2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:13:37.65 ID:HKvzEBSL0
待ってました
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 19:18:40.47 ID:y23xAoLS0
いつも見てるぜ!
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:17:09.22 ID:v0neT0bhP
___
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ ・・・
| (__人__) | ________
\ ` ⌒´ ,/ .| | |
ノ \ | | |
/´ | | |
| l | | |
ヽ -一ー_~、⌒)^),-、 | |_________|
ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄ | | |
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:19:08.50 ID:v0neT0bhP
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ
イ 八{´l !レ<f{矛:下 ' イ孑テフ イ } /
. Vハ | r';;z j r';;zリ /}, '//
ヽ ', |  ̄ ,  ̄ チ' / ・・・坊ちゃん、わかってますね。
`ヘ lヽ _ 厶 ./ あと一年ですよ。
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\ わかってるお。長門さん。
/ (__人__) \ とうとう、やる夫も大学八年生になってしまったお。
| ` ⌒´ |
\ /
/ \
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:21:03.58 ID:v0neT0bhP
/ ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ
イ 八{´l !レ<f{矛:下 'ヽ 〃イ孑代勹 イ } /
. Vハ | r';;_zj r';;zリ / , '// わが国の経済の根幹を担う「国立やる夫銀行」。
ヽ ', | 、 / / そのトップの座につくことを運命づけられた
`ヘ lヽ _ 厶 ./ やる夫一族。
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./ あなたは、その正統の後継者なんですよ。
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
. r<\\ ヽ '´ ̄ ___ `ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ \\ V  ̄ _ `ヽl| / / ∧
./ ヽ. \\ ∨ ̄ `ヽ | / / / l
____
/ \
/ ─ ─ \ わかってるお。
/ (●) (●) .\ だから約束は守るお。
| (__人__) |
\ ` ⌒´ ,/ やる夫のわがままで、親の決めた大学を蹴ってここに来てるんだから、
約束どおり、卒業したらちゃんと「やる夫銀行」に入って、修行するお。
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:22:59.59 ID:y23xAoLS0
ここのやる夫は真面目だなwwwwww
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:23:05.86 ID:v0neT0bhP
___........,,,,,,,_
>-''''': : : : : : : : :'''-、
>'''": : : : : : : : : : : : : : : :\_
>'''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\,
>'" : : : : ::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
,,,-'''"-'/ ::: : :: : : : : : : ::...: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/::: :::./ : ::: : :::: : ::: : : : ::::...: : :::.: : : : :..: : : : : 'l
/::/: :::::: :.. :::: : :::::.: : : : :::ヽ:..: :::.: : : ::::..: : : : :'l
/::/::::|:::: :::: : :. ... :::::..: : : : ::ヽ::..:::.: : : ::::::.: : : : l
l:::/|: ::l:::::: :/|: : ::::|: : ....l.. l ::::::: : : ::: l
|:/ |: ::ヽ:::l:|┤: ::::|ヽ: :::l、:::::::.. : :.|::::::::: : : ::::::::: : : :|、|
|l |:::1ヽ:|ムヾ、:::.l ヽ、メヽ、::::..::|:::::::: : : ::::::::: :::: :l ヽ
.' ヽ:ト、:::lレナド.、:::l ヾ、 ̄'-,,,l::::::::: : : ::::::::::::::::/
|l ヽ:::|レ|カ ヽ . ト''''''ト,,,,, |::/:::: : :/、::::::/:/
l:::| " / .トナガレ l:::|::::: : /| |::/|/
l:ヽ、ヽ ''''''''' /:/::: : /.// .' ・・そうですか。
.l::::|ト、 - .//l::: /"::/ では、あと一年、悔いのないように。
.l::|' \" __,,,/:ク::: :/|/l/
ヾ ''''''''l"-,,/':/:/,-l'''':ヽ
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:25:07.13 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) おいやる夫、今の人・・・すげー美人だったな。
. | (__人__) お前の知り合いなのか?
| ` ⌒´ノ
. | } あ、お前の会社の人か
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\ そうだお。
/ (__人__) \ 有希さんはうちの銀行の実質No.2だお。
| ` ⌒´ |
\ / やる夫が子供の頃からぜんぜん年を取らない人だお。
/ \
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:27:04.83 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) にしても、お前がこの大学にいられるのもあと一年・・・か。
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) どうだ?
. | (__人__) お前の探す「答え」とやらは、見つかったか?
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:29:04.24 ID:v0neT0bhP
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ (●) (●) \ ・・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:31:07.16 ID:v0neT0bhP
____
/ ノ \\
/ (●) (●)\
/ ∪ (__人__) \ やらない夫とは、二人でいろいろなことにトライしたお。
| ` ⌒´ | 貴重な経験をたくさんしたお。
\ /
/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) ああ、この七年間、いろいろやったなあ、俺たち・・
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:33:04.77 ID:v0neT0bhP
確か最初は、土地への投資だったな――――
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\ 土地を買って資産を増やしてみるお!
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\ ふむふむ、リニア建設予定地・・・
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ これは値上がりしそうな土地だお! 1000万で買うお!!
| |r┬-/ |
\ ` ̄'´ /
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:35:12.97 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\ /⌒ ⌒\
/ _ノ \ /( ⌒) (⌒)\ 案の定値上がりしたお!
| (⌒)(⌒)/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ メシウマだお!
| (__人__)| |r┬-| |
| ` ⌒´ノ \ `ー'´ /
| } ( r |
ヽ } ̄ ̄ ヽ○日 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ヽ ノ {}@{}@{}-
/ く \ |__| _ ..._.. <1200万になったか。200万ほど儲けたな!
____
/ \
/ ─ ─\ 200万・・
/ (●) (●) \
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:37:04.85 ID:v0neT0bhP
____
/_ノ ヽ_\
/( ●) ( ●)\ ・・・値上がり、って、何だお?
/ ::::::⌒(__人__)⌒:::::\
|  ̄ |
\ /
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:40:05.72 ID:v0neT0bhP
最初、やる夫は5000万の現金を持っていたお。
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
現金5000万
次に1000万の土地を買ったお。この時点では、総資産額は変わらず5000万だお。
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
現金4000万 + 1000万円の土地
ところが、土地が値上がりしたんだお――
____
/⌒ ⌒\
/( >) (<)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| /| | | | | |
\ (、`ー―'´, /
現金4000万 + 1200万円の土地
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:42:07.62 ID:v0neT0bhP
____
/_ノ ヽ_\
/( ●) ( ●)\ やる夫の資産額は5200万円になったお。
/ ::::::⌒(__人__)⌒:::::\ ・・・この増えた200万円は、いったいどこから来たんだお?
|  ̄ |
\ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ ん、そりゃ別の人がその土地を欲しがって、
| ( ●)(●) それで200万ほど余分に出してるんだろ。
. | (__人__) 土地の「値段」ってのは、イコール「売り値」なわけだからな。
| ` ⌒´ノ
. | } お前はうまいことやって、
. ヽ } その人から200万ゲットしたってことで・・・
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:44:05.75 ID:v0neT0bhP
____
/_ノ ヽ_\
/( ●) ( ●)\ その「別の人」って、誰だお?
/ ::::::⌒(__人__)⌒:::::\ 元をたどればどこから200万が出てるんだお?
|  ̄ |
\ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) む・・
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:46:21.40 ID:v0neT0bhP
もし、世の中にお札というものがなくて、貨幣はキンしか無かったとしたら…
【やる夫】 【別の人】
5000粒
1000粒相当の土地
キンは有限の物質だお。仮に、この世にキンが5000粒しか存在しないとしたら、
【やる夫】 【別の人】
4000粒 → 1000粒
1000粒相当の土地 ←
この土地は1000粒以上で買われることは無い。
つまり、「1000粒ぶん」以上に「値が上がる」ことは無いんだお。
【やる夫】 【別の人】
4000粒 1000粒しか支払えない
1000粒相当の土地
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:49:04.67 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) なるほどな。
| ` ⌒´ノ 値上がり、という現象は、
. | } 「不換紙幣の賜物だ」って言いたいわけか
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\ そう思うお。
/ (__人__) \ カネを無限に「作り出す」ことができる、不換紙幣制度のおかげで
| ` ⌒´ | この「値上がり」という現象が起きていると思うお。
\ /
/ \
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:49:47.14 ID:0H5Kb76G0
ほうほう
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:51:04.16 ID:v0neT0bhP
_, -‐‐--、_
, -‐´:.:.:.:.:.:.:.:,、:.:.:.`‐、_
,/.:.:.:.:.:.:.:.:._,r'''´ i.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
i:.:.:.:.:.;,r'"´ l,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`i,
!:.:.:.:/ `ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ;.:i _ ,_,ニ二、 `i:.:.:.:.:.:.:.:i
`Y ̄`)ーt___,ノ``‐-ト,r-,:.:/
〉ー'i '"; ;i:.ノ なかなかいいところに目を付けたじゃないか
! `' /:i'
! t‐_二フ /T:.:.,!
! ‐ / |'゜
! ノ |
`,ュ, ,ニニ -‐--'-、,
,i i /__,... -‐-,┴‐-、__
, -‐", r`‐^ヾ、ニ /;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;``;;;‐-、、
, '"´;;;;;;/ ,; ; ヽ,-フ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`` ヽ、、
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ あっ、ムスカ教授
| ` ⌒´ |
\ /
/ \
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:53:03.35 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i しかしそれだけじゃあ、考察は不十分だね。
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ やる夫君、もしかして君は、「カネ」とは紙幣や硬貨のことである、
', -‐'` ノ ヾr、._ なんて考えてないかい?
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
____
/ \
/ ─ ─\
/ ,(●) (●)、\ え、違うんですかお?
| し (__人__) |
\ し ` ⌒´ /
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:55:08.18 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 違うも違うさ。
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / 紙幣や硬貨なんて、この世に存在する「カネ」の数%ぶんしか、
| l ノ | 存在しないんだよ。
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
____
/ \
/ ─ ─\ たった数%!?
/ ,(●) (●)、\ じ、じゃあ、この世に存在する他の「カネ」は、どんな形態をとってるんですかお?
| し (__人__) |
\ し ` ⌒´ /
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 19:58:07.09 ID:v0neT0bhP
. 丿,.:.:.:.:.:',:.:r'i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,
/ ,:.:.:.ィ ,i' 'i,i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i
i : :.i: ``'‐、:.:.:.:.:.: i'
`'ヘ ':i _,.-‐''- _,.Lr‐;.:./
'‐<>- 、,_r'"゚´~`i゚ i' f /:.i やる夫君、君は銀行に預金を持っているだろう?
i,_ _,i '‐--‐'゜ /.:丿
. ヽ ̄ L、 i 〈-'´
ヽ. __,,...-‐' / i,‐z,
ヽ - / _,.‐'´`>、_
ヽ. __,.. - '-‐'_,.、‐'´:::::.:.:ヽ_
┌'`]'"´~__,,.‐'´::::::::::::::::::::::::::..``'''‐‐-
_,,..、-‐'~'‐t-‐彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....:.:
,r'´ ィ'´ i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ 4000万ほどありますお
| ` ⌒´ |
\ /
/ \
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:00:58.72 ID:v0neT0bhP
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ それは「カネ」なんだよ。
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! ただし、紙幣や硬貨といった実体を持たない、
ヾi_ ' 、__ ' /゙ 通帳に数字が書いてあるだけの存在だけどね。
| ヽ - /
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ えっ、でも・・・
| ` ⌒´ | この4000万は、銀行に言ったら、いつでも「紙幣」にしてくれますお。
\ / じゃあやっぱりカネとは紙幣のことなんじゃ・・・
/ \
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:01:59.41 ID:3NeDgEwQ0
今回で最終回とは残念
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:03:01.68 ID:v0neT0bhP
. 丿,.:.:.:.:.:',:.:r'i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,
/ ,:.:.:.ィ ,i' 'i,i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i
i : :.i: ``'‐、:.:.:.:.:.: i'
`'ヘ ':i _,.-‐''- _,.Lr‐;.:./
'‐<>- 、,_r'"゚´~`i゚ i' f /:.i 君は一千万の土地を買うとき、銀行から紙幣を引き出したかね?
i,_ _,i '‐--‐'゜ /.:丿
. ヽ ̄ L、 i 〈-'´
ヽ. __,,...-‐' / i,‐z,
ヽ - / _,.‐'´`>、_
ヽ. __,.. - '-‐'_,.、‐'´:::::.:.:ヽ_
┌'`]'"´~__,,.‐'´::::::::::::::::::::::::::..``'''‐‐-
_,,..、-‐'~'‐t-‐彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....:.:
,r'´ ィ'´ i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` あっ・・
/ (●) (●) \ そういえば、現金は一円も持たず、決済は銀行さんに任せたお・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:03:37.90 ID:fsaNjDbv0
やる夫が代を重ねて精神的に成長してるような気がする
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:04:42.43 ID:nl3DVfhz0
魚や米からキンを経て紙幣になり、そして帳簿の中だけの仮想の存在になったってことか・・・
お金ってなんだか難しいね
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:06:11.15 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | | そうだろう、銀行の帳簿の上で、売り手と買い手の数字を操作しただけだろ?
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. | 銀行預金とは、すなわち銀行に対する「債権」だ。
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 膨大な量の帳簿上の「債権」・・・
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / それらのほとんどは、紙幣などに姿を変えることなく、
| l ノ | そのまま帳簿上だけの存在として、一生を終えていくのさ。
| ` __, /|ノ
|  ̄ / | そして世の中には似たような「債権」が、商人たちの帳簿上に溢れている。
ヽ___/ ._!、 すべての債権が一斉に紙幣に転換しようとしたら、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \ はたしてそれだけの数の紙幣が存在すると思うかい?
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ た、確かに、銀行決済や振込みなんかを考えると、
| ` ⌒´ | 実際に紙幣の移動があるわけじゃないお。
\ /
/ \ そうか、紙幣として動くカネは、カネ全体の中のごく一部なのか・・・
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:08:18.93 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i そしてそれが、先ほどの君の疑問への答えとなる。
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ 土地の「値上がり」とは、何か?
', -‐'` ノ ヾr、._
', ` / ,r‐'゙/ \_ すなわち、そこにカネが「発生」したのさ。
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
____
/ \
/ ─ ─\ は、発生??
/ ,(●) (●)、\ つまり、土地の値上がりとは、
| し (__人__) | 値上がりぶんの「カネ」が土地の上に発生している、ということですかお?
\ し ` ⌒´ /
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:10:07.94 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. | そうだ。
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 人々の「土地が欲しい」という気持ちが、幻想の価値観を生み、
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / そこにカネが「発生」するのさ。
| l ノ |
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
____
/ \
/ ─ ─\ なるほど、そういうことだったのかお・・
/ ,(●) (●)、\
| (__人__) | 有限の物と切り離され、その限界を突破した、概念としての「カネ」は、
\ ` ⌒´ / もはやどこにでも発生し放題なんだお・・・
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:12:06.91 ID:v0neT0bhP
____ ,
/ \ -
/ ― ― \`
/ (●) (●) \ とすると、「値上がり」「値下がり」がある、ほかの投資も・・・?
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ ああ、そのたびにカネが「発生」し「消滅」しているのさ。
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! 株式市場をイメージするとわかりやすいかもしれんね。
ヾi_ ' 、__ ' /゙
| ヽ - / 日経平均株価が下がったら、
,rl. _ ヽ、___,ィ、 そのぶんのカネが、世の中から忽然と「消えて」しまうんだ。
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´ カネってものすごくいいかげんに発生して、
/ ∩ ノ)━・'/ あっというまに消えていくものなのかお・・・
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___ /
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:13:05.16 ID:njhwhQ7t0
ひょっとして俺ってすごいファンタジーの世界に住んでるの
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:14:45.35 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | そうだ。
ヽ /_ , -─ヽ、. | だから人々の期待感さえあれば、
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! どんなものに対しても「カネ」は無限に発生しうるし、
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / ひとたび期待と興味が失われれば「カネ」は急速にしぼんでいく。
| l ノ |
| ` __, /|ノ 土地しかり、株式しかり。
|  ̄ / | この現象を「バブル」なんて呼んだりするな。
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \ 近年の記憶に新しいところでは、石油価格も「バブル」だったね。
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;) たしかに・・・あの一瞬だけのガソリン高騰は、いったい何だったんだお?
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´ 投資家にとって、カネを発生させる対象は、
/ ∩ ノ)━・'/ 土地だろうが株式だろうがなんでもいい、と・・・
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| | とにかく何かモノを「買っ」て、「売れ」るものなら、なんでもいいんだなあ
\ /___ /
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:18:37.05 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ 土地、株といった投機的売買、ですか。
| ( ●)(●)
. | (__人__) ムスカ先生、カネがいいかげんなものだってことはわかりましたけど、
| ` ⌒´ノ でも、それって何か悪いことなんですか?
. | }
. ヽ } ほっとくと、なにか良くないことでもおこるんですか?
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
, -─ - 、
, -'´ l、 ` 、
/ ノ ヽ ヽ
冫 ノ彡,ィ/ ヽ. l
7 l _,. l! l
レ'、r l=-、;__,r-=、_ l,_ ノ
ヽlー─'l ー‐' `lノ /
', ` /,ノ ふむ、根源的な質問をするじゃないか。
ヽ -─- ノi'
lヽ、__ / _l、
_,r '゙|ニ= 、 , 一' ´ ,ト 、 _
-‐'.´ ̄/;;;;;;;;|>/ヽ二二´ノ;;;;;;;;;;;;ヽ`'';;;;
;;;;;;;;;;;;<;;;;;;;;//l :: ヽ /;;;;;;;;;;;_ - ';;;;;;;;
;;;;;;;;;;/;;;< / / ::. ヾ;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:21:17.07 ID:v0neT0bhP
__
/;;;;;;;彡ヘ 良い悪い・・ということになると、
{;;;;;/,ニ、 _.il} 価値観の話になってくる。そして、価値観は人それぞれだ。
l(`~`ー'jニソ だから私が「それは良い」「それは悪い」と一概に断じてしまうことはできないな。
|、 ー- /
ー-- ⊥._ーイ /))) いまからいくつか実例を出してみるから、
\二ゞ〉/\ /ゝィ´ それをきっかけに、君自身が考えて価値判断を下してみるんだ。
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ まずは簡単な事例を上げてみよう。
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ!
ヾi_ ' 、__ ' /゙
| ヽ - /
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:23:07.72 ID:v0neT0bhP
あるとき、PS3という品物が発売されることになった。
品薄が予想されたため、人々は発売日に売り場に殺到した―――
,, ―- 、_
/ '' - ,,
/ '' - ,,
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
j ' ´ ノ ( ヽ |
>-,, / ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ 物売るっていう
!・ ヽ | ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii= i ) レベルじゃねーぞ!
\(てi iヽ ^' ~ -' /}
`i_ 、 \ i_ l_j
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// |
| つ !、_''''''''''''' / 7
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:23:46.56 ID:Lv/Wc40M0
支援ていうレベルじゃねーぞ
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:25:04.97 ID:v0neT0bhP
そのブームの加熱ぶりを見て、ある人はこう考えた―――
/二__,--、r'"___、 ヾト、.ヽ
レ'"~,-,、 ! ! ' '" ̄ .ノ\ヾ:、
K/ー'~^~_/ ヽミ:ー‐‐'" ヽ i これ、ヤフオクで売ったら、店で買った値段より高く売れるんじゃね?
!〉ー―'"( o ⊂! ' ヽ ∪ Y」_
i ∪ ,.:::二二ニ:::.、. l 、...
! :r'エ┴┴'ーダ ∪ ! !l
.i、 . ヾ=、__./ ト=.
ヽ 、∪ ― .ノ .,!
_,,,,, ―― |_| |_| >
/川川ハ | l ̄ | | ノ メ
///川川lト、 |_| 匚. | \ シ
(ゞ川从川/_,―' ̄ヽ | | ノ 食
__>ームヾ ̄( _-、 | |_| \ っ
/ | y- ノ_| < て
'-,,_ | | ムkノ) l_ll_l ,-, ) る
"| | // / 場
| | 匚/  ̄ヽ 合
| ___ | ノ じ
r―――" ‐| \\ \ ゃ
| / \\ < ね
人 乂 / \\ ノ え
ニヽ / | ヾ / ___―― ̄ っ
__\ / /| l  ̄ ̄―――__ !
/ / \\ ヾ ν、
 ̄弋二/ ̄| \\ \ \\ V⌒
 ̄ ̄\\\ ̄\ \\ \ \\
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄| "―_从从 \\
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\ | ζ \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄| ヾ \\ \\
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 20:26:26.01 ID:y23xAoLS0
これはおれも一瞬考えた。
買いに行く服がなかった
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:27:06.76 ID:v0neT0bhP
彼らの思惑どおり、PS3はネットオークションで高値をつけた。
____
/:::::::::: u\
/:::::::::⌒ 三. ⌒\
/:::::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::⌒(__人__)⌒ | ________
\:::::::::: ` ⌒´ ,/ .| | |
ノ::::::::::u \ | | PS3 80000円|
/::::::::::::::::: u | | |
|::::::::::::: l u | | |
ヽ:::::::::::: -一ー_~、⌒)^),-、 | |_________|
ヽ::::::::___,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄ | | |
/二__,--、r'"___、 ヾト、.ヽ
レ'"~,-,、 ! ! ' '" ̄ .ノ\ヾ:、 フ・・フフ・・・
K/ー'~^~_/ ヽミ:ー‐‐'" ヽ i 思ったとおりですよ・・・
!〉ー―'"( o ⊂! ' ヽ ∪ Y」_
i ∪ ,.:::二二ニ:::.、. l 、... 70000円で買ったPS3が、80000円で飛ぶように売れる・・・
! :r'エ┴┴'ーダ ∪ ! !l 一個あたり一万円の儲けです・・・
.i、 . ヾ=、__./ ト=.
ヽ 、∪ ― .ノ .,!
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:27:46.05 ID:za1jbmP20
転売厨氏ね
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:29:04.37 ID:v0neT0bhP
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、 するとだね、
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/ ひゃ、100個買えば、
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 / 100万円の利益ってこと・・・?
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 /
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
そう考えた人々は、電気屋に殺到した―――
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
j ' ´ ノ ( ヽ | おう、ヨドに山田にピッグ!!!
>-,, / ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ
!・ ヽ | ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii= i ) PS3ありったけ売れやゴルァ!!
\(てi iヽ ^' ~ -' /} 定価のカネ出しゃ文句ねーだろ!!!
`i_ 、 \ i_ l_j
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// |
| つ !、_''''''''''''' / 7
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:29:23.75 ID:8X4gcQjq0
転売も自由経済においてはブツブツ…
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:31:04.13 ID:v0neT0bhP
そうするとさらにPS3は品薄となり・・・
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
/ヽ、ニ__ ーーノ゙\_
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| トン
_(,,) PS3 (,,)_
.. /. |.. 売り切れ | \
/ .|_________| \
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、 くっ・・出遅れたでござるか、
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/ こうなれば仕方ないでござる、
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' uリ,イ} 〃 / 拙者はヤフオクで80000円で売ってるのを買うでござる
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'u; シ 〃 /
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/ こんなに品薄なら、
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\ きっと売値を85000円にしても売れるに違いないですぞ
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:33:03.78 ID:v0neT0bhP
PS3の値段は、実情を無視した無茶苦茶な値段がついていく。
____
/:::::::::: u\
/:::::::::⌒ 三. ⌒\
/:::::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::⌒(__人__)⌒ | ________
\:::::::::: ` ⌒´ ,/ .| | |
ノ::::::::::u \ | | PS3 85000円|
/:::::::::::::::: u | | PS3 90000円|
|::::::::::::: l u | | PS3 92000円|
ヽ:::::::::::: -一ー_~、⌒)^),-、 | |_________|
ヽ::::::::___,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄ | | |
だがあるとき、ついに…
、__//. /. . . . . . . . . . . : : ! : : : : ヽ
 ̄/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : \l: : : : : : :ヽ
. l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : `ヽ : !: :l: : : : : ヽ、
l :/ l : l: : :l :∧: :ト、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :l: : : l  ̄
l/!: ! : l: :/l/‐-ヽ! ヽ ! _ヽ-―!‐ !: :l: : : !
ヽ! : l : ! rfチミ、 ヽ´ fr旡ミ! : ト、l : : ′
. ヽ !: :l rっソ 匕り !: : !丿/j/
. j∧ :ト、 `¨ . l l :l j/ ・・・・・・
V: :lヽ、 _ /j/!/ なに、このハード?
ヽ: ! > __.. ィ ト、〃
ヽ! //j ト!/\ 電熱器?
_/ :/-―――-l : : : :ヽ、__
/|::|: : : :! -―――-! : : : : : :/∧
_____ /! !::!: : : :! ̄  ̄ ̄/. : : : : :/://:!
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ /. : : : : :/://.:::l
. ∨ ∧ /. : : : : :/://.::::::l
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:35:05.44 ID:v0neT0bhP
人々は、本当にそのハードが欲しかったのではないことに気づく。
. / | / / / / / // / ハ. ヽ ヽ. \
/' 丁|' i l / /// 〃/ \ ̄ \! |\|
\/ j| ,レ' _ / /.///./ _ \ |\. | |/
. /__」ヒ.´_彡'_>=,ニドノ' // 'ァ,.'ニ=<} ' | | 80000円?
/ {{ ̄ { \ P⌒!i // P⌒!i ノ ,' /! / バカ言うんじゃないです
,/ {ハ.. \__, ゞ冖^ /' !  ̄^` ブ /// 定価でもいらないですぅ
ハ. \ く __ ∠ イ ,ノ'
,/ ,ハ 7`ト _,> __,. イ ! /〃/
f´ ̄ヽ ヾ、'.{}ヘ. `'マ二..__ / /{}ヽ》
_) >┴=く¨ヽ ヽ.、 -- , イ }}
/ '´ \レ-、V__. 、 _,. イ/{{ヽ{}/《
/二__,--、r'"___、 ヾト、.ヽ
レ'"~,-,、 ! ! ' '" ̄ .ノ\ヾ:、
K/ー'~^~_/ ヽミ:ー‐‐'" ヽ i あ、あれ?
!〉ー―'"( o ⊂! ' ヽ ∪ Y」_ 売れなくなってきちゃったな・・?
i ∪ ,.:::二二ニ:::.、. l 、...
! :r'エ┴┴'ーダ ∪ ! !l
.i、 . ヾ=、__./ ト=.
ヽ 、∪ ― .ノ .,!
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 20:35:53.69 ID:y23xAoLS0
こうなる前に逃げることができると儲かるのかな……
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 20:36:51.54 ID:fsaNjDbv0
ろくなソフト出Neeeeetな流れに
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:37:12.34 ID:v0neT0bhP
,, ―- 、_
/ '' - ,,
/ '' - ,,
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
j ' ´ ノ ( ヽ | 冗談じゃねーぞ!!!
>-,, / ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ
!・ ヽ | ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii= i ) PS3は一台もってりゃ遊べるからそれでいいんだよ!!
\(てi iヽ ^' ~ -' /} どーすんだよ、俺のワンルームに80台近く積んであるぞ!!
`i_ 、 \ i_ l_j
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\ くっそ、もう損してもしょうがねえ、
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \ 買値以下で売るしかねーな・・
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// |
| つ !、_''''''''''''' / 7
____
/ _ノ ヽ_ \
/。(⌒) (⌒)o\ あの高い値段はなんだったんだおwwww
/ :::⌒(__人__) ⌒::: \ _________
| ヽr┬-ノ | . | | |
. \ `ー'′ / | | PS3 45000円 |
/ ` \ .| | PS3 40000円 |
| r .| \.| | PS3 38000円 |
| ┴rェェァ_ |\ | |_______|
──‐‐`ー-イ__)l二二l ̄ ̄ | | |
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:41:00.39 ID:njhwhQ7t0
ざまあwwww
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:40:06.38 ID:v0neT0bhP
. 丿,.:.:.:.:.:',:.:r'i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,
/ ,:.:.:.ィ ,i' 'i,i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i
i : :.i: ``'‐、:.:.:.:.:.: i' ――とまあ、こんなことがあったね。
`'ヘ ':i _,.-‐''- _,.Lr‐;.:./
'‐<>- 、,_r'"゚´~`i゚ i' f /:.i やらない夫君、
i,_ _,i '‐--‐'゜ /.:丿 君はこの事例について、どう思うかね?
. ヽ ̄ L、 i 〈-'´
ヽ. __,,...-‐' / i,‐z,
ヽ - / _,.‐'´`>、_
ヽ. __,.. - '-‐'_,.、‐'´:::::.:.:ヽ_
┌'`]'"´~__,,.‐'´::::::::::::::::::::::::::..``'''‐‐-
_,,..、-‐'~'‐t-‐彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....:.:
,r'´ ィ'´ i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ あー、そりゃ・・
| ( ●)(●)
. | (__人__) 転売厨死ねって思いましたね
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:42:18.25 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i ほう、それはどうしてだい?
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ
', -‐'` ノ ヾr、._
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
/ ̄ ̄\ だって、ゲームは遊ぶためにあるのであって、
/ _ノ \ それを値上がり目的で買い占めるのはどうも許せないっていうか・・・
| ( ●)(●)
. | (__人__) 買い占めのせいで、ふつうの人が手に入れにくくなったし、
| ` ⌒´ノ 欲しい人は高い金を出さなきゃならなくなったし・・
. | }
. ヽ } 100歩譲って、発売元のチョニーが値上げしたんなら、
ヽ ノ 開発料的なノリでまだいいんですよ。
/ く \ そうじゃなくて、なんでただの買占め転売厨を
| \ \ 儲けさせてやらにゃならんのだって、
| |ヽ、二⌒)、 あのときは怒りを覚えましたね・・・
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:44:09.81 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | | ふむ、転売厨ね・・
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. | だが彼らは、何の違法行為もしていないよ?
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 市民法にのっとり、取引自由の原則に従って、売買行動をしているだけだ。
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l /
| l ノ | べつに暴力を使ったわけでも、不正で卑怯なことをしたわけでもない。
| ` __, /|ノ 正々堂々と店頭で買い物をし、正々堂々とそれを人に売っているだけだ。
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) そ、そりゃそうなんすけど・・・
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 20:45:37.29 ID:BzVwU2XR0
法とか関係ない モラル、人間性の問題
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:46:47.75 ID:PIFsb+Y20
世論との兼ね合いだろ
転売は一般人受け悪いけど株やっててもそんなことないし
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:47:53.44 ID:A1oP2VWmQ
同人誌転売とかな
地方住んでるオレは泣くしかない
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:46:06.95 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) ・・・でもやっぱり、
. | (__人__) モノはモノとして、あるべき姿で使いたいと思うんすよ。
| ` ⌒´ノ
. | } それが、モノを作ってくれる人への心というかなんというか・・・
. ヽ } うまく言えないんすけど・・・
ヽ ノ
/ く \ すぐに「コロがし」て儲けを得るためだけの目的で買い占めるってのは、
| \ \ なんか、受け付けないっす。
| |ヽ、二⌒)、
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! そうか。
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / ではそれが、君の「価値観」だな。
| l ノ |
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:48:03.89 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) あ、なるほど。
| ` ⌒´ノ そういうことか・・。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:50:04.55 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | ところで、君は転売を嫌っているようだがね。
ヽ /_ , -─ヽ、. | この世に普通に行われている、株や土地の売買についても、
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 同じように嫌悪感を覚えるかい?
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l /
| l ノ |
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) いや、別にそこまでは。
| ` ⌒´ノ 株を安いときに買って、高いときに売るのは、普通じゃないっすか?
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:52:21.08 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | 普通? 株の「普通」の使い方というのは、
ヽ /_ , -─ヽ、. | 「みんなでカネを持ち寄って、それを元手に商売しようぜ!」というものだろ?
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ !
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / それを値上がり目的で買いあさって、転売するって行為は、
| l ノ | 君の嫌ってた「転売厨」なんじゃないか?
| ` __, /|ノ
|  ̄ / | 土地だってそうだ。住むつもりも耕すつもりもない土地を買いあさって、
ヽ___/ ._!、 高値を付けてくれる人を探して、売りつける。
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \ 自分がその土地を「使う」つもりなんて、これっぽっちもない。
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ ・・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:52:39.66 ID:PF6TmKM20
企業側からすれば何かしらの対策は取れるんじゃねーの?
かつて中古売買で訴訟を起こしたようにさ。・・・負けたけど
>>85
の同人も、個人じゃ止めさせられないけど、企業が著作権侵害を言い出せば販売は差し止められる訳だし
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:53:26.22 ID:za1jbmP20
転売厨氏ねはかわらないが、
確かに、株を高値で売りつけられても、腹は立たないな。
むしろ、高値で掴んだ自分に腹が立つ
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:54:42.24 ID:v0neT0bhP
>'"´ ̄ ̄`ー-、
/":::::::::::::::::::::::::::,、::`、
/':::::::::::::::::::::::::::_,:::ノ ヾ::ヽ
/:::::::::::::::::::;y::/ノ/ ヾ::!゛
{::::::::::::::/"'´ λ!
λ::::::::/' ,__ _, ア
!:::,-ヒ--f"´ ̄ヘ__/"´゛`! 何が悪い、何が間違ってる、何が正しい、なんてのは、
ヽ!ゝ ヽ____,ノ ゝ--イ ほんとうに難しいものだと思うよ。
ヽt i ! i
!゛t、 ′ / まあ、結論は出ないもの、と思ったほうがいい・・・
ヾ! ヽ `ー‐-- / ____ ____,,,,,,,,,,,,,,ノ=!
_| ヽ " / __,!i____ ̄==========〃`i
,-〈~"`ーゝ-----イ `フ´ニ/;;| ヾ---------`‐'
/;;;;;;;`ー--、二゛`‐}/ ,ノイ |;;;;;| 」/
/\;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、ー´フ=、`ー-、 ,-‐-ニ、__ヾ--ヾ/-〃
/;;;;;;;;;;>-‐‐'"`‐-、ヽ| \ ゛`ヽ、 /,; ! `‐-、_/!/
/;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,! \ ゛`ヽ、 __,ゝ'"´ i ー-、、 )/
/;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 \ `i ,/"〃'´ ` `←イノ
/;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, \ ノ ,,,/´;;;;;/ i ( `ー‐--,!`´
./;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'゛`‐--、___y,-ヒ‐‐'"´~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ、 , -、___,ノ
i;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ , ヽ _ )
;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i \‐^>ー‐'´ ゛`''''''"
;;;;;;;;;;;;;;;ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ,,~ア
;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;λ-"´ ノ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;::::;ゝ--'"ノ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,k‐'"´
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,k'"~´
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 21:32:44.93 ID:6TnWs0jo0
転売云々なんて結局のところ倫理とか人情的とか、そんな話でしかないんよね。
おれも転売しねとか思ってるけどそればっかは仕方ないと思う。
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 21:36:20.42 ID:fsaNjDbv0
そう、法的に問題ない だから愚痴るのさ それしかできないから
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 20:59:05.72 ID:v0neT0bhP
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (ー) (ー) \ ・・・・・
| (__人__) |
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \ それでも、
| (__人__) | やる夫は「答え」を見つけなきゃならないんだお。
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:00:49.78 ID:v0neT0bhP
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ やる夫は将来、一国の経済を左右する地位につくんだお。
/ (●) (●) \ 自分の行動が、そのまま経済体制を作り出し、
| (__人__) | そしてそれが人々の世の中を作り出していくんだお。
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| | だから、総裁の椅子に座ったが最後、
.\ " /__| | 中途半端な覚悟では、指一本動かすことはできないお。
\ /___ なにかひとつ、やる夫の行動の指針となる、
自分で納得のできる結論が、必要なんだお・・・
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 |
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! なるほど・・。君は大学生でモラトリアムをしているあいだに、
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / 将来、自分の行動の指針となる、確固とした「何か」を見つけたかったのか。
| l ノ |
| ` __, /|ノ やる夫君がいつまでも卒論を提出しないのは、そういうことだったのか・・
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:03:10.85 ID:v0neT0bhP
ガチャッ
__ ____
<、 ```ヽv'´ `>
__,,.> , `Y´ 、 ``ヽ、
,ィ'´ ;'´( )ヽ ヽ
∠二ィ : . `、 > ___,,,..ノ 丿 .ヘ ちいーっす、遅くなりました!
/: : ; . `´ `ー--‐''´ . : : | ゼミ遅れてすんません!
∠:/,:ィ: : : ,:ィ: . /| ト、 . : : : |
///.: :, く// \!_,> . : : : : :|
'´ /:,:イ`>、\ _,/ /\ . : : : : : |
|/ .kー-。、〉 >-‐'ー。、 |.:|‐-、: : !
|`ー:/'´ `ー-‐'´ | !か.|: /
|/ __‐、 u lノい/:〈
`iー______ ,'/じ:' : :ヽ
l `ー―‐---‐' '/: : : : : : :.ヽ
'、 ー //: : : :∧: : : :ヽ
∧. /,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l
ノ|: ,ヘ__/,r'´ノ: : :/ \.:|
|: : /」:/ /: :,:イ \
ノノ^「ヘ、 ノ// \
'´ |i゚:l \'´ /
|i :! V
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` あっ、苦学生のカイジ君
/ (●) (●) \ こんにちはだお。今日もバイトが長引いたのかお。
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:05:07.30 ID:v0neT0bhP
__ ____
<、 ```ヽv'´ `>
__,,.> , `Y´ 、 ``ヽ、
,ィ'´ ;'´( )ヽ ヽ
∠二ィ : . `、 > ___,,,..ノ 丿 .ヘ
/: : ; . `´ `ー--‐''´ . : : |
∠:/,:ィ: : : ,:ィ: . /| ト、 . : : : |
///.: :, く// \!_,> . : : : : :| ええそうなんす、やる夫さん
'´ /:,:イ`>、\ _,/ /\ . : : : : : | ふう、やっとバイトが終わったぜ・・・
|/ .kー-。、〉 >-‐'ー。、 |.:|‐-、: : !
|`ー:/'´ `ー-‐'´ | !か.|: / 学費は親に出してもらってるが、この不況のご時勢、
|/ __‐、 u lノい/:〈 生活費までは頼れねえし・・・
`iー______ ,'/じ:' : :ヽ
l `ー―‐---‐' '/: : : : : : :.ヽ 家賃、食費、生活費・・・
'、 ー //: : : :∧: : : :ヽ これら全部をバイトで賄うのは、ラクじゃねえっす・・
∧. /,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l
ノ|: ,ヘ__/,r'´ノ: : :/ \.:|
|: : /」:/ /: :,:イ \
ノノ^「ヘ、 ノ// \
'´ |i゚:l \'´ /
|i :! V
____
/ \
/ ─ ─\ 家賃かお・・大変だお・・
/ ,(●) (●)、\
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:07:05.88 ID:v0neT0bhP
_ _
_,. -‐-`' ``'‐、,.‐'"´,. =ニ`
,.‐'"´ __`ヽ
/ ``''‐、
. / `''‐、
i , /i 、 ヽ‐-ヽ
. ! /| /| / ! .!ヽ..ト、 、.ヽ
| /''l/、l/_, l/ _,.ゝ' ゝ、 iヽ! そういややる夫さんも一人暮らしみたいっすけど、、
| ノ`''‐ 、._/ /_, ‐'´ !.\! 家賃とかどうしてるんすか?
! ,.-、 r' =。=== _ ,=。===,!
/ { ‐、!| ` ー-‐' '' \--‐' ! バイトとかしてるんすか?
. / !( r||. r __ \'/| それとも全額仕送り?
/. ,、 ゙ー'|!、 ,..-‐───; 7゙│
/_,./ l │\ `ー-----‐'´/!\i
 ̄ .! 1 l ヽ、 ー一 ./ | |`'‐、
| i、 l. ヽ、 / | .| `'‐、
. | ヽ i ヽ、.イ │ |
. | |ヽ !. | ! ! .|
| |. ヽ. i、 | W1 │
| ,. ‐'´\|ヽi.ヽ、 ノ|/`‐、 !
____
/ \
/ ─ ─\ 仕送りもなければ、バイトもしてないお
/ ,(●) (●)、\
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:07:12.35 ID:za1jbmP20
このカイジはたくましいな
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:09:04.28 ID:v0neT0bhP
,. -‐- 、r'´  ̄ ~Z.__
∠ ´ ,.>
. /  ̄`>
/ ,、 `\
. ! / \ \. トゝ
│ , ,.イ /、._, uヽ |ゝ、 N
. | /レ' レ\,/ /V '´ l\!
|. r;=、 .ノ=a=== ,, ,/a===!
| |.ト、| | u` ー--‐ " u\ーァ"! え・・・・?
| l ヒ |:|. u r __ \l じゃあ、年収はゼロ・・・・?
| `ー 1|、 ヾニ二二二二フ 7′
ノ | \ ___ /
. / ,ヘ、 ト、 \ u  ̄ ̄ /l
/ ./\.ヽ. ヽヽ、 \ , ' ,'
,' , ./ \ヽ、ヽ \./`iイ /
. /l/l/ |\\ヽ ヽ. Wレ'
/ _..⊥._ \`` |
____
/ \
/ ─ ─\ うんにゃ。
/ ,(●) (●)、\ 私の月収は53万です。
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:11:03.46 ID:v0neT0bhP
__ ____
<、 ```ヽv'´ `>
__,,.> , `Y´ 、 ``ヽ、
,ィ'´ ;'´( )ヽ ヽ
∠二ィ : . `、 > ___,,,..ノ 丿 .ヘ
/: : ; . `´ `ー--‐''´ . : : |
∠:/,:ィ: : : ,:ィ: . /| ト、 . : : : | え・・・?
///.: :, く// \!_,> . : : : : :| 働いてないのに・・・?
'´ /:,:イ`>、\ _,/ /\ . : : : : : |
|/ .kー-。、〉 >-‐'ー。、 |.:|‐-、: : !
|`ー:/'´ `ー-‐'´ | !か.|: /
|/ __‐、 u lノい/:〈
`iー______ ,'/じ:' : :ヽ
l `ー―‐---‐' '/: : : : : : :.ヽ
'、 ー //: : : :∧: : : :ヽ
∧. /,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l
ノ|: ,ヘ__/,r'´ノ: : :/ \.:|
|: : /」:/ /: :,:イ \
ノノ^「ヘ、 ノ// \
'´ |i゚:l \'´ /
____
/ \
/ ─ ─\ やる夫が持ってるアパートや駐車場から、家賃が毎月入ってくるお。
/ ,(●) (●)、\ 定期預金からは利息も入ってくるお。
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / やる夫が働かなくとも、みんな勝手にやる夫にカネを持ってくるお。
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 21:13:27.70 ID:EdiQkO2D0
働かなくても食っていけるってうらやましいw
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 21:12:24.71 ID:HL3rEUfw0
やる夫氏ね
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:13:04.91 ID:v0neT0bhP
‐''´ / ,、 .',
〃 /| / l |ヽ、 |
.,' ,ィ ムf / l .L 」 ,、 | え、そんな、え………?
|// _,,、v‐'l/ ij ', ┌-、 _ |
. ,' /| ./__,,r-、 u u ヽ|、-ヽ| ヽ | 家賃を…もらう…?
|/ |/l(_ ヾ、 〃 `)| |-‐ 、 |
. l.(´ O ) ;; 、 O )| |ニヽ ヽ|
l..ヽ、 r-/..:: ι┐ rl'´ |.| -、| ..l l 働いてるオレは家賃を払って、
.l;;;;..`/..::::::::: u し'/ .l.|__,ノ / l、 働いてないやる夫さんは、家賃をもらう……?
l (__:::::::::::u::`) /_ ||-- '′ ヽ、
l r‐---‐---~'´__`l | lヽ、 ヽ、 そんな、だって・・・
l.l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( | l ヽ、_ ヽ
ll二二二∠二二二ノ.ノ | l  ̄ そのアパートだって、
_ヽ ,,,,,,,,,,,,,,,u ./ | l l やる夫さんが苦労して建てたものじゃないんでしょ?
,、-''´ ,ヽ ij ;;;;;;;;,, /;; | ,'| .l
_,、‐''´ / ヽ u /;;;;;; l / | l 親から貰ったものなんでしょ?
/ ヽ、 /;;;;; リ / | .l
./ `lヽ'''' l / .| l
/ l .ヽ .l / | .l
____
/ \
/ ─ ─\
/ ,(●) (●)、\ ・・・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:14:03.54 ID:nl3DVfhz0
結局親の金を元にしてるのか
それをいいことに4回わざと留年してモラトリアムって・・・
結局やる夫はやる夫ってことだなw
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:15:04.60 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ ムスカ先生、これはどう考えてもやる夫が悪いんじゃ・・。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 } ふむ・・、心情的には私もそう思うがね。
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i でもここはひとつ、思考実験のために、
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ 私はわざとやる夫を擁護してみようじゃないか。
', -‐'` ノ ヾr、._
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:35:11.45 ID:v0neT0bhP
/ _ノ ヽ |
| /ノ .l l
'、. r.、l ─-、 ,r‐ レ'
ヾi' '`''l´ ̄ フ'f´ ̄リ 君は、「利息」について、どう考えるかね?
l'、  ̄´ l ̄~l
ヾl 、 ' /
| ヽ  ̄ /
,. l`ーヽ___/.ト、_
r─‐r' |`ー- =、 ノ,r',! 、 ̄ ̄
/ l`ー--ノ~ヽ,´ l ヽ
/ l / ヽ\l ヽ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) 利息? カネを借りたら利息をつけて返す、あの「利息」?
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ どうって、そりゃ・・・
. | } カネ借りてるんだから、返すときに利息くらいつけるのは、
. ヽ } 当たり前なように思いますけど・・
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:37:05.90 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 | まあ、道義的に見ても、そりゃそうだろうね。
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i 人のプレステを借りたら、お菓子くらいつけて返すのが、
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ 礼儀ってもんだ。
', -‐'` ノ ヾr、._
', ` / ,r‐'゙/ \_ じゃあ、土地を借りたら・・?
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) ま、まあ、返すときに、それ相応の礼はいりますね・・
. | (__人__) もし借りっぱなしにするんなら、ときどき礼を持っていくくらいは・・
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:39:06.50 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 | そうだろ?
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i 家賃を取るのは、しごく当然のこと。
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ
', -‐'` ノ ヾr、._ それどころが、家賃を払わずアパートを借りることのほうが、
', ` / ,r‐'゙/ \_ 礼を失していないかい?
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) ・・・・・
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:41:03.52 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 利息、っすか・・・
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
/ ./i `、 「利息」がなぜ生まれるのか? については、諸説ある。
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 | だが現実として、「カネ」は「利息」を生むことが大前提だ。
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ だから、「カネ」の変形物たる土地やアパートといった資産が、
', -‐'` ノ ヾr、. 「利息」に相当する家賃を生むことは、いわば当然のことなんだよ。
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:43:03.58 ID:v0neT0bhP
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (ー) (ー) \ カネは利息を生むのが、本質・・・・・
| (__人__) |
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \ するってえと、
| (__人__) | 世の中に存在する「カネ」の野郎の総量は、
/ ∩ ノ) / 年々、膨らんでいってるってことですかお?
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:44:19.50 ID:njhwhQ7t0
mjd
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:45:03.86 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | おっ、さすがやる夫君、鋭いね。
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! そのとおり。
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / 地球上に存在する「カネ」は、日々、「利息」によって膨らみ続けているんだ。
| l ノ |
| ` __, /|ノ よくテレビなんかで、「経済成長率は○パーセント・・・」って言うだろう。
|  ̄ / | カネの増え方は、「前の年にくらべて何パーセント増えた」って表現をするんだ。
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (ー) (ー) \ ・・・・複利的、いわゆる「雪だるま式」な増え方、かお。
| (__人__) |
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:47:07.21 ID:v0neT0bhP
____
/ \
/ _ノ ヽ__\ しかしそんな増え方をしたら、
/ (─) (─) \ 短期間で膨大な金額の「カネ」になっちゃうんじゃ・・・
| u. (__人__) |
/ u. ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
,,,-‐‐-、、
,,-'":::::::::::::::::ノ`ヽ、
/:::::::::::::::::,/ノ' `ヾ::ヽ
/:::::::::;r'"~´ λ::i
/`ヽ !::::::::/ _ , !::;!
/ /´ λ:::::! ,i'"⌒'r-f"~`y!:/
_ r/" / ヽ-イ ゝ-‐' i`ー'`i'
/亠='´≠};/ i´ ' ! ・・そうだ。
__、__((ゝυ/;;;;/ 〉 ヽ、, ' ー‐--- / 帳簿上の「カネ」の量は、
/-、l ! !'ヽ ,ゝ-/! |ヽ ´ / 日夜、ものすごい勢いで増えていっている。
i〃,`ゝノノ) '!_,≠‐'′ ! ヽ____,ノl
!Yヾ、_/′/ _,-f゛ ̄`'γ´ ̄コ-、 加速度的に、な。
! / ,-‐‐'""~´ |二ニフ´ヾ`<ノ;;;;゛`'‐--、
λ / ,-‐‐'"´,;;;;;;;;;;;;;;;/___ ! ̄/ ヽ ヽ;;;;;;;ゝ;;;;;;;;;;;;`ー-、__
i _,,!ゝ)、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;>' ヽ i;;;ヾ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;、
,ヒ‐'"´,-‐'" !/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ、__ / ___ ` i/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
f ゛'~´;;;;;;;;;;;;;;;;v;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!/ ヽ、_ ゝ´!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;!
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ--‐‐'´~"´~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;!
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:49:49.96 ID:ybq1CZ0V0
言われてみりゃそういうことだな…
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:50:25.84 ID:njhwhQ7t0
幻影の金すげええええ
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:49:26.75 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) ん、しかし、蒸し返すようだが、
| ` ⌒´ノ 世の中のカネが増えると、なにかまずいことでもあるのかな?
. | }
. ヽ } 取引の媒介物が増えれば、
ヽ ノ そのぶん取引が活発になって、いいと思うんだが・・
/ く \
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
____
/ \
/ ─ ─\
/ ,(●) (●)、\ まずいこと・・・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:52:04.82 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \ やる夫の遠いご先祖様の時代なら・・
/ (●) (●) \.
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ \
「カネ」は「キン」と引き換えられることが大前提だったから、
【市民】 【やる夫銀行】
□15 ☆15
「カネ」のほうばかり増えてしまえば、一発でアウト。
引き換えのキンが足りなくなるから、村人に袋叩きにされて追放されるお。
【市民】 【やる夫銀行】
□15000 ☆15
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:54:19.03 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \ しかし今の時代には、そんな縛りは無いお。
/ (●) (●) \. だからいくら「カネ」が増えても、直接的になにかが破綻するとか、
| (__人__) | そういうことはないと思うお。
\ ` ⌒´ /
/ \
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (ー) (ー) \ と、すると、他に問題は・・・?????
| (__人__) |
/ ∩ ノ) /
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:56:09.64 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | | 何が問題かって?
|/ / ヾ、、 | フッフフ・・
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! その問題の答えは、
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / すでにやらない夫君が言っているよ?
| l ノ |
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) えっ、オレ?
. | (__人__) オレは、悪いことは言ってませんよ、
| ` ⌒´ノ ただ「取引が活発になる」としか・・・
. | }
. ヽ } それのどこが悪いことなんですか?
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 21:59:04.98 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | それについては、また実例を挙げて考えてみようか。
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 君はT型フォードってものを知ってるかい?
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l /
| l ノ |
| ` __, /|ノ
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) ああ・・昔のアメリカの自動車っすよね。
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ たしかベルトコンベアーによる大量生産を行って、
. | } クルマという高級品を、庶民の手がとどく世界にもたらした・・・
ヽ ノ
| \ \ T型フォードから、「自家用車時代」が始まったんすよね
| |ヽ、二⌒)、
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:01:06.22 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 | そう、T型フォードは、徹底した規格統一と互換部品の多用を行って、
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i 自動車の価格を大幅に下げて、庶民が自動車を買えるようにした。
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ
', -‐'` ノ ヾr、. そのため、最初は飛ぶように売れたもんだ。
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ だがフォードの快進撃はすぐに止まり、クルマは売れなくなった。
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! なぜだと思うかね?
ヾi_ ' 、__ ' /゙
| ヽ - /
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:04:44.57 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) なぜ? うーん・・・
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ クルマが欲しいって人は、もうみんなクルマを買っちゃったから、とか・・
. | }
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | そのとおりだ!
ヽ /_ , -─ヽ、. | 1920年前半から始まったフォード・システムにより、
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 膨大な量のクルマが市場に売り出された結果、
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / たちまちのうちにクルマの普及率は上がり、皆がクルマ持ちになったんだ。
| l ノ |
| ` __, /|ノ だから、20年代後半には、ぱったりとフォードはふるわなくなった。
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:06:07.72 ID:v0neT0bhP
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ ところがそんな中でも売り上げを伸ばしたのが、GM社なんだ。
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! 1925年以後も、売れないフォードを尻目に、
ヾi_ ' 、__ ' /゙ GM社のクルマはあいかわらずばんばん売れ続けた。
| ヽ - /
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) えっ・・・
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ 20年代後半になったら、もうみんなクルマ持ちになってたんじゃ・・?
. | } GMはいったい誰にクルマを売ったんだ?
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:10:48.10 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ GMがとった戦略は、こうだ。
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | まず自社が作る車のラインナップを充実させた。
ヽ /_ , -─ヽ、. | 大衆車シボレーから高級車キャデラックまで、多くの価格帯のクルマを作り、
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 「あらゆる財布にあった自動車を作る」をモットーにした。
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l /
| l ノ | そしてそれらすべてを、次々とモデル・チェンジを繰り返していく。
| ` __, /|ノ ニューモデルの広告を、雑誌などマスコミにばんばん出して、
|  ̄ / | 古いモデルのクルマに乗っていることを「恥ずかしいこと」だと
ヽ___/ ._!、 大衆に刷り込んでいく。
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \ GMはこれを「計画的陳腐化政策」と呼んでいた。
↓雑誌に乗せられた若者たち
. l / :| | l | ヾ`
│ / l | :|. トi |
│ / / ,1 L_ :!│l ト、ヾ | あれ、なにお前のクルマ、四年落ちじゃん?
. ! ! / / レ' `ヽ ゝ!´ヽ! \ 、| はははだっせーwwwww
. | | ノヾ、二raニ ('ra二フ"レ′
| _,、イ| `ー-; :| オレなんかいつでもニューモデルだし。
| ヾニ|:| - / | てか最新車種を買うのがフツーだし。
| | | | ヽー----------‐ァ :|
| | | | ` ー-------‐´ ト
. | l/ヽ. ヽ ー一 / |
_レ':::;;;;;;;;ト、 l.\ ,.イ , l
 ̄:::::::::::;;;;;;;;;;| ヽ. l l ヽ、..__.// |ル^::ー-
:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;|. \! , ' :|;;;;;::::::::::
::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \ / :|;;;;;;;;;:::::::
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:13:31.75 ID:v0neT0bhP
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ そうすることにより、
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ 人々はクルマをもう持っていて、しかも買い換える必要も無いのに、
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! 次から次へと新しい車を買うようになる。
ヾi_ ' 、__ ' /゙
| ヽ - / 「消費が無いなら、消費を作り出してしまえ!」
,rl. _ ヽ、___,ィ、 これがGM社がフォード社に打ち勝つことができた秘訣なんだ。
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) なるほど・・・
| ` ⌒´ノ なんと強引な・・・
. | }
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:15:06.52 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 } ここでさっきの話に戻るとね、
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 | カネが増えたら、人々はそのカネの使いどころを求めるようになる。
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i これが「取引が活発になる」ということだ。
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ
', -‐'` ノ ヾr、.
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ /
_,,r'ヽ',~,r''/__/
‐''´ ‐''" !/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ あ、なるほど。
| ( ●)(●)
. | (__人__) カネが増えれば、
| ` ⌒´ノ 消費も増やさないとならないわけだ。
. | }
ヽ ノ そうしないと、フォードと同じで、作りすぎた自動車を抱えて途方にくれることになる・・
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:17:12.95 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 }
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ
', -‐'` ノ ヾr、. ところが人の「消費」なんてのは、そうそう増えるもんじゃない・・
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ / 「足ることを知る」って言葉があるだろう。
_,,r'ヽ',~,r''/__/ あれは、消費しないことを美徳とする言葉だ。
‐''´ ‐''" !/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) 確かに・・
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ カネがあるからといって、一日に腹に入れられるメシの量がそうそう増えるわけじゃないし、
. | } クルマやプレステも、一台ずつあったら、とりあえずそれ以上はいらない・・・
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:40:49.96 ID:Uw3ozqSw0
フォードはモデルチェンジしなかったの?
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:42:15.14 ID:8DBcb5/Q0
>>225
フォードが息を吹き返すのは32年以降じゃないか?
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:19:05.61 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | そこでGM戦略の出番だよ。
ヽ /_ , -─ヽ、. | 「消費が無いなら、消費を作り出してしまえ」だ。
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ !
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / マス・メディアを通じて、大衆にばんばん新しい購買意欲を募らせて、
| l ノ | かつては必要なかったものを次々に買わせていく。
| ` __, /|ノ
|  ̄ / | そうやって絶え間なく、消費を作り出していくんだ。
ヽ___/ ._!、 ・・・カネが膨らんで行っているあいだはね。
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) むむむ
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ や、やっぱり、カネが膨らんでいく制度ってのは、
. | } 悪そのものじゃないっすか!
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:21:05.70 ID:v0neT0bhP
,r' ,ィi、 ヽ ・・・言葉を慎みたまえ。
r、 l! i,,_'´'__,,ヾ l! 即断はいけないと言ってるじゃないか。
(0)ー‐r=,、 ヽiーi ー‐'`l'7!
`゙i''i {三)、_ ゙l --' /'/ いまは悪い面ばかりを取り上げたが、
ソl!r=,イェノ、___,r‐-.、‐--rゝ__, ‐'゙i´ この資本主義という制度には、
l‐゙ー'ニ=ik ヽ ヽ l_ ヽ二ニi7゙i、__ たくさんの良い面、功績もあるんだよ。
ヽ、二ニリ! ' l ヾ´ >' ',' ,ヽ<`ー-、
l!ゝメノ l `゙! ; l i l 主観的評価を下すのは、
゙ヾ、_ _ _ ノ ,ィ~`{フ,r= '゙ ! l その功績を聞いてからにしたまえ。
| o l l
| o | l
| l l
l l l
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:25:19.26 ID:v0neT0bhP
/ ./i `、
/ ィ/ ヾ,,、 } まずはなんといっても、社会の「生産力の向上」だ。
lノ、i゙, , _,.r'`ゝ、r-、 |
ゝ,、( o) ̄'v'6,l i いま過剰消費の創設の話をしたが、
ヽソ.  ̄ ,r'、 ノ こんなことがなされる以前は、人間が最低限必要な物資ですら
', -‐'` ノ ヾr、. 不足しがちな社会であったことを、忘れてはいけない。
', ` / ,r‐'゙/ \_
゙ フヾ゙,r''´,r/ / それが、交易による「富」により、
_,,r'ヽ',~,r''/__/ 人間がとりあえず飢えずに済むレベルには達することができたのだ。
‐''´ ‐''" !/ \ こんなことができたのは、取引媒介物を大量に生み出す「カネ」制度のおかげだ。
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ そして個人主義、自由主義の発展・・・
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ! 人間はいくら「オレは自由だ!」と言ったところで、
ヾi_ ' 、__ ' /゙ 生活の糧を深く依存していては
| ヽ - / 真の自立状態になることはできない・・・
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_ 社会に物質が豊富に存在するようになってはじめて、
自由だとか個人だとかの利益を考える余裕ができてくるわけだ。
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:27:32.31 ID:v0neT0bhP
__,,,,.....,,__
_,. :- :' ":´: : : : :` ': 、、
_,.r ':´: : : : : : : : : : : : ヽ、
_,.-'´: : : : : : : : : .人: : : : : : \
,.ィ'´: : : : : : : : : : / ヾ、: : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : ノ ヾ、: : : : : ゙i、
'イ: : : : : : : : /: // ヽ : : : : : 'i
/: : : : : ノ'_,. 彡',.ィ'/" 'i | : : : : 'i
'7: : : : /ム" '''''^~''"゙ !:|: : : : : |
レi: : : :i' ,...:;;.、 ゙'! : : : : |
.!∧ : : ! =-x、.,_ .;' : _,,.、=:''""'ー | : : : : 丿 そして私は、この幻想主義制度の最も優れた点は、
゙ \ r'l,_r'""゙゙゙゙~~Y_,,....,,i'"゙゙~~ ̄`゙ト、.,_i':r‐、: :/ やりかた次第では戦争の廃絶が可能である、
`1 i !, _,!.| '''!、 _j! ゙''レ'ri ! ;/ という点にあると思うのだ。
ヽl| ゙゙"""~~ . | ゙゙"~~ ̄ .:jシ' ノ /
'、! └-ー '~/ :ノ もちろん、歴史的には、資本主義が引き起こした戦争もある。
゙'、 ,/-',,.:-'゙ 植民地帝国主義戦争だな。
゙、 :: _,,. -―- 、..,,_ :: ,/ |'゙
゙i、 '""'' .ノ .| しかし、戦争廃絶―――あるいは少なくとも、その可能性。
| '、 / .|_ この制度は、それを始めて人類に示しえた、
,.┤.ヽ、____,,./ _,|..) 最初の大規模な生産力を持つ経済制度であると思う。
_,..-|`゙"'''ー-、 :: ,.-― '''''""゙ ト-.、、
__,,,,,...、- ''";;;;;ト 、、 く,ヽ、 /j _,.-'゙|;;;;;;;;;;゙;;';ー;,,、..,,,_
、--―;'';;;"゙;;;;;;;;;;::''';;;;;;;;;;;;;;;|: : : ゙,.>≫V.∠..、__-‐_'',," ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;''-、.,;;;;;;;;;;;゙;;;;;;'';;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|>''":/" :: ゙'、__,,,,,,... ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'",;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/: /:/ ::. \ ,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'.,;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙';,, ..;;;;;;;;;;;/: :/ : / :::: ヽ、 ,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,-‐''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:",,;;;;;;;;;/ : :/: : / ::: ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;;く: : : /∩_,./ λ n ::: ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:29:10.25 ID:v0neT0bhP
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` せ、戦争の廃絶・・・?
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | そうだ!
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 昔は有限のキンを経済の根幹に据えていた・・・
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / ところで、経済は必ず膨らんでいくものだとすれば、
| l ノ | 媒介物のキンが国内に足りなくなれば、どうなるだろう?
| ` __, /|ノ
|  ̄ / | キンを増やすには、金鉱山から掘り出すか、もしくは他国のキンを奪うか、
ヽ___/ ._!、 選択肢は二つに一つとなってしまうのだ!
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:31:04.64 ID:v0neT0bhP
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ ところが現行の幻想主義経済では・・・
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ!
ヾi_ ' 、__ ' /゙ キンなんて取ってくる必要は無い。
| ヽ - / 国内の経済を振興し、幻想の価値と消費をつぎつぎに作り続ければ、
,rl. _ ヽ、___,ィ、 理論上はそれで経済大国も作りあげることができるじゃないか。
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/ そ、そんな・・・
| (__人__) l;;,´ それはいくらなんでも、机上の空論・・・
/ ∩ ノ)━・'/
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___ /
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:36:31.45 ID:PF6TmKM20
物質の生産の為に必要な資源を奪い合いそうなもんだけどね。
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:33:03.34 ID:v0neT0bhP
, -─ - 、
, -'´ l、 ` 、
/ ノ ヽ ヽ
冫 ノ彡,ィ/ ヽ. l
7 l _,. l! l
レ'、r l=-、;__,r-=、_ l,_ ノ ・・じゃあ、東洋の経済大国ニッポンの存在については、
ヽlー─'l ー‐' `lノ / どう説明をつける気なのかね?
', ` /,ノ
ヽ -─- ノi'
lヽ、__ / _l、
_,r '゙|ニ= 、 , 一' ´ ,ト 、 _
-‐'.´ ̄/;;;;;;;;|>/ヽ二二´ノ;;;;;;;;;;;;ヽ`'';;;;
;;;;;;;;;;;;<;;;;;;;;//l :: ヽ /;;;;;;;;;;;_ - ';;;;;;;;
;;;;;;;;;;/;;;< / / ::. ヾ;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;
____ ,
/ \ -
/ ― ― \`
/ (●) (●) \ ・・・・・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:35:04.10 ID:v0neT0bhP
さあ、以上をふまえて、もう一度意見を聞こうか。 ,,r'':::::::::::::::::::::::;i::::::::::::::::i、
はたして現行の制度は、善かね? それとも悪かね? ,r'::::::::::::::::::::;::r;:r l::::::::::::::::::l!
'i::::::::i:::;:::;r'´'´ `ヾ:::::::::::::l!
r‐、 'i;i::::::l_,,,_ __,,,_ ヾ::::::::::l!
人 ゝ,,_ ,,_,,,、 'i;:::,,i´ ゙̄l‐'i´ ̄`i!、_l::::::::;;;l!
(○) ̄  ̄ i‐、-l、 !i`'‐''゙l _`‐-‐'゙ `;´!;;;l!
``'‐二i ‐`-'__ )) ゙l , ノ,/;l!''
l l! `-' ,r'i {_,,,_ l -===・'' ノ`'l!
l l!  ̄ l! /,_ ) l! ´ / :l''
/l l!/゙,=-,(こ)丿,,_ _,,r‐‐--‐ー‐-- ,,__,,,r}ゝ__,,, 、 -' l、
l、__l :l!__,(_ソ ̄) l;;;;;; ̄ ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;l;;;;;;;ヽ_ ̄``''‐- 、 , -‐}
} ヽ-~__,,,' -‐i/》;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;l;;;;;;;;;;;ヽ ̄`''‐- 、l!//{`‐-、
l! ___,,, -‐{ l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;`''=‐- \‐-ッ'´ ', ' ,ヽ;;;;ヽ\_
`- ,,__,,, ‐'l./ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;`'‐ 、;;;;;;;;;;;>' ', ' ,ヽ<;;;;;; ̄`'‐、
l! ヽ`‐-、/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'‐ / , ' ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
l! `‐,ィ___,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l , l;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;l!
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐`‐-‐i''‐-、 _ ,, l;;;;;;;;;;;l::::::::::::l
`'‐- ;;;;;;;;;__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__;;;;;-‐';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐'´-‐''' ´ {_,,r'' _,,r''-‐'';;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;l
 ̄ ̄l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,;;;;;l;;;;;;;;;;l!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐';;;;;l;;;;;;;;;;;;l!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;l!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;l!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;l!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:36:55.25 ID:Lv/Wc40M0
3分間まってやる
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:37:18.91 ID:v0neT0bhP
____
/ ― ―\
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ ・・・・・・・
| ` ⌒´ |
\ /
/ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ ・・・・・・・・・・
. | }
ヽ ノ
| \ \
| |ヽ、二⌒)、
ヽ//ヽ,,-―-、
∠.. ´ -=-、
√ `ヽ ・・・・
| 、 、 |,
´ |_. ´く.|.|ヽゝ` 、、 _| ざわ・・・・・・
(F|-==ii ii∠=-||ぅ) ざわ・・・・・
に| ー゚‐´|| ー゚--´|=|ヽ、
. .じ|u 、||,,. u |J ヽ
f´ /|. ヽ、-―--- / |ヽ、 ヽ
,,,,―ニ/ レ, ヽ === /j. | |ニー
-ニ― ̄ /. .|. |.ヽ / | | |  ̄ニー 、
/| / |. | `v´ | /  ̄| ヽ
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 22:39:09.14 ID:z5iioJsq0
制度は善でも動かすやつらが悪だろjk
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:39:05.79 ID:v0neT0bhP
あっ、七時のニュースの時間だお!テレビつけるお!
/ ̄ ̄\ /⌒ ⌒\ γ::::::::::::ムスカ:::::::ヽ、
/ _ノ \ /( ⌒) (⌒)\ /:::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ おお、議論してたら
| (⌒)(⌒)/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ γ:::::::::人::::人::人::::人 ヽ もうこんな時間か
| (__人__)| |r┬-| | (:::::::::/ ─ ─ \ )
| ` ⌒´ノ \ `ー'´ / \:/ (⌒) (⌒) \ノ
| } ( r | | (__人__) |
ヽ } ̄ ̄ ヽ○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ` ⌒´ /
ヽ ノ
/ く \ |__| _ ..._.. , / /
| \ \ \ / _____ (__ノ
| |ヽ、二⌒)、^ |\_____ \
| |ヽ、 ノ|
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ γ:::::::::::ムスカ:::::::::ヽ、
/ _ノ \ / ─ ─ \ /::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
| ⌒(○)-(○)/ <○> <○>; \ γ:::::::::人::::人::人::::人 ヽ
| (__人__)| (__人__) ; | (:::::::::/ \ / \ )
| ` ⌒´ノ \ ` ⌒´ / \:/ (○) (○) \ノ
| } ( r | | (__人__) |
ヽ } ̄ ̄ ヽ○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ` ⌒´ /
ヽ ノ \派遣切りで失業者が物凄い勢いで・・/ /
/ く \ |__| _ ..._..操業ライン全停止・・・_ \ (__ノ
| \ \ \ / |\_____ \
| |ヽ、二⌒)、^ | |ヽ、 ノ|
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:41:08.18 ID:v0neT0bhP
/:::::,r'´ ヽ:::::::::l,
l:::::::l_,,_ _,,-‐-: :'l:::::::::l
ゝ::iィ'"`゙`t‐l´ ̄~゙i、:.l:::::::::l
゙ビ'--‐i ゙'‐-‐'': :`'´ i丿 ほう・・はっは! 見ろっ!!派遣がゴミのようだ!!
゙i `` :u : リノ
゙i r--‐ーッ : :r、ノ ・・いや、一応言っとかなきゃならんかと。
゙i ``''''"´ : :/::l'" じ、自由主義社会の弊害だねえ、うんうん。
. ゙i、,___/: :l_ クビ切りも自由と来たもんだ!
_,,(F-、, _,,-‐''''""´ !、,_
_,,,..-‐/''´::l゙`-、-V_,,,、、-‐'''"ノ;;;;;;;`゙`'‐ 、,_
,,-‐'""´ ̄:::::::::/:::::::,rレ'´ i、ヽ--‐ 丿::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙`'‐-- 、
,ィ'::::::::::::::::::::::::::::/_/ i : ヽ ,ィ':::::::::::::::::::l:::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ヽ
r':::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r i : : l:::::::<⌒ ̄:::::::::::::::::::,i::::::::::::::;;;;;;;;;;ヽ
_l;::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::i :l::::::::::::::>::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;l
::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::ゝこヽ :l::_,,,..-‐''´:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;l、
::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::/:::::::ゝ ,,ィ''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;ヽ
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ γ:::::::::::ムスカ:::::::::ヽ、
/ _ノ \ / ─ ─ \ /::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
| ⌒(○)-(○)/ <○> <○>; \ γ:::::::::人::::人::人::::人 ヽ
| (__人__)| (__人__) ; | (:::::::::/ \ / \ )
| ` ⌒´ノ \ ` ⌒´ / \:/ (○) (○) \ノ
| } ( r | | (__人__) |
ヽ } ̄ ̄ ヽ○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ` ⌒´ /
ヽ ノ \女子中学生が売春・・ つづいてはCM / /
/ く \ |__| _ ..._..アKOムー武富土ープ口ミスー (__ノ
| \ \ \ / |\_____ \
| |ヽ、二⌒)、^ | |ヽ、 ノ|
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:41:51.60 ID:za1jbmP20
ムスカ本音言うなw
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:41:58.89 ID:njhwhQ7t0
ムスカそれでいいのかwwww
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:43:04.75 ID:v0neT0bhP
/ ,r 、 i い、いずれも現代社会の病理的現象だなー
t,i,.-、_,=、l l
i`~'!.`~´`リ' 消費を際限なく無理矢理増やさなければならないから、
! fニフ.,イ' 子供たちにまでモノを買わせるように仕向けていく・・
_r'=、,.='-‐i__ 女の子供向け服や雑貨の充実、児童向けファッション誌・・・
_, -─''7゙l,.>‐`ーニフ ヾ` ー- 、 そうなったら、まともに稼ぐ手段を持たない中学生が
/ ー/ i i' 、 ─' ヽ 売春に走るのは、しごく当然の流れ・・・
./ i (-、 l_,,> / l
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | |
|/ / ヾ、、 | それに消費者金融・・・
ヽ /_ , -─ヽ、. |
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ ! 企業「あなたカネが無いからうちの商品を買えないの?
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / じゃあカネ貸してあげるから、買いなさいよ! 来月の給料で返せるでしょ?
| l ノ | あ、もちろん利子は頂くよ?」
| ` __, /|ノ
|  ̄ / | 月給20万円のリーマンが10万円借りたら、
ヽ___/ ._!、 その月は30万円の消費が可能になる・・・・
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \ なに? 翌月に返済したとしたら、翌月の給料が10万円になる?
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \ じゃあ、またもう一度借りればいいじゃないか。
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:45:04.17 ID:v0neT0bhP
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ γ:::::::::::ムスカ:::::::::ヽ、
/ _ノ \ / ─ ─ \ /::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
| ⌒(○)-(○)/ <○> <○>; \ γ:::::::::人::::人::人::::人 ヽ
| (__人__)| (__人__) ; | (:::::::::/ \ / \ )
| ` ⌒´ノ \ ` ⌒´ / \:/ (○) (○) \ノ
| } ( r | | (__人__) |
ヽ } ̄ ̄ ヽ○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ` ⌒´ /
ヽ ノ \イスラエル戦争・・ 円天・・ 村上ファンドで財テク・・
/ く \ |__| _ ..._.環境汚染・・ 穀物価格、石油乱高下・・ サブプライム・・
| \ \ \ / |\_____ \
| |ヽ、二⌒)、^ | |ヽ、 ノ|
/ ,ィ,.イ /リノノ l !
'ィ /__ ' i iノ
{ r 、i ‐i ̄ `iー'r ‐=!'゙ サブプライム問題はひどい制度だったねえ・・・
ヽl i),゙ ゙ー─' iー-イ!
ヾi_ ' 、__ ' /゙ 「預り証」→「預り証を預かった預り証」→「預り証を預か(ry」→∞
| ヽ - / こうやって無理矢理カネを作りまくったんだから・・・
,rl. _ ヽ、___,ィ、
_,.. -‐, =ヽt' _゙二二ニ'ィノヽ、_
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:48:32.23 ID:v0neT0bhP
____
/ ノ \\ 幻想資本主義経済、か・・・
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ いくらなんでも現行体制は、そろそろ限界が見えてきたんじゃないかお?
| ` ⌒´ | いったい、やる夫はこれから、どうしたらいいんだお
\ /
/ \
_,. -‐-`' ``'‐、,.‐'"´,. =ニ`
,.‐'"´ __`ヽ
/ ``''‐、
. / `''‐、
i , /i 、 ヽ‐-ヽ
. ! /| /| / ! .!ヽ..ト、 、.ヽ
| /''l/、l/_, l/ _,.ゝ' ゝ、 iヽ! きまってるっすよ、マルクスっすよ
| ノ`''‐ 、._/ /_, ‐'´ !.\! 共産主義でキマリっすよ
! ,.-、 r' =。=== _ ,=。===,!
/ { ‐、!| ` ー-‐' '' \--‐' ! 労働者の世の中を作って、資本家の搾取をストップさせるんす
. / !( r||. r __ \'/| そうすれば素晴らしい世の中になるんですよ
/. ,、 ゙ー'|!、 ,..-‐───; 7゙│
/_,./ l │\ `ー-----‐'´/!\i 戦争も貧困も、この世の悪いことの源は、
 ̄ .! 1 l ヽ、 ー一 ./ | |`'‐、 すべて資本家の搾取によって起こってるんすよ
| i、 l. ヽ、 / | .| `'‐、
. | ヽ i ヽ、.イ │ |
. | |ヽ !. | ! ! .|
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:51:44.53 ID:v0neT0bhP
/ r'i ヽ
/ / /ノ. | | ふむまあ、それも選択肢の一つだが、私はお勧めしないな。
|/ / ヾ、、 | あの社会体制は、その構成員全員の自由意志による合意があって、
ヽ /_ , -─ヽ、. | はじめて平和的に成り立つ制度だ。
``lr‐‐、__r'´ ̄ヽ__ヽ_ !
ヽ-‐l ヽ--‐' 'r l / その点、現行の資本主義と幻想本位貨幣制は、
| l ノ | 自由主義と個人主義に適合的なんだ。
| ` __, /|ノ 籠の中の平和より、私は嵐の海の自由のほうがいい。
|  ̄ / |
ヽ___/ ._!、 たしかに各部にガタがきちゃってる、もはやボロボロの制度だが、
fi_, -‐'` ̄r‐‐' \ なあに、悪い部分を治しなおし使っていけば、まだしばらくは大丈夫さ。
,. --ヽ-‐=ニ/ 〃 \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) お、オレは・・・
. | (__人__) オレは・・・・・・
| ` ⌒´ノ
. | } ・・・・・・・
ヽ ノ
| \ \ 共産主義と資本主義とか、そういうのを超えた、なんか良い制度、
| |ヽ、二⌒)、 いまの人類の知恵を結集して、作れねえかなあ・・・ムリかなあ・・・
242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:54:11.26 ID:v0neT0bhP
____
/ ノ \\ ・・・・・・
/ (●) (●)\
/ (__人__) \ これまでの歴史は、ただ貪欲に、
| ` ⌒´ | 成長だけを求め続ける社会だったお。
\ /
/ \ それは、人類が「食うにも困る」状態だったからだお。
____
/ \ /\
. / (●) (●)\ でも いまや、やる夫たち人類は、
/ (__人__) \. 資本主義の恩恵を受けて、莫大な生産力を手にしたんだお!
| ` ⌒´ |
\ / まともに資源を配分すれば、もう食うに困ることは無いんだお!
ノ \.
____
/ ― ―\
. / (●) (●)\ そして、人は食うに困らなくなってはじめて、
/ (__人__) \. 理性的な判断をすることができるようになる・・・
| ` ⌒´ |
\ /
ノ \.
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:56:18.14 ID:v0neT0bhP
____
/ ― ―\
. / (●) (●)\ ・・・その事実は、人類にとって残された、
/ (__人__) \. わずかな未来への希望かもしれないお。
| ` ⌒´ |
\ / 理性への、信頼――
ノ \.
__
´: : : : : : : ̄ ̄ 、
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
. / : : : : : : : : : : : : . . .\
、__//. /. . . . . . . . . . . : : ! : : : : ヽ
 ̄/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : \l: : : : : : :ヽ
. l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : `ヽ : !: :l: : : : : ヽ、
l :/ l : l: : :l :∧: :ト、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :l: : : l  ̄
l/!: ! : l: :/l/‐-ヽ! ヽ ! _ヽ-―!‐ !: :l: : : !
ヽ! : l : ! rfチミ、 ヽ´ fr旡ミ! : ト、l : : ′
. ヽ !: :l rっソ 匕り !: : !丿/j/
. j∧ :ト、 `¨ . l l :l j/ ・・・・・・
V: :lヽ、 _ /j/!/
ヽ: ! > __.. ィ ト、〃
キョージュ! ソツロンカクオ! ヽ! //j ト!/\
V _/ :/-―――-l : : : :ヽ、__
オオ、テーマガ、キマッタカ /|::|: : : :! -―――-! : : : : : :/∧
__V _ /! !::!: : : :! ̄  ̄ ̄/. : : : : :/://:!
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ /. : : : : :/://.:::l
. ∨ ∧ /. : : : : :/://.::::::l
246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 22:57:22.19 ID:EZUkfO5T0
卒論のテーマすら決めてなかったのかよw
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:58:07.31 ID:v0neT0bhP
:,:::::::::::: /::::/::::::/::: /::::::: !::::: |:::. |::. | i
|:::::::::: /:::/::::::/i:::::/ }:::::: ハ:::: ハ::: l:::: !:. |
::::::::_!ム_∠__/;/ !:::: / l:::/ !: /i::::: /!:::: |
::::::::: |/_ //`ヽ /:/ _,,ム'-‐lメ‐|:::: /: |::::: !
::::::::: !,r=〒〒ミ==ヽ/' ,,r'===ヾ-、!::/l::: ハ:::: !
::::::::. |《 i、ヒ''ィノ ゝ-‐-《 !;;.q,ノ ´/レ:: |:: i .l:::::/
ヘ::::::. | \  ̄ ノ ヘ_. ̄ /:ノ::: /!:::l !::/
ヽト、::: l  ̄ ̄ ̄ `;  ̄ 7:::::: / .i:/ / ・・みなさんは、
:ハヽ:::l\ r_ァ /!::::: / / この世界を、どんな社会に、していきたいですか。
::::::,-一 ` 、 _, < |イ::::: / '
:::/;;;;;;;;;;;ノ. ` ‐r-‐< 'l::: /
`|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、;-、_;-´;;;;;;`i´ .',/
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ;;};;;;;;`i;;;;;;;;;;;;;}\
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:59:25.70 ID:njhwhQ7t0
働かなくてもエロゲと2chが出来る世界がいいです!
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 22:59:24.19 ID:v0neT0bhP
._
\ヽ, ,、
`''|/ノ
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、) ,、
/ ヽYノ
/ r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
|. |
ヽ、 |
ヽ -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、ノ
/ /" `ヽ ヽ \ <にょろ・・
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i|
レ!小l● ● 从 |、i| やる夫が儲けるようです
ヽ|l⊃ ⊂⊃ |ノ│
|ヘ 、_,、_, j | .| ┼ヽ -|r‐、. レ |
| />,、 __, イ;|| | | d⌒) ./| _ノ __ノ
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:01:38.53 ID:lsyEewDo0
乙ー!
面白かったよ!
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:02:55.77 ID:fsaNjDbv0
やる夫の頑張り物語はこれからだ!乙
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:00:12.08 ID:jxl9SGr40
乙ー
あれ?酷い目は?
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:03:25.33 ID:ESxmrCa30
乙。やる夫がひどい目にあわなくてちょっと俺涙目wwwww
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:05:29.05 ID:ZB/p+j6Z0
やる夫はこの後銀行家として革命に巻き込まれるという辛い目に遇うんだよきっと。
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:04:40.77 ID:za1jbmP20
乙かれ~
楽しくて、ためになる
というのはこのスレようなことを言うのだろうな
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:05:50.18 ID:980s01HK0
乙!
第一弾のときから楽しく読ませていただきました
毎日「やる夫」で検索かけてたかいがあった
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:06:58.48 ID:MF15lGnI0
乙
1は物語でかつ勉強も出来るやる夫で学ぶのお手本
2は物語テイストではあるが少し文字増える
3は総まとめでラノベ並
て感じか
面白かったよ
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:07:44.79 ID:mzc9PQb70
乙ー
もう俺の頭はパンクしたぜw
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:13:54.32 ID:xNEFmQHW0
乙
経済学とか手出す気無いけど
「どうなのかな」って考えさせられるいい話だった
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:14:00.08 ID:Z2cyjvAx0
おつ。
ほんと為になったわ。
できればまた書いてくれー
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:14:48.69 ID:v0neT0bhP
支援と、読んで頂きありがとうございます。
最終話は予告からはずいぶん離れた内容になりましたw
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 22:44:15.47 ID:lAuJt+lI0
まとめサイトからきました
1さん最後におすすめの本おしえてくれ
明日図書館いってみる
>>231
おすすめの本、ということですが、
散々迷いましたが、
貨幣・利子および資本―貨幣的経済理論入門 (ポスト・ケインジアン叢書) (単行本)
C. ロジャーズ
なんかはどうでしょう。
このスレのネタに、理論の厚みを加えてくれると思います。
ただ、学者の本というのは、もうとっにかくわかりにくい!!のです。
それというのも、「わかりやすさ」と「知識の正確さ」は両立しないものです。
そして、学者は、ちょっとでもあいまいな叙述を残すと、
すぐに「それは違うじゃないか」「こういう場合もある・・」といったツッコミが入るので、
もうスキもなくびっしりと書くもので、それで判りづらくなるようです。
だから私はやる夫スレをお勧めしたいですwww
・やる夫で学ぶバブル経済
・やる夫で学ぶ「失われた10年」
・やる夫で学ぶ「資本論」
なんかが、面白くて知識を掘り下げるのにいいんじゃないでしょうか。
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/09(月) 23:16:03.30 ID:njhwhQ7t0
乙カレー
大昔からの金の流れがみえて凄い楽しかった
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:16:52.54 ID:y23xAoLS0
>>277
深く考えさせられた。
本当に乙!
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/09(月) 23:05:02.22 ID:v4Ozocks0
1乙
面白かったです。
来年からは本気だす。
>>1乙。
普段何となく使ってるカネもよく考えれば…ってことが分かった。
あとはターミネーターみたいなロボさえ作られればなぁ…こんなシステム自体なくせるんだが。
一家に、というより一人に男型と女型の二台配布するんだよ。
男には女型はダッチ用、男型は代わりに働きに行かせる用、女には逆で。
自分は理想の異性型ロボと好きに暮らしつつ、働きに行くのは自分の代わりのロボ。
生産も経済動かすのも政治もみんなそいつらがやってくれて、人間はニート生活満喫。
病気になっても寝たきりになっても介護はパートナーのロボがやってくれるし
そいつは死なないから子供作る必要もない。
誰もが苦しまず、それどころか怠惰や快楽を享受しながら、緩やかに人類滅んでいけるぜ?
「エンデの遺言―根源からお金を問うこと」
何故、お金だけは増え続けるのか、
小麦も、布も、時間を経れば縮小(商品価値的な意味)していくのに・・・。
お金の価値も劣化していくのが本当なのでは?・・・。
ここでいうお金とは、価値の表象であるからその価値が減るということはない。
小麦も、衣類も、その物自体の価値が劣化することによって価値が減衰していくが、
その、減ったり増えたりする「価値」そのもの、すべての物の価値を測る尺度が「お金」なのだから、お金の価値は減らない。
10センチ四方の紙があったとして、その紙は風雨にさらされているといずれは面積が小さくなっていくが、かといってその100平方㎝という尺度自体は減ることはないのと一緒
勉強になった
難しいね。現行の制度では世界が成り立たなくなるかもか
考えたこともなかったな
金が増え続ける、知らないうちに消滅しているって話がとても面白かった
>>1乙管理人乙
※2
子供がほしい、というのは必ずしも面倒を見させるためではないから、
まあ滅ばないだろうな。
二千年問題も、そのままにしていたら危険だったんだろうけど、今は何もないし。
新制度というよりは、資本主義の欠点を補修した概念が
使われる世界になっていくんだろうと予想。
幻想というのは理性の未発達と、感情があると生まれるわけだろう、
だから概念よりも、人間自身がどう変化していくのかが興味がある。
人間は、繁殖能力が減って、背が伸びてやせてきたそうだが、
理性や感性が進化したということだと思う。って、あれ、お金の話だったよねえ。
お金という概念は古いものだけど、まだまだ千年は使われそうですねと予想。
存在する紙幣や貨幣以上に金があるとは思ってもなかった。
言われれば納得したけど、言われなければ絶対に気づかなかったと思う。
眼差しの高いやるおの顔が気に入った
理性的に考えて、この程度の生産力では早晩行き詰まるからもっと成長しないと
俺の頭でも理解できたww
面白かった!
このやる夫スレの主は何者?
・・・・・・この最終話は衝撃的でした・・・。
私はその2のコメントで日銀やFRBうんぬんとファビョッたものですが、頭をハンマーで思いっきり
殴られたようです・・・。
その体制が発展していくからには、その構成員全体の利益に益する面があるからなんですね。
益と害の両方を考察してからでないと、何も判断する資格がないと思いました。
この話のテーマの最後がバックミンスター・フラーの主張と合わさって、人類社会が次の段階に進んで欲しいと願います・・・。
あと、この内容を>>1さん漫画にして出版してもすごい反響くると思いました。
それぐらい、内容が衝撃的でした・・・。
やる夫スレを読み始めて、今まででダントツ一番衝撃を受けました・・・。
素直に乙って言葉が出にくいくらい、ショックでした・・・。
でも、あえて言います、>>1さん本当にありがとうございました、乙!
面白い。いやあ、いい勉強させてもらった。
今まで経済関係の本はまったく読んでなかったけど、これを機に手を出してみるかな
このやる夫スレは、かなりの数の人にインスピレーションを与えることになると見た!!!!!
金が増え続ける、知らないうちに消滅しているってのがいまいち理解出来ない。
何かが値上がりした場合、どこかからお金が来ているってあったけど
銀行ならば帳簿だけのカネを作り出すことは可能とは思えるが、それ以外で増減が起こるというのが
よくわからない。
>>地球上に存在する「カネ」は、日々、「利息」によって膨らんでいる
っていっても、その利息も払われなければそこに価値は存在していないように見える。
借りた分より過剰に贈与しているだけで、そのカネは銀行が増やさなければ増えないように思えてしまう。銀行以外でもカネの総量は増減するの?
>>17
その疑問を提起するのが1の目的だと思うけどね。
今世界中で行われている政策は、1国の経済成長以上に貨幣を発行したらどうなるかというのを実験しているに等しい。言わば人為的にインフレ状況を作り出して資産価値の暴落の穴埋めをしようとしている状況だ。日本がバブルの清算を行った時点と明らかに違う状況。
ムスカの言うとおりこの制度が維持されるのかあるいは新しい秩序が作られるのかは今後数年で結論が出る。漏れはこの半年ずっと考えてきたがやっぱり結論は出ないよ。
>>17
カネというのを、貨幣だと考えるからこんがらがってるんだと思う
「貨幣」と「価値」は別物。無論、スレでも言われてるように貨幣は日々増えていってる。通常利子率は+だから。でも、利子が付いているから「価値」が増えてるかというとそうでもない。今日の100万より来年の100万の方が価値が低い、というように、利子率はついて当たり前、ついていない、つまり金額が不変であればすなわちそれは損をしていっている、というのが基本的な考え方(もちろんデフレとかこのパターンに当てはまらないケースは多々あるが、一般的な話)。利息が付いていたとしても、市場の平均よりかなり高い利息でもない限りそれは価値が増えているわけではないというところに注意。
あと、銀行が貨幣を増やしている、と言える理由は利息がつくという点ではない。信用創造という語をググってみるとわかるかもしれない。
銀行以外にカネを増やしているところがあるのか、という点は、色々言える。たとえば、単純に日銀が現金を増刷すれば市場に流通する現金通貨は増えるし、市場の貨幣流通量を操作するのが日銀の買いオペ・売りオペ・公定歩合操作と言われるもの。
あと、貨幣は現金通貨だけではない(スレでも言われてるけど)。預金残高に数字がある時点でそれは貨幣になり得る。
>>18は何を言ってるのかよくわからない。とりあえずネットにしろ新聞にしろもうちょっと世の中のことをよく知ったほうがいいと思う。資産価値は実際に現在絶賛暴落中(歯止めはかかったか?)だし、そう過剰にインフレに持っていこうとしてはいない。今はどこの国も金融機関の体質強化・健全化で精いっぱいのはず。
>>17
銀行が法人や個人にお金を貸し出すから、お金が増えるんだよ。
今の日本の制度だと、100万円の預金が銀行に入ると、その金を担保にして(銀行にその紙幣を
保管したままで)1200万円ぐらいまでの上限で、借金をもうしでた人に貸し出せる。
その貸し出しも大部分が各口座の数字を書き込むだけで、済んでしまう、金の預かり証の下りと同じだ。
この貸し出しには利子が生まれるが、その利子を払うのはその銀行以外の別の銀行から借りた金が
社会に出回ったものだ。
市中の銀行同士がそれぞれの貸し出しと言う行為を通じて、お互いの利子を払い合っている状態だ。
銀行が貸し出しの量とスピードを緩めない限り、貸し出しは総体を通じて利子を足した金額が
銀行に戻ってくる。
例えるなら穴の開いた、空気の漏れる風船に空気を吹き込んでいるようなものだ。
一定量以上の空気を吹き込み続けるかぎり風船はその形を保つか更に大きさを増す、空気の吹き込み量を絞れば風船はしぼんでいく。
風船のふくらみ=景気の拡大、しぼみ=景気の減速、不景気 しぼみの程度がヒドイ場合=恐慌
空気を吹き込むこと=中央銀行の貸し出し→市中の各銀行の貸し出し、ということ。
>>20
補足すると、銀行が貸し出しを増やせば、市中に通貨が増えていき、個人の購買力が増加する
(物理的には口座の数字上の数が増えただけだが、このお金は銀行に必要だから借りにくるんだから
比較的速やかに購買に使われ、市中に加わるはず)
市中に購買に使えるお金が増えれば、借金をした個人(この場合、新たに商売もしくは既存の工場などの設備投資でお金を借りた分より稼ごうとするものと仮定する)の事業が利益をあげ、銀行からの
借り入れに利子をつけたものを返済できる可能性が高まる。
もちろん、なかには事業が上手くいかず、借金の返済ができない(債務不履行)になるものもでてくるが
ある一定のレベルを超えなければ銀行は利益を確保できる、言い換えれば借り手の債務不履行が
あって銀行が損失(帳簿上の数字の減少)があるから爆発的なインフレが起こらず、なだらかな
変化になるといえる。
なので、銀行が貸し出しの量を減らすと債務不履行=不良債権の額が増える→市中の購買に使える
お金が減る→その影響で事業が利益を減らしたり、倒産する→さらに不良債権が増える→銀行が
債務不履行をおそれて更に貸し出しを減らす→以下ryとなる。
素直に感動した。ムスカに惚れた。
結局最後は地球の有限性にいきつくんだろうなー。そこが資本主義の限界か・・・
そこで、フラーの主張が再評価される場が出来つつあるのかも・・・。
※23
おそらくその頃のは地球を飛び出してるんじゃないか?
そろそろ限界なんじゃね?
眠気も布っ団だwwwww
>>1激しく乙!!!
観れなくなって残念です。
権力をもった世界政府の樹立と、国家主権の解体、世界統一通貨。
資源の浪費から資源の効率化を行うことにインセンティブを与える仕組み。
世界的電力ネットワークの構築。
人類の科学技術的にはできることばかり、後は既得権益の抵抗をどう取り除くか・・・・・
確かにサブプライムで巨額の損失っていっても、物理的には一円玉一つこの世から消えたわけではない。
ただコンピューターのハードディスクの記録が書き換えられただけ、数字が変わっただけなんだよな。
だからってお金を稼がなくても生きていけるわけでもないし、お金がないのは辛いことだけど
それがないから物理的に人間が自殺するってのは、オンラインゲームで負けたから死ぬってくらい
おかしなことだろな、なんか別の見方を教えられたようだな、なんか変な感じだな、落ち着かない。
>フォードはモデルチェンジしなかったの?
フォードは自分の設計したT型フォードにものすごくプライドを持っていて、
社員が新しくフォードを設計してプレゼントしたら目の前でそのドアを引きちぎったそうな。
そのおかげで競争に敗れたわけだ・・・。
国や民族みたいなくくりをそう簡単には捨てられない・・・・・・
ほお、やる夫スレの米欄にしてはなかなかいい論議になってるじゃないか。
最後の問題定義はまさに>1乙以外の何物でもないな。
でも食うのに困らなくなったのは地球上人口のほんの一部なんだよな。
地球上の全ての人間を満足に食べさすだけの食料はないんじゃなかったけ?
金が膨らみ続けてるってのはマジで目から鱗だった。
>>29
いや、富ってものが消えてるから何もおかしくない
この作者は富やカネ余り状態をファンタジックに描き過ぎてる
それを不思議で架空のものだと言うなら何もかもそうなってしまう
現実からわざと乖離させて妄想の中だけでいい気分になりたいなら止めないけど
>>18-21
サンクス!なんとなく理解できた!
簡単に言うと人が増える限りその社会の富の可能性が増加する。
生産/消費人口、生産/消費効率をからめて難しく言うと学者様になる。
子供から大人まで楽しめ、考えさせられもする良スレだったと思う
>>幻想主義経済の利点による戦争の廃絶
ニクソン・ショックならぬヒトラー・ショックだったら……な事を想像した。
ユダヤ人の財産の没収もカネが足りなくなったから、なんて説もあるし。
自分の解決策
:地球定住資源貯蓄文明止めて、宇宙遊動資源採集文明にしようぜ!
それかカネをX軸バロメーターとするならY軸やZ軸のバロメーターが……それが権力と名誉か。
幸福が本当にカネで測れたらなー。
ところで、もしも全人類がカネに困らなくなったら、カネが人生というゲームの点数と認識される様になると思うんだが。
ムスカ教授が意外なほど自然だったのが衝撃的だったwww
惚れ直してしまいそうだ……
利息でお金が増え続けるというのは
中央銀行がお金が発行して、融資するのをさしているのかな?
100兆円発行して融資して、通貨発行量を上回る100兆円+利息の返済を要求するので、利息分の紙幣を印刷して融資し続けなければならないという感じで。
でも、日本銀行の場合、利益(利息)は国庫納付金という形で国庫に入って、政府支出という形で市場に還流するから、利息を理由に通貨が増加し続ける理由は無いと思うのだけど・・・
また市場内においても、生産活動を通じて富が創造されるので、(融資した人間の購買活動などで)最終的に物的資産で利息が決済されれば、利息を理由にした通貨の増加にはつながらないとおもうのだが・・・
通貨の増加は利息ではなく、経済活動の規模の拡大、インフレが要因におもうのだが、
頭が悪いので分からん。
>41
文中で利息のことは端緒として触れられてるだけで、
内容的には経済活動の規模の拡大、のことを中心に言ってる
経済活動、という言葉の意味のとりかたにもよるけどね
頭が悪いんじゃなくて多分どっかで読み違えてる
>33
今の生産力ならやれない事はないって聞いたけど。
どちらせよ、世界中が裕福になると人口増えるからな。
今は良くても未来は・・・
>>43
だからこそ、日本の人口が減少していってるってのもおれはそう悪いこととは思わないんだよな。もちろん社会保障費の増大って問題はあるけど
いつまでも産めや増やせの世界じゃなく、人口は減少し、規模は縮小していっていても、中身の濃い社会を目指すのも悪くないと思う
幻想が価値を生むってのはアートの世界だともっとひどいよ
ゴッホだって、生前は誰も評価されなかったから0円だったが、評価されたとたん何十億って金で取引されるようになったんだぜ?
村上隆の作品がこの間、アメリカでウン千万円で落札されたが、あの時はネットでもこんな作品に金払うとかアホだろwwwって意見のやつばっかりだった
オレらから見たらただのアニメもどきのキモイ作品でも、評価されて値をつけられたとたんに何千万って金を生むんだもん
まさに錬金術だよ
これからは消費する、人間の欲望の先鋭化を実現する方面にマネーを使うのではなく、
同じ成果をより少ない資源で達成する方向にマネーを使う(科学技術の発展、産業化に使う)
すれば、地球上でまだまだ人間は安全で快適な生活を暮らしていけると聞いたことがある。
人間にとって真の意味の富とは、衣食住が満たさし、子を産み、育てるために必要・有用なものを言う。
発展途上国に富を移転すれば、爆発的に人口が更に増加することを心配する人もいるとは思うが
私はそうはならないと思う。
生活レベルが上がり、衣食住が満たされるにつれて、出生率が下がることは先進国の歩んだ道を
観察すれば明らかだ。ある本の試算によれば人類がこれから増加しても100億程度まで
増えれば安定すると読んだことがある。
より少ない資源でより多くの人を養うことに人類のエネルギーを振り向けるときだと思う。
そうすれば戦争の根絶ということにかなり近づけることと思う。
地球を何千回焼き払うだけの軍事技術を手にしているのなら、その労力を別の方向に使うように
すれば想像を超えるようなことができるはず・・・・・。
共産主義もみんなが必要最低限の生活で満足できるなら、何の問題もないんだけどねぇ
結局、人間は欲望を抑えることはできなかった
ベルリンの壁を壊したのは、壁の向こうから送られてくる西側からの情報・・・・
かつて、指導者が堕落した文明と呼んだ金まみれの生活
壁が壊れて東側の人間がやったのがウィンドウショッピングを楽しむことだった
わかった!幻想で膨らませた金で資源を買うからめちゃくちゃになるってことか!ものは膨らまないもんな。
地球上にはこれ以上人類を増やしたり、豊かにする資源がないというのは疑ってみる必要がある。
地球を巨大な飼育室と考えると、そこには膨大な量の太陽エネルギーが休み無く降り注いでいる。
この太陽光というエネルギーが地球の生態系を回している。
このエネルギーはとてつもなく膨大だが、そのために毎月使用量を払ったり、使い過ぎてなくなることはない、常にタダで利用できる。
長大なパイプラインを建設しようとする資金があれば、各大陸を送電線で繋げることが出来る。
そうすれば、わざわざ年間に数回あるピーク時の突出した電力消費のために過剰な発電設備を
持つ必要もなくなる。昼に電力のピークがあっても、夜になるアメリカやユーラシア大陸の発電
設備でまかなうことが出来る。
これからは手に入れた生産力を、持続的に人類が繁栄できるための「効率」にふりむけるときかも。
>>41
信用をふやさないと(通貨をふやさないと)、現在の世界の産業化の現状からすれば
たちどころにデフレになり、生産設備の廃棄、失業になると思われ。
考えても見て欲しい、もし、通貨の量が増えなければ、日々生産される莫大な富(食料、住宅、衣類、各工業製品、エネルギーなど)を買うために割り当てる金がなくなってしまう。
この瞬間にも膨大な量の富(生産物)が世界中の工場で生産されて倉庫に積み上げられている。
そもそもの資源を生み出す生態系は壊せても、新しい循環は作れないから、どうやっても先細りだと思うけどね。
化石燃料の枯渇なんかその最たる例だし。
生産技術の開発も、効率を求めるものじゃなくて新技術の開発が主だし、
結局は外に資源を求め続けて消費を作り続けるしかるしかないとおもうよ。
>>41
お金が増えているのはなぜか?
↓
お金を作っているところはどこだ?
↓
中央銀行
↓
じゃあ、お金が増えているのは、中央銀行がお金を作る量を増やしたから。
なんかおかしい?
衛星軌道上の太陽光発電システムの開発見積もりは2兆円らしいね。
こんどの国民総ばらまきと同じくらいか・・・。
なんだ、出来る能力はすでにあるんじゃん。
史的システムとしての資本主義を考えるって感じで面白い
>>17
おれもカネが利息によって膨らんでいるって表現がわからない。
貸した側は利息によって増えるけど借りた側は利息を払う分減る訳だからカネの総量は変わらないんじゃね?
>>52
それは「通貨の印刷」と「価値の創造」を取り違えた解釈だと思う。
価値が増えるから通貨を印刷するのであって、その逆ではないよ。
>>55
金の元を辿っていけばいい。
借り手が調達した金は何処から来た?っていうのを辿ると国に行き着く。
じゃあ国の持つ金は何処から来た?というと国民から調達したものだ。
でも税金は無償で調達できるものじゃなく、行政サービスを行うために取るものだ。
そして国民の生活レベルが上昇する限り、(本来なら)求められる行政サービスも上昇していく。
行政サービスが上昇するなら(現状では無駄も多いから)、それに要する予算額も上がっていく。
結果、予算が税金で足りないなら国債を発行しなきゃならない、けど国債には利子が付く。
だから利子分の金を国は発行しなきゃならない。
毎年、金は増える、という結論になる。
こんなとこで長文オナニーする奴ってなんなんだろ
>>57には公定歩合も絡めて議論しないとダメだね。
あと一国が黒字で国債発行しない場合、他国が赤字になって国債発行に追い込まれる
という国際金融の視点が必要。
要は地球的規模で金が増えるのは避けられないという結論は同じだけどね。
>>42
利息を理由にお金が増加するというのに違和感を覚えたので、、、
>>50
”お金の増加”が不思議だというのではなく、”利息を理由にしたお金の増加”が不思議だという話です。はい。
市中取引においては、借手が市中に出回っているお金を商売などで得て、利息として貸し手に渡しているだけで、利息を受取った貸し手はまた何かしらの方法で市中に流すので、市中全体としてはお金が変化しないんですよね。ここで借り手が金を市中に流さずたんす預金して日銀が金を発行して補うというのは”利息による通貨の増加”ではなく、”たんす預金による通貨の増加”ですからね。
日銀は融資を通じて発行したお金を市場に流しており”通貨発行量+利息”を手にする権利があるんですが、利益(利息)が発生すると国庫納付して、政府を通じて利息相当を市場に還流しているので、利子が利子をよびお金の発行を促すシステムにはなっていない。ゆえに”利息を理由にした通貨の増加”が起こらない。
でもまあ考えてみると、特定の個人もしくは団体が、一度にありえないほどの大金もしくは、ありえないほどの長期間預金し、そこそこの利回りで運用され、しかも民法上の時効や銀行倒産で踏み倒されなかった場合おいては、利息を理由にお金が増加する?
>>52
うん。お金が増えるのは不思議なことじゃないよ。
>>57
利息で借金が雪だるま式に増えて、どうにもならなくなってマネーサプライ増加っていうことか、
その発想は無かったわ。
国家が黒字だったら成り立たないし、返済されれば(踏み倒されれば)成り立たないが、
どこの国も昔から時を経るにつれ国家財政って赤字になりやすいから、
それなら普通に利息が利息を呼ぶな。
>>60
なるほど、利息ではたしかに市中の通貨は増えませんね・・・。
やはり、「銀行の貸し出し」(=中央銀行の銀行への貸し出し)による口座の数字の増加こそ
通貨の増加の原因と考えられますね。
銀行の貸し出しの減少と、それに続く不良債権化の増加→銀行の債権回収=市中からの通貨の回収
を通じて中央銀行が通貨をコントロールしているって本当ですか?
いくら国が経済的に下位の人達のために公共事業を支出しても、銀行の貸し渋り&債権回収を
おこなってしまうとあっという間に、その効果を帳消しにしてしまう(1989~2002まで続いた日本に
おける長期の不景気のように・・・)
サブプライムローンの不良債権化で、金が消えたっていうけど、あれちょっとおかしいよね?
アメリカの証券会社や銀行が売り出した金融商品を日本の大学や銀行やらが買って
お金をアメリカの証券会社や銀行に払ったんだよね?ここまでは通貨としてある。
その後どこに行った?
そりゃ一部はそこで働いている社員の高給に流れただろうけど、それも個人の口座に数字として
移し変えられただけで、消えたわけではない・・・・・。
それにのこりの大部分の膨大な通貨はどこいったわけ?銀行も大きなとこが大損したり、つぶれたり
したそうだけど、その銀行やらが受け取った膨大な通貨はどこいったの?
>>63
その銀行もまた、その通貨で投資をしたり銀行間で貸し借りしていた
借金を返済していたのでまた向こうに行って消えてしまったわけ
銀行というものは現金を貯めこんでいるわけではない、企業として
常に現金を投資して利益をあげなければいけないという事。
>>64
ちょっとよくわからない。
>その銀行もまた、その通貨で投資をしたり銀行間で貸し借りしていた
借金を返済していたのでまた向こうに行って消えてしまったわけ
「また向こうに}って具体的に何?、貸したり借りたりしてもそれでお金が行き来するだけで
一般市民の経済活動の世界では総量としてのマネーって減らないんじゃないの?
例えば1億円で買った土地があるとして、それがすぐに1千万円に価値が減ったとする、
でも払った1億円は土地を売った相手が持ってるわけで、1億円自体が消えたしまったわけではない。
銀行間で貸し借りしたり、借金の返済をするのはいいけど、それを支払った相手がいるわけだよね、
必ず、それで通貨が1円でも全体として減るプロセスが見当たらないんだけど・・・。
>>63
投資家から金を集める→返済能力の無い人に不動産ローンを貸す→不動産バブル発生
→不動産価格の上昇部分を担保にさらにお金を借りて消費をする→不動産バブル終了
→返済できなくなくて家を追い出される→不動産価格下落で不動産を売却してもお金を回収できず投資家(涙目)
結論:お金は不動産を売った人のところと消費(国内製品も消費したが諸外国の貿易黒字にも貢献)に消えた。
ついでにいうと株と不動産の上昇の資産効果ってヤツで、400万の収入の人が借金して500万の消費をしていたのが、今後は逆資産効果で100万円を返済にまわし300万円の消費をするといった感じの消費行動になり、不景気になった。全米が涙いた。世界が泣いた。
>>65
お金は不動産を売った人と消費物売った人のところにあるよw。
でもね、資産価値下落による担保不足で
預金引き出し→返済→預金引き出し→返済
って感じで預金と借金が減る信用収縮がおきるんだわ。
信用貨幣(預金)が減って、お金が減ります。
>>67
それって結局最終的には銀行に「借金の返済」として街中で流通してる通貨が吸い上げられてる
ように思えるんだけど。
銀行の口座に貸し出しの何十分の1の価格で、数字として収まっているって考えでOK?
かりに太陽エネルギーをほぼ無限と考えても鉱物資源は有限だし、食糧生産も有限だからな。
そのへんの畑からとれる作物が無限に増えるか考えたらすぐにわかること。
無限成長はファンタジーだよ。ほとんど宗教。
莫大なエネルギーがあることと、
それを使えるかどうかは別問題だからなあ
>60
分析は正しいと思う
でも、そういう細かい説明が面倒だから(ぶっちゃけたがw)、利子という概念を
「物質に還元されない価値だけで存立するもの」の例として
(不十分だけど)使ってるだけじゃないかな
つまり金そのものの増大ではなく価値の増大に論の主眼がおかれてる
経済ド素人の俺からは、すごく面白い切り口に読めた
人々の希望や絶望や妄想や策略が入り混じったのが現代経済なんだな
既に世界には、地球が持つ資産価値以上の貨幣価値が存在してるんだろうな
あまりに規模が大きすぎて修正するのも不可能
モノに価値が付いた時点で、経済がこういうシステムになるのは決まってたんかねぇ
理想的なのは1:1の物々交換なんだろうけど、人や地域によって同じモノにでも価値の差ができる
難しいにゃぁ~
お金の話から、人類の未来での在り方というかシステムについてどう進化していくかということを問われる流れになるとは思わなかった…
本当にここの>>1は乙だ。
当分の日々の妄想タイムはこのネタだけでやっていける。
こんなに楽しく最後まで読めて、しかも問題提起も残してくれて、読んだ人に考える先を与えてくれる内容は初めてだったよ。
ありがとう。
>>68
67ではないけど
貨幣とは、君の思っている「お金」だけじゃないんだよ
債権もお金になり得る
スレで出てた、やる夫の預かり証はなぜ貨幣として流通したかっていうと、すぐにそれだけの金に変えられる保証があったからでしょう?
債権も同じことが言える。少なくとも短期的にはその分の価値があるし、額面と同額とはいかないまでも少し割り引いただけの価値がある貨幣として担保やらなんやらになりうる
でも、サブプライム問題ではその債権の価値が急降下した。だから、サブプライム関連の証券を持っていた人たちはその急降下した分のお金をどっかから補填しなきゃいけなくなり、別の債権を現金化したりしてお金の流れが滞った結果、市中に出回っている貨幣の総量が激減して株価が下落した と考えればわかるかな。
>>71
物々交換は、村単位の経済でもない限り実現しえないしもちろん理想的にもなりえない。たとえばゲームがほしくなったとして、そのゲームを手に入れるためにはゲームの持ち主もしくは販売者が欲しいと思っているものを調達してきて交換してもらわなきゃいけないんだぞ?その交換の媒介物として貨幣が存在してるのだし、貨幣経済だからこそ産業が発達しえた。縄文時代にでも戻るのなら可能だけどな。全てのものにはメリット・デメリットがあるし、それを秤にかけて選んできたのが今までの人類の歴史だと思う。それに、「世界には地球が持つ資産価値以上の貨幣価値が存在してることは異常」って言う見方もちょっとおかしい。貨幣は必ずしも生産物に対して支払うものじゃないでしょう?サービスに費やされる資産がどれほど多いか。無知なのが悪いとは思わないしすべての人がこういうことを知っているわけじゃないのは当然だけど、少なくとも、即断しないこと、熟考すること、思いこまないってことは、物を知ることよりも大切な原理原則だと思う。
大学に八年いってこの程度の内容とはさすがFラン大学w普通なら教養程度の内容ですw
>>92は著作権の問題と転売の問題を混同してる。
経済活動ってのは解が0の数式をひたすら複雑にしてく感じかなのか・・
もしくはバケツの水の水面をバシャバシャ荒立てるような・・うーん
なぜかこれ読んで言語学の本の内容思い出した。
あと>>102のやる夫にはちょっと感動したw
日本で言えば資源を輸入して加工することにより付加価値を生む。
その付加価値がカネという数字に置き換わって富として吹く欄で言ったということでおk?
だれか世界規模や国家規模じゃなくて、もっと小さい世界でカネが膨らむって事を教えてくれる人いない?
フェアトレードって考えが広まらないと格差なくすのは無理
>>73
その考えは私の疑問には答えてないような・・・・
債権がお金の変わりになりうるとはいっても、元のお金の100%以下の増加率ですよね?
銀行融資のように1000%を超える信用創造の社会的影響とは比べるべくも無い。
それに債権と銀行融資の頻度、通貨としての流通の容易さを比較するとそれ以上の差があります。
例えると、何十ヘクタールもある畑に水を灌漑するばあい、毎分何十トンもの水を供給しうる用水路と
バケツ一つをたった一人で何百メートルも人力で運ぶ場合とを同列に扱うかのような印象を受けました。
サブプライムローンと債権の関係を絡めておられましたが、その債権にしてもその元々の信用の出発点
は銀行の過剰融資が源であると思われますが、この考えはおかしいんでしょうか?
>>69
食糧生産が有限であることは間違いないが、それだからといって人類がその限界以上に増えると
確定しているわけではない。
先進国の状況をみるにつけ、人類は物質的に豊かであればあるほど出生率が下がる性質がある。
それを敷衍すると、発展途上国の人達を今の先進国に順ずるほどの生活水準に引き上げれば
出生率が今の日本のように、現状の人口維持の最低水準を下回ることが容易に予想できる。
つまり、全世界の人類が今の先進国並みの豊かさとそれを土台にした教育水準を手に入れると
人口はピークをうった後、その人口を維持、もしくは減少していくことが予想される。
鉱物資源にしてもほとんどのものがリサイクル可能なものだが、今それがなされないのは
「経済的」に引き合わないからだけだ、それにその鉱物資源にしても科学技術が正しい方向に
発展していけば、同じ効果でその使用量を1/10、1/100と減らしていける。
例えば、何千キロも銅線をはわし、何千トンもの銅を消費して通信していたものが、人工衛星の出現で
わずかな重量の衛星でその何倍もの通信を捌けるようになったように。
人類が持続的に繁栄していく可能性はある、もちろん私達が「理性」による判断を避けなければ、だが。
有史以来、何千年にわたっていつの時代も絶え間なく、この世の終わり、破滅を唱える者はいた。
確かに今の状況は道を間違えば、自分達の力で自分達を滅ぼすほうに進んでいるのは否定できない。
だからといって希望を捨てるのは「理性」にかなった判断だとは思えない。
過去数多の破滅を予言したものの言葉を信じたものは、その当時の常識の範囲で判断したのだから・・・
私達も現在の常識にとらわれていないと、断言できるだろうか?
人間は有史以来いまだに欲望が制御できないからなぁ。
無限に膨らむ金で有限な資源や食糧を買うやつがいるから、貧困や餓死がいまだに起こるってことだよな。
そういう欲望をコントロールする方法が見つからない限り、希望はなさそうだよ。
まあ、俺は人類は少なくとも俺が死ぬまでは存続、発展していくほうに賭けるがねw
何千年も大昔から、人類の滅亡に賭けるギャンブラーは全て負け続けているから・・・。
滅亡はするかはわからないけど、どっかでひどいカタストロフはあるかもしれんね。それを回避できるかどうかは今後の制度設計次第だと思う。近代文明なんて地球の歴史からみれば一瞬だしね。
利子ってもともとはメス牛の貸し借りから発生した概念らしいね。
メス牛を貸す場合、1年で2頭は子供を生むと見込めるばあい、持ち主が他人に牛を一年貸すとすると
1年後にはもとのメス牛だけでなく、本来自分が飼育してたら得られていたであろう子牛2頭分の保証まで、相手に求めていたらしい。
それが、商取引にお金を使うようになって、お金にもその考え(本来自分がその金を運用して得られるであろう利得の分まで借主に求めること)が付加されたんだろう。
お金自体はやっぱり厳密な意味での富(人間の生存に必要な資源)ではないんだけど、現代社会では
そのお金と富との交換が守られているように強固に信じているから、お金=富どころか、富の代表が
お金という逆転現象まで起きているんだよな。
それはともかく、お金欲しい~、どうやったら大金持ちになれんだ~!!!!!wwwwww
>>83
地球の創生の歴史に比べれば人類の歴史なんて一瞬だが、それだからといって個人が悲観主義に
凝り固まって、したり顔する姿ってのはどうにも滑稽に見えるんだが・・・。
人間の人生の数十年も一瞬っていうんだろうけど、生きてる本人にしてみれば長いぜ?
>>68
>>それって結局最終的には銀行に「借金の返済」として街中で流通してる通貨が吸い上げられてる
>>ように思えるんだけど。
街中のお金ともいえなくはないけど、というよりも預金の総額が減り、借金の総額も減るってことだね。
>>79
>債権がお金の変わりになりうるとはいっても、元のお金の100%以下の増加率ですよね?
>銀行融資のように1000%を超える信用創造の社会的影響とは比べるべくも無い。
信用創造は預金と借金によって成り立っているものを指すが
売上債権(手形、売掛金)、未収金と買掛金、未払金、とかの債権、債務の発生でも似たようなことになるね。
元々貨幣不足の時代に発達した仕組だから、分母となるお金が存在せず、日々の決済につかわれ、規模もでかい。
73さんが前半で言っているのはそのことだろうね。
73さんが後半で言っているのは、資産価値の下落と、財務が傷ついたこと、その手当てのため市場から資金が無くなった話で、お金が減った話ではないわな。
現金は減ってないが、資産価値の下落で、信用収縮がおき、預金と借金の総額が減り、信用貨幣が縮小したってことが、お金が減ったということだけど。
たとえ話で、資産価値が低下したのもお金がなくなったとも言いますわな。
>>86
>元々貨幣不足の時代に発達した仕組だから、分母となるお金が存在せず支払能力が担保する仕組 になっているし、日々の決済につかわれ、規模もでかい
それにしても、銀行の融資に比べればそれを原因とはできないくらいの量だと思うのですが・・・。
>現金は減ってません、資産価値の下落で返済能力が低下し、信用貨幣が縮小したってことだけど。
お金が消えたというのはたとえ話で、資産価値が低下したのもお金がなくなったとも言いますわな。
ですから、市中からお金が「消える」というプロセスは銀行の市中への「貸し出し」と「貸し出しの回収」
のバランスが、後者が優勢になった場合を主な原因と考えているんですが。
そもそも「不良債権」と「優良な債権」は、銀行の「貸し出し」が増えれば「不良債権」の数は減り、
「優良債権」とみなされる数は増え、銀行の「貸し出し」が減れば「不良債権」の数は増加し、「優良債権」の数が減る、というように流動的なものなのでは?
市中という池に銀行という2つの管がついたポンプが備え付けられていて、片方の管からは「貸し出し」
と名前がつけられ「お金」という水が池に注ぎ込まれ、同時にもう片方の管からは「貸し出しの回収」と
いう名で池から「お金」という水が吸い上げられている、こういうイメージをしています。
このイメージでは、景気がいいときというのは、「貸し出し」という注水が「貸し出しの回収」という吸い上げより、水の量が勝っているので、池の水位が上昇し、池の水で生活する人(私達)に水がいきわたり
やすくなり、不景気の場合は「貸し出し」というバルブを絞った状態で、相対的に「回収」の吸い上げの水の量が勝り、池の水位がどんどん下がっていき、池の水を汲みとりにくい場所に住む人達から
困窮するという状況かと・・・。
そもそも、銀行は「貸し出し」の回収に利息をつけますので、最終的には利息分市中からお金が
減ることになりますので、「貸し出し」をある一定量し続けなければ市中のお金は原理的に減ってしまう
のかなと思います。
ここで話は戻りますが、市中のお金が減れば「優良債権」も「不良債権」になるという事実です(景気が
よければ宝石店は繁盛するが、不景気になれば客が来ず、銀行の返済も滞るようになる)、
極端に言えば市中のお金を減らしに減らせば、トヨタのような超優良企業といわれた企業でさえ「不良債権化」することさえ可能だということです。
「不良債権化」してしまえば、銀行にお金を吸い上げる速度を何倍にもあげることができます。
1000万円のマイホームの融資の返済で毎月5万受け取っていた債権をたとえ半額でも
競売にかけて叩き売ってしまえば一気に1年で500万を市中から吸い上げたことになります。
「優良債権」として返済を受けていたなら1年で60万にしかならないのですから、比べ物になりません。
以上長々と書きましたが、好景気も不景気も恐慌も大恐慌も、元を問えば銀行と市中のお金の
やり取りに帰結すると思うのですがいかがでしょうか?
>>87
73ですが
まず知っておいてほしいのは、銀行はただの一金融機関であり、世の中には様々な形態で貸し付けを行っている企業・団体がほかにも山ほどあるということです。株式市場とて極論すれば企業に対する貸し付けの一形態と言えます(無論銀行の貸し付けと株式の発行には異なる点も多々ありますが、ここでは省略)
86さんが書いているように、債権も信用貨幣の一種ですが、一般に言われるいわゆる現金と決定的に違うことが一つあり、それは価値が現金貨幣より格段に流動的であるということです。
貨幣が消える、という現象を考える上で最も重要な点は、貸し手が貸付金を引き上げるという点ではありません。それは結果であり原因ではありますが、それ自体がすなわちお金が消えることであるとは言えません。
最も重要な点は、貨幣の一形態である債権は、価値が大きく下落する場合があり得るいうことです。あなたのおっしゃっている不良債権というものがなぜ問題か、というのもここに尽きます。
この、様々な債権の価値の下落が原因となり、保有資金を増やすために市中からお金を引き上げる。この、引き上げる行為自体は結果であり原因ではありますが、このことがお金が消えるということではありません。引き上げたって現金はもともとの貸し手のところに存在していますし、消えうせたわけではありませんからね。問題は、引き上げることにより債権などの資産商品に対する需要が減少し、それらの価値がどんどん下落していってしまう、というところです。この後は先ほど述べたとおりにスパイラル状に債権価値が下落していく、というのがいわゆる「恐慌」の原理ですね。だからこそ、恐慌とは市中から大量のお金が消えてしまうことであるといえるのです。
現在世界で最も大きな影響力を持っているのは決して現金貨幣ではなく、様々な形態をもった債権・株式・土地といった資産なんです。79であなたは債権はお金になると言っても100%以下の増加率では…と書いていますが、違います。スレでもムスカが言っているように、債権は現実には様々な形をとって銀行の現金貸し付けなどとはケタ違いの「貨幣」を創造し得ます。
87に書いている、池のイメージで説明するならば、貨幣が市中から消えるというのはポンプから吸い上げられるのではありません。池にある水自体がどんどん蒸発していって水位が減り、減ったからヤバい、と周りの人がどんどん吸い上げはじめ、池の水がさらに減ってより蒸発しやすくなっていく…という状況です。貨幣が消える主因はポンプによる吸い上げではなくその原因であり結果である蒸発です。
あと、不良債権と優良債権についても少し勘違いをしてらっしゃるかと。貸し付けをしないから不良債権が増えるのではありません。不良債権が増えているから貸し付けをしないのです。(無論ここで貸し付けをされないがために不良債権化するケースもないとは言いませんが、現象の捉え方としては根本的に違います)
>>87の補足
お金が消えると言われるとよく、「土地が値下がりしたから」と言われるが、実は土地が値下がりしても
市中という池の中の出来事なので、お金がそれで減るわけではないでは?
「お金が消える」のは、
銀行の市中への貸し出しが減る
↓
市中のお金が減る
↓
土地が値下がりする
↓
その土地の持ち主が銀行から借金していた場合、融資を受けたときの土地を担保に入れた
評価額より下がったため、銀行よりその値下がり分の補填を迫られる
↓
市中のお金が減って、その土地の持ち主の事業も不振、すぐにその金額は払えない
↓
銀行、その土地を差し押さえ、競売で売る(市中の誰かが、市中のお金を使ってその土地を買う)
↓
売ったお金は銀行の口座に入る、銀行が依然、融資の総量を減らしたままなら、実質このお金は
市中に出て行かず、銀行の口座に数字のままとどまる。
このプロセスが「お金が消える」という現象なのではないでしょうか?
この場合は、土地を例に取りましたが、他の場合にも当てはまります。
要は、個人や法人が銀行から、借金をして、それの返済が不能になり、銀行がその担保を差し押さえ
市中でそれを換金し、銀行の口座に移し変えると、市中からお金が消えることになります。
また、返済が不能にならず最後まで返済し終わるという場合も、その市中からお金を吸い上げる
速度は遅いですし、吸い上げるお金の総額は違いますが、お金が消えていくという意味では同じことです。
おまえらここで学会すんなよ・・・やりたきゃメアドでも交換しとけ
理性だなんだといっても結局現状維持しか考えないやつばかりだからねー。
>>88さんへ
たしかに銀行だけが市中にお金を供給する唯一の手段ではありません。
要は中央銀行に最も太くリンクする経路であるという点で取り上げていますので。
例えば、日本銀行が株式を直接購入とか、土地を購入とかすれば市中のお金はその分増えますし、
債権の購入も同じでしょう。
債権の価格の下落にしてもその値下がりする前の価格で売った人も、同じ市中の中にいて、
その販売で得たお金も依然として市中のなかに購買力として有効な状態であります。
ただ、その債権の価格の変動も市中という池の中の水を、同じ池のなかにバケツで移して動かしているにすぎません、総量としての水の量はなんら変わらないはずです。
>この、様々な債権の価値の下落が原因となり、保有資金を増やすために市中からお金を引き上げる。この、引き上げる行為自体は結果であり原因ではありますが、このことがお金が消えるということではありません。引き上げたって現金はもともとの貸し手のところに存在していますし、消えうせたわけではありませんからね。
まさに、その「銀行」が市中からお金を引き上げる行為にこそ、「お金が消える」という現象が潜んでいるのです。
例 (スタート時 銀行1000万円 Aさん 0円 (市中 0円)
銀行がAさんに1千万円貸す(毎月100万円づつ返済、11回払いで最後の1ヶ月分は利息)
Aさんはそのお金全額でマイホームを買います。
(銀行 0円 Aさん1000万円→マイホーム買う→業者にお金が行く(市中 1000万円)
この時点で銀行から市中に1千万円の購買力が生まれます。(銀行にお金があっても、それで消費 には回りませんが、個人がお金を持ったとたん、それは世の中で消費に使うことができます。)
↓
一ヵ月後、Aさんは銀行にお金を100万円返済します。(Aさんは働いて市中からお金をもらいます)
(この時点で、銀行 100万円 Aさんマイホーム(市中 900万円))
↓
二ヵ月後、Aさんは仕事をクビになり返済不可能になります。
銀行はAさんのマイホームを差し押さえます。
(銀行 100万円+マイホーム Aさん 0円 (市中900万円)
↓
三ヵ月後、銀行はマイホームを競売にかけ、500万円で売り、市中のBさんが買います。
(銀行 600万円 Aさん 0円 Bさん マイホーム (市中 400万円)
これを市中の側から見ると、市中にいきなり1000万円もの購買力のあるお金が「出現」し
それが、三ヶ月後には、いきなり400万円に減り、残りの500万円が消えてしまいました。
もちろんここで、Bさんのマイホームに500万円の「価値」があるから、なにも変わらないという
意見もあるかと思いますが、よく見ると、「市中」には400万円しかありませんから、お金が
ないので400万円以上の値が付きようがないわけです。マイホームを400万円で買った
とたんに、別の市中の人に400万円が移転するだけで、やっぱりお金が500万円消えているんで す。
>池にある水自体がどんどん蒸発していって水位が減り、
その「蒸発」ということがどういう経済活動に当てはまるか、具体的例を挙げて説明いただけないで しょうか。
私にはそのことが全く見当すらつかないのです。
どうぞよろしくお願いします。
>>1って何してるひとですか?
>>92
日本銀行は、貨幣が増えることとは何の関係もありません
いや、厳密にいえばもちろんありますし、貨幣供給において重要な役割を担っていることは確かですが、スレで言われている「カネが増える」という現象に関しては無関係と思っていただいて構いません。いまはとりあえず、日本銀行が貨幣を発行しているという事実は忘れてください。
ご自分で例に出されているものも、たしかに貨幣は減少しています。
最初の時点では、銀行から貸し出した1000万+土地(評価額1000万)の計2000万が市中にあるわけです。
しかし、三ヶ月後の時点では銀行の保有している資金600万+市中に存在する400万+土地(評価額500万)の計1500万しか存在していません。つまり、土地が値下がりした分の500万がまさに消えたわけです。
肝心な点はそこです。一般に、土地や債権、株式といった、短期的に見て一定以上の価値を維持しうるものは擬似的に貨幣として扱われ得ます。この、土地が値下がりした分の500万が、88で書いた蒸発した分の池の水です。
それと、銀行がただ保持しているだけの資金であっても、市中から消えたとは言いません。無論長期間ただただ保持し続ける現金はないも同然とも言えますが、それは市中にあっても使わない人もいるのですから少なくともその貨幣は、市中から消えているとはいいませんし銀行が資金を市中に出さないということはまた別の問題になります。
これ以上続けるのも他の方の迷惑になると思います(上でも言われていますし…)ので、ここで私は書き込みをやめておきます。
まだ何か疑問があるようでしたら、もしも私でよろしいのであればyaruo_econ★yahoo.co.jpにメールを送っていただければできる限りお答えしようと思います。何度もお騒がせして申し訳ありませんでした。
二年前携帯の転売の例は深刻だったじゃん
それこそ数年後に業界潰れるぞって感じで
違法かどうかの線引きはされるべきだよやっぱ
>>94さん
返答ありがとうございます。
>しかし、三ヶ月後の時点では銀行の保有している資金600万+市中に存在する400万+土地(評価額500万)の計1500万しか存在していません。つまり、土地が値下がりした分の500万がまさに消えたわけです
まさに、そこに「お金が減る、増える」の仕組みが現れていると考えます。
この場合、「土地(評価額500万)」とありますが、市中に400万円しかお金がない(=400万円しか
購買力が無い)状態では、その500万円とはただ単に過去にその金額で取引がなされたという
記録でしかありません。
現実にその評価額500万円の土地でバーター取引(物々交換)でもできれば話は別ですが、それが
極めて稀、且つ起こりがたいことであるのは実生活の体験からお分かりいただけるものと思います。
その土地がその評価額の500万円で市中の誰かに買われるためには、少なくとも銀行から100万円の「貸付」がなされないといけないのです。
つまり、土地の価格が1000万になるのも、500万になるのも、400万になるのも全て市中のお金の量(購買可能金額)に左右されるわけです。
そしてその市中のお金の量を左右しているのは、上の例では間違いなく銀行の「貸し出し」金額に
よるわけです。
>それと、銀行がただ保持しているだけの資金であっても、市中から消えたとは言いません。無論長期間ただただ保持し続ける現金はないも同然とも言えますが、それは市中にあっても使わない人もいるのですから少なくともその貨幣は、市中から消えているとはいいませんし銀行が資金を市中に出さないということはまた別の問題になります。
正にこのことが1991年~2001年の日本の長期の低迷時に起こったことです。
銀行に市中から吸い上げたお金があるが、それは市中から消えているとはいいません・・・そう「定義」
してしまえば確かにそうでしょうが、実質はなにも変わりません、そのお金は市中の人たちには
ずっと使われないままで商取引に使われなければ、市中の人達からみれば消えたも同じです。
実際に市中に存在せず、銀行に借りにいっても貸してくれないお金なのですから・・・。
あと、市中にあって使わない人もいるというくだりですが、それだからこそ、よく使う(お金を借りに来る)
人に融資をしなければ、市中のより多くの人達を困窮させることになるのです。
市中を池に例えると、池の中も水がよく動き循環する水(手に入れたお金をよく使う人、使わざるを得ない人)と、ほとんど動かず滞留する水(手に入れたお金に比べてお金を使わない、溜め込む人)とに分かれます。
社会的に経済的困窮をきたしやすい人はよく動き循環する水が減ると、すぐに窮状に陥るのです。
その水しか手に入れられないのですから・・・・・・
私の考えが間違っているなら、経済に詳しい方なら論理的に指摘していただけるかもと一縷の望みがあったのですが、どうやらその可能性もないようです、少し残念です。
私の考えは、今は無き草思社の「円の支配者」という本の内容を読んで自分なりに考えたものです。
この本は経済を勉強したことの無い当時、30歳の工員だった私にも読めた本ですので(難しかった
ですが)このスレを読まれて、経済に興味をもたれた方には御一読をおすすめします。
>>1さんは、私の言っていることを分かりつつ、偏り無いスタンスをとられることに非常に感心しました。
絶望した!何度も同じことを言っているのにわかってくれないことに絶望した!
>現実にその評価額500万円の土地でバーター取引(物々交換)でもできれば話は別ですが、それが
>極めて稀、且つ起こりがたいことであるのは実生活の体験からお分かりいただけるものと思います。
>その土地がその評価額の500万円で市中の誰かに買われるためには、少なくとも銀行から100万円の >「貸付」がなされないといけないのです。
できるんですって!証券化とか担保とか、いくらでも方法はあるし、ここで言っている取引とは個人間のことを指しているわけではないから日常感覚で計ってはだめなんですって!だからこそ、土地は擬似的に貨幣たり得ると言ってるんですって!評価額というのは、決して過去にその金額で取引があったという記録なんかじゃなく、今現在その資産には日本円にしてどれだけの価値があるかを指し示す指標なんですって!スレでもムスカ教授が言っているでしょう?土地、債権、証券、それらの資産は現代においては貨幣として使われ得るし、それらの値動きはすなわち貨幣の増減を表すんですって!なぜなら、現代において土地、債権、証券は貨幣だからですって!
さらに言えば、市中に出回っている現金貨幣が少ないことによって起こる様々な現象は、いまは関係ないことなんですって!市中に出回る貨幣量の減少・増加と、世界全体に存在する貨幣の減少・増加の二者は、別の問題なんですって!無論関連性はありますが、それはここで話していることとはまったく別の問題になってくるんですって!そして、スレで言われている貨幣の減少・増加は、世界全体に存在する貨幣量の話であって、市中に出回る貨幣量については混乱を避けるためにでしょうが触れていないんですって!
とりあえず、その円の支配者という本を読んだことはありませんが、まずはマクロ経済とミクロ経済の入門書を一読することをお勧めします。経済学に疎いわたしにも読めた~とありますが、おそらくですが読めていません。もしくは著者にいいようにミスリードされています。ああいった書物は、基礎知識を持っている人にとっては薬にもなりますが持たない人にとっては毒になり得ます。スレの内容を理解した上でなら入門書ならそう苦もなく読めるのではないでしょうか
>>97
もう終わりになるのかと思いましたが・・・、お返事ありがとうございます。
>できるんですって!証券化とか担保とか、いくらでも方法はあるし、ここで言っている取引とは個人間のことを指しているわけではないから日常感覚で計ってはだめなんですって!
ここのところが引っかかるのですが、できれば>>92の例を元にその証券化や、担保などの方法で
市中のお金を増やして、それが個人の実生活に影響するお金にどう変化するのか、お示しいただけたらと思います。
銀行の融資なしに500万円以上の担保?は引き出せないと思いますし、証券化の場合もよく実例が
わかりません、それも市中のお金がその動きを保証している間だけではないですか?(デフォルトが
おきない間だけは、という意味です)
>さらに言えば、市中に出回っている現金貨幣が少ないことによって起こる様々な現象は、いまは関係ないことなんですって!市中に出回る貨幣量の減少・増加と、世界全体に存在する貨幣の減少・増加の二者は、別の問題なんですって!
具体的になにがどう違うのでしょう?詳しくお教えいただけませんか?
非難するつもりはないので、誤解していただきたくないのですが、個々の論理のステップが飛躍しすぎて、まるで意見の羅列のようです。
私の考えですが、難解な事象を抽象化して分かりやすく解説することこそ真の知性の高さだと思います。
ただ、私は本当のことが知りたかっただけなので、「円の支配者」が陰謀論に偏った書物なら、この場でその間違いが分かるかも、と思ったもので・・・。
ただ、>ああいった書物は、基礎知識を持っている人にとっては薬にもなりますが、
とありますが、あなたは、「円の支配者」をお読みにはなったことが無いのに、その内容には理解が
おありなのですか?
少し、矛盾を感じたもので・・・。
お返答、お待ちしております。
>>96
土地の売主から差額の100万円を部分をつけで買う。
別の誰かに100万円分の商品やサービスをつけで売る。
回りまわって決済される。
つけは手形でも未払金でも、割賦でも、ローンでもなんでもよろしい。
社会全体はつながっていて、皆がつけで売り買いしているから回りまわって決済できる。
個人はせいぜいローンぐらいだが、事業者は日常的につけで取引しているからね。
また、たとえもよくないのかも。500万円の土地と400万円の現金しかない世界で一度に全部取引される大雑把過ぎる取引はありえない。全体から見れば少量ずつ取引され、お金は循環していってるので、長い目で見れば400万円のお金しかなくても500万円の取引が可能。
金は天下の回り物という古い格言があるように、金が経済活動を通じて循環しているという要素は重要だよ。
お金の増減に限定して考えると
社会全体として預金と借金を繰り返し、社会全体の借金と預金が増大したのが信用創造によるお金の増加
社会全体で返済と預金の引き出しを繰り返すことで、社会全体の借金と預金を減少したのがお金の減少
色々複雑の要素があるけど、お金の増減だけでいうのなら、基本はそれ。
お金が社会を回る過程で、現金のように機能する預金が増えたり、減ったりしている。
ついでに資産価値の増減であれば株を例に取れば数百兆の時価総額のものを日々の数兆円の取引で投資家が、マクロだミクロだバリューだのグロースだの高いだの安いだのいって価格を決めている。
日々の小さな額の取引で大きな価値を決めているわけだ。デイトレとかで頻繁に売買を繰り返して値付けをくりかえす場合もあるので、取引に使われているお金は実際には数兆円じゃなく数千億円の可能性だってある。市中のお金の量も重要だが、取引の頻度や投資家の意向などで価格形成がされる。
1乙
面白いしわかりやすいしためになった
ただ一つだけ言わせてくれ・・・
>絵腐乱大学
こんな優秀な学生ばっかりのFランなら苦労しねえよwwwwwwwwwwww
>>98
99さんが大体言ってくれていますが補足です
>具体的になにがどう違うのでしょう?詳しくお教えいただけませんか?
何が違うか…いわば、水の流れと水の総量の違いです。水の流れを速くすることで“のべ”の水の量を嵩増しすることは可能ですし両者は密接に絡み合ってると言えますが、しかし要素としてはまったく別の物です。
なぜ論理が飛躍しているように見えるか。いろいろなことにあえて触れずに説明しようとするとこうなります。
触れるとややこしくなると思い触れずに説明しているのですが、しかし98さんが勘違いをしているためにその触れていない部分が関連してると勘違いしているのでしょう。ぜひ触れていない部分は流してください。
そこを流せないならばご自分でミクロ・マクロ・社会経済あたりの入門書を読めば疑問は大概解決します。
>ただ、>ああいった書物は、基礎知識を持っている人にとっては薬にもなりますが、
>とありますが、あなたは、「円の支配者」をお読みにはなったことが無いのに、その内容には理解が
>おありなのですか?
>少し、矛盾を感じたもので・・・。
大体見当はつきます。平成不況のときの日銀の貨幣供給量操作の失敗についてでしょう。後知恵ではなく、その当時どう思われていたか、どのような分析がなされていたかについて多角的に考えなければ陳腐な陰謀論に終始してしまいます。いくらなんでも日銀が日本経済を動かしていたというのは極端です。世界第二位の資本主義国家の経済を完全にコントロール下におくことなど誰にもできはしません。できないからこそ経済学を学ぶんですから。
>>99 >>101
ご返事ありがとうございます。
>つけは手形でも未払金でも、割賦でも、ローンでもなんでもよろしい。
社会全体はつながっていて、皆がつけで売り買いしているから回りまわって決済できる。
なるほど、ご指摘で「市中」で「非銀行」で信用が創造されうるメカニズムをイメージできました。
ようは決済までの時間差(中小規模の企業の掛売・買いなら1ヶ月単位、手形なら数ヶ月単位)で
お金が増えうることは分かりました。
ただ引っかかるのは、その信用創造にしても、それが信用として成り立ち、流通するためには
ある一定量以上のお金が市中に必要になるということです。
約束の期日に互いが決めた金額が振り込まれないと不良債権となります。
つまり、「つけ」で市中の個人・法人同士が取引することで購買力が自立的に増大したように
見えても、その土台を支える「預金・現金」が一定量ないとなりたたないわけです。
市中の「預金・現金」の流通量が減れば、当然不良債権の発生頻度は高まります。
どんな好景気時にもある一定の数の不良債権は発生しますが、不景気時にはその数は増大します。
市中の個人・法人の立場からすると不良債権の件数が増えてくれば、それにつれて「つけ」での
商取引の金額を減らします、損をしたくないための当然の行動です。
例えると、ある工場である製品を作るためにスパナを必ず一回使用しなければならない場合があると
します、そしてスパナを製造工程のある決まった時間に使わないと製品は不良品になるとします。
そして、複数の作業者がそれぞれのペースで一台ずつ製品を仕上げることとします。
製品=つけによる信用創造、スパナ=決済のための現金、とすると、作業者一人一人にスパナを
分配している場合、不良品はゼロですが、これを二人に一つ、三人に付き一つと、作業者に対して
スパナの数をへらすにつれて、少ないスパナを互いに使いまわすわけですから、タイミングが合わず
不良品が発生し、その数を増していきます。
ですので、金は天下の回り物だから、お金(=預金・現金)の量は問題にしなくてもよい、とは
決してならないと思うのです。
もちろんより少ないスパナを融通しあう工夫(=流動性を高める)ことも重要ですが、あくまで
スパナの数(=市中のお金の量の供給)の問題とセットで考えるべき問題で、それを
スパナの数の絶対的な少なさを無視して、「工夫してもっと早く的確にスパナを融通しあえ!!!」と
怒号が飛び交う上長の管理する工場では、必死に走り回ってスパナを融通し合う作業者の
横では不良品(不良在庫)の山が積みあがっていく光景が目に見えるようです。
>ついでに資産価値の増減であれば株を例に取れば数百兆の時価総額のものを日々の数兆円の取引で投資家が、マクロだミクロだバリューだのグロースだの高いだの安いだのいって価格を決めている。
これは、知りませんでした、確かに何十分、何百分の一の金額のやりとりで全体の価額を決めている
のは、面白い仕組みですね。
最後に、私の考えとしては、市中の「つけ」での信用創造にしても、それは結局銀行の「貸し出し」に
よる市中の信用増加・減少を何百・何千倍とそれに順じた方向に増幅する機能はあっても、その逆
に働くということはないんじゃないかと思います。
もちろん、市中の「つけ」の信用創造を膨張させれば、その決済の現金が市中に足りなくなり、不良債権の多発、一気に信用収縮に向かうということがありますので、市中の「つけ」を一定の上昇率に
収める法的規制が必要だと思いますが・・・。
今度のサブプライムローンからの一連の金融危機の流れも、同じことだと思います。
FRBは市中の「つけ」の信用創造の膨張が、早晩市中の現金の増加が追いつかず、決済できなくなり
デフォルトすることは当初からわかっていたはずなのに、なぜ法的規制を行わなかったんでしょうね?
陰謀論うんぬんは抜きにしても不思議です、世界で最も金融の能力にすぐれた人達の集まりでしょうにね、なぜなんでしょう・・・・・
>>102
無論好景気・不景気など景気循環および経済のコントロールを論じる上では貨幣供給は大切なことです。その役割を担っているのが日銀などの中央銀行やIMFですから。
貨幣の総量を考える上では現金貨幣などは無視してもよいくらい他が多いのだ、という話であり、景気循環や景気対策などは別の話です。
先ほどの水の例が少し適切でなかったかもしれません。
川の流れを調節するというのは、流動性がどうのということではなく、弁で調節するイメージが適切かもしれません。貨幣供給を調節する際には、重要なのは貨幣がどれだけ存在するか、ではなく、実際に流通させている貨幣がどれだけあるか、です。スパナの例で言うならば、常に銀行には予備のスパナが大量にあるのです。その数量を調整することが貨幣政策の原則になります。スパナを融通・・というのは、金融システムの整備にあたるものかと。
>市中の「つけ」の信用創造を膨張させれば、その決済の現金が市中に足りなくなり、不良債権の多発、一気に信用収縮に向かうということがありますので、
これも少し違うと思いますが…信用創造による経済の膨張によって決済の現金が足りなくなる…ということは起こり得ません。そもそも信用創造というものは貨幣を増やす行為であり、これを多発させるということは実質的に市中に現金があふれかえっている、ということです。
それに、決済に現金は用いないことは自明です。企業間の取引の決済にスーツケースに現金つめて提げて行く人はいませんよね。
どちらかというと、現金が足りなくなるから信用収縮が起きることはあっても、信用創造によって現金が足りなくなることはありません。
むしろ、過大な貸付金の増大に対しては市中に出回っている貨幣量を減らす方向に調節することが一般的です。貸付金が増大するということは市中に貨幣があふれかえっているということですから。
それと、サブプライムローン問題の原因となったのは貨幣供給とはあまり関係ありません。あれは信用の低い債券を大量に証券化・分割し世界中にあまりにもバラまきすぎたのが原因であり、金融の透明性やら景気の先行きの見通しが甘かったことが問題でした。
>>102
難しく考えないw
つけの話は借入以外でも決済できるってことが主題だよw
>市中の「つけ」を一定の上昇率に 収める法的規制が必要だと思いますが・・・。
必要ないw必要ないw
つけで売る製品は、ふってわいたものではなく、何かしらの資産を使って用意したもので、財務上の制約を受けるし、つけは過去の支払い能力などを参考に自主的に上限を定めるし、不良債権をあらかじめ見込んで貸倒引当金も計上している。不運にも連鎖倒産ってことになることもあるけど、無節操に増加することはない。
>FRBは市中の「つけ」の信用創造の膨張が、早晩市中の現金の増加が追いつかず、決済できなくなり デフォルトすることは当初からわかっていたはずなのに、なぜ法的規制を行わなかったんでしょうね? 陰謀論うんぬんは抜きにしても不思議です、世界で最も金融の能力にすぐれた人達の集まりでしょうにね、なぜなんでしょう・・・・・
サブプライムの問題は、世界中から流入した金で、ババ抜きしてたら、全員でババ引きましたって話で、信用創造は関係ないとおもうが・・・
人間だから間違うのは不思議ではないよ。失敗しない人間なんていないもの。
それに金融といっても幅が広いし、金融の専門家でも自分の専門分野以外は分からないだろうしな。
民間企業にも専門家はいるが、皆損出したし、バブルを経験して、住宅景気発生直後に米住宅バブル崩壊をすぐに連想した日本人だって、影響がここまで深刻だとは予想していなかった。08年の最初にようやく事態の深刻さに日銀が気づいてアメリカに警告して、冷笑で返されて、損失を抑えるチャンスを失って、リーマン破綻して、ようやく皆気づいたぐらいだし。
>>103
ご返事ありがとうございます。
>貨幣の総量を考える上では現金貨幣などは無視してもよいくらい他が多いのだ
>それに、決済に現金は用いないことは自明です。企業間の取引の決済にスーツケースに現金つめて提げて行く人はいませんよね。
私が述べているのは「預金・現金」のことです、現物の札束のことではありません。
どうも私が通して語っていたお金や通貨は「預金・現金」と定義したほうがいいようです。
>そもそも信用創造というものは貨幣を増やす行為であり、これを多発させるということは実質的に市中に現金があふれかえっている、ということです。
この場合の信用が増えるという現象は、市中の当事者同士の取引(つけ、債権)のことですので
よってその債権の価値があるためには、それぞれが決まったときに決まった金額「預金・現金」が
支払わなければならないということです。
額面100万、毎月5万円の返済のある債権が100万の債権であるためには、毎月5万円の
「預金・現金」が債権者に支払わなければならないということです。
もし、支払いが滞れば不良債権(デフォルト)となり、その債権の100万円の価値は市中から
消えます。
つまり、「預金・現金」以外でも土地などや商取引も「債権」として市中に通貨として通用するというのが
そちらの主張ですが、そのためにはその市中に無数に発生する債権それぞれが必要とする「預金・現金」が必要なので、その「預金・現金」の供給量がボトルネックになるという話です。
>そもそも信用創造というものは貨幣を増やす行為であり、これを多発させるということは実質的に市中に現金があふれかえっている、ということです。
その溢れかえった「貨幣」の大部分を市中の中での債権とすると、溢れているのは現金ではないのでは?
例えばサブプライムローン問題の場合、溢れかえったのは「預金・現金」への交換を保証した債権が
溢れかえったとみています。
ただ、その債権が実際は保証どおりの「預金・現金」支払いが為されなかったため不良債権(=デフォルト)となったのでは?
>信用創造によって現金が足りなくなることはありません。
これも、私の主張している趣旨と変わっています。
「銀行」の「貸し出し」による信用創造ならその直後は現金が足りなくなくことはありませんが(当たり前
です、「預金・現金」の形で銀行は貸し出すのですから)、私が>>102で主張したのは市中の当事者
同士の「つけ」での信用創造の場合です。
この場合の信用創造は「債権」によるものですから、銀行から新たに「貸し出し」という形で「預金・現金」が市中に加えられない限り、上限無く増やしていけば決済のための「預金・現金」が足りなくなる
ということです。
>それと、サブプライムローン問題の原因となったのは貨幣供給とはあまり関係ありません。あれは信用の低い債券を大量に証券化・分割し世界中にあまりにもバラまきすぎたのが原因であり
本当にそうでしょうか?
サブプライムローンの発端は、銀行の市中への「貸し出し」により得た購買力で土地が値上がりしたことで、またそれを元に市中の業者が市中の返済能力のない人達に借金させた「債権」を大量に
製造することを規制しなかったことにあるのでは?
>>104
ご返答ありがとうございます。
>必要ないw必要ないw
つけで売る製品は、ふってわいたものではなく、何かしらの資産を使って用意したもので、財務上の制約を受けるし、つけは過去の支払い能力などを参考に自主的に上限を定めるし、
本当にそうでしょうか?
財政上の制限をうけて、上限が決まっていることが有効なら、なぜサブプライムローンが起こったのでしょうか?
サブプライムローンはあなたのいう土地の債権化、担保化でしょう?
>不良債権をあらかじめ見込んで貸倒引当金も計上している。不運にも連鎖倒産ってことになることもあるけど、無節操に増加することはない。
土地が担保の債権は現金(預金・現金)の市中の量とは関係なく、評価額で決まるとおっしゃっていたような・・・、それでは、引当金をあてるならその土地の評価に「預金・現金」が一定額必要になってしま
いますが・・・。
>サブプライムの問題は、世界中から流入した金で、ババ抜きしてたら、全員でババ引きましたって話で、信用創造は関係ないとおもうが・・・
>>105にも書きましたが、サブプライム問題は銀行の市中への「貸し出し」という信用創造と、
市中のプレイヤー同士の「つけ」という債権の証券化という、市中の中での信用創造という問題の
これ以上ないケースだと思うのですが、それをどういう論旨で関係ないとおっしゃるのか
私には分かりかねます。
>>105,106
まず、不良債権とデフォルトは違います。デフォルトは債務不履行を意味し、デフォルトになったら不良債権が生まれますが不良債権をだした債務者が必ずしもデフォルトしているわけではありません。
>つまり、「預金・現金」以外でも土地などや商取引も「債権」として市中に通貨として通用するというのが
>そちらの主張ですが、そのためにはその市中に無数に発生する債権それぞれが必要とする「預金・現 >金」が必要なので、その「預金・現金」の供給量がボトルネックになるという話です。
市場規模を過小評価しすぎています。そうそう頻繁に不渡りを出してしまうような企業がどこにあるでしょうか?そんな企業はすぐにつぶれてしまいますし、市場規模からしてそのようなケースは無視できる規模ですし、そう簡単に制約条件になってしまうほど貨幣供給量は少なくありません。
無論、世の中の人々が突如として無茶なローンを組みはじめ、かつ明らかに無茶であることが貸し手にもわかってるにもかかわらず貸してしまうというようなことが一斉に起こればありうる話かもしれませんが、現実的ではありません。
世の中は広いですし、そうそうリスキーな債務者に貸す人間はいません。通常、不良債権が大量に発生するような不況が起こる原因は他にあります。
>本当にそうでしょうか?
>サブプライムローンの発端は、銀行の市中への「貸し出し」により得た購買力で土地が値上がりしたこ >とで、またそれを元に市中の業者が市中の返済能力のない人達に借金させた「債権」を大量に
>製造することを規制しなかったことにあるのでは?
え~、少なくとも現在学者や各国の金融機関の見方では本当にそうです。
原因と結果を取り違えています。もともと米国の土地価格が上昇を続けていたため、信用度の低い借り手達は、たとえ今借金して家を買って、返せなくなったとしても家を売ればその頃には土地は上がっているから借金を返してもまだ利益が出ると見込んで借金をし、貸し手も同じことを考えていたために安易に貸してしまったということが一点。
そしてその際の借金が当初は利率が安いが徐々に上がっていくものだったために、サブプライムローンが普及した後に下がりだした土地価格と相まって債務者は返済不能になってしまい、債権者も土地をうっぱらってもなお多大な損害が出てしまったということが一点。
これに加えて、当初の土地価格上昇がしばらくは継続的に続くと思われていたため、サブプライムローンを基にした証券は格付け会社によって(結果的に見れば)過大な信用度をつけられていたことが一点。
さらに、その債権を幾度となく分割・証券化し世界中にばらまいていたため、世界中の金融機関が、果たして自分の手持ちの証券が不良債権化してしまっているのかどうなのか判断がつかないまでに細切れに分割を繰り返してしまっていたということが一点。
ここまでが原因です。ここから、多大な額の債権が不良債権化してしまったために市場から貨幣が大量に消えてしまったのと同じことが起こり、さまざまな種類の資産が値崩れを起こし信用収縮へとつながっていったというのがサブプライムローン問題に端を発する金融危機です。
あなたの言っていることは一面的な途中経過を切り取ったにすぎません。現代経済は世界中で複雑に絡まりあっていますし、どこをとっても関連付けが可能であると言っても過言ではないかもしれませんが、あなたの言っていることはその中でも「あまり関係がない」部類に入るかと。
>本当にそうでしょうか?
>財政上の制限をうけて、上限が決まっていることが有効なら、なぜサブプライムローンが起こったので >しょうか?
>サブプライムローンはあなたのいう土地の債権化、担保化でしょう?
前述したように、問題は「貸し過ぎた」ことではなく、証券の中身を不透明化しすぎたこと、そしていろいろな見通しが甘かったことです。貸さなければもちろん金融危機は起こらなかったでしょう。しかし、それは仕入れをすれば損をするかもしれないから商品を仕入れるのはやめておけ、と言っていることとおなじです。大切なのは商品を仕入れないことではなく、その商品がどのようなものなのかを正確に、慎重に見極め、かつリスクマネジメントを行うことでしょう。
さらに言えば、土地の債権とつけは根本的に異なる点があります。土地の債権は、借入者支払いが滞っても土地を売却することで大方回収できることを見込めますが、つけによる売り掛け・買い掛けは0になります。だからこそつけには貸倒引当金が存在しますし、土地の債権には必要ありません。
>>106
>本当にそうでしょうか?
>財政上の制限をうけて、上限が決まっていることが有効なら、なぜサブプライムローンが起こったのでしょうか?
>サブプライムローンはあなたのいう土地の債権化、担保化でしょう?
「つけ」を主役に考えちゃ駄目w「つけ」という制度もあるぜ程度の話で考えたほうがいいよ。それに”俺は”サブプライムについて深くふれてないぞw
企業というのは持ってる資産の範囲内でいろいろ作ったり、売ったりしているわけじゃない? 在庫が溜まったり、債権が溜まると、財務を圧迫するのでおのずとそれが制約となる。
>土地が担保の債権は現金(預金・現金)の市中の量とは関係なく、評価額で決まるとおっしゃっていたような・・・、それでは、引当金をあてるならその土地の評価に「預金・現金」が一定額必要になってしま いますが・・・。
貸倒引当金の計上は、財務的健全性を保つため資産を低く見積もるようにする会計処理のことをさすので、現金は必要ない。(普通はそういう考え方はしないが)資産が必要。債務超過でいいんだったら、無尽蔵に増やせるけど、そういうのも普通ないけどなw
>>105にも書きましたが、サブプライム問題は銀行の市中への「貸し出し」という信用創造と、
市中のプレイヤー同士の「つけ」という債権の証券化という、市中の中での信用創造という問題の
これ以上ないケースだと思うのですが、それをどういう論旨で関係ないとおっしゃるのか
私には分かりかねます。
元々土地神話(土地が永遠に上がり続ける)に目をつけて、不動産ローンの証券化で世界中から資金を集め、(土地の値上がり益で返せることを前提に)返済能力の無い人にお金を貸して、不動産価格がつり上がった、不動産の価格が上がりすぎて、新たに買う人がいなくなり、不動産バブルが崩壊した。逆資産効果ってやつで他の市場にも影響が波及した。
ってのが流れだけど
「不動産ローンの証券化」したものは借金の借用書を投資家に売り払ったってだけの話で、投資家のところで借用書は大切に保管されて、投資家がそれを元に債権を作らないと、そこで止まるので信用創造じゃないね。投資家のところに借用書が積みあがってくると、財布の現金が空っぽになってもう買えませんって話になる。
今の流れを三行で説明してくれ
>>108
どうも、よくわかりません。
金(ゴールド)
↓
金(ゴールド)の預り証(兌換紙幣)
↓
不換紙幣(中央銀行に対する債権の預り証)
↓
銀行口座の預金残高(数字)(不換紙幣の預り証)
↓
債権(サブプライムローンなど)(預金の預り証)
本文のやる夫スレの内容からも、このようになると理解しているんですが、
>「不動産ローンの証券化」したものは借金の借用書を投資家に売り払ったってだけの話で、投資家のところで借用書は大切に保管されて、投資家がそれを元に債権を作らないと、そこで止まるので信用創造じゃないね。投資家のところに借用書が積みあがってくると、財布の現金が空っぽになってもう買えませんって話になる。
???あなたは>>97さんではないのですか?
>>97では、土地、債権、証券は貨幣として流通できるとありますが・・・
サブプライムローンのように実際には支払い能力のない債権を買い取ってから、それが
デフォルトになって価格がゼロになるまでの間はその債権は「貨幣」として認められて
その間、その債権の価格分信用が増大したのではないのですか???
かなり、混乱してきました???
>>110
訂正です。
>かなり、混乱してきました???
↓
>???かなり、混乱してきました・・・
97はわたしですがわたしは108ではなく107です
>>>97では、土地、債権、証券は貨幣として流通できるとありますが・・・
>サブプライムローンのように実際には支払い能力のない債権を買い取ってから、それが
>デフォルトになって価格がゼロになるまでの間はその債権は「貨幣」として認められて
>その間、その債権の価格分信用が増大したのではないのですか???
デフォルトの意味を取り違えています。調べてみてください。
サブプライムローンは価格がゼロにはなりません。土地を裏付けとした債券ですから。
借り手の支払い能力がなくなってしまっても土地を売り払ってある程度補てんが可能だからこそ信用力があるとされました。
不動産ローンの証券化は、いわば土地を証券化して売り買いしているだけで、信用が増大してはいません。
>金(ゴールド)
> ↓
>金(ゴールド)の預り証(兌換紙幣)
> ↓
>不換紙幣(中央銀行に対する債権の預り証)
> ↓
>銀行口座の預金残高(数字)(不換紙幣の預り証)
> ↓
>債権(サブプライムローンなど)(預金の預り証)
これもちょっと違います。
兌換紙幣まではいいですが、不換紙幣は別に債権の預かり証ではありません。
スレでも言われていたと思いますが…いわば、「この紙はこれくらいの価値があるってことでお店やさんごっこしようぜ!」を国家単位で大まじめにやっている状況です。これを国家が、「おっけー、その価値があるってことでみんなにやらせるから安心しろ!」といって信用を付加しています。だからこそ通貨の“強さ”がすなわち国力であると言われます。
預金残高も、預かり証というと語弊があります。いくらなんでも残高以上に数字を水増ししていたりはしないし、ただ他の人に貸しているために常に銀行に残高通りの現金が保管されているわけではないというだけで、ちゃんと現金はあります。貸してるだけで。
「お金」って書くから分かりにくくなるんだ。「価値」に置き換えてみろ。
サブプライムローンの債権を例ににすれば、100万円分の価値があると思ってたら、10万円分しかなかったよってのが最近の状況だろ?
ここでの○○万円分ってのは、貨幣量ではなくて人間の頭の中の定量的評価でしかないんだ。だから素直に「90万円分価値が消えた」と理解していいんだ。正確にはもともと10万円分しかなかったんだが、売買した奴らや、その価値を前提に融資枠を設定したり(住宅ローン会社)買い物したりした奴(家買った本人)らにとっては「消えた」ようにしか見えないわけだよ。とにかくそいつらは「100万円分の価値がある」と本気で信じたわけだからな。
で、不換紙幣全盛の世の中で生きてる俺たちにとって「価値」=「貨幣量」なもんだから、「価値が消えた」=「お金が消えた」なんだよ。
売買のときに交換した貨幣はどうなるのかって?あるよ。誰も燃やしてなければ。でも価値は下がってるけどね。
なんでかって?
世の中にこのサブプライムローンしか価値あるものがなかったらって考えてみれば分かるよ。この債権は10万円分の価値しかないんだが、決して絶対的に「1万円札10枚分」ではないんだ。
貨幣ってのは価値と等しく交換できることが大前提の道具だろ?だから10万円分の価値しか世の中にないんだとしたら、存在する貨幣全部合わせて10万円分の価値に等しいってことになるんだよ。
つまり「10000円」って技巧を凝らして書いてある紙切れ100枚が10万円分の価値を持つことになり、貨幣価値が1/10になったってことになる。
普通、世の中には価値あるものがさまざまあるので、ごく一部の価値が消えたところでどうということはないのだが、サブプライムローンほどに規模が大きくなると、きっちり貨幣価値が下がる。「貨幣価値の一部が消える」んだ。最近ドル安になってるだろ?引きずられて円の価値も消え始めると元に戻ろうとするだろうけど。
これが「お金が消える」の意味だ。
銀行と企業が経済活動を通じてお金を増やしたり、減らしたりしている。
投資家は、お金のキャッチボールをして資産価値を増やしたり、減らしたりしている。(他の市場からの資金の流入や流出はあるが、ここではお金は増えても、減ってもいない。)
投資活動を通じて資産価値が増えると、社会全体が儲かった気になって実体経済も活発になる。これが資産効果。逆に資産価値が減ると社会全体が損した気分になって実体経済も停滞する。これが逆資産効果。
金融各社がサブプライム証券を通じて借金の借用書を投資家に売りつけて、投資家は市場で売買しているだけでお金の増減には関わっていないし、サブプライム証券自体は借金の借用書という性質上価値が増加するものでもない。
ローン証券で不動産市場に金が流れて、資産価値が増加し、資産効果で実体経済が回った。何らかの理由(投機家の資金の流入が止まった。不動産が高くなりすぎて実際に住む人が買えなくなったなど)で、不動産価格が下落、投機家は慌てふためき、担保物件が差し押さえ競売され、下落が下落を呼ぶ、資産価値が減少し、逆資産効果で実体経済が停滞した。
このとき不動産を担保にしたローンの場合、返済を求められたり、実体経済の停滞による債権回収が起こったりして、社会全体の借金の総額が低下し、預金も低下する流れがあるが・・・
一般にニュースや新聞でお金が消えたというのは、株や不動産が下がったというのを指したもので、厳密な意味での使い方なんぞしてないw
考えすぎw
>>112
>預金残高も、預かり証というと語弊があります。いくらなんでも残高以上に数字を水増ししていたりはしないし、ただ他の人に貸しているために常に銀行に残高通りの現金が保管されているわけではないというだけで、ちゃんと現金はあります。貸してるだけで
本文のやる夫スレにもありましたが、銀行に紙幣が預金残高の分保管されているわけではありません。銀行にある現物の紙幣は社会全体でも数%です、残りはコンピュータ上の数字として表され、
それを通帳上の数字で私達は確認しているのです。
金 →預り証
現物の紙幣・硬貨→通帳の口座の数字
通帳の口座の数字→債権
というように、預り証の預り証、そのまた預り証の預り証・・・となり、その段階を上がるたびに
信用が激増するという構造だと、このやる夫スレを読む中で理解していたのですが、そちらは
そういう理解ではないのですか?
>>114
今回の金融不安で、「お金が消えた」としきりにマスコミが喧伝していますが、実態は
実際はそれだけの「現金・預金」への最終的な交換性のない債権(=サブプライムで生成された
ものを代表される債権)を見せかけの値段で売り、その代金または手数料を「現金・預金」と
いう形で、自らの懐に収めた、ごく一部の人たちへの、世界中の「現金・預金」の移動
ただこれに尽きると思います。
現在の状況では、いくらこの土地に○○円の「現金・預金」価格に相当すると銀行や関係機関が
叫ぼうとも、「現金・預金」がなければ取引が円滑に社会的に流通しないのではないですか?
古代の大量輸送を可能にしたのは、河川や海の「水」という存在でした、「水」があるからこと
物質的な「富」や「サービス」がスムーズに大量に世界を駆け巡ることができたのです。
「水」=「現金・預金」が枯渇すれば、河川や海を使って「富」を大量に、且つ容易に「交換」することが
できません。
「現金・預金」の全体量を絞れば、市中の交換=商取引の円滑さを阻害することになるのです。
いくら土地やら売り掛けやら借金やらを債権として「売り出し」ても、それを最終的に「預金・現金」に
交換するプロセスが必要になるのです。
サブプライムローン問題でデフォルトで大騒ぎしているのも、約束されていた「現金・預金」の
交換がなされないということなのに、土地の評価額がどうこういって論理を展開するのは非常に違和感を感じるのを禁じえません、本当にそう思うなら今月からの収入は「現金・預金」以外の
支払いでお受けすることをオススメします。
このコメント欄は長文の議論をする場所ですか?
>>115
信用創造について理解できていません。
確かに、預かり証と言えなくもないけれども、少なくとも水増ししたりしてはいないし同じ言い回しにすると語弊があると言っています。預金残高に相当する現金紙幣はどこかにあります。他の人に貸しているというだけで。そしてその貸すという行為によって信用創造が起きているのであって、別に預かり証に相当するものを生み出すだけで信用が激増はしません。というかいい加減入門書を読みましょう。どんな入門書読んだって書いているような程度のことについて理解できていないがために誤解が暴走しているようにお見受けします。
>>116
何度も言いますが、市場規模を小さく見積もりすぎています。
>現在の状況では、いくらこの土地に○○円の「現金・預金」価格に相当すると銀行や関係機関が
>叫ぼうとも、「現金・預金」がなければ取引が円滑に社会的に流通しないのではないですか?
あります。そこまで貨幣が激減することなど現実的には考えられません。そんなことが起きるとしたら経済が崩壊してしまっています。
>今回の金融不安で、「お金が消えた」としきりにマスコミが喧伝していますが、実態は
>実際はそれだけの「現金・預金」への最終的な交換性のない債権(=サブプライムで生成された
>ものを代表される債権)を見せかけの値段で売り、その代金または手数料を「現金・預金」と
>いう形で、自らの懐に収めた、ごく一部の人たちへの、世界中の「現金・預金」の移動
>ただこれに尽きると思います。
尽きません。最終的な交換性のない債権ではありませんし見せかけの値段ではありません。サブプライムローンの価値を裏打ちしていた土地の値段が下落してしまったことによってサブプライムローンを持っていた各国金融機関に多大な損失が出てしまったことが原因です。サブプライムローンの性質を完全に誤解されています。
>サブプライムローン問題でデフォルトで大騒ぎしているのも、約束されていた「現金・預金」の
>交換がなされないということなのに、土地の評価額がどうこういって論理を展開するのは非常に違和感 >を感じるのを禁じえません、本当にそう思うなら今月からの収入は「現金・預金」以外の
>支払いでお受けすることをオススメします。
あなたの誤解を解こうとがんばってくださっている人に対してけんか腰になるのはいかがなものか。
何度でも言いますが、デフォルトの意味を取り違えています。
サブプライムローンで問題となったのは、土地の評価額が下がったことが原因で約束されていた額の現金・預金との交換が保証されなくなったことが原因です。あなたの言っている、”約束された「現金・預金」の交換がなされないということ“というのはごくごく一般的な不況に至るプロセスです。なぜそれを原因と言わないのかというと、そんなことが不況の時に起きるのはみんなわかりきっているからです。それがなぜ引き起こされたかが原因であり、そのこと自体が起きたことが問題なのではありません。
>>118
おききしたいのですが、ある人が銀行に100円預金したとし、中央銀行が銀行の預金準備率を1%に設定しているとすると、最大いくら貸し出すことができるとお考えでしょうか?
そのお答えをぜひお聞きしたい。
>>119
99円でしょうか。実際に銀行に勤めているわけではないので内部事情には疎いし、現実にはそこまでギリギリまで貸し出すということがあるのかどうかは知りませんが。
というか、ブログの内容からかけ離れ過ぎてはいませんか?
あまりにかけ離れた内容をうだうだやるのは迷惑になると思うのですが…
>>116
>現在の状況では、いくらこの土地に○○円の「現金・預金」価格に相当すると銀行や関係機関が叫ぼうとも、「現金・預金」がなければ取引が円滑に社会的に流通しないのではないですか?
銀行はそんなことは言わないw 言っているのは不動産屋さんだね。
土地の価格は売り手と買い手の合意に基づいて価格が形成され、それが”実際に売買されていない”近隣の地価にも反映され資産価値となる。それが課税や担保能力の参考になったりもする。
それと現金預金が使われないなどとは言っていないと思うが・・・
不動産取引の段階では現金預金は増えない。
サブプライムローン証券の段階でも増えない(厳密には運用主体が負債で運用している場合は増えるけど、投資家が自分の金を出している場合は増えない)。
家を買ったり、不動産価格の上昇部分で借金して消費したり、不動産の転売で儲けた人が消費したり、資産効果などで実体経済が活性化した場合は増える。
>「水」=「現金・預金」が枯渇すれば、河川や海を使って「富」を大量に、且つ容易に「交換」することが
できません。 「現金・預金」の全体量を絞れば、市中の交換=商取引の円滑さを阻害することになるのです。 いくら土地やら売り掛けやら借金やらを債権として「売り出し」ても、それを最終的に「預金・現金」に交換するプロセスが必要になるのです。
中世、全世界的な貨幣不足による資金枯渇に困ったために、為替やら紙幣やら、つけなどの制度が発達したんだよね。特に江戸時代以前なんかは日本には銀行がなかったから、三井家の現金掛け値なし、などという言葉が象徴するように町民レベルでも掛け取引が盛んで、除夜の鐘がなったら、つけを回収できないから逃げ切ろうとする小話なんかもあったりする。
貨幣不足の中で円滑に取引を行うための制度が掛け取引なので、むしろ逆説的な話だなとはおもうが、まあ、そういう面もあるので、良いんじゃないですか、自分なりの考えから答えを導き出して、それで満足したのなら・・・
>>119
株式市場、債券市場、コール市場で調達してきて貸出超過にできるし、自己資本規制もあるし、その前提ではいくら貸せるかは分からない・・・というのは野暮だな。
頭の中で発生した価値によってお金が膨らむ。それはいいんだけど、その無限のカネを使って有限な物資を買ったらどうなるのか?そこが問題なんじゃない?
>>121
「円の支配者」を読まれたことがありますか?
その本のないようでは、銀行は最大で預った預金を100回貸すことができる
つまり、1万円の貸し出しが出来るとしているのですが、どう思われますか?
(預金の100円は貸し出しの1万円の1%、つまり銀行の貸し出しに対して、銀行内の預金が1%
あれば良いという考えなのですが・・・)
>>123
そんなものよまないw
銀行も貸倒引当金を計上しないとかせないし(引当金を積めるだけの自己資本がないと駄目)、銀行が貸すというより、返済能力のある借り手が借りるといういう風に考えた方が良いと思うぞ。返済があって初めて成立する商売だからな。
下手に貸すと簡単に不良債権化してしまう。
新興銀行の乱脈融資や公的制度の新規の中小企業向け融資で3割とかとんでもない貸倒率を出してしまった例もある。慎重に貸さないとすぐに破綻してしまう。
それに預金準備は日銀の当座預金に入っている預金で、日銀に”現金”で保管されてるわけじゃないから理屈の上では、いくらでも増やせるんで無いの? 現実的には引当金や借り手の返済能力などに制約を受けて、無尽蔵に貸せるわけではないがな。
ちなみに返済能力というのは、現在持っている資産と将来生み出す資産(住宅ローンやインフラ系などでなければ10年程度が目安)の和で決まってくる。将来生み出す資産というのは企業の税引き後利益、個人所得のうち消費を差引いて貯蓄に回す部分など、利益に相当する部分。これを目安に貸付が行われるわけで、これが貸付の上限となる。
>>113だが、横から入ってすまん。
>>123よ
他人と議論するときに(ここはそういう場か?ということは横に置く)他人の著作を直接持ってくるな。知識を深めるために読むのは結構なことだが、自分なりにチェックを入れて自分の理解した範囲で書け。そもそもその著者の名前だけで内容全部正しいと信じ込んでないか?
それと、基本を押さえずに高度に発達した現在の金融取引のそれもごく一部の瑣末な例を出すな。個別具体例ばっかり出して包括的な観点を持てないんだから、親切に説明してもらっても今のお前じゃ正しく理解できん。
本スレもう一回読んで、なぜ人は物々交換するようになったのか、人は兌換紙幣・不換紙幣をなぜ有効と思うのか、管理通貨制度についてきっちり勉強しろ。あくまで自分の頭で考えろ。意味もわからず他人の文章を丸暗記みたいなことはするな。
せっかく興味持ったんだから自分の頭使わんともったいないぞ。
>>122
インフレになる。きわめて単純に書けば、
その貨幣1単位(1円でも1ドルでもいい)の価値=その貨幣で交換できる価値の総量÷その貨幣の総額面量
なので、価値を生み出さずに無限に貨幣を発行すればその貨幣価値はゼロに近づく。また、その貨幣が流通する経済圏(通貨圏と言っていいと思う)内の総価値が下がれば、貨幣総額面量が一定でもやはり貨幣価値が下がる。
両方いっぺんに起きることもあるし、片方がもう片方を誘発することもある。
現在のジンバブエはおそらく前者。第一次世界大戦直後のドイツは両方同時、もしくは前者が後者を誘発したと思われる。
>>124
融資を受ける借り手の資産は、「預金・現金」とその他の資産とに分かれますが
例えばバブル期の日本の乱脈融資と呼ばれた状況のように、土地の評価額というものが
上がれば、銀行の貸し出し可能額も上がるということですね?
「なんらかの理由」で土地や債権など、「預金・現金」以外の資産の評価額を上げられるなら
融資額も上げられるし、その反対に下げることも出来る・・・・・
>>125
あなたが、過去にどのレスをしたか知りませんが、少なくとも私は自分の頭で包括的に考えていますが・・・、少なくとも銀行や中央銀行も含めた経済全体のお金の流れを理解しようとしています。
どこのどなたか知りませんが、上記でもやたら社会全体の「預金・現金」の量の影響を無視しようと
する意見がありましたが、私にはどうしてもその考えが理解できません。
それに「お金が消えた」だの、「お金が蒸発する」だの、そんなあいまいな言葉で訳知り顔ですます
人の気が知れません、そんな方こそ本やマスコミの情報を丸呑みして鸚鵡返しにしてるだけでは?
ご自分がどれほど経済を理解し、自分なりに咀嚼しているというんでしょうか?
少なくともそのことの大切さを弁えている方なら、あなたのような自らを省みない能天気さは
持ちようがないと思うのですが?
>>124
>そんなものよまないw
そんなものとはどういう意味ですか?
この本の著者よりあなたの方が、経済学に見識があり、事実の探究に真摯だとでもいうのでしょうか?
手にとって読みもせず、ある著書の価値を貶めるような発言はどの程度の知的レベルの持ち主が
行うのでしょうか?
少なくとも、この本の著者の経歴と、脚注や参考文献のリストを一目見るだけでも
そのような発言ができるとは、私には信じられません。
それは専門知識や教養のあるなし以前の、その人間の本質を表してしまう言葉にもなりかねませんよ?
>>127
銀行は過去の資産価格も当然見ているし、将来の動向もある程度見る。
また、借り手の過去や将来の資金繰りなんかも見て貸す。
特に短期融資なら、短期の資金繰り、長期なら、資産価値の下落とかリスク要因もある程度見る。
引当金も積まなきゃならないし、銀行の融資枠などのバランスも考慮しなきゃいけないだから極端な融資はしない。
また、株とか価格変動が激しいものはあまり評価しないとか、
人間はどんな経済状態でも衣食住を確保しなければいけない以上、地代とか家賃収入は比較的安定して見込めるので、資産価値よりもそちらを重視するとかいろいろある。
バブル崩壊、ロシア金融危機、アジア通貨危機とかリスク管理を喚起するイベントが一杯あったから銀行もある程度は注意している。
そういったリスク意識の高まりによって格付け重視となりサブプライムで引っかかったり、エンロン債でやられたり、高い貯蓄率と借金過小というアジア圏特有の運用難で困って、変な案件に手を出している銀行もちらほらあるけどな(苦笑)。
そろそろコメ投稿はやめようっと。
>>128
俺の主な読書対象はマンガでそんな小難しいものを読まないという意味だけで他意はないですよw
>>129
そうですかw
・・・・・・・なるほどねw
>>127
>融資を受ける借り手の資産は、「預金・現金」とその他の資産とに分かれますが
>例えばバブル期の日本の乱脈融資と呼ばれた状況のように、土地の評価額というものが
>上がれば、銀行の貸し出し可能額も上がるということですね?
ここら辺の記述に如実に表れていると思いますが…明らかに、預金・現金を重視しすぎです。
ちなみに、預金現金を無視どうこうというのは私が言ったものかと思いますが、あれは経済の流れではなく経済全体の価値の総量の話でしたが…
世界全体を見回したときに、明らかに預金・現金よりもその他の資産の方が圧倒的に“価値の総量”としては多いですし、値動きが激しい。だから経済の動きを見るときにはそちらの値動きが原因となって預金・現金などの流れに波及していくものが圧倒的に多いんです。
無論預金の流れが重要ではないとは言いませんが、そちらばかり過大に重視していると全体を見回せなくなりますし、実際あなたはそうなっているように見えますよ
その円の支配者がショッキングな内容だったのかもしれませんが、その内容にかなりこだわっているように見受けられます。
>少なくとも、この本の著者の経歴と、脚注や参考文献のリストを一目見るだけでも
>そのような発言ができるとは、私には信じられません。
とありますが、著者の経歴と脚注や参考文献のリストを見るだけで内容を信じ込むなんてのは愚かなことです。経済学の基礎ができてこそ内容の真偽も読み取ることができますし、何も知らないまま読むと著者のいいように思想を持っていかれるだけです。
>>131
>とありますが、著者の経歴と脚注や参考文献のリストを見るだけで内容を信じ込むなんてのは愚かなことです。
では、あなたが「円の支配者」を読んでもいないのに、内容を否定し、信憑性のないものと「断定」する
根拠はなんなのですか?
そんな「断定」が可能などんな「経済学の基礎」とやらがおありなんですか?
私の読んだ感想では「円の支配者」は経済的な知識が少なくても、非常に論理的で、日本でよく
出版されている日本人の著者の経済関係の本のように、外国の著書の内容をパクッただけで
1~2ヶ月で書き上げるような軽い内容ではなく、その著述には数年単位の調査と推敲が見て取れる
レベルの高い内容の本でした。
私はその本の内容を読んで、その上で判断しているのです、決してフットノートの量だけで
判断しているのではありません。
それを読みもせずに、イロモノ本のように断定する姿勢に、その行為を行う人物に果たしてどれほどの
それを行う資格があるのかと疑問に思います。
>無論預金の流れが重要ではないとは言いませんが、そちらばかり過大に重視していると全体を見回せなくなりますし、実際あなたはそうなっているように見えますよ
私の印象は全く逆です。
あなたがたの意見は細部にこだわって、社会全体の経済の動きを理解することを放棄しているように
思えます。
でなければ、「お金が消える」だの「蒸発する」だの、なにを言っているのかよく分からない言葉で
お茶を濁すことを我慢できるはずはありません。
私は確かに経済学の知識は乏しいですが、この場合は知識の乏しさとは別の問題と考えます。
私は工場で工員として働いていましたが、日々不良品や、機械の故障、不具合に取り組み
修理、改善してきました。
その経験から、茫漠とした状況認識の言葉こそ最も成果をあげ、事実を理解することを
妨げる、忌むべきものとしてきました。
「製品の一部が消えた」とか「この機械が故障した」だけの言葉を連呼する人間はいつまでたっても
仕事ができません、「いつ」「なにが」「どこで」「どのように」「どうなった」かを掘り下げて考えないと
なにも問題は解決しないですし、本当の意味でその工場のラインを理解することはできないのです。
ただ、関係書の知識を持ち出して、断定的に斬って捨てるような言動で何か物が分かった
ような態度はいかがなものか?
それに私は「円の支配者」の内容を丸々信じているわけではありません、だからこそ、その内容が
本当なのか、確かめるつもりで、意見を書き込んだのです。
しかし、それに対するあなた方の論理は、特に「現金・預金」に関して非常に無理があり、
まず自分達の意見があり、そのために論旨を組み立てているだけのように感じました。
お金が増えているのは、だれかがお金を増やしているんですよ、だれかが「預金・現金」という
市中の通貨を増やしているんですよ、専門的な言葉を知っている・いないの問題じゃない、
ごく単純な論理的思考の問題ですよ、「富」は増えますよ、みんなが働きどんどん商品やサービスを
作れば増えます。
でも、「預金・現金」は銀行しか作れないのは明白です、そのほかの主体が作ったら犯罪ですよ。
社会全体で「富」が増えていっても、「預金・現金」の量が減れば「富」の値段は下がりますし、
「預金・現金」を急激に増やせば「富」の値段も上がります。
なぜ、こんな簡単なことをいろんな言葉で引っ掻き回しているのか理解に苦しみます。
まるで、中世に天動説を唱える天文学者がその主張を正当化するために、地動説を指し示す
観測結果や事実を、難解で複雑珍妙な運動計算を用いて否定、説明しようとしているのにそっくりですね。
>では、あなたが「円の支配者」を読んでもいないのに、内容を否定し、信憑性のないものと「断定」する
>根拠はなんなのですか?
>そんな「断定」が可能などんな「経済学の基礎」とやらがおありなんですか?
円の支配者なんてしらん。お前の意見に論理性も根拠もなく、その意見がどうもその本の影響と過去の書き込みから受け取れるから、その本はいったん忘れろって言ってるだけだろ。
>私の読んだ感想では「円の支配者」は経済的な知識が少なくても、非常に論理的で、日本でよく
>出版されている日本人の著者の経済関係の本のように、外国の著書の内容をパクッただけで
>1~2ヶ月で書き上げるような軽い内容ではなく、その著述には数年単位の調査と推敲が見て取れる
>レベルの高い内容の本でした。
そんなもん知らん
>私の印象は全く逆です。
>あなたがたの意見は細部にこだわって、社会全体の経済の動きを理解することを放棄しているように
>思えます。
>でなければ、「お金が消える」だの「蒸発する」だの、なにを言っているのかよく分からない言葉で
>お茶を濁すことを我慢できるはずはありません。
お前に知識がなさそう、かつコメント欄で専門用語をうだうだいってもしょうがないからたとえ話を使って簡単に説明してくれてるのをお茶を濁すと言われたんじゃ、黙って本屋に行って専門書買って来いとしか言えない。
>私は確かに経済学の知識は乏しいですが、この場合は知識の乏しさとは別の問題と考えます。
>私は工場で工員として働いていましたが、日々不良品や、機械の故障、不具合に取り組み
>修理、改善してきました。
>その経験から、茫漠とした状況認識の言葉こそ最も成果をあげ、事実を理解することを
>妨げる、忌むべきものとしてきました。
>「製品の一部が消えた」とか「この機械が故障した」だけの言葉を連呼する人間はいつまでたっても
>仕事ができません、「いつ」「なにが」「どこで」「どのように」「どうなった」かを掘り下げて考えないと
>なにも問題は解決しないですし、本当の意味でその工場のラインを理解することはできないのです。
工場のラインなんて知らんが、知識が乏しいのを補おうともせず乏しいままで問題に取り組もうとする姿勢に問題があるとは考えないのか。知識がないからこそ、単なるたとえ話が茫漠とした捉えようのないものに見えるのだとは考えないのか。
>お金が増えているのは、だれかがお金を増やしているんですよ、だれかが「預金・現金」という
>市中の通貨を増やしているんですよ、専門的な言葉を知っている・いないの問題じゃない、
>ごく単純な論理的思考の問題ですよ、「富」は増えますよ、みんなが働きどんどん商品やサービスを
>作れば増えます。
>でも、「預金・現金」は銀行しか作れないのは明白です、そのほかの主体が作ったら犯罪ですよ。
>社会全体で「富」が増えていっても、「預金・現金」の量が減れば「富」の値段は下がりますし、
>「預金・現金」を急激に増やせば「富」の値段も上がります。
>なぜ、こんな簡単なことをいろんな言葉で引っ掻き回しているのか理解に苦しみます。
>まるで、中世に天動説を唱える天文学者がその主張を正当化するために、地動説を指し示す
>観測結果や事実を、難解で複雑珍妙な運動計算を用いて否定、説明しようとしているのにそっくりです >ね。
経済の流れを考える上で、その「富」の増減や流れこそが大事だと言っているのがなぜひっかきまわしているように見えるのか理解に苦しむ。預金・現金を急激に増やしたって富の実質的な値段は変わらん。インフレが起きてるだけ。世の中全体の物の値段が高くなることをお前は世の中が豊かになることだと思うのか。見かけの値段が上がってるだけだろ。
さらにいえば、天動説は中世までは全く珍妙でもないその当時の技術による観測結果に基づいたごく当然の説だったってことも知らんのか。地動説が観測上明らかとされたのは精密な観測が技術的に可能となるまで待たなくてはならなかった。まあこんなことどうでもいい話だが。
125です。
>>131
あなたが正しく理解できない理由のひとつがわかったような気がします。
私も以前はそうだったのですが、貨幣そのものに何か大きな価値があると思い込んでいませんか?
工員のご経験があるとのこと。そのような職種の方々が1円稼ぐのにどれほどの努力をしているか、それなりに理解できるつもりです。ゆえに、貨幣と製品が等価であると思い込んでも無理はありません。しかし、1円玉そのものにはアルミニウム1gの価値しかないのです(だからあまり作りたがらない。1円より高いので)。他の貨幣も同様です。原料代、インク代、金型作製費、デザイン料といった程度の価値しかないのです。
もし貨幣に大きな価値があるのであれば、政府はどんどん紙幣を印刷してホームレスや解雇された派遣社員に配り、苦しい生活から脱却してもらえばいいはずです。そうしないのはなぜなのでしょうか?
何をばかなことを書くかと思うかもしれませんが、あなたの理屈はこれを是とする内容なのです。
>でも、「預金・現金」は銀行しか作れないのは明白です、そのほかの主体が作ったら犯罪ですよ。
確かに貨幣鋳造を私的にやったら犯罪と法で規定されています。それはなぜかよく考えてください。本スレでも書いてありましたが、OKな時期もあったのですよ。あなたの思い違いが自覚できるきっかけになるかもしれません。
>社会全体で「富」が増えていっても、「預金・現金」の量が減れば「富」の値段は下がりますし、
>「預金・現金」を急激に増やせば「富」の値段も上がります。
これも勘違いです。あなたは1円の価値を1メートルのように固定されていて不変と思い込んでいるようです。無理もありません。そう思い込めるように日本銀行が日々働いているのですから。
でも実際にはそんなことはありません。全く価値の変わらない理想の通貨を想定し、それでその「富」とやらを評価してみてください。円建ての「預金・現金」の総量に関係なく理想通貨での「富」の価値は同じになります。つまり、「富」の価値が変わったのではなくて、「預金・現金」の価値が反対方向に変わったんですよ。逆に、本当に富が増えたのであれば、理想通貨でのその富の総評価額は大きくなります。
ここは、あなたにとってニュートン力学から相対性理論(光速が一定になるように時間・空間が歪むのだ)並みの観点の変更を要求されるでしょう。
昔はこの理想通貨を「金や銀の重さ」としていたようです。その後、それらの理想的でない部分が現実の足を引っ張るようになったので、泣く泣く使うのをやめて現在に至っています。
>>133
あなたは、私の言っていることが全く理解できないようですね・・・
>円の支配者なんてしらん。お前の意見に論理性も根拠もなく、その意見がどうもその本の影響と過去の書き込みから受け取れるから、その本はいったん忘れろって言ってるだけだろ。
「お金が消える」とか「蒸発した」とかの言葉で普通の人達をケムにまくような方には
なにを言っても無駄なようですね。
>そんなもん知らん
なんですかw、その答えw
>工場のラインなんて知らんが、知識が乏しいのを補おうともせず乏しいままで問題に取り組もうとする姿勢に問題があるとは考えないのか。知識がないからこそ、単なるたとえ話が茫漠とした捉えようのないものに見えるのだとは考えないのか。
ですから、「お金が蒸発した」とか言って、事実の追求をごまかす輩と同じですねw
>預金・現金を急激に増やしたって富の実質的な値段は変わらん。
変わりますよw、「現金・預金」で交換する価格が変わるじゃないですか?
富の実質的な値段とはいったい何のことをいっているんですか?
>世の中全体の物の値段が高くなることをお前は世の中が豊かになることだと思うのか。見かけの値段が上がってるだけだろ。
どこをどう勘違いすれば、そんな珍妙な理解になるのか苦しみます。
そんなことは一言も言っていませんが?大丈夫ですか?
>天動説は中世までは全く珍妙でもないその当時の技術による観測結果に基づいたごく当然の説だったってことも知らんのか。地動説が観測上明らかとされたのは精密な観測が技術的に可能となるまで待たなくてはならなかった。
もうここまでくると、ただ単に議論に勝ちたいだけですねw
あなたがどんな職業なのかは分かりませんが、経済学部の教授なんか適任ですねw
ただ議論に勝って自己弁護するだけの輩ですな、衒学の徒だwww
>>134
>もし貨幣に大きな価値があるのであれば、政府はどんどん紙幣を印刷してホームレスや解雇された派遣社員に配り、苦しい生活から脱却してもらえばいいはずです。そうしないのはなぜなのでしょうか?
何をばかなことを書くかと思うかもしれませんが、あなたの理屈はこれを是とする内容なのです。
私はそんなことは言っていません。
政府は失業者に仕事を与えるべきで、紙幣を印刷して配るなどは反対です。
仕事を得て、社会に対して財やサービスを提供すればインフレにはなりません。
あなたの言っていることなど私は一言も言っていません、曲解です。
>OKな時期もあったのですよ。あなたの思い違いが自覚できるきっかけになるかもしれません。
具体的に、いつの時代の、だれが、どのように行ったのか述べてください、話はそれからですねw
>これも勘違いです。あなたは1円の価値を1メートルのように固定されていて不変と思い込んでいるようです。無理もありません。そう思い込めるように日本銀行が日々働いているのですから。
でも実際にはそんなことはありません。全く価値の変わらない理想の通貨を想定し、それでその「富」とやらを評価してみてください。円建ての「預金・現金」の総量に関係なく理想通貨での「富」の価値は同じになります。つまり、「富」の価値が変わったのではなくて、「預金・現金」の価値が反対方向に変わったんですよ。逆に、本当に富が増えたのであれば、理想通貨でのその富の総評価額は大きくなります。
これは勘違いですw
私は、そんなことは言っていませんよw、よく読んでくださいw
理想通貨なんて想定すること自体が全く無意味な詭弁ですw
実際に「預金・現金」でしか一般大衆は「富」を交換、流通させられないのですから。
「富」を交換するのが「現金・預金」だけなのですから、「富」の「現金・預金」に対する交換比率
のみの問題です。
なんども言いますが、「富」の入手、交換には「現金・預金」が必ずいるのです、現代では。
こんなことをいうとバーター取引とか言い出すんでしょうがw
「富」がいくら増えても「預金・現金」が減少すれば「富」の「預金・現金」に対する交換比率=価格は
下がります。
すぐにハイパーインフレの恐怖を煽るバカがマスコミでもでてきますが、現代の日本の状況で
そんなことを言い出すのはナンセンスです。
工業製品やサービスの供給能力は有り余っているのですから、多少の現金の供給など
市中の富の増産であっという間に吸収されてしまいます。
あなたはワザとそんな詭弁としか思えないような意見で思考誘導しようとしているのか?
どうもあなたは私の考えなど、余裕で理解した上で自分の主張に誘導しようとしているように
思えてならないw。
>>135
少なくともここのコメント欄でお金が消えるだの、蒸発だの言っているのは、別にケムに巻くためではなくあなたに説明するために、具体的にそれがどんな現象であるのか説明した上でイメージを掴みやすいようにたとえ話をしただけでしょう。それを、自分が理解できないからケムに巻くだのなんだのと説明してくれている人を貶めるような発言はいかがなものかと思いますが。もう一度読み返してみては?
>>預金・現金を急激に増やしたって富の実質的な値段は変わらん。
>変わりますよw、「現金・預金」で交換する価格が変わるじゃないですか?
>富の実質的な値段とはいったい何のことをいっているんですか?
変わらないですよ。見かけの値段が上昇するだけ。インフレ・デフレという言葉を知りませんか?
円やらドルなんてのは、価値の尺度にすぎません(134にもありますが)。
>>世の中全体の物の値段が高くなることをお前は世の中が豊かになることだと思うのか。見かけの値 >段が上がってるだけだろ。
>
>どこをどう勘違いすれば、そんな珍妙な理解になるのか苦しみます。
>そんなことは一言も言っていませんが?大丈夫ですか?
これも上と同じことを言っています。インフレを具体的にイメージとして捉えやすいように付け加えたのでしょう。珍妙な理解をされているのはあなたですよ?
>>137
>変わらないですよ。見かけの値段が上昇するだけ。インフレ・デフレという言葉を知りませんか?
何ですかそりゃw
見かけの値段?その議論が通用するのは、社会全員の所有通貨が一律に同時に増える場合だけでしょうw
>これも上と同じことを言っています。インフレを具体的にイメージとして捉えやすいように付け加えたのでしょう。珍妙な理解をされているのはあなたですよ?
言ってませんw
どこが具体的にイメージできるんですか?
「お金が蒸発する」だの「消える」だので与えるイメージは、事実の追及を放棄させようとする
あやまったイメージを喚起するだけです。
戦後に政府関係者が「一億総懺悔」とかいったキャッチコピーを流布したのと同じですよw
あなたのいう経済学とやらの講釈で、ペテンと事実の追求を誠実に行おうとしている考えと
区別しなければならないことはよく分かりましたw
134その他諸々です。
>>136
わかりました。どこが間違ってるかわかったつもりになっていた点が間違ってました。すみません。
あなたの世界では一足先に全世界の通貨が統合されているようですね。それならばあなたの論はおおむね正しいです。でもご存じのように世の中には様々な通貨(富の評価基準)があるので、現在の世の中には適合しません。もしくは単一通貨圏の中だけでならばある程度通用します。他の通貨圏とまったく無関係の通貨圏など存在しませんので、「ある程度」の限定つきになります。
さらにありえない前提ですが、すべての国の経済成長率がまったく同じで、ある国の通貨発行高が変われば、直ちに他のすべての通貨の発行高も同率で変わる世界でも成立します。
あなたにとって日本円以外は通貨ではないか、日本以外の国も通貨圏も存在しないという前提に立てば、あなたの論は理解できます。もう一歩進んで、じゃあ他の国や通貨圏と関わりをもつようになったらどうなるかについて考えを進めてほしい。
ただ、後述しますが、「あなたはたまたまそれっぽい結論に至っただけだ」と判断しました。
134において「理想通貨」と書きましたが、これを無意味と断じたあなたは「価値や富を定量的に評価する」ということが根本的に分かってないと判断せざるを得ません。「預金・現金」を「価値・富」にどう対応させるのかはその次のステップですから、根本を理解できていないあなたの論は、どれほど確からしさがあろうとも無意味です。わけもわからず適当に書いた算数の答案がたまたま正解だったという程度のものですね。正誤をどうこうする以前の状態です。
134で言う理想通貨が、兌換可能な通貨、つまりニクソンショック以前のアメリカドル的なもの、あるいは兌換用の金や銀そのものと気付かないようではお話になりません。少し前までこの理想通貨の概念で世界経済を回していたのですよ。そしてちょっと形を変えましたが、現在でもこの概念に則っているのです。
さじを投げた人の気持ちが今更ながらわかりました。
125でも書きましたが、もっと根本的なところを正しく理解してください。さらに加えるならば為替もです。
あなたに理解してもらえなかったという点では確かに私の負けです。残念です。
すごいな
まるで、中途半端に物事を知っている小学生に対して誤解を解いているかのようだ
生兵法は怪我の元ってまさにこのことだな
>>140
その結論は間違ってますw
なぜなら、あなたが私を小学生並と断定するほど正しい知識があり、適切な理解があるとは
ついぞこのスレでは出来ていないからですw
私のことを生兵法うんぬんと断定されていますが、たしかに私の経済的な知識は乏しいですが
だからといってあなたがとんちんかんなあさってなことを一生懸命カキコしていないと
どうしてわかるでしょう?
他人のことを嘲る前に、ご自分のレベルのたいした事なさを自覚すべきですよw
>>139
そうですね、少なくともあなたの中にあるご大層な精緻な経済概念は
大多数の日本人には理解させることは不能ですし、更には現実に起こっている経済のシステムを
理解することも不可能でしょうw
はっきりいってあなたが時間と労力を費やして得た知見とやらは、社会のごく一部の人達の
「経済的利得追求の行為」の正当性の擁護、理論武装にしかならないのでは?
その目的の為に、現実の理解を捻じ曲げるのには賛成できませんねw
ただ、あなたが私のカキコに返答してこられた方のなかでは一番深い知見をお持ちなのは認めましょう
途中まではあなたのご指摘で、私もかなり気づかされ、得るところはありました。
ただ今回の金融危機で結局「現金・預金」の流れを追うと、ごく一部のアメリカなどの銀行や証券会社で巨額のボーナスを、ここ数年受け取った人たちの一人勝ちで、この人達の個人口座に世界中の
「現金・預金」が流れ込んだだけだという事実さえ、あなたがたの手にかかると否定されてしまうのですから、経済学に詳しいというのもなんだかなwと思いました。
129です。
あれだけ説明して、「お金が消えた」という意味が理解できてなかったのか・・・
サブプライムで報道されたような一般的な話としては株価や不動産価格の減少
少し難しく考えると経済活動の停滞とそれによる預金及び借金の減少。
それだけ。
最初、中央銀行がお金供給する時は市中銀行への融資だな。
市中銀行も返済能力のある人に金かして→借り手は設備投資や雇用などで使う→回りまわってお金を受取った人は市中銀行に預金→市中銀行がまた貸す。
景気が良いとこのループが加速し預金と借金が増加し、景気が悪いとこのループが逆回転して預金と借金が減少する。
好景気:融資→預金→融資→預金 預金残高及び借金残高増加
不景気:返済→引き出し→返済→引き出し 預金残高及び借金残高減少。
お金とは現金だけじゃなく、預金などの信用貨幣も含まれるので、お金が減りましたよって話。
それだけの話だよ。
借りてきたお金を基にして農作物や鉱物など地の恵を得て(第一次産業)、加工し(第二次産業)、流通させ(以降第三次産業)、販売し、場合によってはサービスを提供し、提供されたものを労働者は経済活動に関わって貰ったお給料で買う。そういった経済活動の過程で、お店やさんの建物や工場とか機械などを所有し有形固定資産を形成して富を蓄積したり、消費物を供給したりしている。最終的にはそういった経済実態がお金の価値を担保している。
さらにいうとそういった経済活動で形成された資産と企業の将来収益が株式の価値を裏打ちし、投資家がそれを参考に適当に株価を決め、経済活動のなかで支払われる家賃や地代などを元に土地の価値などが決まり、不動産やさんが適当に値段を決めてあの手この手で売ったり、買ったり、貸したり、借りたりしている。不動産とか株とかは日々の小規模な取引で全体の価値が決まり、その取引自体は実体経済には関係ないものの、価値の変動が大きく、お金持ちになった気分になったり、大損した気分になったりして、経済活動に強い影響を与える。サブプライムやバブルはこの辺が影響した出来事でした。
難しい話じゃないでしょ?
>>142
>ただ今回の金融危機で結局「現金・預金」の流れを追うと、ごく一部のアメリカなどの銀行や証券会社>で巨額のボーナスを、ここ数年受け取った人たちの一人勝ちで、この人達の個人口座に世界中の
>「現金・預金」が流れ込んだだけだという事実さえ、あなたがたの手にかかると否定されてしまうのですから、経済学に詳しいというのもなんだかなwと思いました。
別に投資銀行とそのユカイな仲間たちが儲けているのは殆どの人否定していないぞ。
「消えた金」がそのまま投資銀行の従業員にはいったわけじゃないぞw
サブプライムローン証券の発行手数料、主幹事手数料、信託手数料やら、色んな名目でピンハネしてるのは、「消えた金」とは別の金だぞw
ディーリングでさや取りしたり、公社債の発行引き受けで組成やら販売やらの名目で発行額の数パーセントの手数料稼いだり、アドバイスしただけで億単位稼いだり、企業の合併や増資に絡んでとんでもないピンハネしたり、仕組債作って手数料とって見たり、金融派生商品作ってみたり、投資銀行が稼いでいるのはそういうものだ。
>>143 >>144
私も他人のことは言えませんが、あなたがたの粘着度は度を越してますねw
経済学の見識にプライドがある方とは、みなこんな感じなんですかw
工員あがりにさえ、徹底的に論難しないと気がすまないのは、無意識にご自分がたの見識の
危うさを感じてでもいるんでしょうか?人間は痛いところをつかれると過剰反応するというでしょう・・・
あなたがたを見ていると、論戦に執着し、是が非でも自らの正当性を確定しようとするその態度は
中世の宗教論争そっくりですねw
さしずめ、あなたがたは現代の神の権威を必死に守ろうとする神学者そのものですw
せいぜい現代の教会の利益のために、がんばって神についての討論にいそしんでくださいwww
>>145
まあ、なんだ、お疲れ様・・・
討論とかじゃないんだが、まあいいや
>>146
なにがいいんだかwww
>>1の言う、学者の本がわかりにくくなるっての、
ここの米欄を見てたらすげー納得できる
>>1みたいな作品を書く人はほとんどいないのに、
文句だけ言うやつなら、いくらでもうようよ沸いてくるんだな
お金が増えるって仕組みをよ~く考えたら、どっちの言い分が正しいか分かるんでないかい?
社会全体としては、利子という概念があってもお金は増えも減りもしない、総量は変わりようが無い、
誰かが社会にお金を持ち込まない限りは・・・
利子でお金が増えるって話は、社会の中の個人や会社などの単体同士のお金の貸し借りの中で
貸した方が利子で増えるってだけのこと、社会の中の事と社会全体を外から見ることをごっちゃに
するから、話が食い違うんでないかい?
まあ、俺はこんなことカキコしても上の人みたいに論争する気はないw
そうはいってもこんなこと書くとわんさとそれは違うってかきこみが増えるんだろうかw
米145
「素人相手にそんな本気になっちゃってwww」っていうのは敗北宣言に他ならないな。
米148
学者の本は、言いがかりや誤解を避けるためにきっちり書こうとするから難しくなる。
だから、>>1の様にわかりやすくて平易な言葉を使って書くと、そのぶん変な言いがかりや誤解を招くことになるわけだ。
そういう事を出来る限り避けつつ、かつわかりやすく説明するのは大変な労力だと思うよ。
つまり何が言いたいかというと、>>1乙。
要するに、お金なんて「政府が発効している」ただの紙切れじゃねーか。
それを欲しがるのは商品と交換できるから。
でも最近じゃ目に見えないところでやり取りされてる。
以上三行説明
コメントがカオスだけど
とりあえず※145にキチガイの気を感じた
価値の相対化については哲学がだいぶ頑張ってる。そこだけ引っ掛かるかな。
何はともあれ1乙!
批評家と書き手の不換紙な幣関係が発生しとるwww
とりあえず「哲学的な何かあと科学とか」を貼っておきますね。
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~terun/saiFrame.html
他議論の仕方とか色々。
ttp://iwatam-server.sakura.ne.jp/software/giron/giron/
ttp://www.hi-ho.ne.jp/inverse/kibennogaidorain.htm
ttp://bio-diversity.hp.infoseek.co.jp/kiben.html
ttp://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20060114
ttp://anond.hatelabo.jp/20070723212438
ようは、銀行家がバブルと不況を演出しているだけですよ。
①俺:俺は田んぼでお米を作った→銀行:お米があるから銀行とかからお金を貸してもらえる
②俺:来年もお米をつくれるで「あろう」→銀行:俺は来年もお米を作って「くれそうだ」だからお金貸す
この時点で「信用」とか「期待」が発生してるから利子とか富が産出されてる・・・んだよね?
サブプライム問題とかは②の時点で俺が病気とかでお米を作れなくなっちゃったりとか
災害でお米がとれなくなっちゃったから結局真逆のパターンになったんだ・・・よね・・・?
お米が取れる②のパターンだと利子(富)は増えるし、お米が取れない②のパターンだと利子(富)は
減る・・・よね?だれか間違ってたら突っ込み頼む><
>>155
あってるよ。
利子はお金を借りた側から見ればお礼
お金を貸した側から見れば期待である。
つまり、期待が実現できた分だけ利子にできて、それはカネを増大させていい額ってことだね。
実現以上に期待が膨らみすぎて、カネを増大させて良い額を超えて急激に増大させちゃうのがバブルな。この場合通貨でバブルをやるとハイパーインフレって奴になる。
通貨の刷りすぎで価値が消えてゆく→ハイパーインフレ
通貨以外から価値が膨らんで消えてゆく→バブル
緩やかにちょっとづつやるとインフレな。
ちなみに人間の心としてはちょっとづつインフレの方が幸せみたい。
ムスカが年々カネがどんどん増えてる(恐ろしい?)みたいなことを言っているが、
ちゃんとその期待分の価値(生産物の総量とか富とか生産効率とか)が増えてるなら問題ないよ。
すごい今更だけどムスカってエリートだったな
このコメントは管理者の承認待ちです