの思いを胸に日夜訓練に励んでいる。
それだけでなく、次の世代に自分のテクニックを伝えるために後輩につきっきりで訓練を行っている。

また、あの時のように無線機が壊れないように上層部に掛け合い、あの時よりもずっとタフな無線機が
全国の救難隊に新たに装備が加えられた。





58[sage]:2009/01/21(水) 23:16:36.90 ID:
izkTE1U30


                     =====
                   ´ニ二〈}二ニ `丶
               /...::::≦三三三三三≧:::::::..\
                / .::_r<ノ^⌒^⌒^⌒^⌒^ヽ>、::.ヽ          救難隊員たちの苦悩が少しでもわかって戴けたなら幸いだわぁ
         ┌====x|/」「 ̄   ′   ヽ  ヽ  ̄[\:::l
          ヾ=彡イ / /   / |     '.      └|:k===┐    ここで航空自衛隊の救難団について簡単な解説をさせてもらうわよぉ 
         / / l〃 '  ハl | | l|      l、  l|  | | ト ニニィ
         /ニ∨/ || l | l/ l|| |\   | \  |l | | ||\ \     救難隊の隊員は全国で五万人いる航空自衛隊員のうち   
      //  //   || | | |¬十ト、 |ヽ \  | -‐ヽ¬| | |L〉〉  \
       |:|   |:|   || | | | キ于 ミ ヽ \ヽ斗千テァハ川 lヾく      ヽ  100人しかいないわぁ
       |:|   |:|   ∧|ヘ乂ハ   ̄         ̄ /  乂|  \     )〉 
  ___  ヾ   |:|. /  |l  \\      l       /   , ∧ 丶 \ ー-、  
   ̄三三≧、  ヾ / / ||    \    _ __   イ  / /  \ \ `⌒ _           本来の任務は
、______〕三三\/  ′リ  /    >、     イ   /イ\   \ >z三/
  }三三三三三≧く_ /   /  /く_|_>-<__/  /  |   \ _/三三/ イ三三≧、_    墜落した戦闘機からパイロットを救出することよぉ
ィ三三三三三三二ニ7   /__/  _丿:::〕=〔:::::/  /:ト、 |__r≦三三三三三三三三三≦ _
ニ二三三三三三三三!   '三>‐イ::: //ハ∨   /.:::|}〉〈{トr――<三三三三三三三三三   その任務のために千歳・秋田・松島・新潟・小松・百里
三三三三三二ア  ̄|  l┬l|}〉〈{|::〈〈:// l/ l '.::::::|}〉〈{|::|l::::::::::::::..\三三三三三三三{ ̄
ニ三三三三三/.::::::::::::|  |::|::l|}〉〈{|::::ヽイ  '  ||\:|}〉〈{|::|l::::::::::::::::::::..\三三三三三三ト、    浜松・芦屋新田原・那覇に救難隊がいるわぁ。
三三三二 イ/ .:::::::::::::|  |::|::l|}〉 ^⌒|:|  l  ハ.|  ` 〈{|::|l::::::/..::::::::::::. ヽ三三三三三/⌒
/}三三/_/ .::::::::::::::::l  |::|:〈 ̄廴ト-|:|―| lーl|⌒ー仁Ⅵl:::::/ .:::::::::::::::::::::|\三三三三{     それと三沢・入間・春日・那覇にヘリ空輸隊がいるわよぉ
  |三//..::::::::::::::::::::::.、{:::l:/⌒ ーr‐lィfZ| |ーリ'´ ̄  `ヽ:::::j :::::::::::::::::::::::::〉、\三三三ゝ、
  }ア/...::::::::::::::::::::::::::::..\/      〉:ヾごヘ {:::〈       ∨.:::::::::::::::::::::::://\ ヾ三三三|





60[sage]:2009/01/21(水) 23:19:51.42 ID:
izkTE1U30
:: :: {:: :|}}   /            ヽ ヽ    ヽ\
:: ::l :)::|}}  ./ ,     |        |  | l     l ハ
:: ::|{:: :|}} / | | | | |  l    |  | |  |  |||
:: ::| :}::|}} イ  | | | | |  ゙、     |  | |  |  |||
:: |:l〔:: :|}} | l | | | | ト、 、\  |  | |  |  |||        __
:: |:| ::}:|}} | l |_ L⊥.」_ l、\ヽ \ |  | |  |  |||      /.::::::/  それらを統轄する航空救難団司令部と飛行群本部が入間基地に
:: |:|::〔 :|}} | l | | | | ヽ\ \\斗、十 |  |  |∥|     /.::::::/
{^ヾ::l}:| ィ ニニヽ >=ミXヘ \ \\|\ |  | ノハ|   /.::::::/        _  航空救難団の所有する航空機の整備を行う整備群本部と
  >ヘ〈〈     |:|ヘ | しク ヽ       ィjT7ト 〃イ l__||_/.::::::/    _ -―::::::/
/⌒7:小\_ノ八┴‐'           ゞノ //  ∧:||::::::::::::∠-―::::: ̄:::::::::::::::/  救難機、捜索機のクルー育成と救難隊員の育成を行う
-―く∧ヾ` ーヘ、             / ∧ /  V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:: :: :: .\\ \ー-\         >   / / |∧   \:::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄      救難教育隊が小牧基地に所在してるわぁ
:: :: :: ::. ..\\ \     、  __ ,   ' イ l| ヽ  \\::::┴――----一ァ
:: :: :: :: :: :: ..\\ \      ̄  ̄  へ :: :| ||-、 \   \\::::::::::::::::::::::::/  救難団が助けてきた人は創設されて40年の間、民間人だけで
:: :: :: :: :: :: :: :: .\二二丶    < 、  |:: ト. || ::ヘ  \   \ヽ  ̄ ̄ ̄
:: :: :: :: :: :: :: :: :: .. \:: :: :>>く:: Lノ 〉 |:: ハ|! :: .ヘ \ \\ \―-- __     2600人以上に上るわぁ
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::〉冖^ヽ>ー冖-冖>┐: リ :: :: .ヽ ヽ  ト ヽ ヽ::::::::::::_ 二ニ=
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : /    lヽ \ 、  冫 :: :: :: :: .\| ハ } ノ ̄ ̄  彼らの訓練は8ヶ月続くけれど、日本で陸上自衛隊第一空挺団以外で
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: /   ー--|:: 〉_ヽ<  く:: ::/ :: :: :: :: : 〉|/  } /  
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :〈     ノ'´        〈:: ヽ :: :: :: :: ∧|     空挺降下訓練を行っているのは航空自衛隊救難団だけなのよぉ 
:: :: :: .\: :: :: :: :: ∧         r-=、ヘ:: ::l :: :: :: / }|
:: :: :: :: :..\:: :: ::/ /\         く〈与}〉 | :: | :: ::/〉        空挺レンジャー訓練も陸上自衛隊員たちと一緒にやっているのよぉ
:: :: :: :: :: :: .\:: ::〈 :: :. \      `''^´ | :: | :: :: :∧
:: :: :: :: :: :: :: . \::.ヽ:: :: :. \         /. :: | :: :: :: ::|





63[sage]:2009/01/21(水) 23:25:52.60 ID:
izkTE1U30

              / _f.ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽj_、_
              .'r=f/:::::,. -r==Y= ir=r-、:::::::::\ノ_
             /rt/:::_/Y_ノゝ-' ` ¨´`ーゝァrヽ:::Vt_
            '__l/::/f_フ`-'           ゝノ、::Vl
           /L/:::イゝフ   ' '  /  /      (l:::::|7
          r.:rーイレ':/| L_j/ // /  ' /  ,' .  i  ト=イ7
       j::/ //イ:| =''/ / - /  ,/ イ   / .'!  i  l ト=ァ   ただ彼ら救難隊員たちは自分たちのことを「最後の砦」とか「日本で一番」なんて
       ./  ノ:jl ハ::v / / l//__ X///  / /!  ,  , ト、j_
          レ/  ヽ|/  ' Y´トァi、.l メl イ/l/// /   イiト、_j    考えを全く持っていないわぁ。要救助者に対して
.           /,/  |  ||  l ハ ヽ'ン/ヾ i///イ/ / /// '|!:「l!
          /イ1  ハ. ノ|  | | ',         _/j/、//// 乂ヾ.    「必ず助けるので一緒に家に帰りましょう」
       / ハ!  | ヽ'  ハ.リ  ヽ      'i.ィiハlレ/ // ∧ll\、
.       / ' |   | V i | ヽ.  ___ -'   `′.イ.イ ∧ | |:|  \  という思いしかないのよぉ・・・本当に頭が下がる思いねぇ・・・
 . ___   /_V ∧ li  | Vi ハ    ヽ._ン     .イ:/ / |:::|!| ヾ  ,ノ|
三三 ヽ' !V lヽl ヾ_.jハ. ヽ|`l!\. __l`ヽ _<.- くレハ lY1!    ∨ _    あくまで「最後の砦」というのは周りが作ったイメージと割り切ってるのよぉ
三三三| Y  | レ'´:.:.:.:.: ヽ. Vl.::ヽr---\ \ ヽi Vj_| | ヽ!____,..ィ"´z=
三三三ゝ! /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.  Y:::rー‐- \ ヽ.   l:.:.ヽ ヽ. V三三三    「自分らが特別危険な現場に行っているわけではない」と考えてるのよぉ 
三三三:: V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|i  |!弋 ─--、.     |、.:.:.:\ \\三三三
三三./⌒l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |!  ハノr ── |     | \:.rー⌒ヽ.\= -..三    
彡:/三三l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. |l   |jゝ,r─'_ r-t___ノr ⌒7  ,イヽ:::\三\
/三三三:|:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |,   ノ!:.:.:.:. ̄ハ ゝ | ! /  /:.|  ! 三\三
三三三三:|:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:|  /フ:.:.:.:/\l./  |/r ⌒フ、:. | , ' 三三 \ミ
三三三 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:,.′/:.:.:.:.:.:.::.`ー 、!  /  ./\!:./:.:| 三三三 \





66[sage]:2009/01/21(水) 23:29:14.32 ID:
izkTE1U30


       ___|: :ー/: : /:.:./.:.:.、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ__.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
     /: : : : |: ー{ ¨7 :::/::::::::::\/:::/:::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::\:::_::\
.   /: : : : : 〃二゙ヽ::l::::,'::::::/ 7:: \/::::/  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::\\|
 /: : : : : //ニ二ニ Y::::|::::/  /:::::/|:X`ー-/ :::::::: /|::::::::::/| :::::::::::::|:::::::::::: \
'´ : : : : / / /⌒ヽ |:::::|;イ孑左≠=ェz、.   /::::::::/ー| :: _/斗 ::::::::::::|::\:::::::::::ヽ
: : : : / _{ { /r,)} /|::::::::|{l {i::::::::::::: }ヾ'  /:: / `ー七 /\|:::::::::::::,'::::::::|\ ::::::|
/ ̄\_ノ  Vヘこノイ |::::::::| レう゚:::::::/   //   左≠V   |::::::::: / ::::::::|  ヽ ::|
     , -.、_廴::.::.::j、::ヽ :::l ゞ辷zン    ´     /::::::::: }㍉ イ|::::::::/::::∧:::|   ∨
_ /⌒/.::.::.::Yミ≡彳(レ小:|  xxx          /う゚::::::/〃/|:::: /::: / ∨
::`{.::.::{÷≒::ヽ=≡:j  | | lヽ          ヾ辷:ン  /:::::|/::/
÷!≒ヽ.::.::.::.::.}::-‐〈  | 〈〈 j\         xxx`  ,:′イ::/  みんなねー、危ないーとか危険ーとか言うけど危険危険言うなら
::.::ヽ.::.::.\_/::.::.::.::}_r' ヾ∨\>  <!        イ::::/ ヾ    燃え盛る火の中に飛び込む消防隊員とか海で遭難した人を助ける海上保安庁とか
::.::.::.\:/.::、::.::.::.:/0\//│\>`'≠≧==┬─ァ'´::::/|   \      彼らこそ危険な状況の中で働いて戦ってるわけでしょ?
`\ー'::.::./¨`<::.::.::.::.::\//⌒V  /=≠彳¨/:::::/ヽ |     │    それ考えたら一番危険ってわけじゃないでしょー





68[sage]:2009/01/21(水) 23:32:56.89 ID:
izkTE1U30

               _ -─ ─- ,- 、
            rメ´── 、::::::::::::::`ヽ \
            〆     /  `ヽ;:::::::::::\ ヽ
          // / / /      \::::::::::l  ',
         ,イイ | メ、 l   ,イ  l  }_::_}  !
     _, -ー' /ル| l ァ=ミ、!   // | /! //`l|ヾ》  i    それから、救難隊員だけがスペシャリストだけじゃないわぁ
    // ̄ {| | l ト、ヒソ | /二Zナ | ヾニソヘヽ   !
         、__}ハヽゝ , `´  r'::ンヽ}/ }| | ヾ\ i   救難航空隊のヘリパイロットもすさまじい技術を持っているわぁ  
         `ヽ:::| ∧ 、 _  `´ /  /| |   `ヽニゝ
        < ̄:::|  |\`__  ,ィ//  ハ| |   l  ',   ホバリングしながらCH-47輸送ヘリで雪上滑走したり  
       -=ニ´::::::|  l^`}ノ}バ7/  /!_ノ}/l__ ,ィヽ ヽ
        /ィ/:l  |::/、/l| ∨ / ̄`ヽ::::::∠ __\\  機体を海面に着水させながらホバリングするのは当たり前  
         /::::::::l  !{/ .ト=/ /::::::::::::::::l:::::::::::<__ヽ ヽ
         ヽ:::::::| ハーr'゙Y//:::::::::::::::::::}:::::::::::::::::< ! \  海保のヘリが断念するほどの下降気流の中でも   
         ノ 〉:::| /:::: ̄`/:::::/:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::\  ヽ
        / /::::::{ハ::::::::::/::::/::::::::/::::::::{:::::::::::ト、:::::、ー-ゝ  ',  機体をブレさせず空中で静止させ時には救難隊員に
         / /:::::::::::∧:::::::ヽ/_/:::/::::::::::::〉、::ト、! | \::〉    l
       / r'::::-::、:/ {:::::::/´::::`ヽ:/ ̄:「、 レ'  !  ハ !    !        アドバイスを加えたりすることもあるのよぉ
      ,'_ノ_::::__::/ ノ:/::::::::::/::::::::::::::| }/|  ,' / l |   l
      lゞ//\〈//:::、__:/:::::::::::::::::::ノ  |  /! /  l ハ  /





70[sage]:2009/01/21(水) 23:37:01.45 ID:
izkTE1U30


                   ,、rm__rv竺vヘュrヘ- 、
                 {辷彡'こ三三三三≧ヘV,ニニヽ
                     /彡クー^ー'^ー^¬卞〈\ヽ∨
               / 乃了   `ヽ  ヽ∨∧ヽ \`、
                  //_/7 ′     ハ `、〈〈_ノ ノ   ヽヽ
           r,ニY/」 ′〃   , ' l| ト、 l l ̄l「`、   | ハ
           __〉イ〃 ,  /, l   / ,イ!} |リ 八 ヽ |ハ
           〈 rク// ,′ ,'/l∥ ,' /厶‐十ナ/}小、ヽ ∨/  、
        , -ァ7イ {  l   |l ハ ト、 { l /ィ乏f千ァ l |ヽ}_ノ   、、 `、   そんな過酷なミッションでも一回の手当ては900円なのよぉ
        // 〃l ハ  、 レイ下丶、j′'ヾ゙ジ  // rヘ川  ヽ ヽ
.     //   {l { い、、\V,ィf赤       //  ,ィ|l |  ト、 \   でも彼らが言う本当の報酬は「助けた人の喜ぶ姿、助けた人の笑顔」
     {_/    ヾ \/ ヽ\ヾ`ー'′       { !  仆//  ,′ | ヽ  ヽ
             ノ{ {  八_〉、   ` , - ァ  ゝ, ' V ハl /   ハ }   \  それら本当のお金で買えない喜びだけを目指しているのよぉ 
           , -‐'´/ハ 、 { |lヽ、      ∠ニ-V リ / /  ∨    ヽ
  , -‐'´  ̄   -‐ニ|l 7,ヘヽ \l_  「≧ァr<::..::..::..::..∨ /,...┴、/ト、     l
// '′, '´ ̄.:∧:.ヽ//  ヽ\j二 /// 7j「ヽ\::..::/ , '´::..::..::..::ヽj ヽ    | 「That Others May Live」「他者を生かすため」
 , '´ , / ___ ,' ハ/ , ′ }ノ/ ,..-ヘ \_/∧V /r┘/::..::..::..::..::..::..`、∥   l
/ , ///   __.::|||::./ / ///::..::_>ー'′∨厂 /::.::.::..::..::..::..::..::..::..∨!    |  彼らは日々努力しているのよぉ
 ///厶-‐ '´  ::|∥|:: /, / ̄::..:/ ::rv冖vク/ |レ'〈::ー::‐::-::..::..::..::..::..::..::} |   !
二 ̄  -―  ::V リ:: / {^ヽ::.//::rく v佗く//  人:: ̄´::.::.::.::.::.::.::..::..::/ !   |
―‐  ̄  -―‐ ::∨::.彡rベ::..::.〈〈_>ヘヒ彡'´ /r_/\::..::..::..::..::..::..::./} l     !
                                            糸冬
                                         ---------------
                                       制作・著作 CVK 海鳴放送





73[sage]:2009/01/21(水) 23:40:46.11 ID:
izkTE1U30

       ____
 +  + /⌒  ⌒\+ 。 ぷはー
 ・ 。/( ●)  (●)\ + + アニメじゃなくてドキュメンタリーもなかなかいいお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::: \
  |     |r┬-|     |  救難団はゲキアツだお!
 +\     `ー‐′   /・ ゚. +          __
  /          |              / ・ /ヽ
 (_⌒) ・    ・ ||____________  |梅 | ̄|
   l⌒ヽ     _ノ | |\  |___|  {}@{}@{}- | 酒|  |
    |  r `(;;U;)   )__)  \ ::゚))))彡ー―'.. |_.|_|
  (_ノ  ̄ / /     \`ー―’___
        (__^)       | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      |_|

      ____
     /_ノ ' ヽ_\
   /(≡)   (≡)\   
  / /// (__人__) ///\   きっと救難隊に入れば「キャー救難よぉ」とか呼ばれて街中でキャッキャウフフなんだお
  |     |r┬-|      |
  \     ` ー'´    /





74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/21(水) 23:41:37.17 ID:
R9Qp2zwm0
いきなり空気がwww





75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/21(水) 23:42:43.88 ID:
oqErNten0
空気変わりすぎwwwwwwwwwww





76[sage]:2009/01/21(水) 23:43:31.50 ID:
izkTE1U30


         |
     \  __  /
     _ (m) _
        |ミ|
      /  `´  \
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\    そうだお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  
  |     |r┬-|     |  昔、長門と行った陸自の駐屯地に行けばコネがあるに相違ないお!
  \      `ー'´     /


    |┃三 ガラッ
    |┃  ____
    |┃/⌒  ⌒\
    |┃(●)  (●) \    高町一尉、笛糸二佐、尾板一尉!
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\  
    |┃  |r┬-|     |⌒) 機動六課に遊びに来たお!航空救難団に入れてくれお!   
    |┃   `ー'ォ     //     
    (⌒ヽ・    ・ ̄ /
    |┃ノ       /
    |┃   つ   <
    |┃  (::)(::)   ヽ
    |┃/    >  )
    |┃     (__)





78[sage]:2009/01/21(水) 23:46:52.23 ID:
izkTE1U30
.| ヽ /   /   /ヽ            \  \  \
」.  /  ,/   /´ ̄                 、 ヽ.  ヽ   ヾ、
  .,'   /    l           、       ', ヽ   ',    ヽヽ
  :!   i    |           ヽヽ.     |   ',  `,    丶
、._」   !    |      ヽ    ヽ ヽ、 /|   i   !    ヽ
 ノ|  .!      l    {    ヽ  ヽ. lヽ,〉'´}. l    !  .! !   }
「 ヽ  i       l. |、 ヽ \ ゝ  ヾ〉';;:j '| j   ,'   j |  ,'
{  ハ  !     _」」__、_|_`_,j_ゝ_、,)、  {゚ソノ/ jノ  /  ,' j! /     来てもかまわねーです。
ゝ/.:.:.ヽ ヽ.     <´O:.:;;:i''l^`ヾ、 ヽ.jゝ‐'  |   ,  / / } /
. {::.:.:./-`rヽ.     ヽヽ=ニソ _」    、    /| !  j /!/ j/      でも股間の粗末なポークビッツを隠せっつーの!
 ヾ:/  { \    ヽー-‐'´     _,   , ' !/| / ,/j'  |    
-─'ー  丶._ 丶.    \       ´´ /   j ノ //    l      幼稚園児の弁当に入ってるタコさんウインナーのほうが
   '´‐ __/ ̄\     \__     /    // / |     |            
.     ハ      ゝ、.__  \  ̄     /ノ j _   !      まだマシじゃねーですか?ん?
___,ノ  ゝ、   /   ̄ ̄` ー─----、.._ -'`:´ヽイ!、  |      
  /       \/          /!   ヾ.::.::.::.::.::ヽ」  |
  {                     //    }:.::.::.::.::.::} |. |
                 尾板一尉

        ノ L___
       ⌒ \  /\       
      / (○) (○)\        
     /    (__人__)   \
     |       |::::::|     |      馬鹿にすんのもいい加減にするお!
     \       l;;;;;;l    /l!| !       
     /     `ー’    \ |i        もう少し大きいお!
   /          ヽ !l ヽi         
   (   丶- 、       しE |そ ドンッ !!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レYVヽl





80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/21(水) 23:47:30.88 ID:
R9Qp2zwm0
なんだこの流れwww

>>80
シリアスモードはCVK海鳴放送のテロップのところで終わりですw
たまには混沌もいいかなと





82[sage]:2009/01/21(水) 23:49:39.22 ID:
izkTE1U30

次回予告っぽいもの
               _, --- 、
            _ /        `ヽ、
          /              `ヽ、
        / /  /      /        \
.       /  /  |/   |  /     i     ',
       |  /  」|_ / |  /| ハ  |  i |   |  i|
       |  |   | >く| | || | /| |レr‐ |  ||
       |  |   | >テ‐ミト、_| | /,.ィ/ 乂  |  /リ
       |  |   | ` {ハrイ}   |/´テ代}∨ィ/ /
       |  |   |  ´ ̄     弋rリ 从 イ
      /  |   ハ        `     |  ∧    
     /   |    ハ   {t ー- ,x     ハ i \   
   / /  /|    i\    ̄   , ィ´   |   \         ようこそ。救難教育隊へ。
 / /  /  |     i|`  、 _ r ' /    |    \
/ /   /  /:ヘ i    \___  |ーイ       i      ',      アンタを一人前にしろって高町さんから聞いててね・・・
/    _|_/::::::| r┐    ∨ハ / /V|     ',  \   |
    /::::rく:::::/^{ |^v    `く√ヘ,_|      \  \ |       しっかり教育してあげるわよ~
    /::::_」ェV  / | |ヘ______,}Vく/ \      \  \
 ̄ ̄/¨´:/-/  /  | | |    厂∀‐- 、_\     _>く \
 ̄.√:::::〈 '´    / | {   ./::::::∧::::::::::::::` ト 、,r<_」 |ヘ }>┐
  /:::::::::∧  '      | /::::::::/ |:::::::::::::::::| /√ _,ノ、 | ├くi /
  |::::::::::::/\     //:::::::::::/|| ∧::::::::::::::| | i イ  Vし{_/リ

       / ̄ ̄ ̄\
     / ─    ─ \
    /  <○>  <○>  \.   ……。
    |    (__人__) し  |  
    \    ` ⌒´    / 
    /  し          \





84[sage]:2009/01/21(水) 23:51:02.48 ID:
izkTE1U30
  .:| :/\ :/ | .:.|:.      :、 :.|\/_ .:ト、:.:.
 .:∧>≧示、l :∧:.     .:.|.: :\:x≦==ミ<ハ:.:.
 .:lイ::/´´/::テ \ ∧:.:.   .:.|.:l ://:テ ハ  \「 |.:.
 :ハヘ{   |:iへ._.イ|ゞ-\:.:.:.:.:|.:レ' |:iへ-イ:|    '∧:.
 :| ヘ   V:::::::::ノ|     ):.:/|/  V::::::ノ/   /:.:|/
\!:.:ハ   ゞ>''^   //    `ー<   /:.:.:.
 .:l :ハ /!/|//i/     ' _.. -― 、/i//|/ /.:.:.:.     このボケ!一泊二日のハイキングでガタガタ抜かすな!
 .:|  :ハ      /'´ ̄ ̄      ∨   /.:.:.:.:.
  :',  .:.ト、   |           |  /:.:.:.:.:.:.
\ \  |> 、 ゞ         ノ. イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.




      .(● )   ’、   ′ ’.   .
      ’、ヽ′・  ’、.・”;  ”  ’、
    ’、′ ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”; ( ●)
     .’;^`⌒)∴⌒`.・  ”; ’、′・    〃
  、’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人    ヽ    ぐぇあ
   、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;) ;⌒ ;; :) )、  ヽ
    ( ´;`ヾ,;⌒:: :: :.从⌒;) :`.・__人__)
     \:::::. :::   ´⌒(,ゞ、⌒) ;)r┬-|
      \.;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ :;; ; -'
        \ 、′    、 ’、  ′  

こんな感じで続きます。





85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/21(水) 23:51:20.49 ID:
5vDNFqgB0
おまけもあるよな?

>>85
本編を食べてしまったオマケですw
クレンショー訪日編だけで本編書けるんだよなぁ・・・これ・・・





87[sage]:2009/01/21(水) 23:53:29.85 ID:
izkTE1U30

超おまけ 第二回

アンガウル島で米軍野戦司令部に単身切り込みをかけるも首を銃で撃たれて昏倒した船坂軍曹。
生死の境を三日間彷徨い、息を吹き返す。欺瞞情報を流して米軍を混乱させた後、ペリリュー島へ移送される。
そして軍曹は死の島と化したペリリュー島で、かけがえのない親友と出会うことになる。

      //      ,.へ          ー‐-、` 、:.:.::/  \ \
__ _,. ‐'´/      /                ヽ/ k'^ヽ、   ヽ ',
`ヽ、__/     /  / / / /            ヽ ∨ !:.:.:.:.:.ヽ、  ', !
     / /  /  ,' / / / /  , ヘ、       ',   |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ', |
.    / /  /   l ,' | i_!__| |  | |__|_| !  |  i | ト、:.:.:.:.:.::.:|  |
    /|イ  /   ' | !  ィ'∧ハ∧!  |,ハト、ノノ`ヽ  ,' | ,' \:.:.::.:.::|  |
   ,'  |   !  | .| |  N,r‐=ト    斤―-、 / / N   ヽ、:.:|  |
   /  '., ト、 l  | ト、 〈 ヒ′;;|     ヒ′;;}ヾ//  !      ー'  |
.  /    ヽ|. \ト, |  ヽ| 辷_.リ     辷_.ソ 7  ∧         |
 /         | |   ', ::::::::::::  ′  ::::::::::: /  ,'  ',        |
./           /レ∧   ト、 ::::::  - ―  ::::: /   ,   !           |    こんにちは、軍曹。名前を教えてください。
       /  / ',   ! > 、     ,. イ   l    !           | 
      /   , '   !  |  _├`-ー- ´┤_ |  |   |         |     あ、私はクレンショーといいます。
    /   /    l   l'´r'::::::::::::::::::::::/ `|   |    !           ',
   /   /   _,.-¬   | ヽ_, -‐- 、_/  |   ト、_  ',         ヽ    クレンショー伍長です。
 /   /   ,rヘ ', !   !   ', ,r' ㍉ /   |   |/ /ヽ、ヽ
/     /   | ヾ\∨  ,'   丶  /    |   レ' , ' |  \
   /    | \/   i    ,=∨=、,,  |  |/ |   \
 /      |  ,'   | ,..='",.=q=、、゛'' 、!  i|    !     \
/          |   !,ヘ、 ト!",.イ( /ハト、))\ リ  |.   l      ヽ、
            !  . リ ヽ !イ   ー7,':||:i |ー'、 / | ∧!  |        ' ,






89[sage]:2009/01/21(水) 23:55:39.56 ID:
izkTE1U30

          、_           |\ ,. ‐:,.=―
       __  | \  ,. -――`-/:.:./-―‐-...、
     /:.:__:.:.:`丶Y|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三:_=、、\
.   /::/    ̄>/ニ:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:\\
   /:.:/     /_,イ:.:ヽ:.:/:.:.:.:.:.:.:.l:.:.l:.:|:ト:.:!:.!:ヽ\:.:\ヽ
.  |:.:.|          l:.:.:.:./:/:./:.:./_|.-|‐N |:ト:|:|.:|!:.:.!:.:.:.Ν
.  |:.:.|        l:.:.:.:|:.|:.:|:.:'/ィ::f下  ,ォイ:.!/|:.:.|l:.:/
.  ヽ:.ヽ         ヽ:.:|ハ:|:.:| 代ュソ   |j|/|:.:|::/lj/  
    \:\         ヽヽ.トヽ!  '' ''   ''}'/://:.:|
     \≦二     ∨|:.:.:|    ワ/イ´/:./   
           ,. ‐<´ ヽ:.| ァ‐_--イ|:.|__|!/'´
           /.: : : : :\   ヽノ: :\ V/ l       (どうせ処刑されるんだから偽名を使うの)
         l|: : : : : : : :`\_{:,': : : ヽl  l
           !:|: : : :ヽ: ヽ|: :`: :〒: : /=l.  l    名前?はいはい。福田。
         l: |: : : : : \:|: : : :イト: /: : : ;l   l
          l: :|: : : : : : : :\: :L!ll」: : : ;ハ   l
         l: : |: : : : : : : : :〈: : ll:lリ\/、     l
         l: : : |__ノ「 ̄ ̄ト| /:ll'll    \_丿

当時、日本軍では米軍の捕虜になったら処刑されると考えられていた。そのため収容所では偽名が使われ
「東郷平八郎」「山本五十六」が一つの収容所に30人以上いるような状態だった。
また、名将以外にも当時の俳優や歌手の名前などもあった。





93[sage]:2009/01/21(水) 23:59:49.37 ID:
izkTE1U30


        ̄ ̄ー-__  ヽ--‐ ─ ─-- 、t─ ‐┐
        /´ _              \」='=- 、_
     _,   ´  /    ヘ           <  | ヽ   /--,
  <___, '/     /          、 、  ヽ |   /  /
      / /     /  / ./  |`´|.l .|  li ヽ  ヽ' ̄ ヽ ̄
      ! ./    /.// /ィ -t/‐l !  | lナ¬lt、 l l│ ヽrイ
.      | !   / { | !,ィ==、 ト  ソ==:、、!l | |.  | .l
       l/|  |.i| ! l /'lr'´::_|    ├':: _'トヽ ト  │ !
       !  ||. ||:`ヾ.`ヽ-'7_     lヽノッl/, ,イ.|  | |
       ヽ .|.ト| l ∧ヽ ̄   '     ̄` / ' .l/   .| |
         \| │.!/ lヽ.   - -‐    | |   | l
        |   !  l l| 丶、      ,ィ'i.| |     ! l
          !  .!  l l |  |:| :lー-‐ ´  | |.l |  | |  l そうですか、福田軍曹。よろしくお願いします。
        l   !  l ! |   |'´ l     l /  /、  | |l !
  .      l   l   !l/|   |       ./  /‐ \ | | | l  私も貴方も同じ軍人、仲良くしましょう。これは親愛の握手です。
       l   l  / |  l______/ / ´ ̄` ', |l l
        l   l  /   .|   | |│ | / /       }  l .! !
        l   ! l | \ ト、ト| |│ | ,lイ /     / l ! | |
        | l | l| ∨l |ヽ.ノ.ノ ノ  /, -‐ '    / | | | |





95[sage]:2009/01/22(木) 00:03:56.90 ID:
z42SRs140

          、_            |\ ,. ‐:,.=―       
       __  | \  ,. -――`-/:.:./-―‐-...、
     /:.:__:.:.:`丶Y|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三:_=、、\
.   /::/    ̄>/ニ:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:\\ 
   /:.:/     /_,イ:.:ヽ:.:/:.:.:.:.:.:.:.l:.:.l:.:|:ト:.:!:.!:ヽ\:.:\ヽ
.  |:.:.|          l:.:.:.:./:/:./:.:./_|.-|‐N |:ト:|:|.:|!:.:.!:.:.:.Ν
.  |:.:.|        l:.:.:.:|:.|:.:|:.:'/ィ::f下  ,ォイ:.!/|:.:.|l:.:/
.  ヽ:.ヽ         ヽ:.:|ハ:|:.:| 代ュソ   |j|/|:.:|::/lj/
    \:\         ヽヽ.トヽ!  '' ''   ''}'/://:.:| 
     \≦二     ∨|:.:.:|    ワ/イ´/:./     (コイツ馬鹿じゃないの?軍人が握手とかどんだけふざけてるの。
           ,. ‐<´ ヽ:.| ァ‐_--イ|:.|__|!/'
           /.: : : : :\   ヽノ: :\ V/ l       日本軍の軍人魂見せてやるの) 
         l|: : : : : : : :`\_{:,': : : ヽl  l 
           !:|: : : :ヽ: ヽ|: :`: :〒: : /=l.  l
         l: |: : : : : \:|: : : :イト: /: : : ;l   l

軍曹は何も言わずに敬礼を行った。クレンショー伍長も最初は驚いた様子だったが慌てて敬礼を行った。
これがクレンショー伍長と船坂軍曹の出会いだった。





97[sage]:2009/01/22(木) 00:04:36.70 ID:
z42SRs140
ペリリュー島収容所・収容三日後

 /:./      ///|:.:.:.:/r'7-― T:.|:.:.:.:|:.! ';:.!:.:|、:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.',:.:.:iヽ:.l 
 |/      // ,'∧:.:.:|:.:.:.:.:.:.:!.:.:!:.|.:.:.//  |トムL」_:.:.}イ:.:.:.:.l:.:.:| |/
 |:.i     // .i|',:.:.|:.:.|:.:.:./ /斗‐'Z   リr==、|!://|:.:.:.:ハ:.:' 
 |:.:'、   //   | | ヽj:.:.:|.:.:.i'´ ,.r==         K:/:,'!:.:./ レ′
 ヽ:.:\  L!  .| |   {ヽ、:.| ′     、    | Y/:./   
  \:.:.\_ ,.┐L!   \|:.:.',        _ ,...   ノ:.:.:| '´  夜影に乗じて歩哨をぶっ殺して銃を奪うの! 
.    \:.:< ||     _!:.:.:ト、    ヽ..ノ  /、!:.:/
     r rr‐ィ' i , ァ   rii \:ヽ_`ト 、 .._,. '′ノ!:人

収容三日目にして「とりあえず一暴れしよう」と思い立った軍曹は脱走して歩哨から銃を強奪することを決めた。
有刺鉄線をくぐりぬけ、監視の目を盗んで脱走に成功。





98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:05:07.17 ID:
NL1+tL8C0
とりあえずとかワロスwwwww





101[sage]:2009/01/22(木) 00:07:36.35 ID:
z42SRs140


          |\    ___                    __
          |  \∠ _:. :. :. \                     /   /
          |  >:':.  ̄ ̄:.ヽ、:. :ヽ.             /     /
             j/:. :._:. :.--:. 、:. :. ヽ:. :.ー:. :.‐:.- 、      /       /
         /:., .: ¨:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : \   /  /  /
          /:/  :. :. /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ j /  /
        j〃    / :./:. :. /:/:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヾム.≦ _
        l   :. : , ' :. /:. :. . /. ./. ./.. ..j  i   ヽヽ  : : マj- _:. :. \
       /| :. :. / :. :/:{:. ; 斗:.十-j:、:. ハ:. , r‐-:.、!:.',:. :, :. } \  ヽ:. :. \
      /:. :.|:. :. :/l:. :. :,':. l:/ :/l: /l:. ∧:..l ヽ: l \::.iヽ}:. :.',: lヽ \. \:. :. \
    /: .:.:.:.∧:. :.l ハ:. :.lヽ:jl:. :.l l/ .j:/_ ヽj  ヽ!__ ',l:. l:. :. l:.j ヽ  ヽ   \:. :. ヽ
    /:. :. :./ ヽ:.j |.ム:. |,:. :.>、:j_r==ミ     z==.、j:./:. :.//\   l    ',:. :. :.',
.   {:. :. :./    レヘ:.!ヽ/: ハ´ wwx     xww ヽ/:. :〃  \  |    . l:. :. : :l   
    .j:. :. :.l       `j l:. :i:ハ      _' _    ∠: イl     \j    j:. :.:.:.:.|   あとちょっとで歩哨から銃をもらえるの
    l:. :. ハ           |:. l:小、   l    〉     /:. //            /:. :. :. :l 
    ヽ:. :. ヽ          |:. l: |. 丶、 ヽ._ ノ   イ:. ,:./        _/:. :. :. :/   自動小銃と拳銃をもらえるの!
     \:_:, ゝ      ヽ l: |__ェ=i> _-_ <i=/:. :/         ̄フ:. :. :./
                ヽj  ̄ ̄ ̄   ̄ ¨/:./7       ∠  - 
               ィ7.ゝ- 、   z― ,〃=く
             /// ヽ二ヽ  z― 、//  _ ヽ
           ,r≠ ┴'、     /   〈∠, /   ¨ マヽ

歩哨の背後、その距離五メートルまで近づいたそのときだった。





105[sage]:2009/01/22(木) 00:11:16.19 ID:
z42SRs140
               _∠... / / //           \
             ,. '´:::::::::::.,'  ./ /!ヘ、リ|∧i i  \  ヽ、>
          <:.:.:.:.:.::::::::::::.| ./ /rfス;T` リ レN」_!  l 、  ヽ
            ` ナ‐ァ:.:::::.j/. , ' └┘   |イハ / !  \ !
            / /:.:.:./ ∠、       ' `′レ!イ i! !|/   何やってるんだ!!
           , '-┴=/ /\}    ゛` ∧_/|  ト、|レ':.ヽ
          / \/ /`ーュ :.\    / ヽ.|  |::::ト、::::::'
.        /   :./ /  :.:_,巨三三ミf¨フ   :.|  |:::::| \}

クレンショー伍長の猛タックルが軍曹を襲った。

     __ ___      / /―- 、__
   _!:::´::::/`ヽ''´  ̄  -‐ 、 ―-<
 ,ィ´_j:i:;イ´ ,           ヽ  、 `ヽ
/ <´::::::::/  / , , / ハ i  ヽ.!  、\ハ
  〉/:i :i '.: _:!:」!-|トN  !}イ:-、! ハ:.、 ヽ ヽl
 ∠、:::::| l:i:!: f,ィ:Tハ     fT:トル':i l:、:ヽ }、!
/   :「`i :ハ:ト.、! 辷リ  , 辷リi} ノノ: ,! ハ: !
    ' :! :i:{」:.ヽ.        彳 ト、 !イ レ'
     |:! ハ:. ヽ   ´`  ,.イ l i` ! |
  ,  :! .: __ハ:. ',  __..イ: i:.  l | l l   この死にぞこないのキチガイめ!(自主規制)の(自主規制)!!
 :/   , .; ヽ::::l:. ',   ├―‐!:  l l: ! !
.:/ .::/ /,.ィ'´::::l::. ! `U´ヾ::ハ:. V:!: l !  いい加減にしろ!!そんなに死にたいのか!!
'  .:/ ,イ:ヽ::::::::::|:: l ̄` '´ }::ハ:  l:|:  ! |
 .:/ .:l::::::::::\:::l:. {≧、___」/::!: .:lハ:. l: !
..:/   :l::::::::::::::::`ヘ :ハ::_ハ  ̄ i:;イ :ノ::::';. N
/  /:l::::::::::::::::::、::トゝ:::::::l   !:::´::::i:::::i:. |!

クレンショー伍長は暴れまわる軍曹を縛り上げ、収容所の柱に縛りつけ、あらん限りの罵声を浴びせながら
有刺鉄線で切れた船坂軍曹の傷を治療した。一息ついた後に軍曹に向けて優しくこう諭した。





109[sage]:2009/01/22(木) 00:18:16.09 ID:
z42SRs140

      //      ,.へ          ー‐-、` 、:.:.::/  \ \
__ _,. ‐'´/      /                ヽ/ k'^ヽ、   ヽ ',
`ヽ、__/     /  / / / /            ヽ ∨ !:.:.:.:.:.ヽ、  ', !
     / /  /  ,' / / / /  , ヘ、       ',   |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ', |
.    / /  /   l ,' | i_!__| |  | |__|_| !  |  i | ト、:.:.:.:.:.::.:|  |
    /|イ  /   ' | !  ィ'∧ハ∧!  |,ハト、ノノ`ヽ  ,' | ,' \:.:.::.:.::|  |
   ,'  |   !  | .| |  N,r‐=ト    斤―-、 / / N   ヽ、:.:|  |
   /  '., ト、 l  | ト、 〈 ヒ′;;|     ヒ′;;}ヾ//  !      ー'  |
.  /    ヽ|. \ト, |  ヽ| 辷_.リ     辷_.ソ 7  ∧         |   貴方は神の子なんです、死に急ぐことは罪悪なんです。
 /         | |   ', ::::::::::::  ′  ::::::::::: /  ,'  ',        |
./           /レ∧   ト、 ::::::  - ―  ::::: /   ,   !           |  貴方が生きるのも死ぬのも神の手にゆだねられているんですよ。
       /  / ',   ! > 、     ,. イ   l    !           | 
      /   , '   !  |  _├`-ー- ´┤_ |  |   |         |  明日の朝になったら縄をほどいてあげますよ。いいですね。
    /   /    l   l'´r'::::::::::::::::::::::/ `|   |    !           ',
   /   /   _,.-¬   | ヽ_, -‐- 、_/  |   ト、_  ',         ヽ
 /   /   ,rヘ ', !   !   ', ,r' ㍉ /   |   |/ /ヽ、ヽ
/     /   | ヾ\∨  ,'   丶  /    |   レ' , ' |  \

クレンショー伍長は軍曹の脱走を上官やMPに報告せず、胸のうちに隠したままにすることにした。
次の日の朝、伍長は失礼をわびながら縄を解いてくれた。





111[sage]:2009/01/22(木) 00:23:54.06 ID:
z42SRs140
だが軍曹は・・・

            . .-:‐:‐-≧:.\..-‐‐:- ._.. -:‐- .
         /‐ァ‐.:.::.: :..: ::.:.: ::.:.:..:: :.:.: :.:.:. ::..:. .:\
             /:..: :.:.:. :.:.:.::.:.: :..:: :.:.:.: ::...:.:.: ::..:.:.::..::.ヽ...-‐=‐-...
.          /:../:..:.:/:..:.:.:.:.:.: :.:.: :.:.:.:.: ::..:.:.::.: :.:.:.:...:.:.{i}ハ__::.:. :.:..: ::.\
       /./:..//:.:/ .:.:. ::/:..:./:../.::.;..:.::.:.ヽ:..:.:.:.. .:i.:.:.. ..ハ\ 、\:..::..:.::.:.ヽ
.      /.:../:.:/ ':.:/:. :..:.:/ .:.:/.:./.:..∧:. ::、.:...\:....:.l:..:.:.:..ハ v'  \..: :.:..::.:.、
.       .'.:.:/:.:/ l.:ハ:.:.i..:/:.: ./_:./l-/  ヽ:.:.‐:、_:.ハ:..:.l.:..: .:.:..レ′   ヽ:..::.:.:..:ハ
     |:.:.l:.:..{  |' l:. i/.:..|/ レ  レ     ヽlヽ!ヽハ:.:l:.. :.::.,'       ハ:.:..:::.:.:i
     |:..:i:.:..{  |  l:.:| i:.:l イ,灯ハ    イ,灯ハ  :.:l.: ..:/         }:..:i::.:.:l  何が神様なの。
     l:.: i:..::|    l:.| i:.ハ.  _じソ      じノソ  レヽ:/          }ハi:.:..:|
.       |.:.::i:..:|     ∥ vハ ´ xxx  '   xxx `∧ ノ             ノ }:.:.:l アイツが邪魔しなければ私は一暴れできたの・・・
.      |:.:.:i: .|       |小      フ      イ:.:.}'            /   l:.::リ
       l:..:.i:..l      |:.l. `  .        / l.i.リ                ノ/  それだったら飛行場を火の海にしてやるの・・・楽しみなの・・・
       v:.i::l      |   ` . ‐-‐ l   ノレ

懲りずにペリリュー飛行場炎上計画を練り始めた。





112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:24:29.24 ID:
NL1+tL8C0
うわぁwwwww





113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:24:51.02 ID:
yUUsuxKT0
コイツも懲りねぇなぁwwwwww





115[sage]:2009/01/22(木) 00:25:01.90 ID:
z42SRs140
ペリリュー島収容所 収容四日目

      _,. -‐‐- 、_{`ヽ.  ,.ィ7
       ̄` ー- __\. }/ /_        ,.    ,1
     _,.-'´ ̄_ ̄-- ` /  ̄   ̄ ` ヽ、   /ハ  ,.イ j
   ,イ-‐ァ' ´                \{ { }_/_/__
  〃 /   / /             VT´ __ `ヽ、
   // / / / / / ィ i l  !      Vハ丁    `ヽ. \
.  /::i :::/〃/ //_,.//j / |/l_ム__l  l l i ::l::i ::::|l         ヽ:. ヽ
  | ::l /l ::l ::l ::l:l:l/,ム〃 li l |_l__「l`トl、l ::l::l :::;リ       l::::  i
  | ::l| li ::l ::l ::l:l:l/.トイi   ヽィ7テトli:l:li ::Nj::l/          l::::  |
  l ::ハ ヽ.::トl トハl::} ヒ:リ     トッ:i} } V:l:;ム/ソ         l::::  !
   ヽ. ヽ,乂乂乂:{.  ̄ 、   ヾニソノ7/7ノリ′         /::  /
     \\   |i lヽ.   ヽフ     ///-'′        /:::::/
      `‐、_  い ` 、     _,. イ//       __,. -'´:::,. '´
          ヽ.ヽ_ __〕 ー ´ l_/〃     __二>_,. -'´   李さん、李さん、ちょっと相談があるの。
           _,.>く_      _メ        ̄ ̄
        ,. ' ´ \_  ̄ ̄ ̄  _>、
      /--、    ` ¬ー‐┬f´   \

           ∧_∧
           < `∀´>  <軍曹さん、何か用ニカ?
           (っ  つ
       捕虜への食事当番 李さん





118[sage]:2009/01/22(木) 00:28:45.56 ID:
z42SRs140

                       ,. -==‐___
                  __/ '´_,.-=ニ.._ー ̄``ヽ.
              , -'´ ̄   `   -- 、 \_    \
       __   /         ヽ \ 、 \ \     ヽ.
    , ' _,. -─ `ミトi、 / / / l l l l l i ヽヽ ヽヽ ヽ ヽヽ    ヽ
  /     ,. -‐rァタ//   l l l l l l l l ,.LLi_l l l l l i  ヽ.  i
 / / / , /   |i //   l | j l l l l li j_⊥i`刈 l l リ   l  |
 !/ /  / /     li l l l  l l,.ィ7下リ l/l/i下刈〃/j リ     l   |   タバコ欲しくない?
 l l  / /       い.l l  Vト/ __ ′ ヾ'ソ l l/ //      l  /
 |   l |       ヽ.ヽ{ヽ. ヽv'´ ̄`   `   } レ′  _,.イ/     日本製の「光」じゃないわ。
 l   l |       \ヽ\ヽ.     -‐'  ,.イl l   ニ-‐'´
 l   l l         7イ≧ミ>.-─- 、/ 川               本物のアメリカ製、ラッキーストライクよ。
 ヽ  ヽヽ          〈_>' //    ヽ  l /
   \  ヽ\      f7 / //        l l/              これをマッチと交換しましょ?  
     ヽ ヽヽ`ー-   〃,' lイl     ヽ l       
      ` ー-     l l  |リ       

           ∧_∧
           < `Д´ >   <いや・・・えー・・・それは・・・マズイニダ・・・でも・・・タバコは欲しいニダ・・・なんとかマッチを集めるニダ!
           (っ  つ

このタバコも軍曹が「ニコチンが切れて頭痛がする。このままじゃ死ぬ。」とタバコを吸わないクレンショー伍長を困らせて分捕ったものだった。
そのタバコをエサに炊事係の朝鮮人に「マッチとタバコ」の交換を持ちかけた。
軍曹の計画では収容所を脱走した後に飛行機の燃料タンクに火の点いたマッチを放り込み、飛行場を火の海にするものだった。
最初は渋っていた炊事係も最後は折れ、必死になってマッチをかき集めてきた。





120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:29:45.21 ID:
NL1+tL8C0
おとなしくしてましょうよwwww





121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:30:08.17 ID:
yUUsuxKT0
コイツは鬼かwwwwwwwwwww





122[sage]:2009/01/22(木) 00:30:53.69 ID:
z42SRs140

そして・・・

                     
      ̄`‐─、_::::/ ,,/ ,_/ /   /  /`irーi-i、l,,i |  ヽ i l | l  ヽヽヾ lヽ、ヽヾ_, Y    、
        (,,,,) // ,/  ,/彡 l   / l i___`'ii ヽil  ヽl i il  、  l`ヽ,l |:::\ ヾl_,, -ー''`´
        / /  ,_ィイ    i /l i_/´__ノ:::.i i`'  ヽ  ├i-、l  |ヽ l  `, | ̄ ヽ  lヽ,
      / ,/  ./ l、l;;| ,/ヽ/ | l " ii i:::::::ノリ      ,_,l/ l  l .ト'l i ヽ |   \ l-::ヽ_
     /  /  /i  l;;;ヾヽl i´ヘl  'i,l   ゝ_`´ノ      ,_.ノl!! jl / |ヽi' ゝ,, l    V `ヽl
     l  l. ,イ;;;;;l  i;;ヾl i l 、 i   i       ̄       ll/i/ii /レ' .!. ヽ,i |ヽ_ヽ_
      |  / / l;;;;;;i  ヾ;;;;;;;ヽ_               、iン / |  |  ヽ!i  `-ゝ  マッチも溜まったし、あそこのダグラス輸送機から
     i  |,  ヾ;;;;ヽ_ ヾ;;;;;;;;;;`ヽ,                ´   ll  l  i   レ
_  ,__ ヽ,, l `ー-ゝ-、_ヾヾ ;;;;;;;;;;;;ヽ,          ー‐     ノl   i l          手始めに火達磨にしてやるの!
`r´    ゝi_ヾ      ̄ ̄ ̄`ー-、_ヽ,.,             /-、l  i. l    _______  
_i     i  . ゙ー-、__ ー--、_ . `ヽ_ヽ、,        _.,-‐'" ,::::::: ヽ, ヽ,.|ー' ̄ _      _/  

軍曹は歩哨の警備パターン、有刺鉄線の弛んだ場所、掘り返しやすい土の場所など脱走が簡単に起こせる場所を把握していた。
また、クレンショー伍長がジープでどこかに出かけていったのを見て歩哨にそれとなく
クレンショー伍長の帰ってくる時間なども聞き出すことに成功していた。
伍長は明日の夜まで帰ってこない・・・チャンスであった。




125[sage]:2009/01/22(木) 00:33:55.26 ID:
z42SRs140


                       ,. -==‐___
                  __/ '´_,.-=ニ.._ー ̄``ヽ.
              , -'´ ̄   `   -- 、 \_    \
       __   /         ヽ \ 、 \ \     ヽ.
    , ' _,. -─ `ミトi、 / / / l l l l l i ヽヽ ヽヽ ヽ ヽヽ    ヽ
  /     ,. -‐rァタ//   l l l l l l l l ,.LLi_l l l l l i  ヽ.  i
 / / / , /   |i //   l | j l l l l li j_⊥i`刈 l l リ   l  |
 !/ /  / /     li l l l  l l,.ィ7下リ l/l/i下刈〃/j リ     l   |  
 l l  / /       い.l l  Vト/ __ ′ ヾ'ソ l l/ //      l  /
 |   l |       ヽ.ヽ{ヽ. ヽv'´ ̄`   `   } レ′  _,.イ/
 l   l |       \ヽ\ヽ.     -‐'  ,.イl l   ニ-‐'´
 l   l l         7イ≧ミ>.-─- 、/ 川
 ヽ  ヽヽ          〈_>' //    ヽ  l /
   \  ヽ\      f7 / //        l l/   うふふ、脱走成功なの。あそこで弛んでる歩哨の脾臓を潰そうかしら?
     ヽ ヽヽ`ー-   〃,' lイl     ヽ l     みぞおちに一撃くれてやるのも・・・あ、首をやるのもいいかも・・・

有刺鉄線をくぐりぬけ、土を掘り返し、歩哨の警備線を突破しようとしたそのときだった。





126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:34:03.94 ID:
NL1+tL8C0
なんというスネークwww





128[sage]:2009/01/22(木) 00:39:51.27 ID:
z42SRs140

.                      _/´`ヽ-- 、  ,. -―- 、_
                 ,. -―ァ'´/   ,.    ヽ",.ィ二、 ̄
               _∠... / / //           \
             ,. '´:::::::::::.,'  ./ /!ヘ、リ|∧i i  \  ヽ、>
          <:.:.:.:.:.::::::::::::.| ./ /rfス;T` リ レN」_!  l 、  ヽ
            ` ナ‐ァ:.:::::.j/. , ' └┘   |イハ / !  \ !
            / /:.:.:./ ∠、       ' `′レ!イ i! !|/   どこに行くのかな?軍曹。
           , '-┴=/ /\}    ゛` ∧_/|  ト、|レ':.ヽ
          / \/ /`ーュ :.\    / ヽ.|  |::::ト、::::::'
.        /   :./ /  :.:_,巨三三ミf¨フ   :.|  |:::::| \}
      /    :./ /ヽ :./―ァ::::::::::>'´  ==,'  i、::::!
   ,. - '´   _,.イ 〃-‐┤::ハ`ー'´,.-<´     .:./  / `ニュ、
-‐ '´  _,. -‐    !N‐=‐にロこ}´   -=―¬ :./  /  ___}、_
_,. -‐        r┴   >′:::::::`ー―こ二::_` く ∠二 __,.ニニュ、
         r′,.  イ:::::::::::::::::::::::::: ⊂二、`:::::\`ー┴,. へr― …¬\
        j /   |:::::::::::::::::::::::::::: r―ー':::: ヾ ̄ト<:::ヾヽ\      }
       /     〉=Eロ======、、`二ニ=::::::\|:::::}::}::::廿::::〉    /
     ,. '´    ,. イ:::::::::::::::::::::::::::::\ `ァ―'^ー-、_ノイ:::::::::::/_,. ィ´
.   /     /  ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y:.        `ー―ヘ:::::::::::|
ふと見上げた先には明日まで帰らないクレンショー伍長がそこに立っていた。
またもや脱走は伍長によって阻止された。軍曹はまた縛り上げられ、テントの柱に縛り付けられた。




129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:40:49.67 ID:
NL1+tL8C0
伍長よく気づいたな~





131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:41:40.64 ID:
yUUsuxKT0
伍長SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEE





132[sage]:2009/01/22(木) 00:42:50.32 ID:
z42SRs140
                        ,. -_‐ァ
             , ― 、_,. ―-―/ 厶-- 、
.           // ̄了_y‐       -、 、__ーノ     ,  = 、、
         //    ト7          ヽ \\\     〃       ぃ
         / /     /ト| |  //.ハ ぃ l | ぃ \\\  | {       }|
        /  /   _/  .||⊥Ll_l|j_l」⊥! l | ト l| ヽ. !、丶..___,ノ /
     /  厶 '//   八.| K仞` ´仞'| | l ll ∧j/ `ヽト| ヽ 二  '/     /
.    /   //   |  / _ノ -ヤ  __   | |//j/下.    |\_     _/    /
..   /    //.   j/  ヽ  ト  .__,. イ.| |  /.| \.  |   ̄ /    /   軍曹、貴方は私がいつまで戻らないかということを歩哨に聞いたね。
   ,'   〃       , ┴ ┴ト---l―| l/-、 j    ヽノト、_   / /\ハ
   ,′  /         /     ̄_弋ラニ| |   | \   /, ィ、  ̄ / ̄、ヽヽ ヽ丶._/私は貴方が脱走すると知って出先から大慌てで帰ってきたんだ。
.   l     ′         |  / / / ̄ヽ.l_|ニ、、 |  ヽ〃   ', ̄  '.   ヽヽヽ ヽ´
  !    l        | /  / |/7_ィこア \} 7 ´ ̄/    l    l   l l l l  貴方が脱走したところは以前も日本兵が脱走したんだが
.  !    l           |,/  /ヽ._|/ 厂´r'┌ ‐/    '      !     !   ! ! ! !
  l    l         /'  ∧==ヽ」_| | | |   l       |     |   | | | | あの先にはピアノ線のトラップが仕掛けてあって、その脱走した捕虜は
  |    |.         /   /  }      ̄ 丁`|_   l      |     |   | l | |
  |    |        /   /.  卜、_     __l   `トハ      !     !   ! ! ! !  重機関銃で身体を数十箇所も撃たれて即死したんだ。
  l    l      ./  〃  /\\二二 /_l   |/、ヽ.   /   /  / / / /
.  !   l |       /  //  /   \></ l  |  ヽ \/   /  / / / /   軍曹、私は貴方に死んでもらいたくないんだ。お願いだ。
  l   l |    /  //  /     /><ヽ  l.  |ヽ  .\.    厶 ⌒l//





138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:48:02.01 ID:
Xqcl0/Yj0
伍長辛抱強いなあ





136[sage]:2009/01/22(木) 00:46:07.40 ID:
z42SRs140


    l      !> !  /,.〆 . : : : : :. `へ/ : :/ . : : ヾ' - 、 ヽ
   /: !      l  ヽi  : : : : : : : : : : : : : : :  : : : : : :. \ ` ヾ
  ./ : : :.」      lノ/ : : : : .ハ : /i : /. : : ). : : : : ::   : :ヽ
 / : : :/ i      i/  /l  ソー'z,__i/ 丶 ./ i i : : : : : : 丶: i
 l : : :i   !      > /;;;l //o;"ヾ~'  !/ l .! !  : : : ヽ ::.i
 .! : :!   !    ノ ー-,;;;.i.!"l  . /   ヘ,._!ノ:::. l i . : : : i i i
 .! :,.!     入     ,," l;;ヘ 弋ソ    7゚'ヘl:::::. ! l : : : : i i .i
  ! !l   /      ,,;"  l    v-、  .l;;;,ソ'!::::ノ  l : : : :/ i/     そんなん知るかなの!空港を炎の海にする計画が失敗した今
 . ! !   i     ,,"   i  /    ヽ. `' 'l イノ! i '! : : :./  , ・-ーe.┐
      ヽ    ii   / ! i⌒ r-,   >  ,! ! ソ / : : :/ ー-==:::::::::..l-ー¬,  生きている価値なんかないの!さぁ!殺せ!今すぐ殺せなの!
        ヽ   ii  /   i.,    l  / ./! .!   /.ソ/'/∠_:::::::;; i:::::::::: l;'';;;;")
        lヽ,_!!_/  <ヾ、,   l .// ,"ノソヽ.,, -ー "   "ll::::ii:::::::::: l :::::: i
       _i     /ヽへ,..ソ/'  《            ll::.ii :::::: ハ-┘
      /     <;;:::::::.. i 丿  ”,,             !!::ii--ー
     ヾヽ      >;::::::::;"i_,....-┐  》 .,_,.==-ー ¬ "  ̄
      ヽヽ     ゝ::::::::/i;;;::::::::i ,/
       ゝヽ () ヌ;;;;;;;;/ .i;;;;;;;フ/





139[sage]:2009/01/22(木) 00:48:13.46 ID:
z42SRs140

        ̄二ニ=.、,  丶、  _____
       /     ` ー  ´       `丶、
   _, -‐´       , ‐-           ___ヽ,==ニ‐-、
  ` ーー--‐ァ‐    //               、 |ヽ、  ヽ  、
      / /    /  / / │/ vヽ !   、  ヽ ! |、 \ |  l
.    / //    / |│││.!  | | .| !  !  !| l、\ >  |
    ! / /   /  l   !┼'ll‐l|-|. ├/|‐,|'l|‐-| l  .|| .|、ヽ │  |
   |/ |.  / ./ │ | , ==、、|  |/ ===、、 イ/   l| .! ヽ.> l   |
      |  ,l ||.  ! l<´|┘:_!      !‐'.::_ト`>, |/| ,|、   |   |
     |  /|/ ,|、 |、ヽ l`ー7.    |、__;7. / ,〃 l/l..l   ,l  | 貴方はひたすら死を望んでいる。それはいけない。
      ヽ ! `/ 、 l `!`  ̄ ,    ` ー' ,'ィ"´ .| l || 〃  |     
        `| / |、l  ヽ    _       ,_,|  |」 ´ 〃  |
  .     ! /   |. !|   ト、  `     ,ノ'゙.!   |   〃   !  自分から死を追い求めるなんて、それは一番の罪悪なんですよ。
      .! /   ! | | ヽ|.  丶、 . - ´l │  |  //    |
       | /.   |, !'ヽ   \、_|  ´    |  |   |   //    ,|     
      .!/  /   \  ゙ 、       ト、|  |  /./   ∥   貴方が生きるのも死ぬのも全て神の手にゆだねられているんです。
      l/  l    .:.:.\  ヽ、      l   | / /     ∥
.     |  |     .: :.:.:ヽ  ヽ`.=、、_,l  l.ヽ' ./     l|
      |    |   :.:.:. .:.:.:.:.:..!   | :.:.:.:.:.:「 |  ll.:.:.:|/     ∥
     .!   .}:  .: :.:.:  :.: :.:.:.| l  !:.: :.:.:.:.!.| │:|:!:|      ||
     !    l  .::, -──---lイ .l、ヽ:: :.:.:.|.!  |: :|: ヽ   ∥





141[sage]:2009/01/22(木) 00:50:35.77 ID:
z42SRs140
        / __.   `ヽ \  ヽ     __
       '´ , -―‐`==--、 \  }´ ̄ ̄    ̄ `ヽ、
        /    _                     \   , -─―‐- 、
       /: ; -ァ¨´: _: : : : : : .             . : : : : :\イヘ____  \
     /: ://: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〃く~ヽー-、   `ヽ、: \
     ///: : /: /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\   ∧  \/      \: \
    /: /: : /: : :/: : : : :,: :./ : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :.l\/       \: :ヽ
.   /: : /: //: : :/: : : : :/: /: /: :./:/: /: : j: :.l: : :l: : 、: : : : : : ヽ:ヽ: ::::l
  /: : /〃 ,': : :/: : : : :/: /: /: :./、l: :.l: : ハ: |: : :l: ; _j: : : : : : ',ハ: :V:::|
 /: : :/    l: : :/: : : :.:/: :.|: /.:.:/| ハ`メ: :/ l: {ヽ:イ',: :i: : : :ヽ: :l :|ヘl::::,
/: : :./    |: : :l: : : : /: ::: レ:|: :.l レァ=ト∨  ヽ V=ヽ:{ヽ: : :|: :li: |::リ:/
l: :/!,'    |: :.l |: : :/{: :::::: :::l: :! {!  i}      {!   i} \j: ;イ/::::/
: / !!     l: :l |: :.l l: :∧::八{  `="       `='"    レ |⌒!′
/ リ     V  l: :|  ',:.{ハ::::}⊂⊃           ⊂⊃ jリ| ノ  ハァー!!?なぁーにが神様なの!アンタの言葉なんかわからないの!
          ヽl  ヽ |ヽ{                   /: :!'´
                |: :lヘ    f二二 コ    , イ: : リ   明日、銃殺刑になる私に神様もクソもないの!
                l: :|   `丶、_      _, '´  l: :/
                  V:ゝ      `}>‐ <{__   j:/     死ぬ人間に神様の言葉なんか無意味でしかないの!
                      _rイf’ ̄ ̄’`┐ヽ
                    /   i     /  \

クレンショー伍長がテントを去った後、軍曹は飛行場を燃やし尽くす計画が露と消えた悔しさで頬を濡らした。
クレンショー伍長さえいなければ作戦は成功した、と激しく彼を憎悪した。
翌朝、テントに向かってくる足音に軍曹は気がついた。「いよいよ銃殺か」
軍曹は銃殺を望んでいた。銃殺されれば捕虜としての汚名はそそがれ、戦死扱いになるからである。
だがテントに顔を出したのはクレンショー伍長だった。





142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:51:39.25 ID:
o4FdzDrd0
価値観の相違が凄い





143[sage]:2009/01/22(木) 00:53:47.33 ID:
z42SRs140

        ̄ ̄ー-__  ヽ--‐ ─ ─-- 、t─ ‐┐
        /´ _              \」='=- 、_
     _,   ´  /    ヘ           <  | ヽ   /--,
  <___, '/     /          、 、  ヽ |   /  /
      / /     /  / ./  |`´|.l .|  li ヽ  ヽ' ̄ ヽ ̄
      ! ./    /.// /ィ -t/‐l !  | lナ¬lt、 l l│ ヽrイ
.      | !   / { | !,ィ==、 ト  ソ==:、、!l | |.  | .l
       l/|  |.i| ! l /'lr'´::_|    ├':: _'トヽ ト  │ !   おはようございます。軍曹。
       !  ||. ||:`ヾ.`ヽ-'7_     lヽノッl/, ,イ.|  | |
       ヽ .|.ト| l ∧ヽ ̄   '     ̄` / ' .l/   .| |     軍曹、昨夜は縛り上げて痛かったでしょう、申し訳ない。
         \| │.!/ lヽ.   - -‐    | |   | l
        |   !  l l| 丶、      ,ィ'i.| |     ! l    でも一晩経って反省しましたか?
          !  .!  l l |  |:| :lー-‐ ´  | |.l |  | |  l
        l   !  l ! |   |'´ l     l /  /、  | |l !  私の言ったこと、わかってくれましたか?
  .      l   l   !l/|   |       ./  /‐ \ | | | l
       l   l  / |  l______/ / ´ ̄` ', |l l  私の言ったことは捕虜ではなく、一人の人間にとって大切なことなんですよ。
        l   l  /   .|   | |│ | / /       }  l .! !
        l   ! l | \ ト、ト| |│ | ,lイ /     / l ! | |
        | l | l| ∨l |ヽ.ノ.ノ ノ  /, -‐ '    / | | | |





146[sage]:2009/01/22(木) 00:56:46.99 ID:
z42SRs140
__                     ,ィ ____,.r‐ァ
ヽ、 ̄¨¨ヽ、   ,..  - …―- 、_//,. -一'¨/
  \    `ヌ´           ´ ̄`ーく
  /´\  v′ /             -―-、 \__     
. /  ,..>ハ  /  /         `ヽ 、 \ー'´
/   i  イ ヾ|  ,' / // ,  ハ    ヽ.| ヽ  ヽ  軍曹、貴方は私の顔を見るとすぐに殺せ殺せと言ってきます。
   |  !   |   l ,' //_/ / ! ,' ! リ  ト、 !  でも私も米軍も決して貴方を殺さない。日本兵は捕虜になるのを恥ずかしいと思っている。
   /  ∧  |  'T「「∧ハTト //ムL}| |  l ',レ′ その気持ちが私達、米軍には分かりません。
.  / /  Y´!  ィfひ弓ト  //f元トリ,.イ ! | ト、\
 / , '   ∧ !  トヒz::ソ    ヒzソ彳/イ ,'人} ̄ 貴方は本当によく戦いました・・・重傷を負いながら戦うなんて貴方が米兵だったら
 レ′   / `|  | :.:.:.:.    , :.:.: ,' / /イ     最高の勲章を与えられていると思います。なのに貴方はまだ死にたがっている・・・
     /   i ハ   r_ァ   ,イ∧  |     それがどうしても理解できないんです。
     ,'    |,'  } 丶、 _,. <       | 
      !   ,-ァ /     ト、__,.⊥、   |    昨夜の脱走も見つけたのが私でよかった。米軍では脱走した捕虜は射殺しても構わないんです。
    |. / / ∧ ー-  ,r  \ >-、  ',    殺せば手柄になってしまう・・・神に助けてもらった命を大切にしてほしい。
    | /  /  ! i!       ⊂ニ´ァ'" \ \
    |,'  ,'  |リ  i!___     /_,.ニ、  ヽ \  この戦争はじきに終わるでしょう。そのときこそ、貴方は必要なんだ。     
     ll  ヽト、{ //   `ー┼^ーt‐、_   ',  ', 荒れ果てた祖国を復興させ、再建させるのが貴方なんです。
     ||    ,''´        `i!   ', }"  |   ', 
     ||    !::.           i!  !|   |  !  本当の平和を知っているのは、実際の戦闘をした人だけなのですから。





147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:57:32.65 ID:
zHBn66Rd0
慈悲深いのぅ





149[sage]:2009/01/22(木) 00:59:06.66 ID:
z42SRs140
  i;;;;j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;'''''';;;;i;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;}ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;i  ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;t;;;ヾ;;;;;;,,    i;;,, .::::::.  ::i.... |::::::::::::::
  i;;;|;;;;;::::''''' ,,,,{;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;i,;;;;;;;;;;;;;;| ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;i,  ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;iヾ;;;;;;;;ヽ、;;ヾ;;;;,,,    i'';;;,, :::::... :i:::. }:i::::::;;;::::
  iシ''   ,,,,;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;`;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;|  ヾ;;;;;;;;;;;;'i,  ヾ;;;;;;;_,,,,__;;;'i,ヾ;ヾ;;;;ヽ、   i ';;;;, :::::::i:::::};;;..;:;;;;;:::
..::   i, ...:;;;;;;;;;;;;;;;|i;;;;;;;;;;;;;;i,;;;;i';;;;;;;;;;;;;;i  -―'=""~~~ ̄ ̄  } \  ̄ ̄`ヾ、;;ヽ.   i ゛;;;;, :::::i,:::};;;;;;;;;;;;;;;
..:::.  ..i:::::;;;;;;;;;;;;;;| i;;;;;;;;;;;;;;|ヽ;i''';;;;;;;;;;;;i   ヽ;;;;;;,,rt----ヾ---}--、ヽ;;;;ヽ ヽi;;;;;;;ヽ i  '';;;;, :::::i:..:;;;;;;;;;;;;;;;;
.::::::. :::::i:::;;;;;;;;;;;;;;;;{ヽ;;;;;;;;;,,,/;;t 'i;;;;;;;;;;;{    ヾ,_r-r^ニニニ ̄ ̄`^^`=、_'i  i;;;;;;;'i, i   ';;;;;;,::i;;}r'''~`、;;;;;;
::::::::::.:::::i,,;;;;;;;;;;;;;;;;|  ゝ-''~ i,  t:i,ヽ;;;;;;;;i、      ''/~!~  / ,,,;;;;;;;;;,,,,;ヽ`、;;ヽ, i;;;;;;;;;.i   i;;;;i;;/,、- 、 ';;;;
:::::::::::::::::::fi,;;;;;;;;,,r''~~ ヽ;;;;;;_,,i--、ヽヾ;;;;;;ヽ      'i , ,_フ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i ヾ,:::` 、;;;;;;;;,    i;;;/   i, ';;
 ::::::::::::::::i i;;;;;;;";;;;;i ,,r'',r-;;;;;;;;;;-ヽ ヾ;;;;ヽ       'i,;;;;;;;;;;。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}   );/;;;;;;;i';;,   i;/-、,  } ;;;
:::::;;:::::::::::::::i i;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;|` h;;;;;;;;;'i ヽ  ヾ、ヽ       'i,;'';';;;;;;;;;;;;;;;c''''''''   i/  i;;;;;i ;;;   ''i  )  / ;;;'
::::::..::::::::::::::::it;;;;;ヾ;;;;;|;;;;{ 、,,i..;;;;;;;;;;;;;!、 `   ヽ、      ヾヽヾ'';;;;;;;;;シ~ノ }  ノ / i;/  i;;,    i,/ / ,;;''
:::::::i,,, ''::::::::::it;;;;;;;;;ヾ''ヾ、'';;;;,,゜;;;c''',,             ヽヽ`''''''''" //_/      i;;;    ii /,,;''
::';:::::i;;;;;,,''':;;;;;;;;it;;;;;;;;;;;j` 、 t;~';;;;;;;, ;;,                ̄ ̄ ̄ ̄        i;''    i-''ノ
;:::':;;:::::.::::::. '':::::..'t::::::::j`、   t::`、ノ ;;_                            i..::    i "
:::::::::'..;;:::.::::::::.... '''  t:::::t i,   - ''' ~  /                           i::: ..  i
:::::::::::::. ''':::.::::::::::i t,, `''::i i,       ヽ、                        /:::: ::  i
:::::::::::::::i  {''::::::::::i``''';;;:...`_i 、                             ,   |:::::::::   i
 '::::::::::::i  { `::::::i `、 `'''i  i,          '二二⊃             ,、 '   |:::/::::  i
  ヽ:::::::i  'i,  ヽ、ヽ ` 、i  ヽ、                        ,/    |::/::::   /   あ・・・う・・・な・・・なんなの?
    ヾ、  ヽ  ヾ、  {  ::::::` 、                     /      j::i::::::  /
     ヽ ゛ ヽ      i   ::::i  ` 、               r''        j:jj:::::: /    なんでクレンショーはこんなにしてくれるの?
       丶、ヽ     t  'i't     ~` -、       ,、-''~      _,、-''' / j:::::/
         ` 、_     t  i't         ` 、_,,,、-''    ,,,、- ''''~~    ノ j:::/

脱走を繰り返す軍曹に温かい言葉をかけて、脱走を見逃してくれたクレンショー伍長への思いは憎しみがいつしか消えていた。
クレンショー伍長を憎むのは不自然であり、罪を犯すような気分になりはじめていた。





150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:59:56.96 ID:
o4FdzDrd0
伍長の片想いが実った! おめでとう!





151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/22(木) 01:00:09.20 ID:
ZviE9LRS0
見つけたのがクレンショーだから生きてるんだろうけど、
クレンショーが居なければ飛行場が火の海になってたんじゃないかなぁ





152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:00:58.75 ID:
XBrG8W8i0
まあ火の海だろうなw





154[sage]:2009/01/22(木) 01:01:54.41 ID:
z42SRs140

そんなある日・・・

      //      ,.へ          ー‐-、` 、:.:.::/  \ \
__ _,. ‐'´/      /                ヽ/ k'^ヽ、   ヽ ',
`ヽ、__/     /  / / / /            ヽ ∨ !:.:.:.:.:.ヽ、  ', !
     / /  /  ,' / / / /  , ヘ、       ',   |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ', |
.    / /  /   l ,' | i_!__| |  | |__|_| !  |  i | ト、:.:.:.:.:.::.:|  |
    /|イ  /   ' | !  ィ'∧ハ∧!  |,ハト、ノノ`ヽ  ,' | ,' \:.:.::.:.::|  |
   ,'  |   !  | .| |  N,r‐=ト    斤―-、 / / N   ヽ、:.:|  |
   /  '., ト、 l  | ト、 〈 ヒ′;;|     ヒ′;;}ヾ//  !      ー'  |
.  /    ヽ|. \ト, |  ヽ| 辷_.リ     辷_.ソ 7  ∧         |    軍曹、日本語を教えてください。
 /         | |    ', ::::::::::::  ′  ::::::::::: /  ,'  ',        |
./           /レ∧   ト、 ::::::  - ―  ::::: /   ,   !           |   でも、私は戦争のために日本語を学ぶのではありません。
       /  / ',   ! > 、     ,. イ   l    !           |
      /   , '   !  |  _├`-ー- ´┤_ |  |   |         |     平和のために日本語を知りたいのです。私は日本が好きなんです。
    /   /    l   l'´r':::::::::::::::::::::::::/ `|   |    !           ',
   /   /   _,.-¬   | ヽ_, -‐- 、_/  |   ト、_  ',         ヽ   それに大和魂についても是非知りたい。だから教えてください。
 /   /   ,rヘ ', !   !   ', ,r' ㍉ /   |   |/ /ヽ、ヽ
/     /   | ヾ\∨  ,'   丶  /    |   レ' , ' |  \          
   /    | \/   i    ,=∨=、,,  |  |/ |   \
 /      |  ,'   | ,..='",.=q=、、゛'' 、!  i|    !     \





156[sage]:2009/01/22(木) 01:03:36.11 ID:
z42SRs140

        ,へ、|| ̄|| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:..::.:\
       << \| ,'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:.:.:.:._::.:.:.:\:.:.、ヽ
    ,. ――-`==V/:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ト- ヘ、:.:.:\:ヽ、
   /:.:,. -― ―ァこ}:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,、:.: -ーヘ' \,.ヘ:.:.\:.:.:.:ヽ:.:\
.  /:.:/     /,〃ヾ ,' ´ヽ-― T r:ト、、:ヽ:.::V:.:`ヘ:.ヽ:.:.:.', :.:.:.|ヽ.:.:l
 /:./      ///|:.:.:.:/r'7-― T:.|:.:.:.:|:.! ';:.!:.:|、:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.',:.:.:iヽ:.l !:.:.|
 |/      // ,'∧:.:.:|:.:.:.:.:.:.:!.:.:!:.|.:.:.//  |トムL」_:.:.}イ:.:.:.:.l:.:.:| |/ ,':.:.,'
 |:.i     // .i|',:.:.|:.:.|:.:.:./ /斗‐'Z   リr==、|!://|:.:.:.:ハ:.:'  /:.:./
 |:.:'、   //   | | ヽj:.:.:|.:.:.i'´ ,.r==         K:/:,'!:.:./ レ′/:.:./
 ヽ:.:\  L!  .| |   {ヽ、:.| ′     、    | Y/:./   ク/
  \:.:.\_ ,.┐L!   \|:.:.',        _ ,...   ノ:.:.:| '´    /
.    \:.:< ||     _!:.:.:ト、    ヽ..ノ  /、!:.:/         ははは、二日間も頼まれ続けられたら断れないの。
     r rr‐ィ' i , ァ   rii \:ヽ_`ト 、 .._,. '′ノ!:人
     UUノ  y'/    ,'| |   `ー |::::::::::::::/   〃  >、       代わりに私に英語を教えてなの。
     i  , ''" ,′  .∧l |     |::::::::::/     ,. '´,.-┤
     ト、  ,.イヽ、  | `| |     ト-v′   / ./  |       (英語を学べば欺瞞情報を流せて米軍に大損害を与えられるの。しめしめなの。)
     l. \/::┌~ 、_ | |_,. -==! ム、_   / / ,. -‐┤
     | /::::::::::|    ` ー-、_,==H=、、゛シ ./ ,. "    ,'





157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:04:38.47 ID:
o4FdzDrd0
こいつはwwwwwwwwww





158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:04:40.19 ID:
zHBn66Rd0
この温度差がwwww





159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:05:12.98 ID:
o4FdzDrd0
おまけの方が本編より面白いと思ってるのは俺だけじゃないはず……

>>159
1も実はオマケにノリノリだったりw





161[sage]:2009/01/22(木) 01:06:02.58 ID:
z42SRs140

語学学習を始めて数日後・・・

 \     l,:´!  i   _    /: ://:‘ー 、
    !    l> ! /,〆. : : : :` v: : /. : :ヾ - 、ヽ
  / !    !. 〉. : : : : : :,: / : : : : : : : : \ ヾ
. /: : /.!    !/ /l ソ-z」/ヽ :/: i: : : : : 、: :'.
. ! : :i  !    >./.;;l/ィ。~ヾ' l'_ | :l ! : : :ヽ ::i
 !: :i  !、  ノ ー;;:lヘ ! _/   ァヘレ:: l i . : :i l :i
  ! !  / `   ,;" l " , v‐、 {_,ソ!:::ノ l : : / l/   た、大変なの!戦友が!戦友が!
.  !!  i    ,,;" /i r'、_  ヽ ゙!,イ! i !: :/ , _=:e.┐ _
    ヽ.  ii  / li ' i / /j '/:ソ'/∠::::::i:::::::::l'´;;:〉
      lヽ!!ノ  <ゞ、.// '《ノソー - "  ゙il:::ii::::::::l::::::i
    /    /:::::::;i ノ  ゛       !!::ii;; _ハ‐'
    ヾヽ   >;:::::/i ー ┐ 》ー '' '' "  ̄  ̄
     ヽヽ  ゝ../ i::::::ノ /
      ヽヽ 0 `  `¨/
新たに収容された捕虜が突然苦しみだした。
原因は歯茎に深く突き刺さった榴弾の破片だった。倒れた戦友は脂汗をかいて唸り声を上げるだけであった。





164[sage]:2009/01/22(木) 01:07:26.43 ID:
z42SRs140

     __ ___      / /―- 、__
   _!:::´::::/`ヽ''´  ̄  -‐ 、 ―-<
 ,ィ´_j:i:;イ´ ,           ヽ  、 `ヽ
/ <´::::::::/  / , , / ハ i  ヽ.!  、\ハ
  〉/:i :i '.: _:!:」!-|トN  !}イ:-、! ハ:.、 ヽ ヽl
 ∠、:::::| l:i:!: f,ィ:Tハ     fT:トル':i l:、:ヽ }、!
/   :「`i :ハ:ト.、! 辷リ  , 辷リi} ノノ: ,! ハ: !
    ' :! :i:{」:.ヽ.        彳 ト、 !イ レ'
     |:! ハ:. ヽ   ´`  ,.イ l i` ! |       なんとか野戦病院を見つけました!軍曹!
  ,  :! .: __ハ:. ',  __..イ: i:.  l | l l     
 :/   , .; ヽ::::l:. ',   ├―‐!:  l l: ! !     彼にジープに乗せて!
.:/ .::/ /,.ィ'´::::l::. ! `U´ヾ::ハ:. V:!: l !
'  .:/ ,イ:ヽ::::::::::|:: l ̄` '´ }::ハ:  l:|:  ! |
 .:/ .:l::::::::::\:::l:. {≧、___」/::!: .:lハ:. l: !

この時、米軍の損害は実に40%にも達していた。米軍の死傷者はすでに8000人を突破。
どこの野戦病院も重傷でうめき声を上げる米兵で満員だったにも関わらずクレンショー伍長は必死になって軍医を探し出した。
その甲斐あって、治療してくれる軍医を見つけた。そればかりか完治するまで毎日、ジープの送迎までつけてくれた。





165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:08:04.70 ID:
zHBn66Rd0
ええ人やのぅ





166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:08:46.62 ID:
o4FdzDrd0
伍長すげえな
ここまでするもんなのか





167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:08:47.35 ID:
Xqcl0/Yj0
米軍側の戦友も呆れたり眉を顰めただろうに





169[sage]:2009/01/22(木) 01:10:06.82 ID:
z42SRs140
昭和19年11月27日
ペリリュー島守備隊玉砕。
74日間に渡る長く、苦しい戦いが終わった。最初にペリリュー島を攻撃した第一海兵師団は戦闘力を失い後送、
後を引き継いだ第81山岳歩兵師団も甚大な損害を出した戦いだった。そして、両師団の戦史には日本軍第14師団を称える文字が刻まれた。

          、_            |\ ,. ‐:,.=―
       __  | \  ,. -――`-/:.:./-―‐-...、
     /:.:__:.:.:`丶Y|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三:_=、、\
.   /::/    ̄>/ニ:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:\\
   /:.:/     /_,イ:.:ヽ:.:/:.:.:.:.:.:.:.l:.:.l:.:|:ト:.:!:.!:ヽ\:.:\ヽ
.  |:.:.|          l:.:.:.:./:/:./:.:./_|.-|‐N |:ト:|:|.:|!:.:.!:.:.:.Ν
.  |:.:.|        l:.:.:.:|:.|:.:|:.:'/ィ::f下  ,ォイ:.!/|:.:.|l:.:/
.  ヽ:.ヽ         ヽ:.:|ハ:|:.:| 代ュソ   |j|/|:.:|::/lj/
    \:\         ヽヽ.トヽ!  '' ''   ''}'/://:.:|
     \≦二     ∨|:.:.:|    ワ/イ´/:./
           ,. ‐<´ ヽ:.| ァ‐_--イ|:.|__|!/'´ クレンショー伍長・・・本当にありがとう・・・彼も今じゃ元気なの。
           /.: : : : :\   ヽノ: :\ V/ l
         l|: : : : : : : :`\_{:,': : : ヽl  l   本当にありがとう・・・ところで今日は米兵の機嫌がいいの・・・
           !:|: : : :ヽ: ヽ|: :`: :〒: : /=l.  l
         l: |: : : : : \:|: : : :イト: /: : : ;l   l  ・・・・・・我々の仲間は・・・
          l: :|: : : : : : : :\: :L!ll」: : : ;ハ   l
         l: : |: : : : : : : : :〈: : ll:lリ\/、     l
         l: : : |__ノ「 ̄ ̄ト| /:ll'll    \_丿





170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:11:38.55 ID:
at1ti2HJ0
うへ……





172[sage]:2009/01/22(木) 01:13:35.37 ID:
z42SRs140

      //      ,.へ          ー‐-、` 、:.:.::/  \ \
__ _,. ‐'´/      /                ヽ/ k'^ヽ、   ヽ ',
`ヽ、__/     /  / / / /            ヽ ∨ !:.:.:.:.:.ヽ、  ', !
     / /  /  ,' / / / /  , ヘ、       ',   |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ', |
.    / /  /   l ,' | i_!__| |  | |__|_| !  |  i | ト、:.:.:.:.:.::.:|  |
    /|イ  /   ' | !  ィ'∧ハ∧!  |,ハト、ノノ`ヽ  ,' | ,' \:.:.::.:.::|  |    ・・・!! ・・・あ、あの・・・その・・・今日は軍のお祭りなんです!
   ,'  |   !  | .| |  N,r‐=ト    斤―-、 / / N   ヽ、:.:|  |
   /  '., ト、 l  | ト、 〈 ヒ′;;|     ヒ′;;}ヾ//  !      ー'  |   ほら、ケーキもありますよ。さぁさぁ・・・食べましょう・・・
.  /    ヽ|. \ト, |  ヽ| 辷_.リ     辷_.ソ 7  ∧         |
 /         | |    ', ::::::::::::  ′  ::::::::::: /  ,'  ',        |  今日は英語の授業はナシです。お祭りですから。
./           /レ∧   ト、 ::::::  - ―  ::::: /   ,   !           |
       /  / ',   ! > 、     ,. イ   l    !           |    その代わり、私の話を聞いてもらってもいいですか?
      /   , '   !  |  _├`-ー- ´┤_ |  |   |         |
    /   /    l   l'´r':::::::::::::::::::::::::/ `|   |    !           ',
   /   /   _,.-¬   | ヽ_, -‐- 、_/  |   ト、_  ',         ヽ
 /   /   ,rヘ ', !   !   ', ,r' ㍉ /   |   |/ /ヽ、ヽ

クレンショー伍長はテキサス州のアランザス・バスという小さな町で生まれた。1918年10月2日のことだった。
父は大工で兄弟が多く、決して裕福ではなかったが家族は幸せだった。しかし、1929年世界大恐慌が家族を襲った。
仕事を失い、家を失った家族はジプシーのようにテント生活が続いた。父親は一家の生計のため遠くに出稼ぎに行き
母親も子供達に苦労をかけまいと必死に働いた。その両親の背中を見て育った彼は必死に勉強した。

12歳のときに貧しさの中に豊かさを見つけようと教会に足しげくかよい、優しい心に神の言葉を刻みつけていった。
17歳のとき、家族を少しでも助けようと日給50セントのアルバイトを始め、家計を支えながら高校に通った。
一生懸命に働く彼をアルバイト先は運転士として雇おうとしたが彼は大学に通うことを決めた。
猛然と勉強した彼は家族に晴れ姿を見せようとクリスマスに実家に帰った。

だが彼を待っていたのは冷酷な現実だった。





174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:14:04.74 ID:
zHBn66Rd0
ゴクリ…





175[sage]:2009/01/22(木) 01:17:52.80 ID:
z42SRs140
.                      _/´`ヽ-- 、  ,. -―- 、_
                 ,. -―ァ'´/   ,.    ヽ",.ィ二、 ̄
               _∠... / / //           \
             ,. '´:::::::::::.,'  ./ /!ヘ、リ|∧i i  \  ヽ、>
          <:.:.:.:.:.::::::::::::.| ./ /rfス;T` リ レN」_!  l 、  ヽ
            ` ナ‐ァ:.:::::.j/. , ' └┘   |イハ / !  \ !
            / /:.:.:./ ∠、       ' `′レ!イ i! !|/
           , '-┴=/ /\}    ゛` ∧_/|  ト、|レ':.ヽ     父さん!!母さん!!
          / \/ /`ーュ :.\    / ヽ.|  |::::ト、::::::'
.        /   :./ /  :.:_,巨三三ミf¨フ   :.|  |:::::| \}
      /    :./ /ヽ :./―ァ::::::::::>'´  ==,'  i、::::!

一家を必死に支えてきた父はガンにかかり、母親もその穴を埋めるために身体がぼろきれのようになるまで働いていた。
兄は重圧に耐えかね家出していた。クレンショーは大学に戻らず、運送会社で働いた。病に伏せた父の治療費と家族五人の
家計を支えるため、身を粉にするまで働いた彼は上役の目に留まり、事務員として採用された。やがて太平洋戦争が始まった。

真珠湾攻撃の日に彼はジョージアという女性に一目ぼれをした。彼女は多くの男が注目するほどの美人だった。
雨のバス停で寒そうに震える彼女に傘を差し出し「もし、よければ・・・!!」と傘を貸したのがキッカケだった。
彼女も信心深いクリスチャンだったのでクレンショーに激しく惹かれ、相思相愛になるのに時間はかからなかった。
ほどなく二人は結婚した。

やがてクレンショーは海兵隊に志願する。しかし「黄色い野蛮人をやっつけろ!」との言葉に彼は疑問を持った。
銃を手に取り、敵を殺すことは敬愛する神への冒涜ではないか・・・その疑念が頭から離れなかった。
そうした矢先に81ミリ曲射砲部隊に転属が決まる。そこには「日本語教習所」があった。

「日本は強い、しかし狭い国土と石油資源の少ない国がこの戦争には勝てないだろう。そのとき、必要なのは日本語のはず・・・
 それに通訳になれば非戦闘員として銃をとって人を殺さなくても済む・・・殺人なんかしたくない」

その一心で彼は必死に90日間日本語を勉強し、海兵隊通訳になった。そして、ペリリューで船坂軍曹と出会った。





177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:19:20.06 ID:
o4FdzDrd0
なんという……





179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:23:16.68 ID:
XBrG8W8i0
苦しい時は神だのみってどこでもいっしょだよね





180[sage]:2009/01/22(木) 01:24:48.76 ID:
z42SRs140
                      /  /
                       |  ,/
 r― ‐‐-- 、      ,. - ―‐‐- 、 | /  __     /´⌒ ヽ , -―‐‐- 、
 ` ー- .._-=ゝ‐-、 /     _  ヽ| イ_二二ニニ _.`ヽ / / ̄~:ア´ /`ヽ    ヽ/ ̄>
       >'¨` `        \シヘヘ       ヽ ∨´:::::::::::_/ ./ /       '´ ̄ヽ
      /イ¨フ / , 、 \ ヽ`ヽ Vヘ \       リ l:::_;::ィ::〃 / // ,./ /    ‐┐  、\ __
     /./ / / .,'  { l N ヽ >弋 ハ Y \ `ヽ、  ∠j !´ /:::::ハ-/ ,少7メ / /^} } `V   ヽー'´
     V'´l /  ! ! ! {_ハ \ヽィ示ヽ} |´}' `ー‐’  ノイi| /::: /(./ ,'f、:::テ`从{ ノ‐メ、/ }   i ハ}
     / /| !i  | Vヘィ=ミ   V_zj`| |ン        / ル |::::/‐┴-Lヽー'    '心ヘ,///j  } }l リ
.    / / ヽ |1 i\ヽfヘ_ハ      ! !′     / /   レ/| :.:.:.:.:.:.. 7   , 〈::メ〃彳/} /j/
.     { i{  `八 N`ヽ{ヽ ´ `< )  ,イハ、_    __,/_/  ,.‐'‐弋、:- __X   `   `.イ /´フ/ム' ヽ
    ヽ\  Vヾ /ヽ {>=--r≦fリ ソ`ーァ'´  ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:V l=-`マ>¨´/ /__´_,>、j
     ゝ_>  /   ヾ| {{  Ktzs/ /      Y .:.:.:.:.:.:.:.:.:.! lニニヘ |_/! リ´:.} i |V
        rィ====k、 仔》 l^V/ _,∠____     ! .:.:.:.:.:.:.:.:.人、ヽ ==ヘ-、 !ハ :.:.l  !|
        V´     ヾf⌒ヽ_j必, ヘ'´  ̄ ̄`ヾ、(9 l .:.:.:.:.:.// `ー`  \ヽヽ:.|  !!

クレンショー伍長「軍曹、これが私の話です。つまらなかったですか?」

船坂軍曹「いや、伍長。私も同じような境遇なの。そうだったの・・・」

クレンショー伍長「軍曹、見てください。今日は月が綺麗ですよ。妻のジョージアも見ているかな?」

船坂軍曹「あぁ・・・本当に綺麗なの・・・今ごろ私の戦死公報が家族に届いているころなの・・・」

クレンショー伍長「軍曹、生きて日本に帰りましょう。生きて、家族に会いましょう。」

船坂軍曹「もちろんなの。伍長も、生きて綺麗な奥さんと娘さんに会いに帰るの。」


続きます。





181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:25:44.33 ID:
zHBn66Rd0

乙でした~
今回も楽しかったです~





182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:26:39.60 ID:
o4FdzDrd0
乙でした!





183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:27:12.65 ID:
XBrG8W8i0
おつ いい話だ





184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:28:03.62 ID:
5GZJitBe0
乙っした~





185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/22(木) 01:28:27.06 ID:
ZviE9LRS0
乙でした
あの時代はどの国でも伍長と同じような家庭が沢山あったんだろうなぁ





188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:29:06.07 ID:
yUUsuxKT0
乙です!





190[sage]:2009/01/22(木) 01:31:25.20 ID:
z42SRs140

ぶっちゃけ朝鮮人の李さんもいい人なんですよね

日本兵への食事を作ってて
「こんなブタのエサみたいなものを食わせるために俺はコックやってんじゃねぇ!」
って言ったり、白米とキャベツが手に入ったとき
「これで皆に美味しい食事を作れる!」
って喜びながら泣いて食事作ったり・・・

てかどうしましょう、クレンショー訪日編・・・
特別編で一つ本編作っちゃいましょうか





191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:32:08.65 ID:
o4FdzDrd0
>>190
ユー、やっちゃいなよ。





192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:32:43.00 ID:
zHBn66Rd0
>>190
ユー、やっちゃいなよ。





193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/22(木) 01:33:29.85 ID:
7DLOABWe0
>>190
ユー、やっちゃいなよ。





198[sage]:2009/01/22(木) 01:37:09.17 ID:
z42SRs140

まさかオマケで本編作るとはw

とりあえず救次回は救難訓練がどんなもんかちらっと触れる気でいます。
次回のオマケは訪日編の前、別れと再会・軍曹やっちゃいました編を。

それではおやすみなさい。





199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:38:11.28 ID:
zHBn66Rd0
楽しみにまってま~





200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/01/22(木) 01:38:58.78 ID:
o4FdzDrd0
乙です。
ていうか、軍曹やっちゃいました編ってw





202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/22(木) 01:41:07.53 ID:
ZviE9LRS0

乙でした
軍曹が楽しみで仕方がないw




2009.01.24 | やる夫メディック |  コメント[47] | PageTop | 
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  1. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 17:46 名前: 安息の名無しさん | №13673 | [編集]

    おまけのほうが面白い件について



  2. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 17:48 名前: 安息の名無しさん | №13674 | [編集]

    同意w 次回が楽しみだ 
    スレ主に期待してる
    あんそくさんもうpありがとう



  3. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 17:54 名前: 安息の名無しさん | №13676 | [編集]

    憎らしくないニダー見たのは初めてだwww



  4. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:16 名前: 安息の名無しさん | №13677 | [編集]

    むしろ本編いら(r



  5. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:23 名前: 安息の名無しさん | №13678 | [編集]

    本編とおまけが逆転してる、
    どっちも、面白いが。




  6. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:33 名前: 安息の名無しさん | №13680 | [編集]

    >>4
    こら



  7. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:42 名前: 安息の名無しさん | №13681 | [編集]

    本編がつらいからなぁ・・・
    どうしてもおまけに逃げてしまう。



  8. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:51 名前: VIPPERな名無しさん | №13682 | [編集]

    >>軍曹やっちゃいました編
    あの伝説の二日目のアレか…もしかして?

    舩坂弘軍曹の活躍はまさに無双だからなぁ。
    楽しみだ。



  9. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 18:55 名前: 安息の名無しさん | №13684 | [編集]

    どっちも面白い



  10. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 19:02 名前: 安息の名無しさん | №13685 | [編集]

    一スレで二話美味しい>>1がいるのはここでつかw



  11. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 19:02 名前:   | №13686 | [編集]

    あれ?軍曹の焼き討ちが個人で行われた被害として唯一米国の記録に残ってるとか
    どっかで見た気が駿河。



  12. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 19:04 名前: 安息の名無しさん | №13687 | [編集]

    どっかの孔明と南蛮王見ているみたいだ・・・。



  13. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 19:15 名前: 安息の名無しさん | №13688 | [編集]

    >米4
    いやいや、救助や救命の現場を知ることで「救急車をタクシー代わり」に
    したりする人が減ってくれることを切に願うオレガイル ・・・。
    と『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』が好きな俺が通りますよ。






  14. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 19:58 名前: 安息の名無しさん | №13691 | [編集]

    なんで救難隊の映画とかできないんだろうね
    てか救難隊の話ってテレビで見たことないんだが



  15. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 20:18 名前:    | №13692 | [編集]

    クレンショー伍長がいい人すぎる
    確信を持った人間は強いな



  16. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 20:50 名前: 安息の名無しさん | №13694 | [編集]

    「笑ってコラえて」見てました。
    あれは本当にすごかったです。
    そして隊員のだれもが悔やむ顔しかみせていなかったのが印象深いです。



  17. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 20:53 名前: 安息の名無しさん | №13696 | [編集]

    船坂軍曹www




  18. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 21:10 名前: 安息の名無しさん | №13698 | [編集]

    米14
    自衛隊アレルギーの連中が居るからだろ



  19. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 21:16 名前: 安息の名無しさん | №13699 | [編集]

    >本当の平和を知っているのは、実際の戦闘をした人だけなのですから。
    深い言葉だな……

    >>11
    戦史かなんかにのってる唯一の個人としての戦闘記録じゃなかったっけ?



  20. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 21:33 名前: 安息の名無しさん | №13701 | [編集]

    ※19
    戦史叢書



  21. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 22:27 名前: aa | №13702 | [編集]

    つまらないし、何よりくだらない。

    きもすぎるだろ



  22. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 22:34 名前: 安息の名無しさん | №13703 | [編集]

    *21

    つ鏡

    人の生き死にの話を「くだらない」ですか

    君の人間性が透けて見えるねw



  23. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 22:37 名前: 安息の名無しさん | №13704 | [編集]

    次回も期待。



  24. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 22:37 名前: 安息の名無しさん | №13705 | [編集]

    やっちゃいましたはやっぱり船坂無双のアレか… wktk



  25. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 23:02 名前: 安息の名無しさん | №13706 | [編集]

    ※22
    生き死にというよりも「生き様」の話だな。
    日々を空虚に生きていると、他人の人生どころか
    自分の人生にも興味がもてなくなるのは仕方ないさ。



  26. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 23:09 名前: 安息の名無しさん | №13707 | [編集]

    ※18
    平成ガメラ2レギオン来襲のときの赤旗とかはひどかったなぁ



  27. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 23:13 名前: 安息の名無しさん | №13708 | [編集]

    ※12
    お前のせいでいい話が全然いい話に聞こえなくなったじゃねーか。
    くだらない話に見えてくるだろうがやめろ



  28. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/24 23:27 名前: VIPPERな名無しさん | №13709 | [編集]

    ニダーかわいいなw



  29. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 00:12 名前: 安息の名無しさん | №13711 | [編集]

    やっぱアカと在が来ると、とたんにスレは荒れるな。



  30. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 00:18 名前: 安息の名無しさん | №13712 | [編集]

    >※14
    いちおうこないだの正月にやってたんだぜ。
    役者さん演ずる「ベテラン」から教わる「新米」役の自衛官の操縦が堂に入りすぎてたり、ぶっちゃけ主演の女の子の演技がアレだったりしたが、その主演の女の子が新潟救難隊で殉職したパラメディックの遺児だったりして、現場で協力してた自衛官は「あのときの娘さんがこんなに立派になって…」と涙に暮れていたそうな。



  31. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 00:27 名前: 名無し | №13713 | [編集]

    本編がウツ過ぎるww



  32. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 00:34 名前: 安息の名無しさん | №13715 | [編集]

    ※21はとりあえずメンヘラ外来に行ったほうがいい。
    うp主さん、管理人さん乙です。



  33. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 01:36 名前: 安息の名無しさん | №13717 | [編集]

    ごめんね…本編よりもオマケの方が泣けるなぁ、とか思ってごめんね・゚・(ノД`)・゚・。




  34. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 03:59 名前: 安息の名無しさん | №13728 | [編集]

    ※21は皆に構って欲しいんだよ。こういうのは無視したほうがいい。



  35. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 04:29 名前: 安息の名無しさん | №13729 | [編集]

    スバルもやる夫も凄いな…
    もう許してやれよってくらい自分を責め続けてる
    ああいう現場で生きてる人の責任感ってとてつもないな



  36. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 09:56 名前: 安息の名無しさん | №13735 | [編集]

    >一回の手当ては900円
    政治家は身銭切ってでも金一封出してやれよ…この現場で働く人たちになら
    少々税金が流れたって俺は怒らねぇよ…

    船坂軍曹はキチ○イぶりという点ではなのはがピッタリだが
    超人ぶりという点では若き日の江田島塾長に見えてくるわ。



  37. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 10:25 名前:   | №13736 | [編集]

    不発弾処理も500~1000円の日当のみ
    自衛隊の方はもっと評価されていい

    ちなみにロケットレンチつう機械で信管外すんだが
    失敗したら、担当と責任者の2人が手で外す
    失敗しても被害が最小限になるように他の人間は退避

    ご苦労様です



  38. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 10:36 名前:   | №13737 | [編集]

    本編とおまけ分けた方がいいんじゃね




  39. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 14:34 名前: 安息の名無しさん | №13745 | [編集]

    左翼ではないサヨクはいつでも基地外だからな



  40. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 14:45 名前: 安息の名無しさん | №13746 | [編集]

    あれ?おまけのほうが面白い…ってことは、やる夫いらなくね?



  41. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 16:52 名前: あんそくがお送りします | №13750 | [編集]

    ttp://imperialarmy.blog3.fc2.com/blog-entry-209.html
    AA編じゃなぜかスルーされてるけど,ペリリューに連れてこられて
    2日目の軍曹の超人的な活躍がのってた。

    ネタバレになる可能性もあるから本文は載せないけど、
    全部本当ならこの軍曹ただもんじゃねえw




  42. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 23:21 名前: 安息の名無しさん | №13767 | [編集]

    >>コメ14
    つ〔よみがえる空 -RESCUE WINGS-〕
    ttp://www.rescue-w.jp/

    つ[空へ~救いの翼-RESCUE WINGS]
    ttp://www.sorae-movie.jp/top.html



  43. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/25 23:37 名前: 安息の名無しさん | №13774 | [編集]

    *21
    つまらなくてくだらなくてきもいのはお前のことだよ
    なんでこうも人のため国のために命を張っている「自衛隊」の三文字を見るだけでこういう無条件の批判が出てくるんだろう
    サヨクという生物は救いようがないな

    オマケの李さんはいい人なんだな、なんかうれしい
    言っちゃ悪いが朝鮮人というのはかなりの確率でアレだから……旧軍の通達だかに朝鮮人兵士の扱い方まであるくらいだし



  44. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/26 08:21 名前: 安息の名無しさん | №13796 | [編集]

    なのはって、こんなに『なのなの』言ってたっけ?
    何か違和感が……



  45. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/27 23:54 名前: VIPPERな名無しさん | №13906 | [編集]

    本編もオマケも最高だ 二つに分けても絶対読む



  46. あんそくがお送りします 投稿日:2009/01/28 17:35 名前: 安息の名無しさん | №13948 | [編集]

    本編もオマケも運命論について考えさせられたな…先輩後輩の話とか…
    伍長と軍曹が会わなかったら一面火の海もしくは軍曹蜂の巣だったわけだし
    それにしても恥に対する価値観の違いが面白い



  47. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/01 00:46 名前: 安息の名無しさん | №14187 | [編集]

    「月が綺麗」って夏目漱石的な意味だとアレになるんだがそこへの突っ込みはナシの方向か



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