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やる夫が光源氏になりたまふなり 【第三話】
コメント[19] タグ: やる夫 源氏物語 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリをlivedoorクリップに登録 del.icio.usに登録する Yahoo!ブックマークに登録 PageTop

2961 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:00:00.29 ID:
xkrBQroo
いずれの帝の御代であったか……。
これは、恋と愛の中に生き、輝き続けた、とある男の物語。

;;;;;;;::;;;::::::::::::::::::::: : :__、::::::: : : :     : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :    : :  : : : ::::::::::
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.:   : : : : : : ,i´      ゙l:: : : : : : : : : : : : : : : :  : : : : : : : : : : : : :  : : : : : : :::::::::::
  : : : : : : :::|       .l゙:: ::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::
  : : : : : : : :ヽ、      : ::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;::::;: : : : : : : : : : : : : : : .: : :::::::::::::::
: :  :   : : : : :`'----‐′:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::: : : :::::::::
: .:    : :  : ::: ::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;: : : : : : ....: : : ::::::::::::::: : : : : : : : : : : ::::::::::
::. : : .: .: ...: : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : :,_,,,,、: : : : : : : : : :::::::::::::::::、-'く`、
i、、、::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : .:,_.、,、、:::::,、./'"``:`ヽ‐-、...、::::::::::::、、-‐´.、.,i、、
、:::`丶-、,、: : : : : : : :::: : ::::::::::.:、、、"゙"`;:::、`、、::、`:::`ヽ`.、:,.、`:`、'∴::.、-、、``'l゙;
、::;、:::::::;.:、`、:::: ::::::::: :::_.._:‐':`;;;;`丶;、:、…`:.,ヽ‐`ヽ.,::,:.ヽ"'''.…"`゙、`:゙丶:

               第三話「恋のうつせみ」









2971 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:02:18.58 ID:
xkrBQroo
◆平安京、夜、左大臣邸

         -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
        / /" `ヽ ヽ  \ つ
     //, '/     ヽハ  、 ヽ  っ
     〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
     レ!小l●    ● 从 |、i|    源氏の君、源氏の君はこちらかにょろ?
      ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
  /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
  \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
    /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
   `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


      / ̄ ̄ ̄\    ,  
    / ─    ─ \  -   おや、ちゅるの君
   /  (●)  (●)  \ `   なにかあったかお?
   |    (__人__)    |  
   \    ` ⌒´    /
   /              \


        -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       / /" `ヽ ヽ  \
    //, '/     ヽハ  、 ヽ  
    〃 {_{       リ| l.│ i|   
    レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|   ちょっと困ったことになったにょろ
     ヽ|l ●   ●  | .|ノ│  
     |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |.  このままじゃよくないにょろ
     | /⌒l,、 __, イァト |/ | 
     | /  /::|三/:://  ヽ |
     | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |






298以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 19:02:30.27 ID:
lnsKxZYo
キタキタ






299以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 19:02:36.40 ID:
7Oa6mxAo
よしきた






3001 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:03:59.45 ID:
xkrBQroo
        -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       / /" `ヽ ヽ  \
    //, '/     ヽハ  、 ヽ  
    〃 {_{       リ| l.│ i|   御所から左大臣様のお屋敷への方角…
    レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|   今日は天一神(なかがみ)のお通り路になってるにょろ
     ヽ|l ●   ●  | .|ノ│   
     |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |.  今夜ここでお休みになられるのは
     | /⌒l,、 __, イァト |/ |   避けるべきにょろ
     | /  /::|三/:://  ヽ |
     | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |






3011 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:06:16.72 ID:
xkrBQroo
【解説】

  、--7
  ミ_o_d,,,   天一神(なかがみ)とは、諸説あるが方角神の一柱で
  ミ゙ ゚ -゚ノ    地上をブラブラ歩きまわっている神様だ
  √¨l-゚]、   
  (゙ /  |ゞ   この神に出くわすと祟られると言われ
  /ヾノ==,)    平安時代は特に避けるべきとされていたようだ
 ム-ノ__|_jゝ


  、--7
  ミ_o_d,,,   陰陽道ではこの神の下りる方角を占い
  ミ゙ ゚ -゚ノ    その方角を避けるように喚起していた
  √¨l-゚]、   
  (゙ /  |ゞ   ちなみに、神のいる方角を「ふたがり」という
  /ヾノ==,)
 ム-ノ__|_jゝ

  、--7
  ミ_o_d,,,   そして、「ふたがり」の方角に
  ミ゙ ゚ -゚ノ    どうしても用事のあるときは……
  √¨l-゚]、  
  (゙ /  |ゞ    
  /ヾノ==,)
 ム-ノ__|_jゝ

【引き続き、物語をお楽しみください】






3021 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:08:13.81 ID:
xkrBQroo
        -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       / /" `ヽ ヽ  \
    //, '/     ヽハ  、 ヽ  
    〃 {_{       リ| l.│ i|   もうお疲れだろうけど…
    レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|   
     ヽ|l ●   ●  | .|ノ│   「方違え(かたたがえ)」をしたほうがいいにょろ
     |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |.  
     | /⌒l,、 __, イァト |/ | 
     | /  /::|三/:://  ヽ |
     | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/   うーん…疲れてはいるけど
|       (__人__) l;;,´     二条院の方角も「ふたがり」だから
/      ∩ ノ)━・'/     仕方ないお…
(  \ / _ノ´.|  | 
.\  "  /__|  |
  \ /___ /






3031 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:10:18.79 ID:
xkrBQroo
【解説】

  、--7
  ミ_o_d,,,   そう、「方違え」をする
  ミ゙ ゚ -゚ノ    
  √¨l-゚]、   この風習について知ってる奴は多いと思うが
  (゙ /  |ゞ    いま一度、説明しよう
  /ヾノ==,)
 ム-ノ__|_jゝ






3041 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:12:23.14 ID:
xkrBQroo
例えば、●A地点から、☆B地点に行きたかったとする。

     ●A \(^o^)/ イクヨー
     ↓      
     ↓      
     ↓      
     ☆B     
            

ところが、北から南へ行くルートが「ふたがり」になっていた。

     ●A     
     ↓      
     ×  /(^o^)\イケナイ!
     ↓      
     ☆B   
            

そういう時は、まず▼C地点に移動し、一泊する。

     ●A     
       \   三┏( ^o^)┛ ウゴクヨー
         ▼C    
           
     ☆B     
            

そして翌日、改めて☆B地点を目指す。
              
     ●A        
               
         ▼C    
       /       
     ☆B  ┗(^o^ )┓三 キタヨー

こうすることで「北→南」ルートが、
「北→南東→南西」ルートに変更され、
天一神を避けることができるとされた。






3051 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:14:28.51 ID:
xkrBQroo
  、--7
  ミ_o_d,,,   ちなみに、方違えをしに客が来た時は
  ミ゙ ゚ -゚ノ    それなりに歓待しないといけなかったらしいな
  √¨l-゚]、  
  (゙ /  |ゞ   「方違えのお客をもてなさないなんてサイテー」
  /ヾノ==,)    と、清少納言は書き残している
 ム-ノ__|_jゝ

【引き続き、物語をお楽しみください】






3061 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:16:29.96 ID:
xkrBQroo
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/    で、どこか良いところはあるのかお?
|       (__人__) l;;,´     
/      ∩ ノ)━・'/     最近 寝苦しい夜が続いたから
(  \ / _ノ´.|  |      それなりのところがいいお
.\  "  /__|  |
  \ /___ /


     / /    `ト 、',    ヽ
 \  /  /     -ト y  i   l\
    l ハ l /     ● l  }-、 !  \     それは大丈夫にょろ!
    l/i yi ●     , ⊂⊃ l ,!/.  \    
 ―   レvl⊃  r´`´ヽ  l  }´/ ヽ   \   紀伊守(きいのかみ)という人の家が
      i 、  ヽ、_,ノ  j ト ~、      ヽ   水なんかを引き込んで涼しげにしてるって話にょろ
r- ,_   」 ヽ , ____,. イll  lヽ=_____
l、  ~'''TTト、 ハ,ヽ  l===l l l    //- .,   もう手配してあるから早速行くにょろ!
  ヽ、  .l l l ', ', \ヽ l ̄l l l   //
    `ー.l_l_l__', ',__ \yV/レ  〈ー'ヽ


こうしてやる夫たちは、左大臣邸には泊まらず、
紀伊守の屋敷へ向かうこととなった。






3071 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:18:12.66 ID:
xkrBQroo
◆平安京、紀伊守邸

        :ll----------------------ll             :;;ゞ;:;:ゞ.
       ,,r'゙:;;:; ;::; :;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :;:; ; :;:;゙゚'i、       彡ミ、r~:: : ;;ゞ(;;;:;:ゞ゚'゙
     ,r''゙;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :゙゚'i、     ミ彡i゚゙(;;  :.';:;:.:ゞ ;;ゞ:;:ゞ
   .,,r''゙;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:;,,,ソ “゙゚''''' ''゚゙゙゚  彡ミ;ヾ:::;;ゞ :;:ゞ.:ゞ
  ,,r゙‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰  (彡ミ彡ミ彡ミ彡゙》ミ彡ノ''゙(   ;;: .';:;:.: ゞ;゙゚ヾ;:;::ゞ;:;
《《,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  (彡:;:彡ミ; ;:;; :ミ;;:;:;彡`゚“':;;ゞ;:;:ゞゞ.:; ;ゞ :;:ゞ.:.
 ,r'~二二二二二二二二二二二二二 ヽミゞ ゞ::;ゞ; :;:ミ;:;:彡ミ彡゙゚'''):  ; :ゞ.:;;ゞ;:;:ゞ.:;;
 ゙~l~~~~~~~~~~~~~~~~ニニニwニニニ~~~~~ (彡  彡;:;:;ミ 彡ミ: ;;丿:;;ゞ :;:ゞ.:  ;;ゞ; :;:ゞ.:;;ゞ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ∥   |目   .(ゞ;:ゞ;:,vr━i、
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ∥   |    l'''''''"'''''''''゚゜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄llllllllllllllllllllllllll    │::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙~'ヘ、;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   :.、、;: ...:,:.:.、 ,:.:.、、; .:,:.、  :.、、;:.. .:,:.:.、.:.、 ~'ヘ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\     なかなか風情のある家だお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   遣り水も涼しげで爽やかだお
  |     |r┬-|     | 
  \      `ー'´     /     


※遣り水(やりみず)…庭園に水を引き込んで、流れるようにしたもの






3081 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:20:19.14 ID:
xkrBQroo
                      | ミ|彡 |
           ,..、r‐':':´\ー-:、、 | ミ!彡 !
        ,..r:''´    ::::::::゙、:::::::`ヽ! ミ|彡 |
       /    _,,,,....=-‐゙―--=,\!;/,ノ
        /:  ,.r:''''´           ~`゙ヾ、
     ;':;:r':'´  .::::::::::::::_;;;;;;;;;;;、;;;;;;_:::::::::..゙ヽ,
    /   .::::::;;r‐'''''´:::::::::::::::::゙i:: :::::::`ヾ、::::. l     いやーようこそようこそ
   /:   .::::;:r''´::    _,,...;;_:::::|::;;;;;;;;;;_:::::::゙i:: ;'     天下に名高き光る君を拙宅にお迎えできるとは
    l:: ..:::;r:'´::   ,.r:'',ニ-―-;ォ.` ´r‐‐-:、`!:::|ノ      この紀伊守、感に堪えませぬ
    ! ::::r':::::  fr'´:  ゙''゙'´ ̄´ ,: :  ̄`゙゙'~.!:::|
   ヾ、:!::::::  :!|::::  .<´○゙>/ :l、 <.○ゝ:|::::!
     l::::::  :||::::     ̄ .  ::!',  ゙  |゙、:',
       !:::::  :||::::     r'_rュ :rュ゙;   :|:::゙、',
      |:::::  ||::::   :  /´,r_'ニニ=:、゙i  l:::::::',',
       |:::::  :||::::   : :r'r',r:'二ニ:、゙!、 .,'::::::::゙'>
     |:::::: _,;l|゙、    ´i'゙:: :: ::::|.:゙'' ./、::/
      k:'''´:::::::ノ!:::\    ヽ;:___;:;' ; /::::::`'-=、..,,_
       `ー-r': l、::  `ゝ、  `゙'''''''''´ ,/:::::::: ::: ::   \
      /´::   ヽ    ::`''ー---‐'/´::::::::: ::::::     
    /:::   ::::::  ゙、   :::::::::::::::::/ ::::::: ::::   :::::






3091 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:22:09.48 ID:
xkrBQroo
            ____
  +        ./ \  /\ キリッ
        / (●)  (●)\       いやいや、急なお願いで申し訳ないお
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \      
      |      `-=ニ=-      |  
      \      `ー'´     / +


         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ    
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    さささ、こちらへ
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   粗酒粗肴ではございますが
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     お楽しみいただければ幸いでございまする
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、    
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






311以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2009/02/22(日) 19:23:51.93 ID:
1weCqHw0
このAA誰?モンゴル人に見えるwwwwww






310以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 19:22:11.58 ID:
lnsKxZYo
二階堂のパチモンみたいな奴だなwwww






3121 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:24:49.77 ID:
xkrBQroo
やる夫たちは、紀伊守の歓待を受けた。
中流階級ながら、紀伊守の屋敷は居心地がよく
近くの部屋で家人たちが話す様子も、なかなかに興味深いものだった。

<ヒソヒソ…
<ヒソヒソ…
         ____   ,
       /     \  -
     / ―   ― \`   (おや…隣から声がするお)
    /   (● ) (● )  \
    |     (__人__)      |
    \     `⌒´     /


 男女の仲      物語       絵巻にもいそうな感じ        ザワザワ…
        輝ける方     ご出世も一番    帝の御寵愛    一目見たい
  光る君        本当にお美しい    愛       ザワ・・・       奥様とは不仲
     ヒソヒソ…     「なんか芳しくない?」  / ̄ ̄ ̄\   恋   ヒソヒソ…
貴族が友達   浮いた噂ひとつない      / ─    ─ \  し         せめて一度
                           /  <○>  <○>  \ た
   一夜   過ごす   カコイイ…      |    (__人__)    |  い  文だけでも
ザワザワ・・・・     ガヤガヤ・・・        \    ` ⌒´    /   もと皇族
         アドレス知りたい  嫉妬   /             \        顔面偏差値100






3131 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:26:05.68 ID:
xkrBQroo
            ____
  +        ./ \  /\ キリッ
        / (●)  (●)\       ここには誰かほかに
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \      泊まっている方でもいるのかお?
      |      `-=ニ=-      |
      \      `ー'´     / +


         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ    
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    ああ、声が聞こえましたか
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   おおかた、母の侍女たちでしょう
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、   
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






3151 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:28:24.57 ID:
xkrBQroo
         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ    実は父である伊予介(いよのすけ)の家で
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    ちょっとした障りがありまして
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   それで女どもが移ってきているのです
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、    何せ手狭な家ですので…
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉     かしましくて申し訳ない
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._

            ____
  +        ./ \  /\ キリッ
        / (●)  (●)\       いやいや気にしなくていいお
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \     にぎやかな方が楽しいお
      |      `-=ニ=-      |
      \      `ー'´     / +






3161 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:30:28.75 ID:
xkrBQroo
.    _   
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕      おさけをどうぞー
  ルトd ゚ ヮ゚ノリ ([_]
 ⊂[l.i卯i.l]つ ̄ ̄
   くノ_l_l_〉
    し'し'

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\     おっ、可愛らしい男童だお
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   紀伊守の弟かお?
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ   
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    ああ、あれは小君と言います
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   我が叔父です
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






3171 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:32:31.54 ID:
xkrBQroo
         ____
        /     \
      /  u   ノ  \    お、叔父さんかお!?
    /       (●)  \
    |         (__人__)|   えらく若いお!
     \        .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ

         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ   まぁ簡単に言いますと
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    今の母は、父の後妻で…
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   彼はその弟なのです
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、     義母にはもう身寄りがないとかで…
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉     弟君も父が引き取ったのですよ
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






3181 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:34:57.57 ID:
xkrBQroo
      / ̄ ̄ ̄\
    / ─    ─ \
   /  (●)  (●)  \    義母…というと、どこの女人だお?
   |    (__人__)    |
   \    ` ⌒´    /
   /              \

         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ   
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    確か…亡くなった衛門督(えもんのかみ)の
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   娘だったと聞いておりますが
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、    
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






3191 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:36:24.39 ID:
xkrBQroo
      ____
    /_ノ   ヽ_\  
   /( ●) ( ●)\     ああ…、衛門督の娘かお
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\   いろいろな縁があるもんだお…
 |        ̄      |
 \              /


やる夫は、以前聞いた話を思い出した。

衛門督は生前、その娘を桐壷帝の妃にしたいと言っていたという。
しかしそれを叶えずに他界してしまったため、娘の消息はよくわからなくなっていた。

それが、歳老いた受領の後妻となっていたのである。
帝の妃と望まれ、まだ歳も若いであろうに…いまは、中流階級の女人になったということだ。






3201 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:38:33.99 ID:
xkrBQroo
人の運命の不思議さと皮肉を、やる夫はうっすらと感じた。
そして、以前聞いた「中流の女」に、強い関心を覚えていた……。

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\     しかし、衛門督の娘というと
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    紀伊守とたいして歳が違わないんじゃないかお?
  |     (  (      |     仲良くできるのかお?
  \     `ー'     /


         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ     ……まぁ、歳の近い継母と子は
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ    親しくせぬもの、と言いますし
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l  
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   たまたま今日は義母もここにおりますが
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     普段は疎遠でございますよ
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、 
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉    ですから、顔などもよくは知りません
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






3211 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:42:18.33 ID:
xkrBQroo
そうこうするうちに夜も更け、やる夫は休むことにした。

        / ̄ ̄ ̄ \
      /   ―   ―\      さ、今夜はもう寝るお…
  __ /   ( ー)  (ー) \     
   ( |      (__人__)    |    
  \ヽ\__  `ー ´__/ \   
    \( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
     ヽ               \
      \               \


        / ̄ ̄ ̄ \ パチッ
      /   ―   ―\
  __ /   ( ●)  (●) \     …眠れないお
   ( |      (__人__)    |    
  \ヽ\__  `⌒ ´__/ \    けど、従者はみんな寝てしまったお…
    \( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ   どうやってこの退屈を過ごそうかお?
     ヽ               \
      \               \






3221 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:44:24.79 ID:
xkrBQroo
<ヒソヒソ…
<ヒソヒソ…
         ____   ,
       /     \  -
     / ―   ― \`   (おや…また声がするお
    /   (● ) (● )  \       女の人の声だお)
    |     (__人__)      |
    \     `⌒´     /

     ____
    / ⌒  ⌒  \        
  ./( ―) ( ●)  \         このあたりからのぞけそうだお
  /::⌒(_人_)⌒:::::  | チラッ    どれどれ…?
  |    ー       .|
  \          /






3231 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:46:28.70 ID:
xkrBQroo
やる夫がスキマからのぞくと、
ひとりの女君が、女房を呼んでいるところだった。

              _,, -''  ̄ ̄ ̄ `''ー 、
           , -'"              ヽ、
          /                  \
         /                     ヽ
       /        ,  }             ヽ 
       /    /   ,イ ,イi ヽ、             i
      / i  / / / // /,ハヽヾ、            l
      /イl  i/,イ ,イ /// ノ  ゙、ヽ ヾ、          l     中将、中将はいますか?
      ll {ト. ll/ {〃/ノ_,,.--‐‐弋ヽ、ヽ ミヽ_       |
      l| ゙、ヽ{ハー、/ ,ィェ=ァ=彡 \、ヾミ /,-ヽ     l |     今夜は紀伊守殿のお客様もいらしてるので
      l| ヾ 、 ゙t;.}    ゞン-'     \ }ハ { } ヾ    l |     そばに人がいないと心細いわ
        l|  ` ゙ l/               ノ  ンノ、 ヽヽ i l |
      ll   ノ             ( ィ' l ハ ヽヽ l |
        ll   `ヽ             ノ/i l i  ゙、ヽl l
        li   | ヽー‐         /,イi  l ヽ ヽ ヽヽ
        l   | .ハ          ll { l  l  ヽ ヽヾ ヽ
        i  |  i`ー----ィ'"     l | i  l i  ゙、 ゙、 ヾ \
        ヽ | i i i ヽヽ l      l ゙、i i l i  ヽ  ヽ \ \
         ヽ| i ト、ヽ ヽヽl     ` ゙、i |、i   ヽ  \ `ー、゙ ー 、
          | ゙、 ゙、ヽヽ ヽヽ|        ヽ| 、i    ヽ  \ヽ ゙ -、 ヽ
           | i ヽヽ\_,,ノ^}       /|\i    ヽ   \\  ヽ ゙、
          |_ト,.-‐''"  /      /  l  ヽヽ   ヽ   ヽ ヽ ヽ i


女房:「中将さんなら、いまお風呂ですよ。すぐ戻るそうです」
女君:「そう、ならいいですけれど」






3251 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:48:30.16 ID:
xkrBQroo
■人物:空蝉の君(うつせみのきみ)

              _,, -''  ̄ ̄ ̄ `''ー 、
           , -'"              ヽ、
          /                  \
         /                     ヽ
       /        ,  }             ヽ 
       /    /   ,イ ,イi ヽ、             i
      / i  / / / // /,ハヽヾ、            l
      /イl  i/,イ ,イ /// ノ  ゙、ヽ ヾ、          l
      ll {ト. ll/ {〃/ノ_,,.--‐‐弋ヽ、ヽ ミヽ_       |
      l| ゙、ヽ{ハー、/ ,ィェ=ァ=彡 \、ヾミ /,-ヽ     l |
      l| ヾ 、 ゙t;.}    ゞン-'     \ }ハ { } ヾ    l |
        l|  ` ゙ l/               ノ  ンノ、 ヽヽ i l |
      ll   ノ             ( ィ' l ハ ヽヽ l |
        ll   `ヽ             ノ/i l i  ゙、ヽl l
        li   | ヽー‐         /,イi  l ヽ ヽ ヽヽ
        l   | .ハ          ll { l  l  ヽ ヽヾ ヽ
        i  |  i`ー----ィ'"     l | i  l i  ゙、 ゙、 ヾ \
        ヽ | i i i ヽヽ l      l ゙、i i l i  ヽ  ヽ \ \
         ヽ| i ト、ヽ ヽヽl     ` ゙、i |、i   ヽ  \ `ー、゙ ー 、
          | ゙、 ゙、ヽヽ ヽヽ|        ヽ| 、i    ヽ  \ヽ ゙ -、 ヽ


伊予介の後妻。故衛門督の娘。
紀伊守らの義母だが、歳はいくつも離れていない。

「たをやぎて、なよ竹ならむ人(柔和で、なよ竹のような人)」と評される。
なよ竹とは、細くともしなやかな竹を指す。つまり、「芯の強い人」ということである。






3261 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:50:34.74 ID:
xkrBQroo
やる夫:「きっとあの人が、伊予介の後妻だお」

やる夫:「どんな人か…話してみたいお!」

そう思ったやる夫は、女房たちも寝静まったころに、
女君の部屋に忍び込んだ。

     |┃
 ガラッ. |┃
     |┃  ノ//   ./ ̄ ̄ ̄ \
     |┃三    /  \   / \
     |┃     /  (●)  (●)  \
     |┃     |    (__人__)     |
     |┃三   \    ` ⌒´    /
     |┃三   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \


            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..    ……!?
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..  
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |     誰か、誰か、
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|     知らない人が…!
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|   
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |






3271 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:52:40.63 ID:
xkrBQroo
       ____
     /_ノ   ヽ_\      さっき中将を呼んでたお?
   /( >)  (<)\  
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   やる夫は宰相中将だお!
  |     |r┬-/      |    これも何かの縁だお!
  \     ` ̄'´     /


女君:「もしや…源氏の君……!?」

女君が絶句していると、やる夫は女君を抱き上げ
自分の部屋へとお持ち帰りした。

その途中、起きてきた女房とすれ違ったが
「朝になったら、女君を迎えに来い」と言い捨てて
そのまま平然と部屋に入ったというのだから、大した度胸である。






3281 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:54:47.17 ID:
xkrBQroo
            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..   このようなこと…!
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..   
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |    いけません、源氏の君
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|    いますぐ、わたくしをお放しになって!
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|   
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |

       ____
     /⌒三 ⌒\
   /( ●)三(●)\     やる夫を誰だと思ってるお?
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   こうなるのは喜ばしいことじゃないのかお…?
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /






3291 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:56:46.78 ID:
xkrBQroo
            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    何をおっしゃいますの!
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..   卑しい者にならば何をしても許されると
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..   お思いですか!
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|    そのように侮られるのは
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|     恨めしゅうございます…!
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |






3301 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:58:44.09 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \        ご、ごめんお
   /  _ノ  ヽ、_  \      そんなつもりじゃなかったお…
  / o゚((●)) ((●))゚o \
  |     (__人__)'    |    ただ、初めて…胸がときめく人に出会えたと思ったんだお
  \     `⌒´     /


       ____
     /      \       あなたを卑しい者だなんて思ってないお
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    これはきっと、前世からの運命なんだお
  |     (__人__)    |    受け入れてくれないと悲しいお…
  \     ` ⌒´     /


       ,. -''",.==`ヽ、
      ,.'::..//ハi l || i L!l,,ゝ___,,,,,_
     /::::://;.-‐ニヾヽヽヾヽヽ ヾヽ         
     {::/:::`ヾ:::::::::il |l || i | l|ト、 ヾヽ        …うっ、うっ……
    ハト、:::::::::::ヾ:::::ll || || | | || i|  ヾ `、
   〃i|:::::`ヽ::::::::ヾ:|| |l ||l il| |i リ   ヾ ヽ      捨ておいてくださいませ…
   /  |::::::::::::`ヽノ::::ヾ. リ lリ     ,,,.ゞ=j      
  i  li|::::::::::::::::::`i::::::::ヾ__,,.-===''''"  i::`、    帰してくださいませ…
  l   il i::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::i |    ',::`、
    ll |i;;;;;;;;;;;;==j;:::::::::::::::::::::       ',::`,
    リ ll ̄i';::::::::::::',`ゝ;::::::::::::::.       `i }






3311 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 19:59:57.71 ID:
xkrBQroo
こうしてまったくうち解けぬまま、曇った朝がやってきたのだった…。

;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..‐:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.ノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_..‐´:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;...‐′.;.;.;.;.;.;|.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
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                                            l
   i        |    i                    i
        l                 |   l                       l
                     |            l            |
        、、     l       i                    |
  |  ┼┼   ──┐  ─┐          ─┐      l               |
      │    │    │    ─┐    │      ─┐
            │          │             │      l
    i             l            i                      i
                                   |
         |           i            |              |
             i                       i           i
                          i      |          l







3321 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:02:03.12 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \       
   /  _ノ  ヽ、_  \     あなたみたいに冷たい人は初めてだお
  / o゚((●)) ((●))゚o \   
  |     (__人__)'    |   でも、必ず文を書くお。あきらめないお!
  \     `⌒´     /


       ,. -''",.==`ヽ、
      ,.'::..//ハi l || i L!l,,ゝ___,,,,,_
     /::::://;.-‐ニヾヽヽヾヽヽ ヾヽ         
     {::/:::`ヾ:::::::::il |l || i | l|ト、 ヾヽ      
    ハト、:::::::::::ヾ:::::ll || || | | || i|  ヾ `、      …………。
   〃i|:::::`ヽ::::::::ヾ:|| |l ||l il| |i リ   ヾ ヽ    
   /  |::::::::::::`ヽノ::::ヾ. リ lリ     ,,,.ゞ=j      
  i  li|::::::::::::::::::`i::::::::ヾ__,,.-===''''"  i::`、   
  l   il i::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::i |    ',::`、
    ll |i;;;;;;;;;;;;==j;:::::::::::::::::::::       ',::`,
    リ ll ̄i';::::::::::::',`ゝ;::::::::::::::.       `i }


一晩中口説いても、女君はやる夫になびかなかった。

けれども…「また文を送る」と。
やる夫はそう誓って、女君と別れた。






3331 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:04:10.05 ID:
xkrBQroo
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\     紀伊守、世話になったお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |     |r┬-|     |   …ところで、相談したいことがあるんだお
  \      `ー'´     /

       ____
     /⌒  ー、\       あの小君とかいう男童
   /( ●)  (●)\     やる夫のもとで仕えさせないかお?
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\    
  |     |r┬-/ '    |    やる夫は宮中に出入りすることも多いお
  \      `ー'´     /    行儀見習いのつもりでどうだお?


         ,, ,、 _  !;!;;!
      , r''´   ヽ `ヽ!;!;;!
    /,.r:''''´    ̄二 ~`ヾ
  ,r'  .::;;r‐''' 二;;;;;;、;;;__ . ヽ    おお!本当ですか
  | ::;r'´ .,r-;三:-;i;r='、:;`i l    
  ヾ;!:: fj´ ,. 。、 ; : ,,,。、'!:レ′   名高き光る君にお仕えできるならば
   |::: il:::  `"´, ':i、`´ :l;!     義母上も反対はいたしませんでしょう
   |::: il::: .: ,. '7='''、゙; ::ト'、   
   |::: il、: :  {"´~`!; ./  〉
   K二j!`ヽ ヾ三ソ /::`'-、..,,_
    ,r': !、::: ` ー '/´::: :: :  `ー-:、._






334以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:05:11.40 ID:
Fj5LPO2o
将を射んとすれば先ずは馬からですね わかります






3351 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:05:57.98 ID:
xkrBQroo
やる夫は、女君の弟である小君を、召し使うことにした。
もちろん、女君との橋渡しをしてもらうためである…。

.    _   
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     え、恋文を? でも…
  ルトd ゚ ヮ゚ノリ      姉上はもう結婚してますよ?
 ⊂[l.i卯i.l]つ
   くノ_l_l_〉
    し'し'

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     実は…君の姉君とやる夫は
  / o゚((●)) ((●))゚o \   ずっと前に恋人同士だったお
  |     (__人__)'    |
  \     `⌒´     /






3371 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:08:08.02 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     でもやる夫が若すぎたせいで
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    姉君に飽きられてしまったんだお…
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     しかも姉君は、当てつけのように
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    年老いた伊予介と結婚してしまったんだお…
  |     (__人__)    |    あんまりなんだお…
  \     ` ⌒´     /






3381 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:10:03.57 ID:
xkrBQroo
.    _   
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     そ、そうだったのですか…
  ルトd ゚ ヮ゚ノリ 
 ⊂[l.i卯i.l]つ
   くノ_l_l_〉
    し'し'

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\     だから文を送りたいお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   仲立ちをしてくれお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /






3391 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:12:12.70 ID:
xkrBQroo
やる夫はさっそく、小君に文を託した。
ところが…。

            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..   そのような文…
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..   いただくいわれがございません!
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|    そのままお返し申し上げなさい!
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|   
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |

.    _   
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     え?
  ルトd ゚ ヮ゚ノリ □   でも…
 ⊂[l.i卯i.l]つ
   くノ_l_l_〉
    し'し'






3401 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:14:13.83 ID:
xkrBQroo
            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..    聞こえませんでしたか?
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..    お返事はいたしません!
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|     それ以上、困ったお文をいただくなら
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|      もう源氏の君のところへ参上してはなりません!
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |


.    _ 
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     
  ルトd ゚ ペ ノリ □   ……わかりました
 ⊂[l.i卯i.l]つ     返しに行ってきます…
   くノ_l_l_〉
    し'し'






3411 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:16:15.20 ID:
xkrBQroo
       ,. -''",.==`ヽ、
      ,.'::..//ハi l || i L!l,,ゝ___,,,,,_
     /::::://;.-‐ニヾヽヽヾヽヽ ヾヽ         
     {::/:::`ヾ:::::::::il |l || i | l|ト、 ヾヽ        
    ハト、:::::::::::ヾ:::::ll || || | | || i|  ヾ `、      源氏の君……
   〃i|:::::`ヽ::::::::ヾ:|| |l ||l il| |i リ   ヾ ヽ      
   /  |::::::::::::`ヽノ::::ヾ. リ lリ     ,,,.ゞ=j      お許しになって…
  i  li|::::::::::::::::::`i::::::::ヾ__,,.-===''''"  i::`、    
  l   il i::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::i |    ',::`、
    ll |i;;;;;;;;;;;;==j;:::::::::::::::::::::       ',::`,
    リ ll ̄i';::::::::::::',`ゝ;::::::::::::::.       `i }


       ,. -''",.==`ヽ、
      ,.'::..//ハi l || i L!l,,ゝ___,,,,,_
     /::::://;.-‐ニヾヽヽヾヽヽ ヾヽ          ただの娘であったとき、
     {::/:::`ヾ:::::::::il |l || i | l|ト、 ヾヽ        あなたに会えていたら……
    ハト、:::::::::::ヾ:::::ll || || | | || i|  ヾ `、
   〃i|:::::`ヽ::::::::ヾ:|| |l ||l il| |i リ   ヾ ヽ      なにもかも捨てて
   /  |::::::::::::`ヽノ::::ヾ. リ lリ     ,,,.ゞ=j      あなたを好きになったでしょう…
  i  li|::::::::::::::::::`i::::::::ヾ__,,.-===''''"  i::`、
  l   il i::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::i |    ',::`、  でも、わたくしはもう…
    ll |i;;;;;;;;;;;;==j;:::::::::::::::::::::       ',::`,    人の妻ですから…
    リ ll ̄i';::::::::::::',`ゝ;::::::::::::::.       `i }
    l リ lll';:::::::: ', li li`ヽ:::::::::.       ヾ
     '  リl';:::::.  ',ll ,リ  ヾ;:::::...    ...  `ヽ
         }:::..  }   ,.-、i::::::::::::::::::.--‐'   `、
        _,i::::   i-'''""__j-j:::::;;;;;;;;;;;;;;,,.-‐    ,.ゝ


女君は悩みつつも、やる夫の手紙を何度も拒絶した。






343以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:20:04.82 ID:
Fj5LPO2o

ええええええええ惚れてんのかよwwww
何というフラグ製造器






3421 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:19:20.96 ID:
xkrBQroo

何度文を送っても、返事のひとつもない…。

業を煮やしたやる夫は、ふたたび紀伊守邸に行くことにする。
小君を使って、忍び込もうと言うのである。

       ____
     /⌒三 ⌒\
   /( ●)三(●)\     (いくらつれない人とは言え…
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \     もう一度会えば、流石に拒めないだろうお)
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /






3441 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:21:44.00 ID:
xkrBQroo
◆某日、紀伊守邸

        :ll----------------------ll             :;;ゞ;:;:ゞ.
       ,,r'゙:;;:; ;::; :;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :;:; ; :;:;゙゚'i、       彡ミ、r~:: : ;;ゞ(;;;:;:ゞ゚'゙
     ,r''゙;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :゙゚'i、     ミ彡i゚゙(;;  :.';:;:.:ゞ ;;ゞ:;:ゞ
   .,,r''゙;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:;,,,ソ “゙゚''''' ''゚゙゙゚  彡ミ;ヾ:::;;ゞ :;:ゞ.:ゞ
  ,,r゙‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰  (彡ミ彡ミ彡ミ彡゙》ミ彡ノ''゙(   ;;: .';:;:.: ゞ;゙゚ヾ;:;::ゞ;:;
《《,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  (彡:;:彡ミ; ;:;; :ミ;;:;:;彡`゚“':;;ゞ;:;:ゞゞ.:; ;ゞ :;:ゞ.:.
 ,r'~二二二二二二二二二二二二二 ヽミゞ ゞ::;ゞ; :;:ミ;:;:彡ミ彡゙゚'''):  ; :ゞ.:;;ゞ;:;:ゞ.:;;
 ゙~l~~~~~~~~~~~~~~~~ニニニwニニニ~~~~~ (彡  彡;:;:;ミ 彡ミ: ;;丿:;;ゞ :;:ゞ.:  ;;ゞ; :;:ゞ.:;;ゞ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ∥   |目   .(ゞ;:ゞ;:,vr━i、
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ∥   |    l'''''''"'''''''''゚゜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄llllllllllllllllllllllllll    │::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙~'ヘ、;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   :.、、;: ...:,:.:.、 ,:.:.、、; .:,:.、  :.、、;:.. .:,:.:.、.:.、 ~'ヘ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

           ______
          /       \
         /           l       天下の光源氏が、人妻相手に忍び歩きとは…
        /∠_______ヽ.      我ながら、誰かに見つかったらどうしようかと
        l、ニニニ〔〔;;;;;l〕ニ〔〔;;;;l〕ニl      思ってしまうお
        | |  u.   (__人__)  ||
        ノ_三ニ‐'-`^'゛‐''"´'゛\_,,.、,,ノハ ,,/
       シ´ ̄    _,,、=''"フ/ハツ、_ ,、   ⌒゙゙゙'''"
       ノ,,、_,,.、-‐''"´  ,,/// /´ 〃こ)   '' ~''ー`
       \ー -   ,/´ // イ ー-イニノ   ,,...,.-''"
        ゛‐、     / / / |‐'"!      -=`-''
          {´   /  /  / |" /      -''"゛/
         ),./ / /  /、 ) 〈   ヾ`'''ー"
        ノッハヾ∧/ヘ/: \_)ノ ノッハヾ






345以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:22:32.18 ID:
lnsKxZYo
すげーなこいつwwww






3461 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:22:41.18 ID:
xkrBQroo
.    _ 
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     源氏の君…
  ルトd ゚ ペ ノリ      
 ⊂[l.i卯i.l]つ     今日はやめておいた方が
   くノ_l_l_〉       いいかもしれません
    し'し'

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     ど、どうしてだお?
  / o゚((●)) ((●))゚o \   誰かにバレたかお?
  |     (__人__)'    |
  \     `⌒´     /






3471 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:23:57.83 ID:
xkrBQroo
.    _ 
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     伊予介さまの御娘…
  ルトd ゚ ペ ノリ      つまり、紀伊守の妹君が
 ⊂[l.i卯i.l]つ      遊びにこられたんです
   くノ_l_l_〉
    し'し'

       ____
     /      \       そ、そんなことでは引き下がらないお
   /  _ノ  ヽ、_  \     
  / o゚((●)) ((●))゚o \   せめて垣間見(かいまみ)だけでも
  |     (__人__)'    |   させてくれお
  \     `⌒´     /    

.    _   
   , '´ィ´ `ヽ
  卯ミノ从从リ〕     わかりました!
  ルトd ゚ ヮ゚ノリ      こちらのスキマからなら
 ⊂[l.i卯i.l]つ      見えると思います
   くノ_l_l_〉
    し'し'






3481 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:26:00.28 ID:
xkrBQroo
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  .       / \   / \   どれどれ…
___∧,、 /  (●)  (●)  \____
 ̄ ̄ ̄`'` |    (__人__)    | ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やる夫がのぞき見ると、二人の女人が碁を打っているのが見えた。

こちらに背を向けているのが、愛しいあの人、
こちらを向いて笑っているのが伊予介の娘であろう。

やる夫は、そう見当をつけた。






3491 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:28:03.62 ID:
xkrBQroo
やる夫:(あれが、伊予介の娘かお)

   |                    ヽ- 、
   |    /       ヽ   ヽ  ヽ   ヽ  \
   |   /    } }    }    i:   }:  i i   \
   |   ::|     | |:   |::   |::  |::  }: |   人
   |   :||    }} }:    }}:::  }::  }::  } }   /  ヽ
   |   :||   ハリ:   ハ;;_ハ;;_ノ};;___ノレ'  / ::/ }
   | ̄ ̄  ̄ ̄   ̄ ̄   _,.--‐‐、./::ノハノ / ノ    
   | ̄ ̄ ̄`゙ ー- 、    / _,,,,ィ /;;//  i   ノ
   |_ニェ=--、ー-、  `    rシ;イヾ彡ノレ;;;:____} ;乂
   |ィ{:;;(フ;;:::}``ーミヽ    r'イ;ノ,_, /::::   ,;:-''::::;ハ
   |\;;;;;;;;厶-‐         ̄ ̄ /i:;;;;;;, -'":::::::/  }
  / ノ          ヽ、   ./ ノ;;;;;;;;;::, -'"   _/
  (_/ )          / / };;:::::::::......  _,,; イ
  / ,.-〈    ヒー---ァ'  /、  ゙入ェ;-;-;''==ソ
 (/ __)\    ̄ ̄   /   フ>、{::::::..      {
 (_,ィ'" )  > 、_   /    // /\;;;;;;;;;____,,,ィ'
  / ,ィ'  / }   ̄     // ノ   Y:;  ノ
 'ー'イ    /        // ./    };;;;'' イ
   |\  /        //  /    /ヽ;: {

やる夫:(派手でかわいい顔つきだけど、ちょっと慎みが足りないお)






3511 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:30:03.82 ID:
xkrBQroo
やる夫:(そこへ行くと、あの人は……)


              _,, -''  ̄ ̄ ̄ `''ー 、
           , -'"              ヽ、
          /                  \
         /                     ヽ
       /        ,  }             ヽ 
       /    /   ,イ ,イi ヽ、             i
      / i  / / / // /,ハヽヾ、            l
      /イl  i/,イ ,イ /// ノ  ゙、ヽ ヾ、          l
      ll {ト. ll/ {〃/ノ_,,.--‐‐弋ヽ、ヽ ミヽ_       |
      l| ゙、ヽ{ハー、/ ,ィェ=ァ=彡 \、ヾミ /,-ヽ     l |
      l| ヾ 、 ゙t;.}    ゞン-'     \ }ハ { } ヾ    l |
        l|  ` ゙ l/               ノ  ンノ、 ヽヽ i l |
      ll   ノ             ( ィ' l ハ ヽヽ l |
        ll   `ヽ             ノ/i l i  ゙、ヽl l
        li   | ヽー‐         /,イi  l ヽ ヽ ヽヽ
        l   | .ハ          ll { l  l  ヽ ヽヾ ヽ
        i  |  i`ー----ィ'"     l | i  l i  ゙、 ゙、 ヾ \
        ヽ | i i i ヽヽ l      l ゙、i i l i  ヽ  ヽ \ \
         ヽ| i ト、ヽ ヽヽl     ` ゙、i |、i   ヽ  \ `ー、゙ ー 、
          | ゙、 ゙、ヽヽ ヽヽ|        ヽ| 、i    ヽ  \ヽ ゙ -、 ヽ
           | i ヽヽ\_,,ノ^}       /|\i    ヽ   \\  ヽ ゙、
          |_ト,.-‐''"  /      /  l  ヽヽ   ヽ   ヽ ヽ ヽ i
        ,ィ'イ /     /      /   ヽ、  \ヽ   \   ヽ ゙、 i l
       /l / /     /`  ´ ̄/      `ー--ヽ、_ヾ  ヽ  ヽ

やる夫:(顔は地味でも、仕草に品があって、むしろ心惹かれるお)






3521 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:32:11.24 ID:
xkrBQroo
      ____
     /_ノ ' ヽ_\
   /(≡)   (≡)\     今夜こそ…今夜こそ
  / /// (__人__) ///\    口説いてみせるお!
  |     |r┬-|      |
  \     ` ー'´    /


              /::::::::   __ -::::::::::::::
          〃:::::::::∠-‐:::::::::::::::::::::::::::
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   バサッ   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        _,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  行ってやるお!
      /,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     ∨:::::::::::::::::_,,-─"<ー-、::::::::::::::::
      〉-‐"" ̄      `ヽ   ̄''ヽ:::::::
     /          }  \   丶:::
     〈  /ヽ       }`ヽ ヽ  丶:
      ̄   〉        i (ゞ j    ヽ
          /  ,-‐"ヽ  ヽ  ̄   
        〈  〈     \ \      
         フ__j     /__j

やる夫は夜が更けるのを待って、女君の寝室に忍び込んだ。






3541 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:34:14.42 ID:
xkrBQroo
ところが、やる夫が廊下を歩く音に、女君は目を覚ましてしまった。

            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶    この香り…あの方だわ!
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l    
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│   そこまでして、わたくしを…
       /| / ' ' / ', // !\ !  | ..   いえ、今は逃げなければ…
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  | ..   
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |     もう二度と逢わないと…
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|     示さなければ…
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|   
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |  .
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |  .
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |






3551 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:35:59.25 ID:
xkrBQroo
             _,, -―ー- ..,,、
        ,/´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`' ,、
       / ;;;./;;,ン''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`x      さようなら、源氏の君……
      / ;;./ ;,r'";;;;;;;;;;;;,i;',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.l,               ,-.、
     ./;;;,i";,イ;;;;;;;;;;;;/;;;.!;.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!             , / 、`l
     .i'、.,';;;〃;;;;;;;;;;;/;;./ ,'L、;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;.!              / .!,ノ゙./.゙l_,,
     l;|;;;!;;;;ll゙;;,,ッ;;,〃r' / ',リ、;;;;;;,,,,;.!;;;;;;;|         /  .〔''ン‐'7゙l
    .li;|;;|;;;;||;,'/-少 / '''''''.゙ゝ`'シ`ll;;;;;;;|        ,y′   .l  .ト''',、
    :!',|,;.!;;"lて''" '" .`'゙丁cjフ\〉 ./};;;;;l        ,r'/      ゛  `'i',.l
    :!;《;`、;;;, '゙'″〉       ,ィ゙|;;|;;;;|;;|     / . ゙      .',    | }、
    .l;;;l, ';`',.ヽ /       ./ /;.!;;|;;;;',;;!    /            !  .t .! .l',
     l;;;;.l.;;;;/';;\  --   / l !;;;!;;;;.!;',    !      、   .,!  .',l゙ .l',
     .',;;;;ヽ;||;;;.!;;;ヽ、  . /   !;;.!;;;l;;;;;;.l;',    ' ,.    │   !  !..l .|.!
     .l.;;;;;;]l;;;.!;;;;;;;li`''l゙´    .|;;;.!;;.!;;;;;;;;.l.l_.   `'-、  ',   .|  .! .', |゙l
      .ヽ;;||;i;.!;;;;;;;;',.l;;.!    .l;;;;|.l;!...-'"゛  `゙''-、  l   ' ,   .l .,'  ', .l│
       `,'|/.!;;;;;;;;;;,,r‐!     l;;;;゙‐'゛        `''-',  ,   ! `,'   .', ! ト,
       /;l;l;;|;;;;;;./   ゛  ./_,,l;,;;;!               l  !  │ .|    !l :!..l
     ,/゙.||;;|' ,ノ゙--、   '" l;};l゙            l  l   !  .!    .|││
    /  .|,!;}         !;|;;;!              |  l   /.ヽ .|    .| l │
   !    .l,!;;!         l゙;!;;;!   -''7 ̄ ̄T''''─`、  !  / l゛.' ,|    l゙.!  .l
   l   ',l;|;;.!         _,,、l゙;|;;;}    ノ゛  ./    \ l./ .l゙  .`   .l゙.!ー'"
   |  .、,!l;;;|     r'.., ' `l,'|;;;;!.ー、     .,l!      `, '  .l         ! !
   |  .,,'',.!|;;;|、   /f   .|',|;;|.!  ゙7    ,' l      │  | .、  、 ...,|'.!'、
   ! /  {;!;;:!.゙l .,.. lフ     !.||;}.!.l , '   ,i";|.!       |  | .\  ´  .! .`、
   /,r'  .l',', .く,',        | |',', ',` `' ,..,i, ';;,!,!     ./ !  |   .`''ー- ,li │


女君は布団代わりにかぶっていた衣を脱ぎ捨てると、
単衣(ひとえ)一枚で寝室から逃げ出した。






356以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:36:48.70 ID:
P91SQUso
空蝉の君すげえww






360以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:40:10.73 ID:
8pf4jf2o
抜け殻だけ残していったから空蝉なのか?






3571 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:38:12.42 ID:
xkrBQroo
入れ違いに入ってきたやる夫は、
そこで眠っていた女人と、無理矢理に契ったのだが…。

            __   __
          , '´    `´    ``ヽ
          //        ヽ丶、 \
       / /   ,.,         `、 ヽ 、ヽ
       /  , //i l    、  ヽ  ヽヾミ!
    __< ̄{  l | l l !、  l l l l l  トヽrへ、        こんなことをするのは、いったい誰…あら?
   ∧ 〝只 i´「仄廾ァ ト、 ト l_L」__l   } 只´ ̄入     
  〈 ヽ/ ハ. VィTァ‐r、 ヽ! ヘヽ、N``! ル’,イ‐ノ   〉
   ,>┴r`1ヘヽ Y:::ノ      イフ:::厂ゞノ儿_U'´ ,ィく     あっ、あなた、もしかして
   !`<´L.」_ヽ!`` ̄   ,    └- ' 'イノ,.イ |‐<ノ }    ……源氏の君!
   `>,、___} ヽ     `       /ー' ,.二、/ 丿
   トく_,.-─-ッ \ ヾ´ ̄>   /  (_/ /、
   ヽ,、_` ̄´/    \    , イ     ヽ_/ヽノ}
    ((__二 ̄     l` ‐ '′ l      r‐¬ァ'´丿
      `ァr┘     /l     l\     {二´、-<
      `'  __//ノ     ヽ i \_    〆´
   fT´ ̄ ̄    {´       ソ       ̄ ̄`力

       ____
     /ノ   ヽ、_\
   /( ○)}liil{(○)\     !?
  /    (__人__)   \
  |   ヽ |!!il|!|!l| /   |    (あの人じゃないお!?)
  \    |ェェェェ|     /






359以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:39:47.86 ID:
lnsKxZYo

やっちまったなwwww






3611 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:40:19.45 ID:
xkrBQroo

            __   __
          , '´    `´    ``ヽ
          //        ヽ丶、 \
       / /   ,.,         `、 ヽ 、ヽ
       /  , //i l    、  ヽ  ヽヾミ!
    __< ̄{  l | l l !、  l l l l l  トヽrへ、
   ∧ 〝只 i´「仄廾ァ ト、 ト l_L」__l   } 只´ ̄入     信じられない…
  〈 ヽ/ ハ. VィTァ‐r、 ヽ! ヘヽ、N``! ル’,イ‐ノ   〉
   ,>┴r`1ヘヽ Y:::ノ      イフ:::厂ゞノ儿_U'´ ,ィく     源氏の君さまが
   !`<´L.」_ヽ!`` ̄   ,    └- ' 'イノ,.イ |‐<ノ }    わたくしの寝所にいらっしゃるなんて…(ポッ)
   `>,、___} ヽ //  `    //  /ー' ,.二、/ 丿
   トく_,.-─-ッ \ ヾ´ ̄>   /  (_/ /、
   ヽ,、_` ̄´/    \    , イ     ヽ_/ヽノ}
    ((__二 ̄     l` ‐ '′ l      r‐¬ァ'´丿
      `ァr┘     /l     l\     {二´、-<
      `'  __//ノ     ヽ i \_    〆´
   fT´ ̄ ̄    {´       ソ       ̄ ̄`力


       ____
     /⌒三 ⌒\     (こうなりゃ、ヤケだお!)
   /( ○)三(○)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  お静かに……
  |     |r┬-|     |   あなたを慕って、ここまで来たのです
  \      `ー'´     /






362以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:41:07.26 ID:
P91SQUso

腹を据えたwwww






3631 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:42:10.49 ID:
xkrBQroo

          .i。゚;i;,.
        ,:'i:゚。',゚'::,:'
       ::,i;゚。i.;:''"´
   ::  :: i;゚;i::
    ゞ  /_,..-''"´`'
 (`:、:::::::ヾ/-''"´
  ヽ:::、 /
   ヾ;;;/_,,.;:''"i:           ※しばらくお待ちください…。






365以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:43:20.69 ID:
P91SQUso
わっふるわっふる






3661 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:44:25.76 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \      本当はもっとちゃんとした形で
  / o゚((●)) ((●))゚o \     話したかったお
  |     (__人__)'    |
  \     `⌒´     /

       ____
     /      \    
   /  _ノ  ヽ、_  \      でも、世間の目もあるお…
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \     君に迷惑をかけることはできないお…
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\       だから一夜の秘密としてやる夫たちの
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \     胸に秘めておくお!
  |     |r┬-|     |     文も送らないお!
  \      `ー'´     /


やる夫は言葉巧みに、紀伊守の妹君に言い含めた。

妹君は若いせいもあったのだろう、
こんな都合のいい言葉を信じたのが、あはれであった。






3671 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:46:30.70 ID:
xkrBQroo
◆平安京、二条院

       ____
     /      \   
   /  _ノ  ヽ、_  \    あの女君に逢いたかったのに
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   別の女の子を食っちゃったお…
  |     (__人__)    | 
  \     ` ⌒´     /






368以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:46:52.01 ID:
lnsKxZYo
よく言うわwwww






372以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:51:02.89 ID:
Fj5LPO2o
俺、光源氏に生まれ変わるわ






3691 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:48:32.80 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     結局手に入ったのは…
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    あの人が来ていた衣だけだお…
  |     (__人__)    |    まるで蝉のぬけがらだお…
  \     ` ⌒´     /

                     ノ────-、
                   /~/       ゝ´.ヽ、
              ,,、-ー'''´  /      /      ヽ、,
           ,、l⌒l      |      /         丶、,,
          /l:::l ;;;      .|     /         ,,;;;;;;;: >、,,
         ./:::l:::l ,;;;      l   ./        ;;;;;;::'' ./::::::::::::;;ヽ
        /:::::l:::::l .';;;,       l   /        ,;;;;;'' ./:::::::::::::;イ::::::l
        /:::::::l:::::;〉, '';;;;,    l  /      ,,;;;;''' /:::::::::::::::/::::::::::::l
       /:::::l::::::l;;/::::::'ヽ、''';;;;;;,,| /,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;''''' ,、ー'´ l::::::::::::/:::::::::::::::::l
     /::::::::l:::::::〉::::::::::::;;、==_∨'''''''_,,,,、...-ー''´:::::::::::l::::::::/:::::::::::::::::::::::l
    /:::::::::::::;;l:::;;l::::::::::/  / / ̄ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::l:::::/:::::::::::::::::::::::::::;:l
   /:::::::::::::::::::;;;;l;;;l::::::/   ./ヽ,ノ、    ヾ、:::::::::::::::::::::l:::/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
 /::::::::::::::::::::::;;;;''l::::/     ノ /::l ヽ、    ヽ::::::::::::::::::;;l::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
/::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;l::l     /  l::::l  ヽ    ヾ、::::::::::::;;;l::l:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;l






370以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 20:49:07.42 ID:
4oT2slYo
衣というより制服wwwwww






3711 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:50:20.97 ID:
xkrBQroo
         / ̄ ̄\
        /      \      あんな強情な女は初めてだお…
       /::::::::::::::     ヽ     
       |::::::::::::::       |     だんだん恨めしくなってきたお
        ヽ::::::::::    /      もういっそ憎んでやるお…
        /::::::::::::   く        
-―――――|::::::::::::::::   \ -―,――――  
         |:::::::::::::::  |ヽ ⌒)

       ____
     /      \
   / ─    ─ \     憎んで…憎んで……
  /   (●)  (●)   \
  |      (__人__)    |   そして忘れてしまうお…
  \     ` ⌒´     /






3731 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:52:02.45 ID:
xkrBQroo
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \  
  / o゚((●)) ((●))゚o \   …………。
  |     (__人__)'    |
  \     `⌒´     /






3741 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:54:06.48 ID:
xkrBQroo
      ,, -──- 、._ 
    -"´         \ 
   /              ヽ     憎めない…憎めないお!
   /             ヽ
  |      _ノ    ヽ、_  .|    恋しくて恋しくてたまらないお!
  l     o゚⌒   ⌒゚o  l 
  ` 、      (__人__)   /    どうしてだお?
    `ー 、_.   ` ⌒´   /     あんな冷たい人にどうして惹かれるお?
       /`''ー─‐┬''´
       /  丶. i  |
      ./ 丶、_)|_ノ|_
      .|  ̄ヽ._  ´  ヽ  
      ヽ、 _/´`ヽ   /






3751 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:56:03.86 ID:
xkrBQroo
                     /´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
                    /           \        頭じゃわかってるはずなのに…
                       /:::::             \      ダメなんだお…心が動くんだお…
 _______ +      /:::::::::                 ヽ
 |i:¨ ̄ ,、    ̄¨.: i       |:::::::::::                    |     ああ、はれ……
 |i: /ヘ:\     :i|     _ |::.:. : :     ,,ノ:..:ヾ、       |      これが「恋」ということなのかお…
 .|i:〈`_、/´_`>.、  :i| ,.r:;'三ヽ:: :: . ー'"´   ,,、  ー‐‐,,     /`、
  |ii~~'、;'´`,'~,;~~~~:i|;イ:;:":::::::::::\;;。(ー一)   (ー一)。;:;:. /::::: ヽ
  |i`::;:':::::;::;:'::::::::::;.:i|`。⌒/7, -──~ 、(___人___,)"⌒;;::/::|:::::〆::\
  |i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::://,::::..    " ニニヽ、⌒ij~";_ ィ /:::::::|:::::〃::: : ヽ
─|`ー=====一 | ::::::|_|;;、:::.__y-ニニ'ー-ァ ゚‐─'───┴────── ‐
::::::`ー―――‐一´ ̄~   ̄       ̄






3761 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:58:00.16 ID:
xkrBQroo
     / ̄ ̄ ̄\
   /       .\
  /   ─ヽ  .─   \     空蝉の身をかへてける木のもとに
  |   (●)  (●)   .|       なほ人がらの懐かしきかな
  \.   (__人__)    /
   ( ヽ  ___ ././      ……と
   .\ \|  .,レ゛/       我ながら未練がましい歌だお
     .\旨 爻ン


蝉のぬけがらのように、衣だけ残していったあの人を
まだ懐かしく思うことだ…。

やる夫はそんな和歌を、チラシの裏に書き散らした。






3771 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 20:59:58.96 ID:
xkrBQroo
◆数日後、平安京、内裏

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)   お、どうしたんだ? やる夫
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ 
   /    く  
   |     \  
    |    |ヽ、二⌒)、

       ____
     /      \
   / ─    ─ \     なんだお?
  /   (●)  (●)   \   やる夫はどうもしてないお?
  |      (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /






3781 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:02:18.34 ID:
xkrBQroo
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)    そうか?
. |     (__人__)    
  |     ` ⌒´ノ     失恋でもしたような
.  |         }      顔をしてたからな
.  ヽ        }
   ヽ     ノ 
   /    く  
   |     \  
    |    |ヽ、二⌒)、 


             (ヽ三/) ))
         __  ( i)))
        /⌒  ⌒\ \     そ、そうかお?
      /( ●)  (●)\ )
    ./:U: ⌒(__人__)⌒::::\     やる夫はこの通り
    |    (⌒)|r┬-|     |     元気いっぱいだお!
    ,┌、-、!.~〈`ー´/   _/
    | | | |  __ヽ、   /
    レレ'、ノ‐´   ̄〉  |
    `ー---‐一' ̄






3791 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:04:15.05 ID:
xkrBQroo
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)    そうか、ならいいんだが
. |     (__人__)    
  |      |r┬|}     それはそうと、今夜は藤壺女御さまが
  |      | | |}     管弦の遊びをされるそうだ
.  ヽ     `ニ}
   ヽ     ノ      やる夫も行くだろう?
   /    く  \
   |     \   \
    |    |ヽ、二⌒)、

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\     もちろんだお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   やる夫の素晴らしい演奏を聞かせてやるお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /






3801 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:06:20.76 ID:
xkrBQroo
◆その夜、内裏、藤壺

         ____
       /⌒  ⌒\         /へ
      /( ●)  (●)\      <´ ゞ /
    / :::::⌒(__人__)⌒:::::\  /〆<ソ
    |     |r┬-|     |///
   ∧      | |  |    ///        浅緑 濃いはなだ
   (  \    /⌒`ヽ///ミヽ        染め掛けたりとも 見るまでに
   \  \<    ///\/ }     
    ,ヘ  \_∩ノ^) /  }__./        玉光る 下光る
    {  \__,,__ノ    ノ            新京朱雀のしだり柳~♪
    ヘ      ヾゝ  /´
     \  :゚¨゚:  /ヽ  ジャカジャン
       `ー--‐一


        ___
       /     ヽ
      ./ _ノ ヽ、    ヽ        またはた、井となる 前栽秋萩
      .| (ー) (ー)  |
  .    | (__人__)   .|        なでしこ唐葵 しだり柳~♪
      |  |r┬-|    |
      |   `ー'´   /
       ヽ  ヾ    /
       ゝ     (
     /       ヽ   ジャンジャカ  ジャカジャン
    (   /        ヽ
   /\ \ ̄・ ̄ヽ、|_|_______ノφφφ~ヽ
  (  ( ヨ||=||=||=||=(゚∀゚)=||=ηη=||=━━━━!!!!!
   ヽ◎。_。_ノ ̄ ̄ ̄\_ノ ̄ ̄ ̄ヽφφφ__ノ






3811 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:07:57.65 ID:
xkrBQroo
【解説】

  、--7
  ミ_o_d,,,   やる夫たちが歌っているのは
  ミ゙ ゚ -゚ノ    「催馬楽(さいばら)」と呼ばれる歌謡のひとつだ
  √¨l-゚]、   
  (゙ /  |ゞ    もとは民衆のあいだで歌われてたものが
  /ヾノ==,)    宮廷に取り入れられたらしい
 ム-ノ__|_jゝ

【引き続き、物語をお楽しみください】






3821 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:10:05.06 ID:
xkrBQroo
そして夜も更けた頃……。

にわかに強い風が吹き込み、
藤壺の灯りをすべて消してしまった。

::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ::::: :: :::::: : ::
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: : : : : : : : ::::: : : : : :::: : : : ::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : ::::: : : : : :::: : : : ::::::: : : : : : : : :
:::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::: : : ::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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:::::::::::::::::::::::::::: :::::::: : : : : : ::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::::::: : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::: ::::::::::::::         :::::::::::: : : ::: ::::::::::::::::::::::::::フッ…::::::::         ::::::::::::
::::::: :::::::::::::::::::: :::::::: :::::: : ::::::::::: :::::::::::: :::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::: :::::: : :::::::: :::::::::::: 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::: ::::::: : : : : : : : ::::::::: :::::::::::::::                       : :::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

やる夫:「うわっ、真っ暗だお!」
頭中将:「落ち着け。また火をともせばいいことだろ、常識的に考えて」






3831 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:12:05.15 ID:
xkrBQroo
女房:「いま火をお持ちいたします…」

::::: : : : : : ::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ::::: :: :::::: : ::
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:::::::::: : : : :::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : :::::::::::::: : : :::::::::::::::::::::::::::     :::::::::::::::::::::::: : : :::::::::::::::::
::::::::::::::::::: ::::::: : : : : : : : ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::   ,;';  ポゥ…:::::::::::::::::::: : :::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::: :::::::: : : : : : ::::::::::: : : : : : :  :::::::::::::::::::::::   it;'     : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::: ::::::::::::::   ::::::::::::::: :::: :::::::::::: : : ::: :::::::::::::::::   ii f;'   :::::::::::::::::::::::   ::::::::::::
::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: :::::: : ::::::::::: :::::::::::: ::::::::::::::   シ,.,.ツ  :::::::: :::::: : :::::::: :::::::::::: 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::   /    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::: ::::::: : : : : : : : ::::::::: :::::::::::::::   :::::::::::::::      ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::: :::::::: : : : : : ::::::::::: : : : : : : : ::::::::::::::::::::::: : : : : :::: :::::::: : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::: :::::::::::::: ::::::::::::::::::::::  :::::::::::: : : ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::: :::::::::::::::::::: :::::::: :::::: : ::::::::::: :::::::::::: :::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::: :::::: : :::::::: :::::::::::: 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::






3841 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:14:07.89 ID:
xkrBQroo
御簾の向こうで、まず灯りがついた。
一瞬――、簾の内にいらっしゃる方のお顔が、ほのかに見えた。

 !:::::::::::::::::::::/::::/   l l    ,l   | |  l   ! !   l      l l::
 !:::::::::::::::/!:::/ |    ! ! |  / !    !_!-‐ァ l | |    |      ! !:
 !:::::::::/,-、∨ _!__, --、|  ! |   | !   |`r'´!  l ! |    |     <
 |::://:::::::!:! | {   }`゙`ト!、 ! |    | !/  ! ハ |     !      !:
-、!'/:::::::::::ノノ! !ヽ!`T´!   !| !`ト、 !    ! !  // ! !    !         |:
ヽヽ:::,、:::/ィ ト、|_ァ=ァ==ミ、トl !  l   ,イヽ!,イ/  l ハ   |       !
 〉!:/::ヽ/|  | ヾ  {っr⊂かミヽ|  ! // /メ  _// !  | !     | |::
_/∧::::::::) l!  !  `┴-ニ、ノ     V //〃 ヽ/'``ト、 l l    l | l::
-'  ヽ:/l  |ヽ !      `       '´ /' _   /イ メイ    ! l /::
-ヽ  ヽl  | l |                7っ`ヽ'´ l// j  / / /レイ::
  ヽ l   ! | |                _{ r⊂∧  ,.イ  / ,イ /-イ !::
\  ヽ!   |  ! !            /    `ヽン ノ// , イ/彳  ! l:::
_`ニ=|  |  l |        、   '´          ,イ l イl l  |:::!   ! !:::
::::::::::::::!  |\ ! l      ` -       /イ /  l !|  !::l   l l:::/
⌒l:::::::|   !--ヽ! |                /´ !/!  ! ||  !::|   ! レ
、 ヽ´|   !  | ! |           _, '´  〃 l  l  || l:::l!  | 
 `´ |    ! l  | !` ト __ .. -‐=ニ´、   // ! l  || !::||  !
    ',    ', ! | !  Y´`ヽ‐、    \> //|   l   || ,ヽ! !  l
    ヽ   ヽヽl l   Yrゝ〉ヽ}   / \l l !  |    ||' / l   ',






3851 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:16:07.01 ID:
xkrBQroo
          _____
        / '⌒ヽ  ; '⌒゙\       ||  ||
       /        ∪     \      ||  ||
     / /´  `ヽ   /´  `ヽ \     o   o
    /  (   ● l    l ●   )  \
  /    ヽ_   _ノ   ヽ_  _ノ  ; \
  |  ;  ''"⌒'(    i    )'⌒"' ∪  |    
  |  ∪      `┬─'^ー┬'′      |
   \          |/⌒i⌒、|         /
    \       !、__,!    U  /
    /       、____,,      \
   /                        ヽ
   |  、                 ,   |

元服して五年。
見たいと願っても見れなかった、あの方の顔…。

それが、今も変わらず美しく優しい表情をしていたのを
やる夫ははっきりと見てしまった。






386以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2009/02/22(日) 21:18:15.16 ID:
NnEUv9g0
ふつくしい…






3871 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:18:15.42 ID:
xkrBQroo
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \                         パッ
 |    ( ●)(●)   おお、明るくなった
. |     (__人__) 
  |     ` ⌒´ノ   気を取り直して
.  |         }    もう一曲行こうぜ、やる夫
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \

       ____
     /   u \
    /  \    /\      わ、わかったお…
  /  し (>)  (<) \
  | ∪    (__人__)  J |    (なんだお、胸がドキドキするお…
  \  u   `⌒´   /       ええい、落ち付くお!やる夫!)
  ノ           \






3881 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:20:18.74 ID:
xkrBQroo
         ____
       /⌒  ⌒\         /へ
      /( ●)  (●)\      <´ ゞ /  
    / U:⌒(__人__)⌒:::::\  /〆<ソ
    |     |r┬-|     |///       夏引きの白糸 七はかりあり
   ∧      | |  |    ///         さ衣に 織りても着せむ 
   (  \    /⌒`ヽ///ミヽ        
   \  \<    ///\/ }        まし、めはなれよ~♪
    ,ヘ  \_∩ノ^) /  }__./       
    {  \__,,__ノ    ノ           
    ヘ      ヾゝ  /´
     \  :゚¨゚:  /ヽ  ジャカジャン
       `ー--‐一

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)      (汝、妻離れよ…
. |     (__人__)        って離婚を迫る歌じゃないか)
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ 
   /    く  
   |     \  
    |    |ヽ、二⌒)、

        ___
       /     ヽ         頑なに物言ふ女かな~
      ./ _ノ ヽ、    ヽ
      .| (ー) (ー)  |        ナ♪ まし麻衣も我が妻のごとく
  .    | (__人__)   .|        たもと良く、着良く肩良く、小首安らに
      |  |r┬-|    |         まし着せめかも 縫ひ着せぬかも~♪
      |   `ー'´   /
       ヽ  ヾ    /          (ま、他意はないだろ、常識的に考えて)
       ゝ     (
     /       ヽ   ジャンジャカ  ジャカジャン
    (   /        ヽ
   /\ \ ̄・ ̄ヽ、|_|_______ノφφφ~ヽ
  (  ( ヨ||=||=||=||=(゚∀゚)=||=ηη=||=━━━━!!!!!
   ヽ◎。_。_ノ ̄ ̄ ̄\_ノ ̄ ̄ ̄ヽφφφ__ノ






389以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 21:21:02.22 ID:
4O6Fc5Uo
おいおいww






3901 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:22:23.70 ID:
xkrBQroo
管弦の遊びが終わると、やる夫は話もそこそこに退出した。
雨上がりの美しい月が、すべてを照らしだしていた。

                        ,.' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;::;;;,;,..''""゙
                           /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:;;:'""''''''''
\                   ,. ' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,,,......,,,,,;:;''"     .. .:.. .    
::: : ' ,              , '゙ ::::::::::::::::::::::,,_,,,..;''""''''"      .  .. .. .      .. 
,.,;:;:;:;:; ゙   、 ,,,,,_____,,,,...  ''" .,,,;:;;:;,,,..;:.;:;;:;;::''""    :.:.. ..     .. . .         
 .,;:,.'""""'''''''::::;:;:;;,..,,.,.,:;;:'""''''''''  . :..   . :.  .. . :.:.. ..         ,,...;:;:;;:''""'''""
          . .:.  . . .   . .. ..   . . :.     ......,,,,__...,,;:;'''""'''';;;.......,,,,...;: """'
.  . :.  .. . :.:.. ..  . . .. .. .. . . . .  ;;;;;;;;;;;''''''"""'''""""            ""''''''''':
 .. . .   .  . :.  .. . :..       "';:,.__,  ""''''''''':::::......"""''''''"""''''       .,.,;:
               :.:.. ..  . .     """"'''''':::::::::;;;;,,,,,....._        ""'"  
:.:.. ..  . . .. .. .. . .                           ::::;;;;;;;;;,,,,.....  ...,,,;:;;:;,,,..;:.;
                     ..  ... .  .. .                          '
                                   . . . . .    .: ..  . .
     .:....   :. :. .... ..      



       /  ̄ ̄ ̄ \
       /        ::::\
       |          :::::::|     …………。
      \.....:::::::::    ::::, /
      r "     .r  /  
     .|::|     ::::| :::i   
     .|::|:     .::::| :::|
     .`.|:     .::::| :::|_
      ,':     .::(  :::}
     .i      `.-‐"






3911 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:24:42.41 ID:
xkrBQroo
/ ..:::::::::/./::::l !::: l. l: l        '′,'::T′
::::::::::/.:/.:::::::/!l:::: l  .l: l.     `.丶  /l:: l
' ´:/ .::::::/// !:::: !   !:l      / l.l::.!
::::/ .::::::∠〃:::l:::: ト.、 /!:l_   ,.ィ:´!: l !:l
//二ニ =彳:\!:::: .l::::::::\l:l  ̄::: /イ: ! l::l
/:::::::::::/::::::::ヽヽ:::!::: .l:、:::::::::|:l:!::::..//:l:: .!  l:: !
::::::::::::;:::::::::::::::::ヽ::l:::: l:::ヽ7fュTl ´//!: l  l:: l


             理想の人……

             本当の恋……

       押し殺せない、切ない想い……



         / ̄ ̄ ̄\  
        /(●)  (●) \ 
      / (__人__)   U  \   やる夫は…
      |   ` ⌒´         |    やる夫は……
      \      `     ,/
      /          \
     |           |  |
     |          |  |






3921 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:26:05.59 ID:
xkrBQroo
      /        /:   / /  ;:  l  ヽ  \
    /       : ./:   :/ /  /::  l、  ',   ',
.   /  .:/     : /::  .;イ イ: / !::: l ',   |    l
   /  .:/     .: ,::::  /l l:/_|:l , |:::: l l:  l:    l
.  /′ .:/    .::: l:::   ! l |  l`ヽ.l::::: / |::: ,:::  l |
 〃 .:/    .::://l:::  l l 、=ァュ、|` !`/  /::://l::l :. l. |
.// :/    .::::::// l:::  l|: l  、トう/` j/  イ/く/ l:::l ::/! !  
:/ .:/   .:::::::://ヽ!::  l l: l   `^     ,、ヽ >!::.l:/ .l/   
 /   .::::::::::/ /::| l::: .l: l: l         、lン'//// /    
/ ..:::::::::/./::::l !::: l. l: l        '′,'::T′     
::::::::::/.:/.:::::::/!l:::: l  .l: l.     `.丶  /l:: l
 ' ´:/ .::::::/// !:::: !   !:l      / l.l::.!
::::/ .::::::∠〃:::l:::: ト.、 /!:l_   ,.ィ:´!: l !:l
//二ニ =彳:\!:::: .l::::::::\l:l  ̄::: /イ: ! l::l
/:::::::::::/::::::::ヽヽ:::!::: .l:、:::::::::|:l:!::::..//:l:: .!  l:: !
::::::::::::;:::::::::::::::::ヽ::l:::: l:::ヽ7fュTl ´//!: l  l:: l


      あの方を…愛しているんだお!
.






3931 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:28:10.98 ID:
xkrBQroo
   ._
    \ヽ, ,、
     `''|/ノ
      .|
  _   |
  \`ヽ、|
   \, V
      `L,,_
      |ヽ、)  ,、
     /    ヽYノ 
    /    r''ヽ、.|  
   |     `ー-ヽ|ヮ 
   |       `|     ーーー   
   |     `ー-ヽ|ヮ        ノ    
   |       `|        ノ       
   |.        |         
   ヽ、      |      ーーー ヽヽ   
     ヽ____ノ          ノ    
     /_ノ ' ヽ_\        ノ     
   /(≡)   (≡)\    
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    / 
  |     |r┬-|     |  (    
  \      `ー'´     /    \


第三話「恋のうつせみ」、おわり
第四話「やすめぬところ」へつづく






395以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 21:29:11.42 ID:
4O6Fc5Uo

乙、このやる夫は最低なのに憎めない






396以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2009/02/22(日) 21:29:17.11 ID:
1weCqHw0
お疲れ様でしたーーー






397以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 21:29:19.82 ID:
lnsKxZYo
乙乙ー






3981 ◆eyRk5NDGtU[saga]:2009/02/22(日) 21:30:08.99 ID:
xkrBQroo

以上で、第3話は終了です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

次回は、25日の19時ごろから投下したいと思います。






399以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 21:32:10.75 ID:
lnsKxZYo
了解ー

楽しみにしてま~






400以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/22(日) 21:48:35.53 ID:
QIEyitAo
お疲れ様でしたw






401以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2009/02/22(日) 21:52:37.20 ID:
r0AgWws0

乙です。
源氏、いややる夫なんというリア充…




2009.02.23 | やる夫源氏物語 |  コメント[19] | PageTop | 
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  1. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 19:01 名前:   | №16105 | [編集]

    しかし、他人の女房を寝取ろうとしたり、義理の母親に欲情したりで倫理もクソもないな



  2. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 19:30 名前: 安息の名無しさん | №16109 | [編集]

    米1
    大昔のスイーツ(笑)が書いた物語に何を期待しているのだね



  3. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 19:58 名前: 安息の名無しさん | №16113 | [編集]

    米1
    自分の気持ちに正直に、恋人をひたむきに慕うという点ではいかにも恋物語じゃないか
    慎みとか貞操なんてのは近代以降のものなんだし

    それに義理の母に・・・ってのはよく取り上げられる題材だと思う。貴人は若い女性を囲うわけだから
    平安末期の白河上皇なんて自分が散々可愛がった(性的な意味で)少女を息子に嫁がせたりしてるんだぜ?嫁がせた後もちょくちょくちょっかいかけにいく始末だし



  4. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 21:27 名前: 安息の名無しさん | №16121 | [編集]

    >米1
    昼ドラもびっくり(というか原点)の展開がこの後も続くのじゃよ~

    貴族が恋愛ゲームをしてるその一方、、都の外では武士たちが必死こいて土地を拓いたり、領地を守るべく争いをしてるのでした。



  5. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 21:39 名前: 安息の名無しさん | №16123 | [編集]

              r ―――――-- 、
            ,ィ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽヽ、
           //__, ィ―――、――、   \ヽ、
         ∠_/´7 : : : : ィ´ : : : : : : :ハ`ヽ、  \ \
         / : : / : : / : : // : : /: :! :ヽ :\  ヽ \
          /: : //: : / : : /: :/: : : ノ: : |: : !ヽ: : ヽ ヽ  ヽ    かわいいかわいい翠星石が
        /: : : /: : /: :/: : /: : /: :i ∧: : :|: :ヽ!  } /\ヽ   余裕の1桁ゲットでっ
        ! i : : !: :/: :/: : /: : /ィ: : /: : ヽ: :!: : : ! Y_  ヽヽ  __、、   ,
        .!: :| : : !/、_、-'t、ゝ- '''""''ー ||: : : : !: : : : } | `ヽ、 ヽ!    /  .ー  |  ___
      ``゙ '''''''' '''''''''"::''ー、      lレ': !: : : : !:: ::! /!    `ヽ! /\  _ノ
             ...::::::::ヽ   :::::l||:〈__!: : : /: : :イ: :!
         .......:::::::::::::::::::: }     ゙'゙::/ 〉へ : : :: :|: :|
     ::: ::: : :::::::::::::::::    イ,,,,,,,,,_,、・'゙ミ/: :/:/ /: ! : !
     ::::::::::::::    ,、-''''"! }~''''}  ./://  /: : |: :|
     :::::::::::   ,、 '" |ト:l`''.-,、._ _,,.-''´⌒ア^〉 /| : : !: :!   ::. ' ・,`  ::. ' ・
      :::  、 '"、,-、__}>r-ァ´ ̄ / /  /: :! : : |  ::. ' ・!
     /: !  >-、_ 7―、`/      ノ  /: : :! : : ヽ:|
    /   /  /\  /==Y〈`-"⌒ヽ<  / : : : |: : : : :ヽ




  6. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 22:29 名前: 安息の名無しさん | №16125 | [編集]

    いやぁ、源氏物語ってこんなにすっごく下世話で生々しい話だったんだな、見直したよw
    一切興味がわかなくて大の苦手だった古文もこうやって読めていたなら…



  7. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 22:32 名前: 安息の名無しさん | №16126 | [編集]

    ああ、※1みたいなの見ると後の展開バラしたくなるwww
    容姿以外はホントやる夫にピッタリだぜ光源氏…



  8. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 22:57 名前: 安息の名無しさん | №16129 | [編集]

    なんか今回は原典なぞってる感じ。
    悪くはないんだけど NiceBoatぐらい面白おかしく改変してよー



  9. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/23 23:00 名前: VIPPERな名無しさん | №16130 | [編集]

    米7
    当然知ってると思うが昔の美形は≒太め
    毛が無い人がもてたかどうかまでは知らないが



  10. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 00:13 名前: 安息の名無しさん | №16134 | [編集]

    >>9
    白く下膨れの顔がハンサムだったらしいな。



  11. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 00:27 名前: 安息の名無しさん | №16138 | [編集]

    少女漫画の『あさきゆめみし』は名作だ
    みんな是非読んでみてくれ



  12. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 00:39 名前: 安息の名無しさん | №16139 | [編集]

    これ関大の入試ででたわwwwもうちょっとはやく読みたかったなーwww



  13. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 00:44 名前: 安息の名無しさん | №16140 | [編集]

    米10
    そういや新撰組の某美少年、モチみたいな顔だったな。
    明治以前ではモチがもてるのか。



  14. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 01:00 名前: | №16141 | [編集]

    日本人!!!!!



  15. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 05:35 名前: 安息の名無しさん | №16147 | [編集]

    たまふりふりなりって読んじゃったよ。続きに期待



  16. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/24 09:29 名前: 安息の名無しさん | №16153 | [編集]

    たらふくなんてめったに喰えない昔の時代、太ってるのは家が裕福な証ですから~。

    え、現代?ただのメタボですよ。



  17. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/25 19:25 名前: 安息の名無しさん | №16247 | [編集]

    藤壺が先帝の第4皇女ってことは、今の桐壺帝とは異母兄弟じゃないのか?
    近親相姦にならないのか…。だから血が濃くなってあうあうあーになるんだ。

    しかしこの人ハンニバルの人じゃねーかな、あの幕間。



  18. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/26 00:16 名前: 安息の名無しさん | №16267 | [編集]

    俺は題材が日本だったから家康の人かと思ったけど
    AAの構成から見ると、違うっぽいか

    あの人は萌え系は多用してなかったしな
    未だに硬派なイメージが残ってる

    ハルヒ、らきすた、ローゼンを使わない長編物って、なかなか見たことないなぁ
    まぁハルヒは萌えに分類されるとは言い切れないか



  19. あんそくがお送りします 投稿日:2009/02/26 11:12 名前: 安息の名無しさん | №16292 | [編集]

    とりあえず源氏物語を最初に読んだとき

    これなんてエロゲ?

    と思ったのは俺だけじゃないはず



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